一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい? 作:銭湯妖精 島風
サイバースペースへの一夏の参加により、俺のSAN値は何とか正気のラインを保たれている
そんな訳で一夏と共にデイリータスクのダミー相手の模擬戦闘を利用して連携を確認したり、一夏のレアスキルを確認したり、そんなこんなサイバースペース内での生活を過ごす
他の悪友達が束さんに無理言って途中参加して来ない事を祈ろう、流石に束さんは働き過ぎだし、うん
とある日の事、一夏が用事でログアウトしていて暇なので、なんとなく学園内を徘徊している時に学園内へ迷い込んだ猫相手に奇行をしている金髪の娘を見て凄い表情をしている茶髪の娘を見て、どうしたものか と思っていたら一目散に茶髪の娘が桃髪の娘を引っ張って逃げ去って行ったので、俺は見なかった事にして、その場を去る
こうゆう時は見なかった事にするのが1番だ、うん、そうに決まっている
我ながら暇を持て余してるな と思いつつ校舎に入り掲示板を見ると、学校新聞が目に入り軽く眼を通す
「
と読みづらいなぁとか思いつつ新聞の写真を見て
「左の人、この前一夏が所用でいなかったから暇で見学しに行った時に暴れてた人か」
アレは見事な戦い方だった・・・と言うか、マトモにヒュージとの戦闘をまじかで見れたのは、その時が初めてだったからってのは有ると思うが、とにかく見事な戦い方だった
俺は回避に念頭を置いてるから敢えて受け、受け流すみたいな戦い方をする度胸は無い、怖すぎる
まぁそうゆう恐怖心があるからこそ、ゼノンパラドキサという 危険を予見し高速で回避するレアスキルが発現したんだろう、多分
そんな1人で自嘲をしつつ掲示板に張り出されている他の掲示物も眼を通すと
「レギオン募集か、募集者は・・・
ついさっき見た学校新聞に名前と写真が載っていたな、と思う
「レギオン、か・・・」
掲示物を読むのをやめて俺は再び徘徊を始めつつ、考える
レギオンは最低人数9名でヒトクミのチームの事だ
なのでヒュージ迎撃は基本的に最低9名ヒトクミで投入される
何故9名かと言うとノインベルト戦術と言う必殺技を使うのに9名必要だかららしい、俺はまだノインベルト戦術を眼で見てないから、よく分からないけど凄いらしい
さっきレギオンメンバー募集が掲示されている事から俺みたいにフリーの数が少なる事は予想出来る、更に言うとレギオンは最低9名であって定員9名ではない
だから1つのレギオンに9名以上の人員が所属していてもおかしくないので、更にフリーが減る
まぁそんなに気にする必要もないかも知れないけど
それに俺に残された時間は約1週間と少し、俺がログアウトした後の事が不明である以上は下手に加入するのは不安要素がデカい
「・・・俺って、こんなに真面目だったかなぁ?」
校舎屋上に登り晴れた空と爽やかな風を感じつつ遥か向こうに広がる海を見つめ考える
俺はもっとこう、数馬や弾とバカやってる様な普通の男子中学生だったと思うんだけど、此処数ヶ月で真面目な優等生になってきてる気がする・・・気のせいか?
「・・・束さんにナニカされた? いやまさか、そんな面倒な割り影響が些細な事を束さんがする訳がない」
束さんがするなら丸っと別人格とか別人と中身を丸々入れ替えるとか、そのレベルのハッキリと分かる事をする筈だ
「まぁいいか・・・考えた所で分からないし、とりあえず一夏がログインするまでは暇だな」
次の当番の時は実戦を経験出来るかも知れないな、本物と戦えば何か掴めそうな気もする
此処での経験がリアルで活かせるかは分からないけど、無駄にはならないと思う、うん、多分
お待たせ致しました