ありふれた錬成師と空の少女で世界最強【完結】   作:傘ンドラ

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近所の古本屋で聖エルザクルセイダーズを入手したのですが。
初版が昭和63年ってなってるので、もう40年近く前の作品であるにも関わらず
後のライトノベルの基礎が全て詰まっているといいますか
さすが伝説の作品として絶えず語り継がれているだけのことはあるなと読んで実感。
多少プレミアはついているようですが
入手困難というわけではなさそうなので機会があれば是非。

話は変わって今回の古戦場ボスにつきましては
去年はマーズとかワムマツとかひどいのが多かったので
それに比べると随分与しやすかったかと、極星器も2本落としてくれましたし
何かやる度いちいちカウンターかましてくるのでテンポは悪かったですが。
とりあえずMVPは文句なしでサハル、次点でイルノートでしょうか。



SELF PORTRAIT

 

 

「そろそろ時間じゃないのか?」

「もう一手組む時間はないわけじゃないが……」

「いや、いい今日はこの辺にしとこう」

 

西日差す道場にて対峙する二つの影。

一方はいわずと知れた白髪の少年、南雲ハジメ、

もう一方はベリーショートに銀髪を刈り込んだ美女である、が。

 

緊張を解くと同時に、美女の方は何ともはしたなく両足を床に投げ出し。

さらに傍らの袋から饅頭を取り出し頬張り始める。

そう、こちらは止むを得ぬ状況とはいえ、

アーカルムカードと契約を交わしてしまったが故の呪いに侵され、

自分の魂を使徒の肉体へと移殖する羽目になってしまった、坂上龍太郎君なのであった。

 

「毎回すまないな、けどお前以外には適任者がいなくって」

 

ハジメの謝意にいいってことよとばかりに龍太郎はハジメへと饅頭を差し出す。

 

(多分アイツは自身のガンカタスタイルに八重樫流を加えた戦闘術を駆使する筈)

 

それが魔王と相まみえ、そしてその周囲の関係を知った際のハジメの推測であり

その対策としては八重樫流を学びかつ使徒の肉体を得、

自身に届く身体能力を得ている龍太郎以外にはなく、

その為、暇を見つけては彼に手合わせを頼んでいるのであった。

 

「けど仮想敵っても役に立てるか微妙だぞ、正直俺弱くなってるからな」

「弱い?どこがだ?」

「肉体的にはそりゃ強くなったぜ、それは認めるけど……技の方がな

こんな身体じゃ技もヘッタクレも正直無ぇ」

 

格闘でもスポーツでも肉体を駆使するということは、

ミリ単位あるいはコンマ単位で記録を地道に伸ばしていく物である、

結果はともかくとしてそのための修練については誰にも負けないとさえ龍太郎は思っていた。

だが、これほど規格外の肉体を入手してしまえば修練もヘチマもない。

しかも呪いの影響で痛覚がないのでどうしても防御が甘くなる。

 

「このままじゃ本当の自分の強みがどんどん消えて行くような気がしてならねぇんだ」

 

事実、本来回避カウンター型だった自分が、

耐久と痛覚喪失に物を言わせた被弾カウンター型になってしまっている、

まるで正反対の格闘スタイルではないか。

 

「俺も思うよ、正直どこからどこまでが本来の自分の力で、

最終的に自分は何になってたんだろうか?ってな」

 

龍太郎の不満に頷くハジメ。

 

「お前はまだいいだろ、いきなりじゃなくって段階踏んでんだからよ」

 

双大剣術、分解etc確かに人の身体では決して得られぬ戦闘能力を自分は得ている。

それによって命を永らえ仲間を人々を救えたことも事実だ。

しかし、それらの力を振う度に龍太郎としては思い知らされるのだ。

今の自分の強さは自分が学び積み重ねた物ではなく、所詮は後付けの強さだと。

 

「とにかく難しい話なのはわかるがなんとかしてくれ、でないと光輝に挑めねぇ……」

「それがお前の目指す…だが元の身体に戻らないとフェアじゃないって理由なら

勇者を舐め過ぎだな」

「随分と評価してくれてるじゃねぇか、あいつのダチとして嬉しくなっちまう」

「世界も皆も守ってくれるって今でも言ってる以上は頼らせてもらうってだけだ

強いこと、そうあってくれることに越したことはない」

 

但し、今俺の言っていることはただの機嫌取りかもしれないぞ、

とニヤリと付け加えるハジメへと龍太郎は同じくニヤリで応じる。

 

「いいじゃねぇか、そういう機嫌取りなら大歓迎だ、ま、俺のは原点回帰ってヤツだな、

もともとあいつに勝ちたくって道場に通うようになったんだからよ」

 

それがいつの間にか……と、追い越すことではなく追いかけることが、

ただ共に傍にいることだけが、いつまでもそのままでいることに心地よさを覚えてしまい、

そしてそれが当然となり疑いすら持たなくなってしまっていた。

情けないなと……ポツリと呟く龍太郎。

 

だからこそ、挑むのならば共に歩んで行くのならばこの仮初の肉体ではなく、

己自身の身体でこそだ、強さだけが力だけが友としての自分の価値では無いと、

証明しなければならない。

届かないならもうそれまでだ、力を尽くしてそれでもついて行けないのならば、

諦めるしかない、かつて肩を並べた自分を置き去りにした親友の背中を見送るのも、

そう悪くはないだろう。

 

「で、お前の方こそ勝算はあるのかよ?所詮俺のはツレ同士のケンカだ、

勝ち負けはさして問題じゃねぇ、けどお前はそうも言ってられねぇだろ」

「勝てるさ」

 

即答するハジメ、その為のカードもすでにいくつか用意している。

 

「何より論より証拠だ、見せてやったろこないだ」

「ああ……」

 

対魔王戦用のカードの一つ、今はまだ詳細は伏せるが―――を、

目の当たりにした時のことを龍太郎は思い出す。

しかもあれでまだ未完成なのだと聞いて驚愕したことも。

 

「だからあいつが俺の思う以上の存在でない限りは必ず……」

 

足りないのは明確に本物を知った上での確証だけだ。

 

「データとそれに基づく研究って奴か?けどそりゃやられ役のするこったぞ」

 

確かになと思うハジメ、そういうせせこましいデータだの研究だのと口にする奴が、

勝てた話はあまり聞かない。

 

「データはデータだ、俺が知りたいのは過去じゃない、戦う瞬間の現在の魔王なんだ」

 

データは所詮は過去の物、現在の相手を無視して過去の相手を絶対視すれば負けるのは当然だ。

参考以上には頼れない。

 

「まぁ、前の光輝みたいに何も対策しないのもどうかと思うがな」

 

全力を出し切れば為せぬ物などない!と力説していたかつての光輝をハジメは思い出す。

 

「あいつは相手をまるで見ない出たとこ勝負で、しかもそれが礼儀だと勘違いしててよ……」

 

龍太郎の光輝評が事実ならば、雫と共に学生剣道界屈指の強豪と称されながらも、

堂々たる戦績の彼女とは違い、"強豪"止まりだったのも無理は無い。

結局は自分の思い込みと戦ってたような物なのだから。

 

「グランと出会ってからますますあいつは自分のやり方に拘るようになっちまってさ

それでも人の話を聞かねぇくせに、並みの奴以上の成果をいつも出しやがる……」

 

それで人並み以上どころか頂上近辺まではいつも辿り着くあたり、

人を魅了せずにはいられぬ才の持ち主であることは確かなのだろう。

まったくもって勇者の天職を得るに相応しいとしか言い様がない。

 

「そんなあいつだから……俺は、本当なら止めなきゃいけなかったのによ」

 

実際、かつての光輝を語る龍太郎のその口調には困惑と、

それと同じくらいの憧れが籠っているようにハジメには聞こえた。

 

「ま、俺は予想を裏切ってくれた方が、というか俺が魔王が

そんなつまらない奴であって欲しくない、一泡吹かすには楽でいいけどな」

「一泡か……でも俺はよ、そんなことのためにお前に協力したくねぇんだ、確かに」

 

お前はお前じゃない別の世界のお前と色々あったのかもしれない、

それに対してお前がムカつくのもわかる、けどよと龍太郎は続ける。

 

「魔王になったお前ってのは結局幻みたいなもんで、

お前が本人にどうこうされたわけじゃないだろ?」

「俺も反対だ」

 

龍太郎に同意する遠藤の声が響く、いつからいたのか?

もしかすると案外前からいたのかもしれないが、

例によってそれについては考えないようにする二人、当然その姿をわざわざ探すこともしない。

 

「一方的な感情をただただ押し付けられる、例え檜山や中村にはその理由があったとしてもだ

その恐ろしさをお前や天之河も身を以って味わったんじゃないのか?」

「……」

「さっきの南雲の話じゃないけど、結局あいつらも過去のお前や天之河しか

認めようとしなかった……大切なのは目の前の今なのにな」

 

その話をしてた時からここにいてたのか、気が付かず申し訳ない。

そう心の中で詫びつつ、ハジメは思い出す。

小悪党カルテット、かつて自分がそう呼んでいた四人組、その内二人、

檜山と近藤が鬼籍に入りいまやコンビと化した斉藤と中野に尋ねてみたことを。

 

 

『檜山がどうしてお前を殺そうとしたかって……そりゃ』

 

そこから先が続かない二人、彼らにとっても疑問だった、

何故殺したいとさえ思うほどに檜山がハジメを憎んでいたのかについては。

 

『ただ分かってることがあるとすんならよ』

『多分あいつはお前のことだけをずっと思っていた、毎日毎秒な

なのにお前は大介のことなんか何も考えてなかったんじゃないのか?』

 

傍らで話を聞いていた光輝が少し表情を歪めたのもついでにハジメは思い出す、

恵理のことが頭を過ったのかもしれない。

愛することも憎むことも個への執着というマクロな観点で見れば同義なのだろう。

もっとも檜山のそれは憎み続けるための執着だったのだろうなとハジメは思ったが。

 

ともかく決して届かぬ想いを抱いて燻り続ける者が、

そして想った者が自分を置いて先へと進む姿を見たのならば……。

 

『そんな奴に救われてもきっとあいつは満足しなかった』

『ああ、まして感謝なんてな、もっての他だったんじゃねぇかな』

 

だからお前も気にするなといいたいのだろうか?

だとすればそれが彼らなりの自分への気遣いだったのだろうとハジメは思うことにした。

 

 

「だな、相手にとって覚えがないなら手を出すのは正直な」

「でも俺は知りたい、せめて魔王と呼ばれる俺がどんな世界を築いているのかくらいは」

 

それにお節介に過ぎないのかもしれないが、恐怖に基づく虚勢に囚われた、

そんな姿の自分を放っておくわけにはいかないとの思いもある。

 

「知りたいのは結構だけどよ、藪をつつきゃ蛇だって出るんだぜ」

 

くわばらくわばらといった風の龍太郎へと笑みを向けるハジメ。

 

「好奇心は猫を殺すってヤツか」

 

だが、好奇心は猫を殺す、その言葉をまさに実感するようなシャレにならない、

クリティカルなやらかしを、ハジメは魔王に対してしでかしてしまい、

その結果一泡どころではない、まさに極限の事態へと追い込まれてしまうことになる。

そしてその日は刻一刻と近づいていたのであった。

 

 

そしてその頃、帰還者と称される集団の一人である、

園部優花の家が経営する洋食レストランの駐車場では。

 

「こっちで用意する分はこれで全部?」

「テーブルとかは向こうが準備してくれるんだよね?」

 

ケースに満載された機材食材の数々をシートと照らし合わせチェックするジータと優花。

 

「うん、けどああ、キッチンとかこっち側の料理道具とかは」

「そっちはハジメちゃんが持ってきてくれるって」

「悪いね、ウチの厨房の設備丸ごと再現して持ってきてくれるなんて」

 

ジータへと拝むように両手を合わせる優花、

その背後にはいそいそと小物類を積み込む永山の姿がある。

集合時間にはまだまだ余裕がある、相変わらず律義な物だ、

光輝でさえまだ到着してないというのに。

もっとも……と、ジータはトータスでの彼の受難を思うにそれも無理もないと納得する。

こうやって動いてなければ気もそぞろなのだろう。

 

そんな彼の姿を眺めているうちに、今度は玉井、相川らといった

護衛隊組が連れ立ってやって来、それから少し遅れて清水が到着する。

 

「なぁ、南雲はまだ来てないのか?」

「今日は坂上君と一緒に来るんじゃないかな、ハジメちゃんになんか用?」

「いや……ちょっと」

 

ジータの視線から顔を逸らしつつ、

蒼野にはどの道バレ……いやそれでもなどと、口の中でごにょごにょと唱える清水であったが、

すぐに踵を返しそのまま手伝いの輪の中に入り、その様子を妙な感慨をもって見守るジータ。

 

その後も幾人かのクラスメイトが続けざまにやって来る。

その表情には若干の戸惑いがどうしても透けてしまってはいるが、

それでも一同の顔は総じて明るいようにもジータには見えた。

これは心の奥底で誰しもが望んでいたことなのだから。

 

クラスメイト全員によるトータス訪問という宴の開催を。

 

 

戦乱のしかも異世界への転移という本来あり得ぬ経験の中で、

文字通り超常の力や愛する者を得たり、或いは己の生き様を掴むと云った風に、

成長を遂げた者らも確かにいる、だがそれは所詮は一握りの者たちだけであり。

実際はごく特定の武器や属性に限られた戦闘力や魔法だのといった、

凡そ実生活には役立たぬ何かしか得られぬ者の方が遙かに多く。

公言こそしないが、こんなニッチな天職でこの先何しろってんだよと、

密かにボヤいたり、それだけではまだしも下手に常人を越える力を得てしまったために、

却って将来に葛藤を覚える者もいると聞く。

 

ましてその中で犠牲者が出たことは決して忘れてはならない。

例え彼らが自分らにとって良好な関係だったとは言えぬ存在であり、

死に値する罪を犯した者たちであったとしても。

 

だが戦い終えて半年経過しての帰還、そこからさらにそれなりの時間が過ぎた。

未だ素直には喜べないが、一度くらいは羽目を外して、

生存の帰還の喜びを全員で祝うのもいいのでは?と、

ジータは一度ハジメに提案したことがある、だが彼の答えはNOであった。

 

「俺は確かに強くなれたし、世界だって救えた、信じることの何たるかも

少しは知ることが出来たんだろうと思う……でもそうじゃない、ただ失っただけの

未だに傷を背負っている奴もこの教室の中にいる、そう思うとな……」

 

むしろそれでいい、それでこそ、それでよかったとジータは思う。

 

檜山・近藤・そして恵里。

 

彼らが己が務めを全うした、全うしようとした上での死ならば、

まだ救いもあったのかもしれない。

名誉の死であり殉難だと、そんな言葉だけは美しい口実を使うことも出来たのかもしれない。

だが、彼らの死は異世界転移という非日常に乗じた裏切りを発端とした、

憎悪と狂気に満ちた後ろ暗き物であり、そして直接手を下したわけではないが、

彼らの最期に自分らが大きく関わっているのも事実だ。

 

もしも、もしも例えばの話ではあるが、それらをすべて踏まえた上で。

 

"悪くない""本心からそう思う"などと。

 

もし幾多の犠牲の上にそんな言葉を平然と口にできるのならば、それを認めるのならば、

それは自分の利益しか考えぬ者、他者を糧と見做す者の言葉であり、

そんな世界に住まう者たちの集いではないだろうか?

 

さらに言わせて貰うのならば、その言葉を口にした者が同胞たるクラスメイトを、

直接手に掛けていたとすれば……そしてそれが……。

 

そんなことはある筈がない、決してあってはならないと、

ジータはあり得ない筈の妄想を必死で振り払う。

 

もとより心から帰還を喜ぶことが叶わなくなってもとの思いを抱いていたのは事実であり

清水の時や檜山の時のようにあわやといったこともあった。

だがそんな綱渡りの中でどうにか己たちの手を同胞の血で汚さずに済んだことについて、

ジータは胸を撫で下ろさずにはいられず、

それによってもういいのでは?という気持ちが芽生えているのも確かだ。

忘れることはあってはならないが、それでも自分らを許すことは必要だろう。

傷を罪を抱えていても、笑うことや喜ぶことが許されない筈もない。

そして何より生きることは決して罪ではない筈、

それは生者のみならず死者への冒涜にも繋がることではないか。

 

だから己の生を祝うためだけではなく、過去にケジメを付け未来へ進むため、

自分の生を罪にせぬための儀式としての宴ならば。

 

(それに私たちが本来負う筈だった罪や咎を背負ってくれた誰かもいるかもしれない

だからこそ……感謝しないと)

 

あとは契機次第だと思うジータ、そして数日後、奇しくも絶好の契機が訪れたのだ。

ハイリヒ王国摂政にして第一王女リリアーナと王国騎士団長メルド・ロギンスが、

この度婚約を結んだという絶好の機会が。

 




前回で言及したアフターで最初に待てよというか気持ち悪いと感じた話がこれなんです。
以前の後書きでも書きましたが、普通の神経をしていたら例え裏切者であっても
これ見よがしにクラスメイトを手に掛けた人殺しなんかと食事なんて怖くって出来ません。
どれほどの恩義があろうと、感謝を抱いていようともそれとこれとは別です。
大体にして俺たちは戦うってことの意味を知っているとか言われましても
戦ってたの殆どお前らだけだろ?と読んでて思いましたし
多分あの場にいても白けてしまうことでしょう。
ましてやハジメだけが喜ぶのなら個人の問題で済むのですが
それを同じように周囲の人々も祝っている、何なんですか?

あそこまで来ると全てが空々しいといいますか
もう外から眺めた他人事って感じが強くて
ありふれた職業で世界最強(トータス編)をクリアしたプレイヤーが
自分の育成したプレイヤーキャラである南雲ハジメのステータスや、
攻略したヒロインキャラのイベントスチルを眺めながら
祝杯あげてるような感覚を覚えてしまいます。

そして本気の魔王ハジメ戦への布石もまずはチラリ
こちらに関してはもし本格的に書くのならばチラシの裏でやります
原作批判がかなり強めになると思いますので。

次回はチラ見せしてた幼馴染も登場予定。
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