一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい? 作:銭湯妖精 島風
一夏のチア服でヤル気を出したり、弾と鈴の巧みな話術で少し恥ずかしそうにチア服を着させられたツインテールのラウラを見て、コイツは妹属性だなぁと確信した、因みにクレアさんがガチ目のカメラで激写していた
それを横目に俺とは違い無加工のままチア服を着て完全にネタ枠になった数馬が場を盛り上げたり、俺もチア服を着て一夏を筆頭の5人で応援団(笑)をしたら場が盛り上がった、教師陣からの注意も無かった
そんなこんなして昼休憩で一夏の手製弁当を食って至福の時間を過ごして昼休憩後に部室に行くと、俺まで衣装(女物)を着て演劇部のプラカードを持つことになったり、そんな色々と飽きない体育祭を経て10月のほどほど過ぎた今日この頃、俺は商店街で色々と吟味している
「ま、先輩には借りばっか作ってる気もするからなぁ・・・是非も無し」
俺は梶田先輩からのお願いで月末にあるイベントの為の買い出し、主に配る用のお菓子類と関係者用の仮装の衣装の材料の買い出しに来ている
10月末のイベント、そうハロウィンの準備だ
以前お世話になった梶田先輩の病院でハロウィンパーティー?をするらしく、俺を始めとした演劇部衣装班に声が掛かった訳だ、だから今商店街には俺の他に弾と数馬がいて、一夏と鈴はハロウィンに向けてカボチャを使ったお菓子を量産する為の試作をしている
「なぁ~ハロウィンの仮装ってどんなんが良いんだ?」
「依頼はスタッフ用の衣装だから、あんまり派手じゃない方が良いんじゃないか?」
「一応病院だし、お菓子配ったりするのは看護師さんやお医者さんだろうから」
数馬の質問に答えつつ布を吟味して答えると弾も数馬に答える、確かにそれはそうだ
彼等には彼等の本業の医療行為がある、となれば仮装も羽織るだけとか、上から着るだけとかの簡単な物の方が良いかも知れない
そんな事を三人であーでもない、こーでもない、と相談しながら布を購入し、一旦五反田家に布を置いた後で配る用のお菓子を買いに業務スーパー的な場所へ向かう
本当なら商店街で済ませたかったが、量が量になってしまうので仕方ない、無念
そんな訳で下らない話をしながら業務スーパー(仮)に到着するとチャラ男AとBもとい荒川兄弟(仮)が待ってましたとばかりに仁王立ちで立っていて、思わず二度見してしまう
「待ってたぞ、栗田陸」
「なんで、居るんだよ・・・つか名前ぇぇ」
「あぁ?今んなことどうでもいいだろ」
相変わらず沸点が低めのチャラ男B 改め荒川Bが俺の呟きに反応する、普通にどうでもよくない件について
とか思いつつ横に立ってる親友2人をチラ見してみると、2人共自然体に見えるがいつでも行動できる様な立ち方をしている、流石は武術経験者
「少し前からリクにちょっかいかけてるって2人組は君達かな?リクに手を出そうというなら・・・俺は手加減しないよ?」
「てめぇらには関係ねぇだろ、見逃してやる邪魔だ、失せろ」
荒川Bは会話機能が昨日してないのか?と思いたくなるほど弾と話が嚙み合って無い気がする
「まぁまぁ落ち着けよ弾、そうゆうのは・・・俺が先って約束だろ?」
「ちっ・・・めんどくせぇな、まぁ良いまずはテメェからだ」
イキイキと数馬は前に出て言い荒川Bの正面で不敵に笑む、コイツ完全に舐めてるな・・・まぁ俺で対処できるレベルの不良だ、数馬からしたら軽い運動にもならないかもなぁ
とか思っている内に荒川Bが相変わらずブレブレ大振りの拳を繰り出し、数馬はわざと紙一重で躱して荒川Bの背後を取りそのまま抱える様に荒川Bを掴み、自分が頑丈なのを良い事に投げっぱなしジャーマンみたいにして荒川Bを投げる
「数馬、下アスファルトなんだけど?」
「え?別に受け身取ってるから、そんな痛くねーよ」
「そうだけど、そうじゃなくて・・・」
俺と数馬がコント擬きをしている内に毎度の如く荒川Aが荒川Bを回収し、『覚えてろよ』と在り来りな捨て台詞を吐いて帰って行った
正直、もう来ないで良いなぁと思ったが、その内また会いそうだ
お待たせしました
ホント数馬がネタ要員扱いですまないw
でも喧嘩はリクより強いから、許してクレメンスw