ありふれた錬成師と空の少女で世界最強【完結】   作:傘ンドラ

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昨日で一周年でした、まさかここまで続けることが出来るとは
自分でも思いもよりませんでした、読んでくださる皆様に感謝です。

というわけで、勇者の選択やいかに。


天之河光輝の新しい夜明け

聞こえる……確かに助けを求める誰かの声が……、

駆られるように光輝は周囲を見回し、耳をそばだてる。

 

「あの瓦礫の下……」

 

光輝は喘ぐように呟くと、ふらふらとその場に駆け寄って行く、

そんな彼の頭の中に、蛇の声が響く。 

 

"何故です?何故抗うのでしょうか?"

 

それには構わず、光輝は瓦礫を退け、土を掘っていく。

ちなみにその背中に、ハジメの放った太陽光レーザーによる眩い閃光が走るのだが、

光輝はそれに気が付くことはない。

 

"それだけの悲しみを背負いながら、君に何の得があるのでしょうか?

人間が救済に値しない存在だということくらい、今夜で分かった筈ですよ"

 

「かも……しれないな、けれど俺だってその救うに値しない人間の一人だ」

 

"君のそれは正義ではない、所詮は感傷ですよ、君とよく似た少女へのね"

 

「かも……しれないな」

 

もはやそれ以上は応じる必要はないとばかりに、光輝は一心不乱で土を掘り返す。

これが一種の逃避であることくらいは理解している、

そんな中で微かな息遣いを指の先に確かに感じる……ああ、生きている、この土の下で。

 

そして彼はようやく見つける、恐らく両親なのだろう、

すでに息絶えた男女の身体に庇われた、一人の少年の姿を。

 

「それでも……誰にでも守りたいものが、譲れないものがきっとあるのなら」

 

奪われる者と、奪う者が、すなわち善悪と正邪が容易く逆転するのが、

人の世だというのならば。

 

「俺はこの手が届く限り、その名も無き誰かの守りたいもの譲れないものを守る

剣であり盾であり、鎧であり続けるさ」

 

掘り出した少年の身体を、光輝は固く抱きしめると、

やや驚くような仕草を見せながらも、少年は目を開く。

 

「勇者様?」

 

少年は、まずは自分の間近にある光輝の顔を、憧れ交じりの不思議そうな表情で見つめると、

次いで変わり果てた自分の両親であろう亡骸に目をやる。

少年の目が一瞬潤み始めるが、そこで彼はぐっと唇を噛みしめる。

 

「ぼく、泣かないよ」

 

何故か、その言葉を耳にした途端、光輝の目から涙が溢れ出す。

 

「勇者様泣いてる~~変なの、男なのに」

「いいんだ、いいんだよ……本当に大事な人がいなくなったら……

男でも……勇者でも泣いていいんだ、大事な人たちのためなら幾らでも……」

 

(そうだ……俺には、俺にだって)

 

光輝の脳裏に"大事な人たち"の姿が、単に今まで出会い、そして助け触れあっただけの、

人々とは確かに違う、"大切な人たち"の姿が、声が甦る。

その大事で大切な人たちの為に、まずは自分がすべきことは、すべきだったことは。

 

だが……俺はその大切な誰かを……皆を。

また、暗澹たる思いが光輝の心を蝕ばんでいく、

あの死と裏切りに彩られた空間に耐えきれずに俺は……。

 

自身の愚かさによる結果に……もうこれ以上目を背けるわけにはいかない。

そうは思っていても、余りにも大きすぎる罪を犯したという自覚が、

光輝の心を苛み続けていた。

 

(せめて……皆、生きていてくれ……)

 

虫のいい祈りかもしれないと自分でも思う、しかしせめてそう信じないと、

本当に自分が壊れてしまうから……。

 

 

光輝は少年の手を引き、適当な避難所を探す、

いつしか雨も止み、魔物の姿も見かけなくなっている。

本来、自分が向かわねばならぬ場所は、彼とて勿論分かっている、しかし……。

たかがプレート一枚、剣一本のみに保証されただけのひよっ子勇者に、

そこまで求めるのは酷というものだろう。

 

周囲の風景も破壊の爪痕が大きいとはいえ、

少しずつ光輝に取って見覚えのある物が増えていく。

この先は大通りだった筈……そこからは、もう道なりに進めば王宮だ。

 

ゴクリ……と、息を呑みつつも、光輝は細い路地を抜け、大通りに入る、

と、ほぼ同時だった。

多くの人々がまるで彼を祝福・歓迎するかのように歓声を上げ、集まって来る。

どの顔も明るい、つい先程まで魔物たちに蹂躙されていたとは思えぬ程に。

 

「勇者様、魔物を撃ち払って下さったんですね!」

「あの光、凄かったです!」

 

人々は口々に光輝を讃える言葉を口にする、もっとも当の本人には、

まるで状況が理解出来ない。

 

「あの光?」

 

一体何だ?まるで覚えがない……

 

「勇者様がエヒト様にお祈りになられ、あの断罪の光を現世に顕現させたのですよね?」

「え……あ」

「素晴らしい!流石は勇者様だ!」

「どうかお言葉を、勇者様!お言葉を!手を!」

 

思わず後退る光輝、だが、自分に期待する多くの瞳が囲んで逃がしてくれない。

 

「ち……ちが……うう」

 

喉の奥から掠れるような声が漏れるが、群衆たちにはそんなものは聞こえはしない。

彼らはただ待っているのだ、勇者の口から発られる、自分たちが聞きたい言葉を……。

天之河光輝の言葉などではなく、勇者の言葉を、だから……。

 

(ごめん……御祖父さん)

 

「そうです……俺が、勇者の力で魔物を追い払い……ました」

 

(俺は嘘をつくよ)

 

だって……誰も幸せにならない真実しかないのならば、

きっと美しい嘘の方が……救いになるから。

 

そこで光輝は初めて、いやようやく理解した、

いつも誇らしげだった祖父が自分へと時折向けていた、悲しげな瞳を……。

 

(御祖父さんも……今の俺と、きっと同じだったんだ……)

 

自分の為に、そんな美しい嘘をあえて吐いてくれていたに違いない。

まだ幼い少年の心を守るために。

 

そんな光輝の複雑な内面を一切忖度することなく、ただその言葉を聞くや否や、

群衆たちは大歓声を上げる。

 

 

「勇者様ばんざい!」

「王国ばんざい!」

「エヒト様ばんざい!」

 

(俺がどれだけ悲しもうとも……この人たちには何の関係もない

いや、知る必要なんてない……知って貰う必要もきっとない)

 

そんな思いを抱きつつ、自らを、いや勇者を讃える地鳴りのような歓喜の声を聞きながら、

光輝はふと夜空を見上げる、

すでに雨雲は去り、そこには月が昇っていた。

ああ、この世界の月も俺たちの世界と同じように輝いている……。

 

「またもう一度……求めてみるか、光を」

 

不意にそんな言葉が口を衝いた。

 

 

僧衣を着た男に事情を説明し、少年を預けると、また光輝は一人道を行く。

自らの背負った十字架を……勇者の責務を棄てたという、

裏切りの痕を自身の目で確かめるために。

 

僅かな時間で何があったのかは、何を悟ったのかは分からないが、

今の光輝の瞳には確固たる意思が宿っていた。

 

だからこそ、その場所にどんな悲劇が待っていたとしても、

それを受け入れるという、いや、受け入れなくてはならない。

そうしなければ、自分は後にも先にも進めない、それに……。

 

例え個人がどれほどの悲しみを背負おうとも、それだけでは世界は何も変わらないのだから。

 

だが、そんな光輝の足が突然止まり、その顔がまた怖れと迷いに曇っていく。

視線の先には……手に取れと言わんがばかりに、地に突き立つ、

捨てた筈の聖剣があったのだから。

 

しかし光輝の身体は動こうとはしない、それは背負うことの意味を、

そして背負うべきものを知ってしまったからこそ、そして何より……・

 

(こ……怖い)

 

この剣を手にしなければ此処より先を切り開くことが出来ないと分かってはいても、

あの傷だらけのジャンヌの姿に、宿命に殉ずるという残酷さを、

献身の果てを見たという、本能的な怖れが彼の身体を縛って離さない。

 

何より……あの時とは、勇者だと知らされ、勇者しか使えぬという聖剣に認められ、

はしゃいでいただけの頃とはもう違う、もう棄てることは許されない、

今度こそ自分自身の意思で選ぶのだから、選ばれることの意味を、

願いを託されるという意味を知った上で。

 

「それでも……俺は」

 

光輝は一息に聖剣を掴み、地から引き抜く、

意外なくらい軽く抜けたので、少し拍子抜けしたが、そこでまた声が聞こえる。

自分に取って慣れ親しんだ声が……。

 

「一体どこまで走って行ったのよ!光輝は!」

「確かに聖剣はあっちに飛んで行ったんだよね?」

 

(雫……それにジータっ)

 

「生きていて……くれたんだ」

 

幼馴染たちの声を聞き、緊張が解けたのか、光輝の身体がぐらりと揺れたかと思うと、

彼はその場にへたり込んでしまう。

色々と言わないといけないこと、聞かないといけないことがあるのに、

いざとなるとまるで頭の中から浮かんでこない。

 

それでも必死で何か言うことは?と、ブンブンと頭を振り何とか考えを纏めようとし、

そして身を起こすと……そこには雫の顔があった。

 

「生きていて……くれたんだ」

 

どこか呆けたような口調の光輝、しかしそれには構わず

雫は光輝の顔を平手でぶつ。

 

「何が生きていてくれたんだ……なのよ!このバカ!皆もう少しで……

ひっぐぅ……ううっ……死ぬところだったのよ!バカバカバカぁ!」

 

よく戻ってきてくれた、生きていてくれたと言いたいのは自分も同じだ、

それでも雫は泣きながら何度も何度も光輝の頬を、身体を叩く。

 

「ごめん……みんな……ごめんよぉ~~~っ、しずくぅ」

「あああああ~~うわぁあああん~~」

 

地に突っ伏し嗚咽を漏らす光輝、その隣でやはり泣きじゃくる雫。

 

「メルドさんもジャンヌさんもリリィもみんなカンカンなんだからねぇ~~~

帰ったら御仕置きだって皆言ってるんだからねぇ~~~うううっうわぁぁぁん~」

「じゃ……じゃあ俺はまだ……」

 

帰れる場所があるんだ……。

 

「当たり前でしょう!ちゃんと責任取って貰うんだからね!」

「取るよ……取るよ!何でもするよ!……だからっ……うううっ~あああ~」

 

そんな二人の様子を暫く無言で見ていたハジメとジータだったが、

これ以上は野暮だとばかりに、そっと立ち去ることを彼らは選択する。

 

「……怒って欲しい時に、怒ってくれたり、泣いてくれたり……

そんな人がいてくれるだけで、きっとそれは幸せなこと……なんだよな」

 

ふと遠い目を見せるハジメ、そんな彼の顔を感慨深く見つめるジータではあったが、

そういえば言わなければならないことがあったなと、

その顔が悪戯っぽさを残しつつも、険しくなっていく。

 

「怒るべき時に怒ってくれるのが幸せなこと……なんだっけ?

じゃあさ、何か言うことあるんじゃないかなあ」

「え……な、何?」

 

笑顔ではあるが、上目遣いで自分を覗き込むジータにたじろぐハジメ、

こういう時の彼女は間違いなく怒っている、けど何故?

 

「精神と時の部屋って覚えてる?」

 

そういえばオルクスから外に出る時、メルドにそう言ってごまかした気が……

ハジメの顔色がみるみる青くなっていく。

 

「ごまかすにももっと他に言いようがあるでしょ!ちょっとこっち来なさい!」

「い……いで……いてて」

 

感慨もどこへやら、ジータに耳を摘ままれ、そのまま路地裏へと引っ張られて行くハジメだった。

 

 

「あのね……」

 

泣くだけ泣いて気分がようやく落ち着いたのか、

二人は夜空を見上げ、ポツリポツリと言葉を交わし合う。

 

「光輝が……本気を出した顔初めて見たよ」

「……雫」

「ねぇ?ジャンヌさんのこと……好き?」

 

否定することなくすんなりと光輝は頷き、少しばかりこの野郎と思う雫。

 

「けど……雫の言う好きとは違うんだ……多分

きっと……ジャンヌさんも、そうだと思う」

 

それだけは間違ってないと光輝は思う、今となっては特にそう思う。

あれはまるで鏡に映った……。

 

「二人とも面倒臭い……」

「何か言ったか?」

「ううん……あ、そうだ!龍太郎、帰って来たって」

「本当かっ!」

 

光輝の顔が喜色に満ちるが、また憂いを含んだ表情に戻って行く。

自分の今回の醜態を聞いたら何と思うだろうか?

親友として恥ずかしい思いをさせないだろうか、との思いがそうさせるのだろう。

 

「あなたと同じで酷い目に会ったみたい、まったく世話ばかり焼かせないでよね」

 

そんな光輝の背中を雫はポンと軽く叩く。

 

「さ、帰りましょ、あ、もしかしてお腹空いてる?」

 

雫がバスケットから握り飯を取り出した時だった。

周囲の風景が揺らいだかと思うと、ゆらりと斑色の蛇が姿を現し、

背中に雫を庇いつつ、光輝は聖剣を構える。

 

「ご決断お見事……しかしながら人の業に翻弄されながら、どこまで君は、

その身に願いを受け、光を求め続けることが出来るのでしょうか?」

「行くのか?」

 

蛇の様子からして、どうやら自分から退くようだ、

ここで一戦交えると思っていただけに、光輝は少し拍子抜けした気分を味わっていた。

 

「ええ、今の君は所詮ありふれた一介の勇者、利用価値など無い、あの聖女様や特異点、

それから教皇殿とは違いましてね」

「ありふれた一介の…か……」

 

まさか敵に自分の言って欲しい事を言われるとは思ってなかった。

そんな奇妙な思いを浮かべた光輝へと、

蛇は映画に出て来るような執事の如くに優雅に一礼する。

 

「ですがご安心を、いかなる時代、世界であっても、人の心の本質が邪であり、奸である限り、

人が死を、闇を恐れる限り、我々は何処にでも存在するのです、姿形や呼び名は変わってもね」

「俺は、お前が言う程人間が救いようのない存在だとは思わない、

でも確かに……人間は、俺たちは弱いさ」

 

それは今夜、己が身を以って知ったことだ。

 

「けれど……人はその弱さを知ることで手を携え合い、補い合い、

様々な困難や誤解を抱えながらも発展してきた、少なくとも俺たちの世界ではそうだった」

 

だからこの世界もそうであって欲しい、全て分かり合い、

分かち合うことは出来なくても、認め合い、抱え合うことはきっと出来る。

 

「だが、お前たちは人のその弱きを操り悪を為させる、許すわけにはいかない!」

 

光輝は思う、それこそが自分が生涯をかけて戦わねばならぬ物ではないのかと、

そしてその叫びを受けて蛇は嗤う、まさに我が意を得たりとばかりに。

 

「君は実に面白い、長く付き合うにはもって来いだ、利害抜きでね」

 

蛇の姿が陽炎の如くに周囲の風景に溶けていく、最後の言葉を残して。

 

「また逢いましょう、必ず……必ずね」

 

蛇の姿が完全に夜の闇に消えたのを確認すると、光輝は聖剣を鞘に納める。

 

「行ったのかな……」

「多分、あいつらとは……長い付き合いになる」

 

自分が本当に勇者の宿命を帯びているのであれば。

 

「ねぇ、決断って何?」

「いや……やっぱりさ、選ばないと……いけないんだなって」

 

雫のそれには曖昧な返事に留め、光輝はただ月を見つめる。

 

あれは……あの時抱いた決意は、

全てを失ったと思ったがゆえのことかもしれないと正直思った、

そう、失うべきではない大切な何かを埋め合わせるかのようなものに過ぎないと。

 

だが、その失ってはならないものの象徴の一つとも言える、

雫の声を聞いて、そして顔を見てそれでも揺るがないのなら……。

 

(今なら……はっきりと思える、俺は)

 

全ての闇を、悲しみを憎しみを晴らす太陽にはなれなくても、

太陽の届かぬ闇に標を与える月にはなれるのではないかと。

いや、それこそが自分に取って相応しいような気がする。

 

それに、あの月だって遠くから見れば輝いているが、

その表面はデコボコの傷だらけなのだ、自分のみでは輝けず、

太陽の、誰かの光が無ければ輝けない存在なのだということも知っている。

それもまた何となく、今の自分に似ているなと光輝は素直に思った。

 

なら自分は人々の願いを、望みを受けて輝こう、自ら光輝くのではなく、

誰かの光を集めて輝こう、そして自分もまた光を求め続けよう。

 

(俺自身が選び取った光……存念と、そして人々の願いが一致する限り、俺は勇者を、

天之河光輝を勤め上げてみせる)

 

今夜出会った、様々な名もなき市井の人々の姿を光輝は思い起こす。

 

(みんなのその胸に新しい希望が宿る時まで、俺はその希望を見失わせないための、

悲しみや憎しみにみんなが流されないための標となろう)

 

きっとそれが今、この世界で自分がやらねばならない最初の正義なのだろう。

何よりも、光が届かぬ闇の中でこそ、勇者の存在が必要となる筈なのだから。

 

(俺はもう……表面だけの正義や愛には頼らない、追いかけないし、縋らない)

 

新しい道を歩むのならば、新しい誓いがきっと必要だ。

与えると、守ると決めた存在が、与えられる、守られることを望んではならない。

そういえば弁護士のシンボルは太陽の花、向日葵だったなと思いだす光輝、

だとすれば……。

 

(きっとあなたならもっと上手いやり方を教えてくれるかもしれない、

もしかすると馬鹿なことはやめろって止めるかもしれない、

けど……これは俺が自分で決めて考えるべきことなんだ、だから……、

御祖父さん、もう俺はあなたの影を追うのはこれっきりにする)

 

空はすでに白み始めている中、

一度は躓いたが、それでもまた再び勇者への道を歩み始めた若者は、

過ぎ去りし日の幻影に別れを告げる。

 

(いつか俺がそっちに行った時は、思いっきり俺を叱ってくれ、

でも、俺も言い返すよ、ちゃんとケンカが出来るだけの物を手に入れてみせるよ)

 

そして彼はどうしてあそこまでグランのことを……、

親友でありながらも、反感を抱き続けていたのかをも理解する。

 

(グラン、心の何処かで俺は……お前なら御祖父さんの正義を、

俺よりも正しく為せると思ってた、だから悔しかったんだ、きっと)

 

それでもまだ自分は入り口に立った、いや、入り口に立つ資格を得たかどうかも、

未だ分からないと、光輝は自覚している。

だから、偉大なる祖父へと胸を張って言い返せる、そんな正義を見つけるのは、

これからの話、きっと……生涯を掛けて探し求めて行くのだろう。

だからこそ今、自分に出来ることは……やるべきことは……。

 




勇者はつらいよとも言うべき、一連の展開、いかがだったでしょうか?

こちらが想定していたよりは穏やかな感じになったかなという印象です、
予定ではもっとハードボイルドな、某魔戒騎士みたいな感じになる筈だったのですが。

(正義や愛には頼らないって作中のセリフがその名残だったりします)

明日のパンツがあればいい人にちょっと近くなったかなと思ってます。

ともかく、あんまりこの段階でガン決まりの正義を与えるべきではないのではと、
思ってしまったんですね、勇者である前にまずは人間たれと、
それに仲間見捨てて逃げ出しておいて、俺の正義云々とか、
ノンキに語らせる場合じゃないなということで、
その辺りは次回答え合わせを行う予定です。

ついでに光輝のビジュアルも少し変化します、まぁしくじったわけですし。
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