一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい?   作:銭湯妖精 島風

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療養機関

 

 

荒川兄弟(仮)に車で撥ねられて気が遠くなったと思い気が付いたら青っぽい空間に棒立ちしていて困惑しつつ周りを見渡しても青い空間が広がっているだけで、何の情報も得られず、どうした物か考えていると急に目の前に空間投影されたウィンドウが出現したので軽く驚いていると

 

 

「やぁやぁりっくん、意識はハッキリしているかな?」

 

 

「なんだ束さんの仕業か」

 

 

「その反応を見るに意識はハッキリしてるみたいだねぇ」

 

 

ウィンドウに映る人物を見て仕立て人が彼女で有る事に安心し納得し、疑問が浮かび

 

 

「あれ?俺は車に撥ねられた筈なんだけど?」

 

 

「あぁそれはね?今、君は束さん謹製の特殊ネットワークを利用した仮想世界にいるからなんだ」

 

 

「・・・ごめん、全然理解できてない。俺に分かる様に説明して?」

 

 

俺の言葉に束さんニコッと笑みOKとサムズアップし

 

 

「まず君は荒川兄弟(仮)に車で撥ねられてしまった、そして救急搬送され一命は取り留めたんだけど、ちょっと不味い所が負傷していてね」

 

 

「不味い所?」

 

 

「うん、背骨とか腰骨とか骨盤とかがバリバリ砕けちゃって脊髄とかボロボロになっちゃってて」

 

 

そう言うと束さんは困った様な表情をする、これは文字通り不味い事になっているな俺の身体は・・・これは良くて車椅子生活になるのか?

 

 

「あー車椅子生活になりそう?」

 

 

「私がいなければ通常はそうなる可能性が高いね、えっと・・・それでね?君が何故そこに居るのかと言うと、私の開発した治療装置で君を治療する事になったんだ」

 

 

「束さんの作った治療装置・・・うん?」

 

 

束さん作の装置となるとシャリーのお母さんのアレか?それとも別の何かか?

 

 

うーん・・・束さんだから俺の知らねい開発物が有ってもおかしくないんだよなぁうん

 

 

「そんなこんなで装置のお陰で全治数か月の入院が約2週間の入院に短縮されたんだ、でも約2週間に短縮されたとはいえ、その間暇でしょ?だから仮想世界に招待した訳さ」

 

 

「あー・・・うん、何となく理解はした、色々ありがとう束さん」

 

 

「いいよ、りっくんは私の大切な弟分だもの」

 

 

俺がお礼を言うと束さんはニッコニコしていう、ほんとお世話になりっぱなしな気がするなぁ

 

 

「そんな訳で、約2週間を仮想世界で過ごしてね?」

 

 

「わかった、おりがとう束さん」

 

 

「あ、そうそう一応注意というか告知しとくね?今りっくんは意識だけ仮想世界にいる状態なんだけど、睡眠状態に移行するのを束さんの方で制限及び操作する事は出来ないんだ、だから急に睡眠状態に移行して夢を見ている状態に入る事もあるから留意してて?」

 

 

「う、うん・・・うん?」

 

 

束さんの説明を聞きイマイチ理解できずに曖昧な返事をすると、束さんは少し苦笑して

 

 

「まぁ急に寝落ちしてしまうよって事、仮想世界と夢の境目が曖昧だからねぇ」

 

 

「了解、何となく理解した」

 

 

束さんは俺の返事を聞き『あ、そうそう』と手を打ち

 

 

「このウィンドウ越しになるけど いーちゃんともお話は出来るから、その内会いに来ると思うよ」

 

 

「そうなんだ、わかった」

 

 

一先ず俺の事は置いておいて、一夏が無事でよかった・・・あれ?俺、一夏に怒られる奴じゃない?

 

 

あーうん、甘んじて受けよう、荒川兄弟(仮)が元凶とはいえ原因は俺だし・・・やべぇぇめっちゃ怖いんだけど

 

 

これは開幕土下座作戦しかないな、うん間違いない

 

 

「例の事件での負傷者は君と いーちゃんがボコボコにした荒川兄弟(仮)だけだし、隠蔽工作とか根回しとか束さんがしといたから安心して?」

 

 

「う、うん、わかった」

 

 

なんか聞いてないのに聞いてはいけない事を聞かされた気がするけど気付いてないフリをしておこう、うん

 

 

 

それはそうとして、約2週間か・・・修学旅行は間に合わないな、無念

 

 

 

 

 

 






大変お待たせいたしました



多忙で精神疲労がヤバいっす


更新遅くて申し訳ない

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