いきなりですが今回はブーメランが各人の頭上に飛び交いまくります。
新年早々えらい目に合わせてしまってキャラクターの皆さんには、
申し訳ない限りです。
「ふざけるなふざけるなふざけるな、今さら今さら今さら何だそれ?ナンダソレ?
君は僕をそこまで晒し者にしたいのか!」
天之河光輝は誰も愛さないのではなかったのか?
誰しもに公平であろうとするあまりに、誰もその眼中に収めない、
そんな男ではなかったのか?
だから諦めることが出来た、憎むことが出来た、あれは人ではない、
人の皮を被った、ただプログラムされた正しさのみを実行する、
ロボットのような存在なのだと。
だが、天之河光輝は決してそんなロボットのような存在などではなかった。
いや、かつては、あの教室では確かにそうだったのかもしれない、
しかし、この世界での数々の出来事、そして出会いが、彼を人間へと、
特別な誰かを見つけることが、選ぶことが、選んだ特別な誰かを愛し、
慈しむことが出来る、そんな男へと変えていた。
そして中村恵里は気が付いた、気が付いてしまった、自分がそのチャンスを、
ほんの少しの勇気があれば、得られたかもしれない未来を、
愛する少年の特別になる機会を、権利を、自らの手で永遠に失ってしまったことを。
「裏切ったなぁ!僕の気持ちを裏切ったなぁ!」
違う、見誤ったのは自分だ、理想ばかりを追い求めて、
目の前の存在に向かい合おうとしなかった。
諦め半分に、天之河光輝を自分にとって都合のいい偶像に仕立て上げて、
そこから先に、本当の望みに手を伸ばそうとしなかった、
葡萄を酸っぱいと言って、最初から諦める狐のように。
あんなに傍にいたのに、あんなに一緒だったのに。
「そっか、そうだよね、何言ってるかわかんないよね、そんな急には変われないかぁ」
ひとしきり叫んでやや落ち着きを取り戻したのか、恵里は、ハンカチで額の汗を拭いつつ、
荒くなった呼吸を整え始める、その所作はスキだらけと言ってもよかったが、
大人しい図書委員であった筈の少女の豹変の連続に、鈴も遠藤も呆気に取られているのみだ。
息を整えながら、恵里は自身を押さえつけているアランに何事かを囁くと、
驚くことに、アランは恵里の言葉に従い刃を収める。
「どう、驚いたかな?これが僕の編み出したオリジナル降霊術、
名付けて"縛魂"ってところかな」
恵理は得意げに説明を続けていく、
降霊術に、生前の記憶と思考パターンを付加して、ある程度ではあるが、
受け答えが出来るようにしたのだと。
「…まさか…っ…大結界が簡単に…破られたのは……」
「アハハ、雫ちゃん気がついた?そう、僕だよ、彼等を使って、
大結界のアーティファクトを壊してもらったんだ、ま、協力者もいてくれたんだけど、
あーあ、もう少しで全部南雲とジータのせいに出来たんだけどな」
大仰に両手を広げ、相変わらずの芝居がかった態度を見せ続ける恵里。
「ぐぅ…止めるんだ…恵里!これ以上そんな事をすれば……俺は……」
「俺は?」
恵里の口調がまた冷気を帯びてくる。
「俺は?俺はぁ?俺はあぁぁぁぁ?」
光輝の言葉に、フン、と鼻白みつつ、わざとらしく耳に手を当て聞き返す仕草を見せる恵里、
それは今更お前に何が出来る?という侮りと余裕、そしてそれ以上の憎悪に満ちていた。
「ボクはね……ずっと好きだったんだよ、光輝くんが、ねぇ憶えてるでしょ?
……あの時の、鉄橋で僕を助けてくれたこと」
「あの時……」
忘れる筈がない、それはある意味では、現在の天之河光輝を形作った、
原初の出来事の一つだから。
「あの日からずっと、光輝くんはボクの王子様だったんだ……でもね
王子様は特別を作れないんだ、だって、周りに何の価値もないゴミしかいなくても
優しすぎて放っておけないんだ……それでも好きだったんだよ、
でもね、ここに来て分かったんだ」
静かに恵里は光輝へと問いかける。
「ねぇ、憶えてるかな?オルクスで魔人族の女に襲われた時、
あの女の死体に僕が祈っているのを見て、君は優しいって言ってくれた……けどね」
光輝を見つめる恵里の目がより鋭く、そして表情もそれに伴いより凄惨さを増して行く。
「あれは祈りを捧げていたわけじゃなかったんだ、魔人族とコンタクトを取るために、
降霊術でね……ちょちょいと操らせて貰ったのさ」
彼女は、魔人族の女に降霊術を施し、彼女を探しに来るであろう魔人族へと、
メッセージを残したのである。
あの大火山でミハイルがカトレアの死の真相を知っていたのは、
フリードに絨毯爆撃のアイデアを与えることが出来たのもそういうわけだ。
なお、魔人族からの連絡は、適当な"人間"の死体を利用している。
「かなり……あからさまにやったんだけどね、あの時」
正直、バレても構わないと思っていた、むしろそうなれば、
これで嘘と奸計に塗れた、どうしようもなく汚れた自身の生から……、
足を洗えると思っていた、他ならぬ愛する少年の手によって……だが。
「少しでも僕のことを見ていてくれたなら、きっと気が付いた筈だよ、でも」
しかし、天之河光輝はそもそも気づこうともしなかった。
その時の、彼に取っての中村恵理はいつも自分たちの一番後ろに控える、
小さくて大人しくて優しい女の子でしかなかったのだから。
「そのお陰でようやく分かったんだ」
正確には分かったつもりになっていただけだったが。
「君は結局、誰にでも優しい振りして、自分のことしか考えてないってことに
誰かのために優しく出来る自分が、正しい優等生の自分が大好きなだけなんだって」
その言葉は、光輝の胸に深く突き刺さった。
あの日鉄橋で泣いていた……一人ぼっちで両親にも虐められてて、
行き場を無くして自ら命を絶とうとしていた可哀想な女の子、
だから……守ってあげたいと思った、力になってあげたいと思った。
その気持ちは今でも嘘偽りは一切無いと言える、けれど、それは本当は、
誰のため……だったのか?
「ボクの恋した王子様は、そんなデク人形だったのさ、だからさ……
何もかも全部壊してやろうって思って」
光輝への口調は、そしてその背に庇われるジャンヌへの視線は、
怨嗟と何より口惜しさに満ちていた。
「なのになのになのにっ!どうしてなんだっ!どうして今更人間の振りなんかするんだよ!
……やっと、やっと憎むことが出来たのに……こんなことに、こんな生き地獄に、
叩き込むくらいなら!」
恵里の瞳から涙が零れ出す。
「あの時見捨てろよ!僕を!返せよ!僕の憎しみを返せよ!
こんな目に会うくらいなら……あの時、死んでいた方が……マシだったよ!」
その叫びは、正しく慟哭と言うに相応しい物だった、但し極めて理不尽なものではあったが。
そして不幸にもその対象たる男は、その理不尽を撥ね退ける事ができず、
あろう事か真正面から受け止めてしまう。
「ジャンヌさん……俺は……とっくの昔に、勇者の資格を失っていたみたいです……」
救った筈、救えた筈の少女から突き付けられた過酷な現実に、
力なく頽れる光輝、その目には闇のような諦観が広がりつつある。
「俺は、最初から今まで……救うべきものを何も見ちゃ…いなかった」
虚空を眺め、喘ぐような呟きを光輝は続ける、その目に映るは……。
救ったつもりで地獄に導いた少女の姿、あんなに傍にいたのに、
あんなに一緒だったのに……その心の奥底の悲鳴をずっと自分は聞き逃していた、
いや、聞こうとも思わなかった……ジャンヌの言葉が甦る。
"例えどれほど尊き愛や正義の元に行われた行為でも、その結果、
仲間や人々を地獄に導いたのなら……それはもはや悪だということを"
「ただ……自分のセコい良心を、人助けを名目に……薄ぺっらい憧れを、
満足させたかった……だけで」
だから満足したらそれっきりだった、自分の満足を、欲を満たすための人助けだから、
本当にその人が助かったのかまでは考えもしなかった。
「結局、俺は……誰かを救うカッコイイ俺を……俺自身を相手に演じていた……だけで」
「それでもっ!それでも君の行いで救えた人たちだってきっと……」
ジャンヌは改めて思う、それこそかつての……救世主気取りの自分の姿ではなかったのかと、
だがジャンヌの言葉は、それに気が付いたがゆえに、か細く小さくて……、
だから憎悪を込めた恵里の叫びによって、容易く掻き消される。
「死ねよ、死ねよ、死ね死ね死ね死ね!お前が生きていること自体腹が立つ!
お前と同じ空気を吸ってるだけでも虫唾が走る!」
憎悪と後悔が混じった慟哭の叫びはさらに続く。
「僕の思った通りじゃないお前なんて!僕を救えないお前なんて!
僕を好きにならないお前なんてっ!デク人形以下だ!生きている必要なんてない!
何が勇者だあぁぁぁぁ!この世界からとっとと消えろっ!クズ之河クソ輝がっ!」
次いで恵里はジャンヌへと、王子様を横から奪い取った泥棒猫へと視線を移す、
本物が手に入る筈だったのに……その隣にいるのは自分であるべきだったのに、
王子様の間違いを正すのは、自分の役目である筈だったのに。
「僕の光輝くんをっ!僕の王子様を返せ!この売女がぁ!泥棒猫!」
恵里がタクトを振るように指を動かすと、傀儡と化した騎士や兵士、その他諸々が、
一斉に白刃を閃かせる、その数は総勢で数百人は超えているようだ、
さらに空中からは恵里の憎悪に引き寄せられたか、堕天司の残党たちまでも、
大斧を構え降下してくる、呆然と蹲ったままの光輝へと標的を定めて……。
当の光輝は、己の目前に致命の一撃が迫っていることを知りながらも、
その場から動こうとはしない、いや、動けない……、
絶望と敗北感に身体が、何より心が縛られ動けない、
そんな彼へと何かが覆い被り、その視界が血で染まる。
「良かった……光輝、無事で……」
血の臭いによって正気に戻った光輝が見たもの、それは。
堕天司の斧に背中を深々と斬り裂かれ、騎士たちの刃に、
その身体を貫かれたジャンヌの姿だった。
「それ……痛く……ないんですか?」
我ながら間の抜けた事を言っているなと思う光輝、
痛いに決まっている、何故自分はこんな時にこんな事しか言えないのだろうか?
「大丈夫…この身体の時は痛みを感じないのです」
しかしジャンヌは満身創痍の中でも尚も微笑む、こんな状況であるにも関わらず
その微笑みは本当に美しいと光輝は思い、同時に、嘘だ……とも、光輝は思った。
痛みを感じないんじゃない、きっと身も心もあまりに傷を負い過ぎて、
もうどれがどの痛みなのか、分からないだけなのだと。
「さぁ……私たちは私たちの責務を果たすのです、勇者でありたいのならば」
ジャンヌは光輝へと手を伸ばす、しかし光輝は自らに差し伸べられたジャンヌのその手を……。
―――――――――――――――パシン。
振り払ってしまう、無意識の内に。
「ち……違うっ…ちが…違うんです……ジャンヌさん……これはっ」
自身の無意識の行為に、決してあってはならぬ行為に驚愕する光輝。
だが、ジャンヌはそれでも微笑む、むしろ当然なのだと言わんばかりの慈母の笑みで。
そしてそんな彼女の煤けた白髪、死者の如き肌に流れる鮮血が、
光輝の瞳にまざまざと映り、それが、自己犠牲と献身の果てのその姿が……、
宿命に殉じ、輝きを背負い続けた果てのその姿が、
自分の末路だとついに直感した時だった。
―――――――――――――――プツン。
その瞬間、天之河光輝が天之河光輝として構成していた根幹の箇所、
すなわちこれまで彼を支えていた、"正義"がついに崩壊した。
「うっ、うわあああああああああ!」
幼子の如き叫びを上げたかと思うと、光輝はただめちゃくちゃに、
その場の全てから逃れるべく剣を振り回し始める。
その姿はかつてのオルレアンの街で、恐怖にひれ伏し使命を放棄した、
かつてのジャンヌダルクの姿そのものだった。
「いやだーもういやだーくるなぁ!おじーちゃーん、たすけてぇーおじいーちゃーん」
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ、こんな酷いことになるなんて、
お祖父さんは何も教えてくれなかったじゃないか。
「みんながぼくをいじめるぅ、りゅうたろーしずくぅーかおりぃー、
どこだぁ!どこにいるんだぁ!こあいよーおーちーにかえるー」
「ここっ!ここに私はいるわっ!光輝っ!」
(ごめんなさい……光輝、こんなになるまで放っておいて)
あの別れ際の光輝の言葉を雫は思い出す。
"ごめん……何も知らないままで"
今更ながらに思う、謝らないといけないのは自分も同じだと、
本当に光輝の、幼馴染のためを思うのならば……どんなことをしてでも、
知らないままで、少し困った奴のまま、なぁなぁで済ませてはいけなかったのだ、
心を鬼にしてでも、ちゃんと教えてやるしかなかったのだ、
カラ回りの善意で、どれ程の迷惑を被る者がいるのかという事を。
例えば周囲の大人たちを使って、道場から締め出すこととかも出来たのだ。
香織や龍太郎たちと示し合わせて、反省するまでシカトすることも出来たのだ。
グランに泣きついて制裁を加えて貰うことも出来たのだ。
でも出来なかった……嫌われたくなかったという気持ちもあるし、
親切心ゆえの事に、そこまでやるのも可哀想という思いもあった、
何よりこういうことで誰かに頼りたくはなかった、だが……結局は、
きっと……自分自身もまた天之河光輝というスペシャルな存在の近くにいることに、
彼が認めた理想郷の住人であることに、優越感を抱いていたからに他ならなかった、
例えそれが僅かばかりのものであったとしても。
"結局、俺は……誰かを救うカッコイイ俺を……俺自身を相手に演じていた……だけで"
それもまた、自分たちも同じではないのか?自分たちが望む天之河光輝を、
心の何処かで押し付けていたのではないのか?
そして自分がまずやらなければならなかったことは、頼りにならないと嘆くだけではなく、
頼りにならない男だと頭を叩いてでも目を覚まさせてやることではなかったのか?
内心で呆れつつもその背中を追うことではなく、その手を引いてやることではなかったのか?
(ちゃんと叱ってあげられなくって、ちゃんと隣に立ってあげられなくって)
雫だけではなく、遠藤や鈴も光輝の狂乱から目を背ける様に顔を伏せる。
(……お前も俺たちと同じだったんだな)
そう、きっとどこでにもいるありふれた……。
嗚咽交じりの声で雫は光輝へと必死で呼びかけ、同時に恵里へと懇願する。
「やめてっ!やめなさいっ!やめてあげてっ!恵里」
「やめてあげないよ……それからもう下の名前で呼ばないでくれるかな、八重樫さん」
じたばたと必死でその場から逃れようとする光輝、しかしそうはさせじと、
恵理は駄々っ子の様に暴れまわる光輝の動きに辟易しつつ、傀儡を操り、
その退路を塞ごうとする、その目はすでに一時の狂騒から醒めた、
冷たく無機質な物へと変わっていた。
そんな恵里の姿を見る雫の奥歯が、怒りのあまりに軋みを上げる、生まれて初めて、
"ぶっ殺す"という言葉が頭の中に浮かび始める。
そんな時であった、雫の思いに呼応したか、八命切がカタカタと震えたかと思った刹那、
鞘の中であっても分かるほどの眩い光を発し、雫を戒めていた枷が砕け散り、
のしかかるようにその身体を固めていたニアの姿が後方へと吹き飛ぶ。
「あぁああああ!!」
その叫びは己を縛る鎖から解き放たれた狼そのものだった、
そして明らかに限界を突破した、と、認識せざるを得ない程の、
蒼を帯びた白銀の牙が傀儡たちを両断しながら、恵里の喉元へと迫る。
「やめてえぇぇぇぇぇっ!」
しかし鈴の叫びが耳に届いた瞬間、雫は恵里の眼前でその刃を止めてしまう。
いや、例えその叫びが無かったとしても……。
(斬れない、斬れるわけがない……わ)
いかに裏切者であったとしても、昨日、いやつい先刻までの友を、
どうして斬る事が、殺める事が出来るというのか?
もしも一切の逡巡なく、それが可能な存在がいるとするのならば、
もはやそれは人ではなく、魔と称されるべき存在に他ならないだろう。
裏切者を斬れなかった己の弱さと、友を斬らずに済んだ安堵とが、
胸中でない交ぜになり、思わず唇を噛みしめる雫、刃こそ恵里の喉に突きつけたままだが、
その手にはもはや力は籠ってはおらず、背中に死の気配を纏った槍の穂先が迫る。
「ぼんやりするなっ!八重樫っ!」
その叫びと同時に、横合いから押し倒される雫、自身を刺し貫いていたであろう槍の切っ先が、
代わりにカバーに入った遠藤の背中を斬り裂き、鮮血が飛び散る。
「ご……ごめ……ごめん……ううう……」
恐らく無意識のことであったのだろう、しかし自分の行動の結果を知り、
その場に泣き崩れる鈴、やはりこちらも後悔と安堵が混じった嗚咽を漏らしながら。
「ホント君には助けられるよ、こんな時までね、タ・ニ・グ・チ・サンっ」
そんな鈴をすかさず嘲笑する恵里、しかし何故か再びその瞳からまた涙が零れ出す。
「ああ……まだ私には、罰が足りない……!」
そして一方では悲し気な叫びを漏らしつつ、満身に傷を負いながら
光輝に、そして自身へと迫る傀儡たちを斬っていくジャンヌ。
振り返ると、勇者の象徴たる聖剣を棄て、
泣き叫びながら戦火に燻ぶ街へと消えていく光輝の姿が見える。
(……君もまた私と同じ道を……)
目の前には、本来彼が救わねばならぬ人々がいる、
だが、自分と同じ過ちを犯した少年を、ジャンヌはどうしても責めることが出来なかった。
だから彼女は祈る……彼が己の宿命から、栄光という名の焔から逃れられることを、
逃げたその先にこそ、天之河光輝にとって本当の地獄が、
本当の試練が待っていることを承知の上で。
そしてそんな渦中の中に、ハジメとジータが飛び込んで来たのであった。
というわけで、新年早々ショッキングな展開となってしまいました。
壮絶な自爆を遂げた恵里についてですが、悲劇の種を蒔いたのは確かに光輝かもしれませんが、
その種を育て、悪の華を咲かせてしまったのは、彼女本人だと思うんですよね。
で、悲しみの光輝くんですが、
南雲ハジメ以上のキーパーソンとも言える彼について、
ファンにとってもアンチにとっても納得して頂けるようなものを書く、
それもこの作品を書く上のテーマの一つであり目標の一つでした。
ともかく勇者の本当の試練はこの後訪れます、
これに関しては手加減も容赦もしないつもりです。