零の設定は、というよりも自分がこの作品を書き始めた、
2020年1月以降にアップデートされた情報については、
基本的には作中には反映しない、そのつもりで書いてきましたが、
リューティリスのキャラが面白かったので、特別に登場させて頂きました。
「合格だって……」
「そりゃそうだろ」
息を吐くハジメ、これでダメならどれだけの難関なのだと言いたい。
「ティオさん酷い怪我……」
「鈴よ、気にするでない……これも役得、いや役目という物じゃ」
人間態に戻ったティオが、がくりとその場に腰を落とす。
傷は深いが、何故か気持ちよさそうにしながら。
その表情の理由は、決して難敵を退けたという勝利の余韻だけでは、
なさそうだなとジータが思ったところで、また声が響く。
「水路の真ん中の、島までおいでになって下さいまし」
声の招きに従い、水路で囲まれた円状の小さな島に、
ハジメたちが、庭園の主の人柄が偲ばれるかのような、
可愛らしくもささやかな造りのアーチを渡って降り立つと、
目の前の石版に絡みついた樹がうねり始め、立ち昇る燐光に照らされながら、
樹はぐねぐねと形を変えていき、そして若い女性の姿となる。
その姿には見覚えがあった、ジータはミレディに見せて貰ったアルバムの写真を思い出す。
確か名前は……。
「リューティリス」
「リューでよろしくてよ」
「あ、すいません、いきなり」
その女性、リューティリス・ハルツィナは、
やや不躾なジータの言葉に対しても、優しく微笑み返す。
「さぁ、皆様、どうか楽になさって、腰でも降ろして下さいまし」
主がそう言うならばと、ハジメたちはリューティリスの前で、
各々が楽な体勢で座り込む。
捧げ銃の姿勢を取っていたシルヴァが、最後に腰を下ろしたのを確認すると、
リューティリスは、改めて労いの言葉をハジメたちに掛けていく。
「まずはおめでとうと言いたいところだけど……実を言うと私、
少し怒ってましたのよ、お分かりですわね?理由は」
「やっぱズルでしたか、スライムとゴキブリのあれは」
ホラぁ、やっぱりと鈴が、気恥し気に頭を掻くジータへと視線を向ける。
「正直、もう一度最初からやり直して貰おうかなって思いましたわよ」
リューティリスは、人差し指を立てていかにもプンプンといった仕草を見せる。
「この私、リューティリス・ハルツィナの考え出した珠玉の嫌がら……
いいえ試練の数々が……コホン」
少し本音が漏れてしまったことを自覚しつつも、リューティリスは話を続ける。
「ここのコンセプトは、承知している通り、絆、神の誘惑や詐略にも
揺るがぬ絆を確かめる為の、そして盤石に見えた絆も、ふとした契機で
崩れ得るのだという事を、その身で知って貰う為の」
「しかし、御言葉ではありますが、我々の対策が、そちらの想定を凌駕しただけのこと、
例え不本意な形であっても、どうかここは飲み込んで頂きたい」
凛とした声で、シルヴァがリューティリスへと反論する。
「それに俺たちは俺たちなりのやり方で、確かに絆は示せたと思う、
で、こうして会話が成立してる以上、リュー、今のあんたはミレディと同じく、
魂をその木に宿らせているのか?」
「そうなの……ミレディは、あの子はまだ……」
ハジメの問いに、リューティリスは寂しげに目を伏せる。
遙かな時の流れを実感するかの如く。
「その答えはYESでありNOかしら、確かにこの私、リューティリス・ハルツィナは
この大樹に魂を宿しましたわ、けれど……私の魂そのものはすでに朽ちてしまっていますの
今、こうして話していられるのは、精神の残り香、残留思念に過ぎませんの、
いいえ……正確に言えば、この大樹がリューティリス・ハルツィナの思考を、
トレースしている、と、言った方が近いかしら、それも」
リューティリスは、機神の残骸へと視線を移す。
「あの異世界の兵器のお陰かしら……」
「そうだ、ありゃ一体何なんだ、そっちがけしかけたわけでは無いのは分かるが」
「大迷宮は須らく神の目を避けるため、あえて次元的に不安定な場所に建造されているの」
かつてガブリエルから聞いた通りの答えを、リューティリスは口にする。
「いつの頃だったかしら……荒涼とした砂漠、いえ……もっと冷たい何処かへとの
空間が開いたの、赤い光を帯びた」
「赤き地平……空の底」
カリオストロやシャレムが度々口にする、あらゆる次元と繋がった、
空や星に棄てられたモノたちが、最期に沈みゆく混沌の地。
「空間が開いたのは、ほんの一瞬……その跡にはあの子が立っていたわ、
今にも崩れ、壊れそうなまでに傷ついた状態でね」
機神の残骸から目を離さないリューティリス、
機神へと向けるその視線は、異分子、いわば敵であることを意識しつつも、
どこか愛おし気にも見えた。
「このトータスにはあってならぬ、異世界の文明に拠って造られた物だということは、
すぐに分かりましたわ……でも」
リューティリスは思い出す、まるで懇願するかのように、
「ニ ソチミ トカニリリ」
「ニ ソチミ トカニリリ」
もちろん意味など解る筈もない、それでも彼女にとってそのか細き声は。
まるで自分はまだやれると、そんな訴えかけるかの様に聞こえてならなかった。
「この子も……例え造られ、与えられたに過ぎない、いわば意思なき存在であっても、
生きたいと願っている……そう思うと」
だからリューティリスは、この金属製の稀人を自らの意思が宿る、
大木の傍らで眠ることを許した。
それにどの道、排除する力は、その時の彼女には残っていなかったのもあったが。
「そしてこの子の持つ、コアの力と共生することによって、
私はこうして思いを、力を残すことが出来ていたというわけ」
決して望んだ共生関係では無かったが。
「じゃあ……私たちがあれを倒してしまったら……」
「ええ……今はこうして意思を通わせる事が出来てはいるけど、
そう長くは保たないのは事実ね」
こういう時は、一体どういう風に言えばいいのか分からない、
そんなジータの頭をリューティリスは優しく撫でてやる。
「でも、それは仕方ない事、何事も自然のままに……それが私たち森人族の掟ですもの、
それに、大半の時は長い長い微睡の中にいるような物だったわ、でもね」
ふと、考え込むような仕草を見せるリューティリス。
八か月ほど前かしら、急にコアが活性化を始めて、そしてそれに伴い、
私の意識も覚醒の一途を辿ったの。
それは、自分がこのトータスに召喚された頃ではないか?
"特異点"と自分の事を呼んだ、あの幽世の存在をジータは思い出す。
「ごめんなさい、まさか目覚める、とは思わなかったの、
そしてあんなに苛烈な攻撃を仕掛けて来るとも思いませんでしたの」
そう言ってリューティリスは、ハジメたちへと頭を下げる。
「でも、結果的には良かったかもしれませんわ、貴方たちの絆の強さを、
危地に於いても己のすべきことを各々が全う出来る、
そんな確かな証を見せて貰いましたもの、それに……」
またもう一度、リューティリスは機神へと視線を移す。
「戦う事が機械の、武器の目的ならば、あの子も戦うべき相手に巡り合い、
そして本懐を遂げる事が出来たと思いますのよ」
その言葉の裏側には、例えゴールまで辿り着けたとしても、
いかに攻略の証を集めていようとも、そこで敗れたのならばそれまで、
という、非情の決意も確かに込められていた。
「ああ、それでも貴方たちが私の用意した非情の罠に……快楽に、憎悪に狂う
そんな姿が見れなかったのはざんね……いえ、この迷宮の主としては
遺憾に思えて~」
不穏な言葉を放つ、リューティリスの声が心なしか上ずっている様に、
ジータには聞こえていた、樹皮で出来たその身体も、何やら紅潮している様に思えてならない。
「ねぇ?ハジメちゃん、この人って……Sなのかな?」
「違うな……これは苦しむ姿を純粋に楽しむタイプではないな」
何で私がこんな解説を……と、思いつつもシルヴァは続ける、
自身の観察眼を恨めしく思いつつも。
「むしろ、他人の苦しむ姿に己を重ねているタイプに見えてならない」
「と、いう事は……やはり」
身悶えするリューティリスに呼応するかの如く、ティオもまたその身を打ち震わせる、
ああ……幾度となくこの大迷宮で感じていた予感は本物であった。
つまり目の前の女性は、自分と同じ……。
リューティリスもティオの中の"本質"を見抜いたのか、
ここで言葉を止め、ただ静かにティオの顔を見つめていく。
「貴方とはもっと早く……出会いたかった……ですわ」
「妾もじゃ、このような場所に、同志が存在していたとは……」
そんな二人の視線が空中で交錯したかと思うと、
彼女らは熱き抱擁を交わしていた。
「我が魂が竜人族に引き継がれていたなんて、このリューティリスの目を以てしても
見抜けなかったですわ」
「……そりゃなあ」
ボソリと呟くハジメをよそに、二人は悍ましくも切実な、
これまで溜めに溜め込んだ(あくまでも当人の感覚です)
性癖の発露を隠すことなく行っていく。
「切り刻まれる貴方の姿を見ていて思いましたの!
ああ……どうして自分じゃないのかと!」
「わ、妾の姿に、それほどまでに……」
リューティリスはその身をくねらせ、心の奥底に秘めた願望を口にしていく。
「ああ、樹海の女王たるこの私の、こんなはしたない真の姿を知る者はほんの一握りだけ
でも、願わすにはいられませんでしたの、どうかこの卑しい姿を、
全ての愛すべき森の民たちに知って貰いたい、そして自らの築き上げて来た信頼と
秩序が自分の手によって崩壊していく様を、見届けることが許されるのならばと
そして雌豚と詰られ、唾を吐いて貰いたいと」
ハジメたちは思わずにはいられなかった。
この女性は、リューティリス・ハルツィナは本物だと……、
ティオ・クラルスなど、所詮は常識の範囲内の存在だったのだと。
そしてジータもまた思う、アルバムの中の解放者たち、
オスカー、ナイズ、ラウスといった男性陣が、皆どこか疲れたような、
翳りのある表情を見せていた理由を、そしてある意味では、
人の痛みが分かるというのは、王として相応しい資質なのかもしれない、と。
「じゃあそろそろ、俺たちが合格と言うのなら、魔法を授けちゃくれまいか」
「ほへ?……あ、ああ、そうね」
はぁはぁと口元の涎を拭いながら、リューティリスは静かに瞳を閉じる。
すると若草色の魔力光が水路に迸り、石版が輝き始める。
どうやらこの水路そのものが魔法陣となっているようだ。
そして知識を無理やり刻み込まれるいつもの感覚、
初めての体験に、雫と鈴が呻き声を上げる。
「これは……この力は」
「昇華魔法、全ての力を最低でも一段進化させ、新しいステージへと導く魔法よ」
「……神代魔法も例外じゃない?もしかして」
ユエの言葉にリューティリスは頷く。
「生成、重力、魂魄、変成、空間、再生……これらは世界の理の根幹に作用する強大な力
その全てが一段進化し、更に組み合わさることで神代魔法を超える魔法に至る、
神の御業とも言うべき魔法――"概念魔法"に」
「……世界に新たな理を刻む力を得られる、ということか」
かつてのシャレムの言葉を思い出しながら、ハジメはリューティリスに問い、
そんなハジメへと、リューティリスは少し驚いたような顔を見せる。
「察しがいいですわね、まさにその通り、あらゆる概念をこの世に顕現・作用させる魔法
ただし、容易に発露することは出来ない、文字通り極限の意思が、願望が必要となりますの」
「全ての神代魔法を手に入れろってミレディさんも言ってたよね」
神代魔法は、それその物も強大な力を持ってはいる、
しかしその本来の目的は、世界の理にアクセスするための鍵なのだろう。
「貴方たちがどんな目的の為に昇華魔法を得ようとしたのかは……、
聞くべきではないのでしょう、それをどう使おうと、それは攻略者の権利ですから」
「それは……」
やはり話しておきたい、意思が、心が通じ合えるのならば、
ジータたちは語っていく、これまでの道程をリュ―ティリスへと。
「帰りたいのですわね……故郷に」
「ああ、でもそれだけじゃない……必ずここに戻る、
託された物を、自分の意思で受け取った以上は」
ハジメは自分の傍らに控える、多くの仲間たち、そしてこの地より遙か彼方で、
やはり同じように大迷宮に挑んでいるであろう者たちへと思いを馳せる。
「ならば、相応しい物を貴方たちに渡せると思いますわ」
リューティリスがそう言った直後、石版の中央がスライドし、
奥から懐中時計のようなものが出て来る。
裏側にはリューティリス・ハルツィナの紋様が描かれていた。
どうやら攻略の証も兼ねているようだ。
「これは時計……いや、羅針盤か」
「ええ、名を"導越の羅針盤"――込められた概念は"望んだ場所を指し示す"」
その言葉を聞いた瞬間、ハジメたちは自分の心臓が跳ねる音を確かに聞いた。
"望んだ場所を指し示す"、ならば、それなら。
「どこでも、何にでも、望めばその場所へと導いてくれますわ
それが隠されたものでもあっても、あるいは――別の世界であっても、ただし」
「使い熟すには、また極限の意思が、概念魔法が必要ってことですね」
ジータへと頷くリューティリス。
「そう、確かな意思がありさえすれば、貴方たちは何処へでも行ける筈、
ただし私たち、解放者のメンバーでも七人掛りで何十年かけても、
たった三つの概念魔法しか生み出すことが出来なかった、この事も伝えておきますわ」
「そんな貴重な物を……私たちに」
この羅針盤は神のいる場所を探し出すために作り出されたのだろう、
おそらく、オスカー辺りが概念魔法を生成魔法で付与した材料を使って。
「そして残りの二つは……神の世界に行く為の概念と、
神を討つための概念……なのですね」
「ええ、残念だけどその内の一つ界越の矢は失われてしまったわ、
残りの一つ、神越の短剣はミレディが持っている筈よ」
ミレディが持っているとの言葉に、どうして?という思いと、
自分たちに神殺しを強要したくはなかったのだろうとの思いがない交ぜになり、
少し複雑な表情を見せるハジメたち。
「貴方たちは巻き込まれただけの稀人……神殺しは決して望まないわ……だから
ミレディも神越の短剣を貴方たちには託さなかった、そう考えて貰ってもいいですわ
ですから……」
この世界には関わらず、故郷で平和に過ごして欲しい……、
そんなリューティリスの思いを察したか、改めてハジメは宣言する。
「ここは、トータスはもう俺に取っては第二の故郷みたいなもんだ、
命張るには十分な理由だろ、だから」
自身を育み、多くの出会いを与えてくれたこの世界に、トータスに思いを馳せつつ、
ハジメは羅針盤を手に取り、しかと握りしめる。
「この羅針盤、改めて受け取らせて貰うよ」
「でもそれだけじゃ悪いですから」
いつの間にかティオの背後に回っていたジータが、その肩をリューティリスへと押す。
「このティオ・クラルスさんをここに残しておきます、どうか仲良くなさって下さい」
「!」
もちろん冗談だ、だが……当の本人たちは本気と受け取った、受け取ってしまった。
「こっ……心の、心の友よぉ~~~」
リューティリスが喘ぐような叫びを上げると、
大木の枝々が力強くしなったかと思えば、一気に緑が拡がり、
花開いたのだから恐ろしい。
「ま、待て……待つのじゃジータよ、ご主人様も何とか言っては……」
「ティオ、ようやく見つかった仲間じゃないか、ここでお別れは俺も寂しいけどさ」
必死の形相でハジメらへと訴えかけるティオだが、
その頭上には、しゅるしゅると、大木から触手を思わせる蔦がとぐろを巻いており、
逃すまいとばかりに、ティオを拘束しようとする。
「リュ、リューティリスよ……早合点はするでない、のっのっ」
「リューティリスだなんて……もうそんな他人行儀な呼び方はなさらないで、
どうか雌豚とお呼びになって下さいまし!」
「きっ……絆ッ!ここは絆を確かめる迷宮じゃろう~~っ!」
「あああっ、その不安に満ちたお顔も素敵ぃ~~~っ」
そんな悲鳴と嬌声が、庭園に重なり合うように木霊するのであった。
「そ、それじゃ……わ、妾、またついて行ってもよいのかの……」
えぐえぐと泣きじゃくりながらも、ジータの脚に縋りつくティオ、
その様子はまるで、母親に〇〇ちゃんちの子になりなさいっ!と、
叱りつけられた子供のようだった。
「の、凄いじゃろ……ジータは」
「ええ……まさに、天性のセンスを感じますわ……ああ、ずっととは申しません
ですが、暫くここに滞在なさっては頂けませんの?」
「結構です!」
身から出た錆ではあるが……これ以上この場所にいたら、
自分の中の性癖、いや常識が歪んでしまうかもしれない。
いや、自分はまだいいが、雫や鈴に悪影響があろう物なら、
また帰ってから、謝りに行かないといけない家が増えてしまう。
「なら、お願いがもう一つだけあるの、聞いてくれるかしら?」
もう、その声は変態の声ではなく、解放者が一柱、
リューティリス・ハルツィナの声に戻っていた。
「私は先程も言った通り、この大樹と共に朽ち行くのみ、
けれどミレディは、あの子には……きっとまだ未来がありますのよ」
その声音は、遙か遠い日々へと呼びかけているかのように聞こえた。
「だから、もしも全てが終った時は、あの子を迷宮の奥から連れ出してあげて、
そして願わくば……新しい世界を見せてあげて、きっとそれがオスカーが望むこと、
いいえ、少なくともリューティリス・ハルツィナは、確かにそれを望んでいると、
まだ朽ちるには早いと、そう伝えて欲しいの」
「それについてはもう大丈夫です!」
ジータは力強くリューティリスへと応じる。
ライセンには、すでにカリオストロが向かっている、
きっと光輝のお守と同時に、きっちりと片を付けに行ったに違いない。
あの捻くれ者にして、おせっかい焼きがミレディを放っておく筈がないのだから。
「じゃあアレやろうか、リューも一緒に」
ジータが自撮り棒を取り出すと、
ハジメたちはそれを合図に各々ポーズを取り始める、もちろんリューティリスも一緒に。
「みんな行くよ、せーの」
弾けるような笑顔と共に、ジータは拳を空に翳し、シャッターを切る。
「ハルツィナ樹海攻略完了、この調子!イエーイ!」
原作でのハジメは最後まで火の粉を払う、取られた物を取り返すという、
単純明快な、悪く言えば動物的な感覚でしか戦ってなかったので、
今作ではより戦うべき理由を与えたかったんですね。
もちろん、その行動原理の単純さこそが作品の魅力の一つであることは承知してはおりますので、
以前にも書きましたが、劇場版カミーユくらいの変化に留めておければと考えてます。
ともかく、第二の故郷という戦うべき理由と言葉を違和感なく口にしても構わない、
そんな南雲ハジメを何とかプロデュース出来たかとは、出来つつあるとは思います。
ということでハルツィナ編完結です。
残り二章、そろそろラストに向けて集中していかねば!