一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい? 作:銭湯妖精 島風
エゼルリングを一旦立て掛けて改めて制服を見て少し考える
「・・・女子制服だよな、これ」
そう目の前に掛かっている制服は明らかに女子制服なのだ、それもお嬢様的な感じの少しフリフリなヤツ
「コルセットスカートにノースリーブのブラウス、リボンと上着・・・こっちはケープと選択か」
ふむ、と現状を認識して軽く頭を掻き違和感を覚え、頭を掻いた手を軽く握りそのまますく様に手を動かすと、肩口を超えるぐらいまで髪の毛があり軽く動揺する
「えぇぇ・・・さらに伸びてんじゃん」
この電脳世界に入る前は肩口に届くかなぁ?ぐらいだったのが明らかに伸びているので、恐らく束さんの仕業だろうと勝手に結論付けて自分を納得させる
束さん、冤罪だったらゴメン
「見た所、服はコレしか無いみたいだし郷に入れば郷に従えとも言うし着るか」
文化祭でクラシカルメイド服を着てるので今更、多少フリフリしてるモノ程度では、どうも思わないので目の前の制服を着る
流石にニーソやらタイツやらを履く気にはなれなかったのでクルーソックスを履きローファーへ履き替え、制服で隠れていた姿見で自分を確認する
「・・・文化祭の時より更に母さんにソックリだなぁ、これも束さんの仕業か?」
文化祭の時は化粧で擬態していたが、今は明らかに その時より更に少女へ寄っているし、気持ち身長も縮んでいる気すらする
「まぁいいか、どうせゲームってハジメも言っていたし」
どうせゲームで尚且つ知り合いにも会わないだろうと結論を出してケープを羽織ってエゼルリングを持ち軽く振る
「よし、いけるな」
そう呟くと新たな指示がポップアップし視界にルート指示のビーコンみたいななが表示されたので、辿っていく
ロッカールームを出て1〜2分歩き、なんかグラウンドみたいな場所に辿り着くと
「君が今日来た新入生だな? 早速だが君の実力を測らせて貰う、ダミーと模擬戦をしてくれ」
何か如何にも教官みたいな人が立っていて、そう言ってきて説明を聞きますか?とポップアップが表示されたのでYESを押す
「では模擬戦を始めて貰う、まず目の前に居るのは
教官は俺の知らない情報を教えてくれる、目の前のhugeは球体に三日月形の足が付いた様な形状をしていて、体高が3mぐらい有りデカい
「hugeには区分が有り下からスモール・ミディアム・ミドル・ラージ・ギガント・アルトラとなっている、基本的には名の通り下から順にデカくなって行き強くなっている通常兵器の効果が有るのはミドル級までで、ラージ級からはcharmでの攻撃しか有効打になり得ない」
なんとも芸の細かい設定だなぁと思いつつ教官の話を聞く、聞き逃したら後々面倒なことになりそうだしね
「よし実技に移るぞ? charmを構えてcharmに意識を集中してみろ」
「はい」
俺はエゼルリングを構えて教官に言われた通りに意識を集中する、するとクォーンとやや高音の狼の鳴き声の様な音が鳴りエゼルリングのコアみたいな部位が淡く光りルーン文字の様な物が映る
「よし無事charmとの契約が出来た様だな、次はダミーを切ってみろ」
「わかりました」
エゼルリングを片手で握りダミー目掛けて振り下ろすが、弾かれてしまう
しかし、手は思ったより痺れておらず少し驚く
「ダミーとはいえ、そう簡単に切れてしまっては訓練にならない、だから切れなくて当たり前だが、実感した通り 今君はcharmを介してマギにより強化されている状態だ、だから返ってくる衝撃が緩和されている」
教官の説明に、なるほど と納得して、再び数回ダミーを切ってみるがやはり硬い感触が返ってくる
これはキチンと戦い方を考える必要があるな、見るからに金属の装甲してるし
タイトルを変更しましたw
予定では次でチュートリアルを終わらせるつもりです