ギャルゲー世界の主人公の妹になったので兄を全力でハーレムルートに導きます! 作:エスト瓶
「私は認めません!そんなこと!」
「り、凛ちゃん……」
副会長の枢木凛は生徒会長である深雪の提案を真っ向から否定し、敵意を剥き出しにしていた。普段の彼女からは信じられないほどの覇気に流石の会長も食い下がっていた
(まあ、普段なら少し考えてから否定しますもんね。副会長は)
「他にも有能な人は沢山居ます!なのに何故あの男子なのですか!」
これ程の怒りを露にする理由は既に愛梨は理解していた。 自分達が知らないところで彼女は兄である蓮とハプニングが起き、その怒りのままこの生徒会室に来てしまったのだ
(本当に会長も運が悪いですね)
「兎に角私は絶対に認めませんからね!」
「あ、なら期間を付けて生徒会で働いて貰うのはどう?その間に凛ちゃんの気持ちが変われば生徒会室に正式に入れるとか」
「わ、私もそれに賛成です!ねっ!愛梨!」
いや、何でそこで私に振るの?どうせ振った所でそこまで変わらないと思うよ?私はね
「まあ、会長の意見も正しいですしね。 ここは一度私情を置いておいて、有能かどうかを見るのはどうですか?」
「………むぅ」
「それに有能な人を放置するほど今の生徒会には余裕がないのも事実です。その事を踏まえてください」
「………分かった。ただし期限は二週間までだ。それまでに判断できなかったら彼は無能として生徒会室から出てってもらう」
「ありがとう!凛ちゃん!」
よし!これでお兄ちゃんと甘々な雰囲気になれます!生徒会でイチャつきながら仕事もできるとか神ですか!?天国ですか!?最高です!
そして誰も居ない生徒会室で私とお兄ちゃんがあんなことやこんなことを!
「………フフ」
「どうかしたの?愛梨ちゃん?」
「いえ、何でもありません。ただ会長のドジっ娘がその人にバレないと良いですね?」
「わ、私はドジっ娘じゃないわよ!」
私の言葉に慌てて否定するが残りの二人がウンウンと納得したように首を縦に振る
「会長、くれぐれも生徒会室では着替えないようにお願いしますよ?」
「深雪会長、絶対に紅茶とか溢さないで下さいよ?」
「凛ちゃんに飛鳥ちゃんまで!?」
今までの事を考えれば会長の行動を鑑みれば余裕で想像できる。そしてお兄ちゃんとの少しエッチなハプニングもこれから起こるのだろう
「もう!私はそんなドジっ娘ではありません!凛ちゃんも飛鳥ちゃんも愛梨ちゃんも酷いわよ!」
「だって昨日だって会長、間違えて下着と体操着を間違えて履いてましたよね?」
「うっ、そ、それを言われると……」
そして会長いじりをしている間にも私達は本日分の生徒会の仕事を終わらしていく