一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい? 作:銭湯妖精 島風
ナンヤカンヤで放課後になり俺はトイレに向かい目視で性別を確定させる、うんまごう事なき女だった
約十数年共に過ごして来た相棒は綺麗に消失していて、鈴ぐらいの胸部装甲が確認できた、まぁあんまり大きくても戸惑うし丁度いいかな?
そんな訳で目視による確認を終えてトイレから教室に戻ると
「待っていたぞ、栗田陸」
「・・・千冬さん? いや、違う・・・え?」
俺のよく知る織斑姉妹・・・特に千冬さんの学生時代にソックリな美少女が人を見下す様な雰囲気と立ち方で俺を見て言う
まぁ身長の関係で彼女は俺を見上げる構図になっている訳だけど
「ふん、度し難い間抜け面だな。やはり貴様には一夏は惜しいな」
「いや、何を言って?」
やれやれと彼女は首を振り言うが、俺には全く状況が飲み込めていないので、どうしたものか考える
「察しも悪い、やはり分からせる必要があるな・・・来い、今日という今日は我慢ならん、おい」
「御意」
「いや、だから何を言ってるんだ?ちょっ何なんだ」
彼女が指をパチンと鳴らすと、何処からか黒子が現れ俺を担ぎ上げ移動を開始する
本当になんなんだ、これは? 誰なんだコイツは、いやマジで
困惑しているうちに、なんかコロッセオみたいな場所に運ばれて、その中央に降ろされ
「では貴様が真に一夏に相応しいか見極めてやる、構えろ」
「いや、だから何なんだ? それにアンタ誰だよ」
「全くもって度し難い、歳上への口の聞き方もなってない、益々分からせてやる必要があるな」
俺の言葉が気に入らなかったのか、彼女は俺を睨む様に言い、黒を基調とした金縁の携帯を取り出し何か操作すると、彼女の腰にライダーベルトが装着され、軽く斜めに携帯を構え
「早くISを展開しないと死ぬぞ? 来い黒騎士!」
ライダーベルトに斜めから携帯を挿入し水平状態にしてロックされると、閃光に包まれ、次の瞬間には彼女はISを展開し臨戦態勢に入っていた
「くっ・・・やるしかないか」
俺も携帯を取り出しボタン操作するとライダーベルトが俺に装着され真上に携帯を構え、そのまままっすぐ下ろしてライダーベルトに挿入し半回転させ水平状態になりロックされると、俺も閃光に包まれISを展開していた
「では行くぞ? すぐにやられてくれるなよ? 面白くないからな!!」
「ふざけんな!!」
戦闘が開始された瞬間、俺の視界には見慣れた情報線が映り俺は彼女の射撃を躱す事が出来た
そう、ゼノンパラドキサのおかげだ
これなら何とか戦えそうだ、と思いつつ装備品の1つのビームライフルを展開して彼女へと撃つ
「なるほど、撃ち返す度胸はあるか。ならば容赦などしない」
「どうせ結果は変わらないだろう?」
シールドを構え動きを止めない様に心がけて彼女からの射撃を躱し防ぎ、反撃でビームライフルを撃ったりリニアキャノンを撃ったりするが、擦りもしない
これはどうも実力差がヤバいヤツだ、勝てる気が全くしない
と言うか、この人誰だよ、マジで
織斑家に親戚が居るなんて聞いた事も無い、だが この人は一夏の事を気にかけているし、何より千冬さんにソックリ過ぎる、これで赤の他人とかだったら生命の神秘過ぎる
そんなこんな右に左に躱しながら何とか戦えている状態を続けつつ、困った時の最終手段1個手前であるハジメへの連絡をしてみるが、トゥルルルと音がするだけで一向に繋がる気配がない
「全くもって度し難い、その程度で一夏と並び立とうなどとはな」
「いや、だから何なんだよアンタは」
「貴様の様な塵芥が知る必要は、ない!!」
「無茶苦茶だな、本当!!」
黒騎士から放たれた極太ビームをシールドで受けるが、謎の回転が入っていてドリルの様にシールドに大穴を開けて俺を撃ち抜き激しい痛みを感じつつ意識が暗転する
本当、なんなんだ?これ?
ファイズとカイザの変身、カッコいいですよね
あとリクのISはデュエルダガーをイメージしてます