一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい? 作:銭湯妖精 島風
何だか俺の精神を蝕んでSAN値が削られそうな状況で無い頭をフル回転させていると
「いつに無く眉を寄せて、どうしたんだい? 心なしか顔色も良くない、保健室へ行くかい?」
「・・・いえ、大丈夫です。少し考える事が多くて疲れているだけなので」
もともと持ち合わせている梶田先輩への苦手意識故に少し突き放す様な言動をしてしまった事を少し後悔しつつ先輩の様子を伺うと
「そう? ふむ、あまり無理はするものでは無いよ? 君は僕に苦手意識があるのは承知しているけれど、僕にとっては可愛い後輩の1人なのだから遠慮は要らないよ」
「・・・その時はお願いします」
目の前に居る梶田先輩もガワは男だが中身や仕草、喋り方などは俺のよく知る先輩そのものだ
先輩は口がよく周り、人を揶揄うのが好きで、人を食った様な言い回しを好むが、一夏程ではないが困っている人には手を差し伸べる懐の深さを持ち合わせている
少なくとも演劇部の部員からは人望がある、演劇・・・芝居へかける熱意も本物だしな
だからこそ、俺は梶田先輩の性格が苦手であっても先輩を尊敬している
それはそれとしても、今現在確認出来ただけで2人も性転換している・・・いや一夏に関しては元に戻っただけなんだけど、それはそれとしてだ
なんで俺の周辺人物が性転換しているんだ? アレか?ドキドキメモリアル的なアレ、そんで俺が攻略対象・・・いや考えたく無いけど逆に俺がプレイヤーキャラ枠で一夏とか梶田先輩が攻略対象的なヤツか?
いやまさかな? いやいや、まさかまさか・・・
だって、仮そうだとして、俺は一夏一筋だ、一夏以外と付き合うつもりは微塵もない
それに梶田先輩が攻略対象だとしても元来の苦手意識が邪魔して攻略しに行く気が起きない訳で、それじゃ意味が無い
・・・数馬辺りなら、こうゆうゲームのアレコレを知ってると思うから相談しやすいんだけど、居るか分かんないしなぁ
とか考え、次はどうしたものか と考える
「それでは、僕はそろそろお暇させて貰うよ、真冬では無いにしても少々冷える、あまり風に当たりすぎない様にね栗田ちゃん」
「はい」
なんと言うか、男になった梶田先輩は何か女子にモテそうだな、とか思いつつ先輩を見送る
さてさて、次はどうしたものか・・・悪友の所在でも確認するか?
いや、その前に所持品を確認しとこう
そう思い屋上にある東屋まで移動してポケットと言うポケットを探り東屋に設置されているテーブルへ置いて行く
「まずはスマホにハンカチと学生証、メガネ用のクリーニングクロス・・・携帯?なんで携帯?」
スマホが有るのに携帯がある事に疑問を覚える、更に言えばいわゆるガラケーと言われるタイプの二つ折りの携帯で、やたら頑丈そうな銀色を基調としていて黒で縁取りされていて真ん中にΦのマークが入っている
この携帯はなんだろう? と思うと、名称が表示され携帯は専用機の待機状態である事が分かった
「なるほど、専用機か・・・いやいやいや、なんで俺が専用機持ってんだよ。まぁ確かに?薄々ここがIS学園である事は分かって居たけどさ?」
ひとまず束さんが主犯だと仮定して、束さんは俺に何をさせたいんだろう? いや只のイタズラなだけかも知れないけど、何が意図があるかも知れない
それと この世の理(仮)の使い方も何となく分かって来た、発動させるには対象に集中したり知りたい、と言う意思を持たないとダメっぽい
とりあえず現状の所持品の確認は出来た、次は悪友の所在確認かな?
それとも先に専用機の確認に方がいいのだろうか?
「専用機はアイツ等の状態を確認してからで良いか、なんかモヤモヤするし」
という訳で次の目標を決め、所持品をポケットに納めてから屋上から屋内へと入る
鈴まで性転換して男になってない事を祈ろう、弾は見ても分からないだろうけど、数馬は・・・まぁ性別変わっても扱いは変わらないな、うん
冬休みで時間が取れたので連日投稿しました
ファイズ、カッコいいですよね