ギャルゲー世界の主人公の妹になったので兄を全力でハーレムルートに導きます! 作:エスト瓶
さて、家を出て学校に向かう途中だが、私とお兄ちゃんの間で何故か会話がない。本当ならお兄ちゃんの腕に抱き付いてイチャイチャからの抱き合うまで起こるのに何故起きないかと言うと、私がクールでお兄ちゃんに好意を見せない妹キャラ(ここ重要!)だからだ!
(ふふふ、お兄ちゃんの趣味は分かってるもんね。だから敢えてお兄ちゃんにはデレデレしないでこうしてツンツンデレをしているんだよね!)
と言っても全くの無言ではなく、幾つか言葉を交わしては話が変わったりとしている
そしてそんな私達の後ろから私達に向かって走ってくる音が聞こえてきた
「先輩!おはようございます!今日も良い天気ですね!」
「うお!?いきなり朝から背中にタックルするのは止めてくれ!」
「ニャハハ♪先輩の後ろ姿が見えたので、ついつい」
開幕そうそうお兄ちゃんにタックルしてきたのは私と同学年で親友の白雪飛鳥(しらゆき・あすか)
わんぱくで何時も元気一杯の可愛い親友、お兄ちゃんにはかなり心を許しており、子犬のようにすり寄ってくることも。そしてその性格とは裏腹にその私よりも胸が大きいのはきっと嫌がらせだろう
「飛鳥、おはよう。相変わらず元気だね」
「あ、愛梨!おはよう!今日も変わらず可愛いね」スリスリ
お兄ちゃんから私にターゲットを切り替え、私の頬に頬を擦り付ける様に頬擦りをする
(胸が当たってる!凄い嫌がらせだよ!)
「おはよう。今日も元気だね」
全く、本当に飛鳥はお兄ちゃん大好きなんだから、こんなにも好き好きオーラ全開でしてるのにお兄ちゃんは気付いてないのは流石だね
そんなこんなで学校まで着き、私達は下駄箱先で兄と別れてから自分達の教室に向かう
(はぁ、お兄ちゃんと離ればなれとか正直言って死にそう、お兄ちゃん成分が不足して死にそう、ああ、お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん)
「愛梨~?顔には出てないけど、不機嫌オーラ出てるよ~?」
「不機嫌オーラなんて出てないよ。飛鳥の気のせい」
流石は中学から常に一緒にいた親友だよ。私の雰囲気を一瞬で感じとるとは流石としか言えない
「そう言えば今日先輩のクラスに転校生が来るって聞いたの!後で見に行かない?」
「……気が向いたら」
転校生……恐らくはお兄ちゃんが小さい頃に将来を約束した金髪碧眼のお嬢様だった気がする。最初はお兄ちゃんが忘れて色々と揉めて大変だったのを覚えているが、実際はどうなんだろう
「全員席に着け、HRを始めるぞ」
入ってきた担任の声に飛鳥は席に戻り、私も視線を教師に向け、HRが始まる