ギャルゲー世界の主人公の妹になったので兄を全力でハーレムルートに導きます! 作:エスト瓶
さて、昼休みなって私は現在お兄ちゃんが居ると思う教室の前に立っていた。勿論隣には飛鳥も居り、これは飛鳥がお兄ちゃんとお昼を食べたいとどうしても懇願してきたと言う体で私もついてきた感じにしたのだ
「あれ?何か教室の中から良い匂いが」
クンクンと飛鳥が匂いを嗅いでから教室の扉を開けるとそこには洋食のフルコースが並び、まるでホテルのバイキングみたいにズラリと並んでいた
「何これ?」
思わず出てしまった言葉に飛鳥も目を丸くしていた。
「あら?貴女達は?」
私達の存在に気がついたのか此方に近寄ってきたのはお兄ちゃんのヒロインの一人、天上院レイカだった。海外でも超有名の大富豪で日本では幾つものブランド商品をヒットさせた有名企業の一人娘が彼女だった
因みにお兄ちゃんとの接点は小さい頃に道に迷って泣いていたレイカを助けて、そのまま親元まで送り届けた事による一目惚れだったそうだ
「おに……月島先輩は居ますか?」
「あら?蓮に用事かしら?用事なら私が聞きますよ?蓮の【妻】である私が」
イラッ
「確か月島先輩には交際してる女性は居ないと認識してますが?」
「あら、その情報は古いですよ。今は私、天上院レイカが蓮の妻ですわ」
イライラッ
(この糞ビッチが!いくらヒロインだからって調子に乗ってんじゃないよ!この金持ちボケが!)
(何なんですか?この小娘は!私の蓮の事を知ってるなんて何者ですか!)
ゴゴゴゴゴゴゴッッッ
「ヒェ、愛梨から禍々しいオーラが出てます!」
隣の飛鳥が何か言っているがそんな事を気にしてられない。私は無表情で目の前の女を睨み付ける
「あれ?愛梨?どうしたんだ?こんな所で?」
「あ、お兄ちゃん」
険悪ムードを打ち破ったのは教室に戻ってきたお兄ちゃんだった。
お兄ちゃんの登場により、教室の冷えきっていた温度は元に戻り、クラスメイト達もギコチないながらも話し始める
「それで?何かあったのか?愛梨?」
「……飛鳥がお兄ちゃんとお昼を一緒にしたいからって私も着いてきたの」
「ああ、そうだったのか、ごめんな?」
「先輩!私の事も忘れないでくださいよ!」
後ろから飛び付く飛鳥にお兄ちゃんは慣れた手付きで背中から引き剥がし、前に優しく置いた
「えへへ、先輩!先輩!」グリグリ
前に置いたことにより、飛鳥がお兄ちゃんに抱き付いて乙女がしちゃいけない顔をして顔をすり付けていた
(う、羨ましい!私もお兄ちゃんに甘えたいのに!!)
「ちょ、ちょっと!蓮!この子達とはどんな関係なの!?妻である私にも説明しなさい!」