ギャルゲー世界の主人公の妹になったので兄を全力でハーレムルートに導きます! 作:エスト瓶
拝啓お母さん、お父さん、元気ですか?私は一応元気です
朝目が覚めると何故か私は女の子に生まれ変わり、それも何故か私が好きだったギャルゲー(元エロゲー)の世界に来ていました。最初は驚きましたが何よりも驚いたのは私が女の子に生まれ変わり、それも主人公の妹に生まれ変わってました
最初は驚くばかりでしたが私にはある野望が有ります。それは大好きな兄をこれから出会うヒロイン達を必ず惚れさせ、【お兄ちゃん好き好き大好きハーレムルート】をこの目で見たいからです。原作にはハーレムルートが無かったのが一番の心残りでしたが、私、お兄ちゃんの為に頑張ります!
それでお父さん、お母さん、馬鹿息子で色々と苦労を掛けましたが私は元気です!
「さて、お兄ちゃんはもう起きて朝食を作ってるだろうな」
机の中に先程まで書いていた手紙を入れ、鍵を閉めてから私は制服に着替える。その際に鏡の自分の姿が入る。白く綺麗な肌、少し周りよりも小柄だが胸はかなり大きく、髪の色は母親の遺伝なのか日本人に似つかわしく無い、銀髪だった
「……相変わらず何時見てもエロゲーの体だよね。私の体って」
一通り見た後に制服に着替えてから一階に降りると案の定愛しいのお兄ちゃんが朝の朝食の準備をしていてくれた
(よし、妹モードにチェンジ!)
一度深呼吸してからリビングに入る
「おはよう、お兄ちゃん」
「ああ、おはよう、愛梨(アイリ)朝食はもう出来るから座って待っててくれるか?」
「ん」
お兄ちゃんの声に私は素っ気ない(血涙を流しながら)態度を取りながら席に着き、チラリとお兄ちゃんの背中を見る
月島蓮(つきしま・れん)私がこの世界に来る前にやっていたギャルゲーの主人公で私の(ここ重要!)お兄ちゃん
5人のヒロイン達が居て、その中の一人と付き合い、色々とありながらハッピーエンドで終わる物だったが、私が引かれたのはシナリオの面白さとお兄ちゃんに好感を持てた事だった
そして今、ゲームが始まる冒頭の部分が此処なのだ。そして私がすることはお兄ちゃんにハーレムルートを突き進み、皆と仲良く過ごして欲しいのだ。絶対に
「ほら、出来たぞ。愛梨の好きな卵とベーコンの奴」
「流石お兄ちゃんだね。妹の私を餌付けして何をするつもり?妹に発情は止めてね?」
「生憎と俺には妹萌えは無いから安心しろ」
「そう、良かった。もし妹萌えがあったら、お兄ちゃんのそれをチョキチョキしてたよ?」
「怖いことを言うなよ!?」
と朝はこんな感じの会話をして私はお兄ちゃんが愛を込めて作ってくれた朝食を噛み締めながら食べていき、一息着いた所で時間を見る
「お兄ちゃん?そろそろ時間」
「ん?ああ、もう時間か。それじゃあ行こうか」
「ん、分かった」
私達は鞄を持ち、玄関の外に向かう。そしてお兄ちゃんが家の鍵を閉めてから学校に向けて歩き出す