自分のやりたいシチュエーションを優先するあまり
それを無理なく、あるいは違和感を抑えつつ実現させるにはどうするかという布石造りが
どうもこの作品の作者さんには欠けている気がします。
そしてグラブルですが。今年のコラボは物語シリーズか
推しの子かフリーレンと思ってたのですが
まさかの転スラ、しかもついにコラポガチャ実装と
なんか界隈がキナ臭くなって行ってる印象。
それはさておいて、グラブル世界におけるハジメら単体の強さは
大体エニアド連中と同程度くらいかなと想定してたりしてます。
パーティー全体だと六竜どもと何とかやりあえるくらいで
それでもガレヲンとル・オーには多分勝てないかなぁとも。
(実は本作につきましてもイーウィヤと戦って貰う予定だったりました)
しかし今年の水着はなんか色々凄い。
とりあえずバブさんヘカテー含む色々入手出来てやれやれと言ったところで
水着ガレヲンだとう。
「なんだ先生の知り合いですか、じゃあ」
太一の素性を知るなり、香織はおもむろにスマホを取り出すと
LINEで連絡を入れようとするのだが。
「確か今日は会議で……」
「わーわーわーわー」
だがそれを手足を振り乱し大袈裟な素振りで必死で止めようとする太一。
「会いに来たんですよね?」
それについてはコクリと素直に頷く太一だったが。
「じゃあ」
「わーわーわー」
再びスマホへと指を滑らす香織を見るやまた騒ぎ出す始末であり、
たまらず香織の手からスマホをひったくろうとするが…。
「うっ」
勢いあまって空ぶってしまい、電柱に額をぶつけてしまう。
「おかしいなぁ?さっきから何ですか?」
先刻から目の前で繰り広げられる独り芝居に首を傾げる香織。
「ですからっ、それっ……止めて、待って……」
「なんか理由あるみたい、愛ちゃんへの連絡は待った方が……それでいいですよね?」
「は、はい」
痛みで少しは冷静になれたか、
ようやく身体ではなく言葉で訴えることが出来る様になった太一であった。
とりあえず立ち話も何だということで最近出来たという学校近くの喫茶店へと
太一を連れ、一先ず腰を落ち着かせるジータたち、
コーヒーを切らしているとのことで彼女らの前にはコーラが置かれており。
カランと氷が溶ける音を背景に、太一もまたポツリポツリと自分の事情を語っていく。
「仕事を辞めて愛子を探していたと……」
「それ……愛ちゃん本人には絶対言わない方がいいですよ、重いですから」
太一を窘めつつも女子どもは互いに顔を見合わせる。
(大体にしてさ、先生にそんな人がいたなんて)
(うん、聞いたことないよね)
トータスでの日々によって培われた女子会ネットワークを舐めて貰っては困る、
今や自分たちの家族交友趣味etcは共有されていると言っても過言ではない。
その中には当然のことながら愛子も入るのだが。
しかし古川太一という名前や地元の幼馴染については聞き覚えが無く。
事件が明らかになって以後、組織された肉親や保護者を中心とした、
連絡会の名簿の中にも彼の名は無かった。
何度か冗談めかして先生好きな人とかいないんですか?地元とかにと
奈々たちと一緒に聞いたことがあるのだが、
その度そんな人まだいませんよとやはりというか、斬って捨てられたのをジータは思い出す。
勿論それはある種お決まりのやり取りに過ぎないことは承知している。
だが、その時の愛子の態度に嘘はなかったとジータは確信を覚えていた。
だから……きっと愛子にとって太一という存在は……。
まして失礼な言い方になってしまうが、その程度の関係性に止まっている相手に、
自身の将来を盾に取るような行動や言動を……。
例えばの話、向こうはともかく、こちらにとってさしたる存在ではない同級生に、
学校辞めて君のことを探していた、付き合ってくれ!君のためなら死ねる!
と言われたとして、印象に残るのは感謝ではなくむしろ恐怖だろう。
ジータは改めて太一の姿を見る。
少なくともその精悍と称しても差し支えなき容姿からして、
まさかそれを声高に主張して交際を迫るような愚行を犯すような、
人間には思えないが……。
何せ光輝という残念イケメンの見本のようだった男が身近に存在しているだけに、
このままにしておけば何をしでかすかわからないという不安も拭い切れないのであった。
「要するに先生のこと、好きなんですよね?」
「どうしてそれを」
雫の問いにまさか気取られてないとでも思っていたか、本気で驚く素振りの太一。
「ならどうして真っ先に駆け付けなかったんですかぁ」
「……それは……色々と、その……忙しそうだった……から」
「嘘だな」
シャレムの鋭い指摘に視線を落とす太一、彼とて真っ先にとは言わないが
それでも一刻も早く彼女の元へ駆けつけたかったのだから。
しかし……太一は思い起こす、あの日、愛子らが発見され、
そして初の記者会見に臨んだ日。
モニター越しに見た愛子の姿は……例え見た目は一切変わらずとも、
開口一番、それこそ直視できぬ程の自信と自尊に裏付けられた、
力強き姿を目の当たりにした瞬間。
彼は半ば悟ってしまったのだ、もう自分がかつて、いや今でも想っている幼馴染は、
もう自分を置いて遙か彼方へと飛び去ってしまった。
それまでの関係が瓦解する程の己のちっぽけな優越感や虚栄心など、
すべて焼き尽くさんとする程の輝きを放ちながら。
「俺の知っている愛じゃ、俺の愛じゃなくなってしまったみたいで」
「いや、俺の愛とはどういう意味じゃ?そういうところじゃぞ」
溜息交じりで言い返すティオ。
(俺の愛……ねぇ)
自分の中での愛子像と現在の愛子の姿が太一の中では、
きっとどうしても交わらないのだろう。
そしてそれを確かめたい気持ちと否定したい気持ちがないまぜになっている。
ジータは太一の心中をそう解釈することにした。
知ってしまえばもう戻れない、だが知らなければ……少なくとも自分の気持ちは救われる。
それが今の彼の態度だと。
(けど、逃げですよ……それは)
檜山、恵里……目の前で起きていることを認められずに、
破滅した者たちの姿がジータの頭を過る。
幾ら何でも彼らと比べるのは間違いだろうとは思いつつも。
「あの…」
「しかしな、太一」
だが、ジータが開口しようとした矢先、まずはシャレムが口火を切る。
「男があんなに一緒だったのに~と泣いて縋ろうが、女にとっては
夕暮れはもう違う色~と返せばそれで済むことなのだ」
余りに酷く、それでいて核心を衝く言葉に思わず目を剥く太一。
「ということでQ.E.Dだ、太一、オマエの恋は終わった」
流石にそのぶしつけな言い様にはカチンと来たのか、
太一がシャレムへと睨むような視線を送るが、さらに香織が太一へと詰問する。
「テレビでどんなに立派な姿を見せてたとしても
その裏側で先生がどれほど苦しんでいたのか、それが分からなかったんですか?」
「……」
「ただそこにいる、それだけでどれ程の支えになるのか、役に立つとか立たないじゃない
お前がしなければならなかったのは家を継いだだの、仕事を辞めただの、
後から御託を並べることではなく一刻も早く愛子の元へ駆けつけることだった」
太一の沈黙の理由を見透かしたかのような言葉をユエが言い放つ。
「それを……渦中にいる間は姿を見せず、事態が収まってからおめおめと……
それが男のすることか?恥というものを知らぬのか?」
言われずとも意識は当然あるのだろう、舌峰鋭きティオの指摘にしょげ返る太一。
「でも愛子先生何度か帰省してますよ、それも纏まった期間、例えばこないだの連休」
「その時は……その、研修で……九州の方へ」
「テレビの取材もありましたしぃ」
ああそういえばと実家の果樹園で私たちが育てましたポーズを見せる、
愛子含む畑山一家の姿をジータは思い出す。
「青年会の旅行で北海道へ……」
申し訳なさそうに俯きながら小声で応じるしかない太一。
まさに処置無しである、この様で……。
「女々しいにも程があるわ!マジメにやる気はあるのか!」
怒髪天、そうとしか形容出来ない表情でティオが叫び詰め寄ろうとし、
そこから先はと見かねたジータが間に入る。
しかしいくら何でもかわいそうですぅ……ジータ何とかして?と、
言いたげなシアと雫の視線を感じつつも、彼女はそれ以上はまだ動かない。
ジータに取っても彼女らの言いたい放題について思う所はあれど、
言い過ぎだ……とも思えないからだ、愛子がいかに王宮で。
『皆さんが帰国後相対せねばならぬ大半は下らぬ輩たちであることは想像がつきます
だからこそ絶対に負けてはならないのです、その為には何を学ばねばならないのか
お分かりですね?先生』
と、リリアーナの号令の下、王国や帝国その他が練習相手に用意してくれた、
国政を財務を外交を担う海千山千の論客たち相手に、日夜帰還後のシミュレーションと、
それに基づく質疑の特訓を欠かさず、タフな交渉術を身に着けようと。
そして帰還後、自分たちが旅路の中で集めた、夢物語でも妄想とも言わせないだけの、
ラピ〇タはホントにあったんだ!と、叫べる程の異世界の証と共に、
自分たちの行いが例え正義では最良最善ではなくとも、
生き残るため生きて日本に帰るための正当なものであったと、
口調、声色、表情、仕草、王宮での特訓で学び取った交渉術の全てを使い、
愛らしくもタフに訴える、まさに異世界帰りは伊達じゃないと全身全霊で主張する、
その姿に、人々がパッシングではなくエールを送る様になろうとも。
カメラの回らぬ場所では小さな身体を震えさせ、必死にプレッシャーに、
世論に立ち向かうという恐怖に耐えている姿を自分らは知っているのだから。
ちなみにここからは余談ではあるが、愛子や光輝の苦境を見兼ね、
一度だけハジメが禁じ手を講じようとしたことがある。
要は魂魄魔法を使い、例えば超大規模認識操作アーティファクトを作製し、
強引かつ強力に世界中の人々の意識を操れば……だが、同時に彼はこうも思った。
自分を愛し、慕い信じてくれるそんな少女らに、仲間たちに、
自分もそうなのか?と問われて違うと言い返すことが出来るだろうか?と。
言い返せたとして、それを信じて貰えるのだろうか?
信じてくれていると心から思えるのだろうかと?
やるなら唯一人の決断で全てを棺桶まで抱える覚悟が必要だ。
だが、そんな秘密を、世界中の人々の意識を変えてしまうなどという重荷を、
ただ一人抱えて生きるにはもうこの世界の南雲ハジメは多くを知り過ぎてしまっていた。
(だが、アイツなら……)
そこでまた自分のもう一つの未来の姿、魔王の自分の姿が頭を過る。
(きっとやるだろう、それによるあらゆる咎を恐れることなく)
そしてそれが出来ない自分は……。
「俺はやっぱり弱くなったのかもしれない」
「んっ…ハジメにそんな悲しい強さは求めない、私たちも……誰も」
「困難に敢えて挑む者の誇りを傷つけるような真似は慎むべきだな
ま、奴らにも少しは活躍の、かの地での借りを返させる機会を与えてやったとでも思え」
そんな彼女らの想いを聞けただけでもアイツより弱くてもいいやと改めて思える
ハジメであったことをここに記して置く。
ひとまず作戦会議とばかりに隣のテーブルへと移動する女子一同。
太一君はほっぽり出されたまま手持ち無沙汰にスマホをいじっている。
「で、どうする?」
「どうするって……うーん」
「どうする以前の問題じゃぞあれは、全く以って妾は気に喰わん
あのような様で愛子を娶ろうとは言語道断じゃ、断固阻止させて貰うぞ」
「大体において幼馴染ってそもそも負け……」
「あ?」
「すいません」
即座に香織へと詫びるジータ。
「何というか、そのメンタリティがですね……」
「恋愛絵草子の報われないメガネのそれだな」
円卓を囲んで太一の姿をチラ見する女子たち。
繰り返すが外見は決して悪くない、むしろ上の方だ。
普通にしてれば結構モテるだろうとさえジータには思える。
(けど、愛ちゃんには脈なし……でも)
そこでその愛子を一応娶ったらしい魔王ハジメの姿が、
威圧感といかがわしい寄せ集め感に満ちた、間違っても太一青年とは、
似ても似つかぬ姿が浮かぶ。
(あれ……ってことは)
何か重要なヒントが、とジータがふと思った矢先であった。
「それに……愛は恋をしています、俺には分かるんです」
「?」
太一の言葉に首を傾げる一同、何を言って……。
いや、彼女らに思い当たる節はある、だがそれはきっと恋ではなく、
あれは……学校に通いたいと口にした時のシアの瞳の輝きにも似た……。
「多分……相手はきっとあの勇者です!君たちだって……その、彼のことが……
実際そこのユエって子も勇者を追いかけてこの世界にやって来たお姫様だって
ネットでは書いてた!一人で何人も……しかもこの日本で、いくら勇者でも間違ってる!」
「そうだよ、誰であってもありえないよ、って痛っ」
香織がついポロリと本音を漏らし、すかさずジータが調子に乗るなと、
テーブルの下で向う脛に蹴りを入れる。
しかしなるほど、世間ではそういう風に思われているのか……。
きっとここに『へぇ』ボタンがあれば連打しただろうなと聞きながら思うジータ。
ユエがブクブクとストローでコーラを泡立てる、
抗議の意味か面白がってるのかは伺い知れない。
ちなみにその隣の雫は俯いて顔を隠してはいるものの、肩を大きく震わせ
笑っているのが見て取れ。
「そういう誤解を避けるためにわたちは奴に現地妻方式を採用するよう
度々推奨しているのだが、奴め断固として受け入れようとせん」
シャレムはシャレムで何やら不穏な計画を口にしている。
しかし当の光輝やハジメが今の話を聞いたらどういう反応を示すか……。
ハジメは間違いなく腹を抱えて笑うとしても、そこまで達観出来ないであろう、
光輝の心中については、ジータとしても慮らずにはいられない。
ある意味では情報操作が上手く行っている証ではあるのだが、
ここまであらぬ話を抱え込ませるのは流石に気の毒に思える。
彼もまた、これじゃ道化だよと時に本音を口にしつつも、
いわば偶像としての勇者の務めを果たしているのだから。
「あ、でも大丈夫ですよ、愛子先生、光輝の好みからはかなり遠いですから」
「光輝……勇者と名前で呼び合う仲なのか?君たちは」
「だからそういうところを気にするかの?」
(まったく、無理やりにでもデートに連れ出せばよかったかな)
トータスから帰るなりまたしてもインドア指向に戻ってしまったハジメを思うと、
やはり溜息の一つも付きたくはなる。
当人が動かないのが原因でこういう誤解が幅を利かすのだから。
などとジータが心中でボヤく間に喉が渇いたか、
太一はストローを使わずに口から一気にコーラを喉へと流し込む、
奥のテーブルから発せられた。
「おい!これ普通のコーラじゃねぇか!俺はコークハイ頼んだんだよ!」
との新米マスターへの抗議の声と同時に。
「え…」
「まさか……」
見るとテーブルに突っ伏す太一の姿がある、どうやらビンゴのよう……
しかも割り材まで間違えてるようだ。
明らかに強烈なアルコール臭が彼のグラスから漂ってることに今更気が付くジータたち。
「香織ちゃん早く解毒というか……酔いを冷ましてあげ…」
ジータが香織へと指示をするかしないかの内であった。
ゆらりと太一が身を起こす、その目が完全に坐っている、どうやら酒に弱いタイプのようだ。
「……愛」
「へ?」
そう一声呟くなり太一はジータの手を両手でしっかと掴む。
「失踪中に何があったのかは分からないけど、きっとそれだけ異常な事態だったんだろう?
だったらそんなの一時の気の迷いだ、俺は気にしない」
「だからそれが逃げてんじゃないの?って皆思ってるんだってば」
本当に想いが確かならば気にしないのではなく、共に背負うべきだろう。
それに自分らのあの戦いの日々を異常な事態という、
たった一言で済まそうとしたことには、ジータと言えども少しばかり怒りを覚えてしまう。
きっとそれを聞いたら愛子も怒るだろうとも。
(けど……それが普通の人たちにとっての私たちなんだよね)
「愛、もう、そんな不純な関係は終わらせよう
いくら相手が勇者でも教師と生徒じゃないかあり得ない!」
「一旦落ち着きましょう、ね、ね」
「俺は落ち着いているよ」
嘘つけと店中の誰もが心の中で或いは小声でツッコミを入れる。
「愛がいなくなったって聞いて、俺、心臓が潰れたかと思った
その時気付いたんだ、もう自分を誤魔化せない!愛は俺にとって、
それだけ大切な存在だったんだって、だから愛が失踪してから気が気じゃなくて、
仕事も手につかなくて、それで……本格的に捜索するために仕事を辞めたんだ」
「だからそういうこと言っちゃダメ!」
「それで俺と結婚しよう!大切にするから、ずっと一緒にいよう!」
「……」
ああ言っちゃったよこの人、そんないたたまれない空気が店内に漂い始めるのだが。
それには一切構うことなくグイグイと距離を詰めていく太一。
(こ、このまま……じゃあ)
いつもはこうなる前に護衛が制止に入るのだが、
生憎と今日は特別な日ということで休暇を取って貰っているのは前回書いたとおりである。
勿論振りほどくなど造作もないが、かといって無傷でとなると保証は出来ない。
助けを求める様に今一度ジータは周囲を見渡すが、店員や他の客はおろか、
ユエや香織たちまでもが、まるで何かする?何かする?とばかりに、
物珍しく周囲を伺う猫のように"見"に入ってしまっている。
そして自らに迫る太一の吐息が頬にかかった瞬間、
ついにジータは彼の身体を反射的に振り払ってしまう、あろうことかフルパワーで。
(あ、手を出しちゃった……一般人に)
放物線を描き吹っ飛ぶ太一の軌跡を追いながら、
ジータはぼんやりとそういうことを考える。
終わった……そんな思いがまたジータの頭を過る、
これで愛子や光輝、ハジメらの苦労が奔走が水の泡に……。
(ゴメンねみんな、明日の朝刊載っちゃう…私)
しかし太一の身体が窓ガラスへと今まさに叩きつけられようとした瞬間だった。
空間から伸びた腕が太一の身体を掴むと、
そのまま慣性を殺すかのように、そっと真下にあった椅子へと着地させる。
鮮やかな手並みに拍手が起きる中、その腕の持ち主、
言わずと知れた南雲ハジメが空間の中から姿を現すのであった。
えーっとですね、とりあえず太一さんぐだぐだし過ぎです。
会社辞めてまで好きな女性を捜索してた男とは思えません。
愛ちゃんも愛ちゃんで原作での追い詰められた状況で
連絡や相談の一つも寄こしてないあたり全くもって脈ナシであって
正直なところハジメの餌食にするためだけのダメ男として以外の役割は見い出せず
こんなタケノコの様に生えて来たようなキャラを何の脈絡も無く登場させるのは
やはり悪手だと読んでいて判断せざるを得ませんでした。
ともかく後編でハジメはいかなる判断を彼に下すか。
それから意識操作の話はやっぱりマズいというか、それを認めちゃだめでしょ先生と
だって怖いでしょ?自分もそうかもしれないんだから。
いわばルルーシュが平然とスザクやカレンやナナリーに
ギアスで人々を黙らせてやったと公言しているようなものです。
そういう部分が、俺が造って乗り込んでる南雲ハジメ号は何でも出来て凄いでしょっていう
作者の自意識の過剰さを感じさせてならないわけで。
ともかくハジメは主人公である以上、親しい人々にそんなことはしないのでしょうが
それはあくまでも読者の視点での話であり
実際には作中で作中の人々に対して信頼を得られるような行動や
思考を行っていませんよね?能力と結果で黙らせてるだけです、かつての光輝と同じように。
というかそんな力があるんなら、もっとあの世界は平和になっていい筈です。
むしろそういう方向に使うべきでは?
そこから色々と導き出される話もあるのですが、そこはまたいずれ書く予定です。