バカと歪んだ世界と変革者   作:キムキム

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「「「…………言い訳は?」」」←この作品に出てくるであろうキャラクター

作者(笑)「…………ありません。遅れてしまって本当に申し訳ない‼︎」

ガスッ

ティ(トライアルモード)「このような行いは万死に値する‼︎」

作者(自業自得)「すいません‼︎ティエリア様!とりあえず、僕の顔を踏んでいるその足をどかしていただけると大変嬉しいのですがぁああっ⁉︎」

ティ(トランザム中)「GNバズーカああぁっ‼︎‼︎‼︎」

グリグリグシャッ

作者(ピーーー)「ぎゃあああぁっ‼︎‼︎‼︎」


ア「えー…っと、しばらくお待ちしても意味は無いので…」

ロ「本編へ」

刹「ゴー」

作者(臨死体験中)(誰かっ…………助け……て)


第二話空を舞う剣士と鋼鉄の狙撃手

SIDE刹那

 

「大気圏突破。成層圏に突入。GN粒子最大散布モードから通常モードへ移行」

 

プトレマイオスから発進してから、6時間が経っていた。今回のミッションは、AEUの新型モビルスーツ『イナクト』の破壊ともう一つある。この作戦が成功するか否かによって、今後のことが決まる。

 

「太陽炉に問題なし。粒子発生率正常。機体各部、武器に異常なし」

 

エクシアの準備もできている。まるでこの日のために、いつでもできると言っているかのようだ。そうだ。俺たちはこの時のために生きてきた。やってみせる。必ず。

 

「目標対象確認。ガンダムエクシア。予定通り、ファーストフェイズを……」

 

 

 

 

「開始する」

 

 

 

SIDEグラハム

 

「あれは…………なんだ?」

 

光る物体が徐庶に近づいてきた。近づくにつれて、だんだん姿がはっきりしてきた。その姿は、現存する機体とは明らかに違った。より人型に近く、スマートな外見ながらも、大きな大剣と盾を持っていた。

 

「あれも、AEUの新しい機体かなのか?」

 

「…………今日の発表はイナクトだけです。他に説明会などがあるだけで、そのような情報はありません」

 

ビリーの質問に、コウタが答える。確かに、今日の予定にそんな情報はどこにも無かった。

 

「では、人革連なのか?」

 

「明らかに、今までの機体と違いすぎます。それに……」

 

ヒデヨシが言葉を区切って、上の観客席を見た。

 

「人革連のお偉いさん方が慌てているところを見る限り、あれの機体は人革連のものではないじゃろう」

 

上の観客席では、人革連の方々が慌てていた。彼らが驚いているということは、人革連ではないな。

 

ズズンッ

 

そうこうしているうちに、謎の機体が降りてきた。

 

『おい、これはどういうことだ!』

 

横では、AEUの関係者が管制室に連絡をとっている。

 

『わかりません。レーダーにも反応がな』

 

ザザザップツン

 

『おい、どうした?おい!』

 

『ダメだ。繋がらない』

 

突然、砂嵐音とともに彼らの持っているケータイが繋がらなくなった。どういうことだ?

 

「電波が妨害されておるのか?」

 

彼らの様子を見たヒデヨシがビリーに質問をした。今時圏外になることはまずありえない。それに、ここは軍の施設。通信機能は通常の区域の何倍も良い。そこで電話が繋がらないということは、妨害されているのだろう。

 

「レーダーにも映らないし、ケータイも機能しない」

 

ビリーが顎に手を当てて下を向きながら考えている。

 

「…………おまけに、パソコンにウイルスが入った形跡はない」

 

「さらに、あの機体が現れるまで使えたことから考えると……」

 

ビリーが一呼吸おいてから、青い機体を見直した。

 

「あの光る粒子のせいか?」

 

やはりビリーも、あの機体から出ている粒子が原因だと思ったらしい。

 

「それにしても、あれはどこ製じゃ?超大国群以外だと、第三国になるが、あれだけの機体を秘匿することは不可能じゃと思うのじゃが」

 

確かに今の時代、モビルスーツを開発しようと思うと、多額の資金やそれなりの設備、大量の資材が必要になる。だが、今の第三国には、モビルスーツを開発するどころか、自国の経済を維持するだけで精一杯の状態だ。作れる余裕もないし、ましてや出来たとしても、せいぜいアンフの改良型ぐらいか、ワークローダーぐらいだろう。

 

「どっちにしろ関係ねえ!」

 

突然、イナクトから声が聞こえた。

 

「待つんだチャン!そいつは危険だ!」

 

「今の俺にとっちゃ、お前の方がよっぽど危険な奴だよ!」

 

「グラハムの言う通りだアグネス。そいつは今までのモビルスーツとは違う!」

 

「お前も、今まで会ってきた人とはだいぶちげーよ!」

 

「…………カワイ、前!」

 

「何が、カワイだてめぇってオワッ⁉︎」

 

青い機体が、イナクトに突撃してきた。チャン(パトリック)は、なんとか避けたが、突然の出来事に反応しきれず、ディフェンスロッドを奪われた。そして……

 

ギギギッバキバキバキッ

 

厚い装甲でできたディフェンスロッドが、いとも簡単に青い機体に握り潰された。

 

「っ!てめぇ!」

 

それを見たチャンは、左腕に内蔵された折りたたみ式のナイフを展開した。展開されたナイフからは耳をつんざくような音が発せられている。あれはソニックブレイド。ユニオンや、AEU製のモビルスーツに搭載されている超高硬度カーボン製近接装備だ。刀身を高周波振動させることで圧倒的な切断力を誇る。また、最大出力で3分間だけなら、プラズマを収束させ、刀身状に展開するプラズマソードが使える。

 

《説明ありがとうございました》

 

「いえいえ、どう致しまして」

 

「グラハム殿。誰とお話を?」

 

それは、秘密だ♪

 

「こちとら今さっきの(名前遊び〔笑〕の)せいで、気分が超悪いんだよ!悪いが、ぶっ潰させてもらうぜ‼︎」

 

そんなことをしているうちに、チャンがソニックブレイドを突き出しながら、青い機体に突っ込んで行った。だが……

 

ズバンッ

 

青い機体がとてつもない速さでイナクトの右腕を刈り取った。刈り取られた腕は空中を舞い、地にめり込んだ。

 

「俺はあぁっ‼︎」

 

チャンはすかさず、右腕のリニアライフルを構えて撃った。

 

「チャンで!」

 

……チャン?

青い機体は、撃ち出された弾丸を軽やかに躱しながらイナクトを肉薄にしていく。

 

「アグネスで!」

 

アグネスで?

右腕が、大剣に斬り落とされた。そして……

 

「カワイなんだよおおぉっ‼︎」

 

武器と両腕を無くし、抵抗することの出来なくなったイナクトの頭部が、澄み切った青空の中へ消えてった。わずか30秒で、この有様。AEUの人達にとって、あのモビルスーツは悪魔として記録されるだろう。現に、AEUの方々は顎が外れるくらい口を開けて、涙を流している。お気の毒に。まあ、それよりも……

 

「34点だな。フィギアスケートでそんな点数では失格だな。同じパトリックの名を持つのに酷いなこっちのパトリックは」

 

「やはり、天○に行かなければな」

 

「パトリック・ザ○が抜けてたのじゃ。あれではコーディネイターを導くことは出来んのじゃ」

 

「…………面白さの欠片も無い。流行らずに消えてしまう芸人の運命をたどるぞ」

 

「くそぉっ!なんで俺ばっかり不幸なんだよおぉっ‼︎」

 

ボロボロになったイナクトから、大声で叫ぶチャン(パトリック)の声が聞こえてきた。

 

ウーウーウーッ

 

どこからか、サイレンが鳴り出した。

 

「…………AEUが、スクランブル時にかけるもの。」

 

やはりな。流石にこの事態になっても、何もしない所は無いからな。そう考えていると、エレベーター側から6機の機影が見えた。

 

「あれは、ヘリオンだな。AEUが現在使用している機体で、最も多い機体だね。数は6機。まあ、条約範囲内だね」

 

ビリーが落ち着きながら、説明している。現在世界では、一つの基地につき、6機までならモビルスーツを保持しても良いと言う条約がある。今、AEUが出してきたモビルスーツは、規定の6機を出している。つまり、今の状況はとても危険な状態と言うわけだ。

 

「グラハム殿。奴が軌道エレベーターを!」

 

「なに⁈」

 

ヒデヨシの声に驚き振り返ると、青い機体は軌道エレベーターに銃口をむけていた。なんて奴だ!この世界を支える力の一つを破壊するつもりか⁈そんなことをすれば、世界は大混乱に陥るぞ⁉︎そんな考えを無視し、青い機体はエレベーターに向けて赤い閃光を放った。だが、その光はエレベーターギリギリで外れて、空の彼方へ消えて行った。

 

「外した?」

 

どう言うことだ?あの機体が、狙いを外したと言うのか?一体…何者なんだ?

 

 

 

 

SIDE刹那

 

「エクシア、ファーストフェイズ終了。セカンドフェイズに移行する」

 

新型モビルスーツの破壊が終了した。まずは第一段階終了。次のプランは……

 

 

 

ーブリーフィング時ー

 

「今回のミッションは、私達の存在を世界に知らしめることが目的よ」

 

俺達の戦術予報士のスメラギ・李・ノリエガが、そう言いながら、画面上の写真を指差した。

 

「最初のターゲットは、AEUが開発した新型モビルスーツのイナクトよ。」

 

そう言って、写真と、機体図を拡大して見せた。

 

「AEU初の太陽光発電対応型。これを世界各国から集まった軍事関係者の前で破壊する。これが、ファーストフェイズの内容ね。担当は刹那。よろしくね」

 

「了解した」

 

「次、セカンドフェイズについてよ」

 

そう言って次のプランを見せた。

 

「イナクトを破壊すれば、敵は、絶対に私達を黙って見過ごすわけにはいかない。当然、スクランブルをかけるわ。」

 

そう言いながら、足元に、作戦予定地域を映した。

 

「最初は、6機。世界各国からいろんな方々が集まっているから、規定内に収めていないといけないわけ」

 

下の図に、黒い三角形が6つ現れた。

 

「でも、エクシアに破壊されれば、敵は危険度をAからSに引き上げて、全ての軍事力を投入せざるを得ない状況になるわ」

 

図の軌道エレベーター側からさらに6つ黒い三角形が現れた。

 

「そこであなたの登場よ。期待してるわよ」

 

「了解。任せな……

 

 

 

……まずは敵をいぶり出す。

 

エクシアのGNソードを、ライフルモードに変えて、照準を軌道エレベーターギリギリにセットする。そして、引き金を引く。エクシアから放たれたビームはエレベーターギリギリで外れて消えていった。これで、反応が出るはず。

 

ピピッ

 

コンソロール画面に敵影が近づいて来るのが映った。

 

「まずは、この編隊を撃ち落とす」

 

レバーを押すと、エクシアは加速しながら、空を飛んだ。エレベーターの方に飛んでいると、敵が撃ってきた。それをレバーを左右に動かして躱す。

 

「情報通り、敵はヘリオン6機」

 

真っ正面に来てリニアライフルを乱射してきたヘリオンを、パドロールしながら躱す。

 

「エクシア。目標を破壊する」

 

照準を合わせて、イナクトの編隊に向けて撃つ。編隊の中の1機のど真ん中を貫いた。まずは1機。

 

ピピピッ

 

警報音が鳴って、後ろからヘリオンのリニア弾が飛んでくる。それを躱し、ライフルから、ソードに変えて剣を振るう。向こうは、避けれると思っていないようで、そのまま真っ二つになった。

 

「そろそろか」

 

開始から5分。そろそろのはずだが……

 

ピピッ

 

コンソロールに軌道エレベーターのピラーが開く様子が映っているのが見えた。そして、中から新たに6機のヘリオンが現れた。

 

「やはりAEUは、ピラーの中にまで軍事力を…」

 

現在、敵の機体は合わせて10機。倒せないわけではないが、プランには従わなくてはならない。向かってくる6機をあえて無視して、4機の相手をする。すると、新たな6機は、こっちが気づいていないと思ったようで、そのまんまこっちに近づいて来た。相手は、それをベストだと過信しているのだろうが、それが命取りになってしまった。

 

ズキューンッ

 

下からビームが飛んで来て、イナクトの1機を撃ち落とした。

 

「……ロックオンか」

 

 

 

 

SIDEロックオン

 

「おっ、やっと出てきた」

 

待機時間が長かったな。おかげで体が固まってたよ。

 

「さーて。いっちょやりますか。ハロ。光学迷彩解除。スナイパーモードに移行」

 

[了解。了解]

 

オレンジ色の丸い形をしていて縦に細い目をしている、支援AIのハロが茶目っ気たっぷりな感じで、そう言いながら、システムを起動させていく。

 

[デュナメス、スナイパーモード。スナイパーモード]

 

コックピットの天井から、ライフルの形をしたコントローラーを引き出してスコープを覗いて、敵の1機に照準を合わせた。さてと、始めますか。

 

「ロックオン・ストラトスとガンダムデュナメス。目標を狙い撃つ‼︎」

 

ドオッ

 

大きな音をたてながら、GNスナイパーライフルからビームが真っ直ぐ放たれていく。放たれたビームは、目標のヘリオンを貫き、そして、破壊した。

 

「次、いくぞ」

 

続けざまに4、5機と狙いを合わせて撃ち落とす。

 

[百発百中。百発百中!]

 

敵の大半を撃ち落とすと、ハロがまた喋った。正直言ってそんな行動をとるハロが可愛いが、敵をライフルで撃ち落とした後に言われると、とても複雑な気分になる。

 

ザザザーッ

 

『……なっ…だ!』

 

突然、コックピット内のスピーカーから、声が聞こえてきた。粒子の影響を受けているせいか、よく聞き取れない。

 

「まあ、知ったこっちゃないか」

 

[知ランプリ。知ランプリ]

 

所詮聞いた所で、助けることはできない。俺らは、この世界と戦うのだから……

 

 

 

 

SIDE刹那

 

『なんなんだ!』

 

飛び回る1機を切り裂いた時、残っている最後の1機から、全周波数に向けての音声通信が来た。この距離なら、いくらGN粒子非対応のモビルスーツでも、通信波を飛ばすことはできるみたいだ。だが……

 

「終わりだ」

 

『何なんだ。お前たちはー‼︎』

 

……だが、俺達は世界と戦う者。奴らとは敵対している。たとえ、何がどうなろうと任務の邪魔ならば排除する。GNソードを立てて、最後の機体を貫いた。貫かれた機体のパイロットは最後に俺達への疑問を抱きながら、澄み切った青空の中で散って行った。

 

《PHASE END》

 

コンソロールに終了の通知が届いた。これで俺達の出番は終わった。

 

「ガンダムエクシア」

 

『ガンダムデュナメス』

 

「『セカンドフェイズ終了』」




ーおまけー

作戦開始15分前

ーデュナメスコックピット内ー

「フンフーン♪」

いやー、いい買い物をしたな〜。

ピピッ

「ロックオン、作戦開始15分前よ。分かってる?」

「おわぁっ⁈み、ミススメラギ?も、もちろんだとも!」

「……何隠したの?」

「いや、べ、別に」

「…………フ○イトのフィギュア?」

「そーなんですよ‼︎しかも、ジャパンエキスポ限定のタイプで、もうたまんな…はっ⁉︎」

「罰として、館内掃除1週間ね」

「ちくしょー‼︎‼︎‼︎」



設定…ロックオンはアニメ好き
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