一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい? 作:銭湯妖精 島風
ハジメが蠱惑的な微笑みを浮かべながらしてくれた説明に少し混乱しながら自己解釈していると一瞬世界が漆黒に染まり瞬きをした瞬間、先程まで立っていた場所とは違う場所に立っていた
「どこだ?ここ」
「リクさんの要望で絞り込みをした体験型のゲームです、気を楽にして下さい。所詮はゲームですので」
なにやら学校らしい門の前で棒立ちで建物を見上げて呟く俺にハジメはニコリと微笑み言うので
「具体的に、どんな内容なんだ?」
「具体的に、ですか?そうですね・・・アクションRPG+恋愛シュミレーションでしょうか?」
「なんだそれ・・・」
俺の予想斜めを行く内容で何が起こるかさっぱり分からなくて正直不安しかない
「先程も伝えた様に所詮はゲーム、貴方は気にせずに楽しめば良いかと。さぁチュートリアルを受けに参りましょう」
相変わらず蠱惑的な微笑みでハジメは言い、俺から建物の方へ向き歩み出し、俺は彼女の後を追い、敷地内へと足を踏み入れる
ハジメの後に続いて数分、なんと言うか漫画やゲームやアニメに出てくる金の掛かっている学園と言う感想を抱く作りをしている
そんな感じでキョロキョロとしながら歩いていると
「此方です、私は案内役ですので此処より先は貴方が選択し好きになさって下さい、困った事が有ればいつでも呼んで頂ければ対応致します」
「・・・分かった、ありがとう」
ハジメは説明した後に俺の返事を聞いて一度頷き電子に解ける様に姿を消す、そして俺の目の前にチュートリアルを開始しますか? とウィンドウが浮かび俺は迷わずYESのボタンを押す
「ようこそサイバースペース・ゲームズへ、プログラムNo.08のチュートリアルを開始せます、まずは目の前のロッカールームへ進み初期の得物をお選びください。制服も有りますので着用をお願いします」
「得物、ね」
扉を開けてロッカールームへ入室すると大小様々なSFチックな武器が一面に置かれていて少し圧倒されてしまう
「グングニル、ダインスレイフ、ブリューナク、グラム、アステリオン・・・いっぱいあるな」
大小様々と言っても目の前にある武器は、小型のヤツでも対人間に使うにしてはデカいし、なによりブレードと銃口が混在している様に見える物もある
試しにグングニルを手に取って軽く振ってみる
「・・・重心が大分切っ先側にある様に感じるな」
とか考えていると、武器の掛かる壁から見て左の壁に制服とリングピローに金色の指輪が置いてあり、指輪を手に取れとポップアップがあったので、1度グングニルを元の場所に戻してから指輪をつまみ上げ、内側を見ると何語かは分からないが文字がビッシリ刻まれていた
「造り込み凄いな・・・指輪に嵌めろ?」
次は右中指へ指輪を嵌めろと指示が表示されたので素直に嵌めると緩々だった指輪がピッタリサイズになりしっくりくる
「ふぅん、すげぇな」
右手をグーパーとしてみたりするが、指輪に対する違和感が少なくて少し感動しつつ、
「この武器の名前はcharmって言うのか?なるほど?」
指輪を嵌めたお陰か先程まで見えなかった初心者にオススメとか上級者向けとかの簡易的な性能の情報が見え、フレーム部分とかのカラー変更が可能な事にも気付く
どうやらcharmは斬撃による近接戦闘と銃撃による中遠距離戦闘を両立する為に可変する武器らしい、中には可変中の僅かな隙や強度向上を目的にした可変機構を廃したモデルもある様だ
とりあえず可変機構付きだと扱えるか不安なので、俺はエゼルリングと言う非可変のcharmを使う事にした
こうゆうのはシンプルイズベストだと思うんだ、うん
そんな訳で、フレーム部分の色を初期の赤から青に変えてから軽く振ってみると、驚くぐらい手に馴染んだ
お待たせしました
charmはアサルトリリィに出てくる武器です
形状が気になる方は検索してみてください
個人的にはアステリオンが私は好きです←