闇の中の光 光の中の闇   作:yatenyue

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第零章 第一話 出会い

「ここは…どこなわけ?」

 

私が立っていたのは普通の商店街。

 

どうやらセントラルタウンではないようだ。

 

がますます私がここにいるのはおかしい。

 

私はとりあえず近くの路地裏に入った。

 

整理しよう

 

私の名前は香宮みなと

 

アリス学園の初等部B組で11歳。

 

得力でアリスは3つ…

 

 

まさか…暴走しちゃった?あのアリスが

 

ならどうしよう

 

 

 

たしかうわー今日アレサボっちゃった。

 

 

 

"黒猫"が代わりに行かなきゃいいけど…

 

まあ向こうは私のこと知らないんだけど

 

所詮学園にとって私達は駒なんだから

 

 

 

       ああ私はいつまでも駒なんだ

 

 

「おや、君一人でどうかしたのかい?」

 

来たのは中学か高校生に見える男の子3人...

 

親切心ではないなと思う少しゲビた視線。

 

がらが悪そうに着崩した制服

 

「一人なら俺達に付き合わない?」

 

おあいにく様

 

そんなのに私は引っ掛かりません

 

だって濁ったその瞳が分かるもん

 

あの狂った権力者にそっくり。

 

「いえ

 

遠慮しておきます

 

さっさとどっかいってください(微黒)」

 

「ビクッ

 

い、いいじゃないか。行こうぜ 」

 

 

あぁもうアリス使っちゃダメだし

 

この男、どうしてくれよう

 

「ちょっと辞めてくんないかな。そいつ俺の連れなんで」

 

 

突然の声に私も、2人も驚いた。

 

 

が良くも悪くも視線を読み取るのが得意な私はその視線の意味

 

適当に合わせろ

 

を読み取り、こう答えた。

 

「やっと来てくれたんだ」

 

そして変な言いがかりを付けられない内に

 

少年と一緒に走った。

 

 

 

しばらく走った後、

 

冷静に見ると、

 

黒髪に白いメッシュが入っていて、瞳は茶色の

 

カッコイイに部類されるだろう少年だった。

 

 

「大丈夫だった?」

「えぇ、ありがとう。えっと…」

 

「ああ俺は流(リュウ)。滝沢流。お前は?」

 

「香宮みなと よ。あの‥初対面で何なんですけど頼みがあるんです…。」

 

「何?」

 

「(っても事実は言えないから)私家出しちゃって

親が追ってくるかもなんですが、匿って下さい」

 

 

まあ普通受けないだろこれはという頼み

だが

 

 

「別にいいけど。俺一人暮らしだし。

もう一人のスペースぐらい軽くあるし」

 

「うわー

ありがとうっ」

 

といいつつ こう思うのだった

警戒心なさすぎ

 

 

 

助けたのは気まぐれ。

 

珍しい少しウェーブがかったセミロングの紺碧の髪(ここでは海の底のような色)に灰色の瞳。

 

服はコスプレかと思うほどクラスメートに読まされ気に入った「学園アリス」にでてくる制服にそっくりだった。

 

彼女の願いの訳は全てが真実ではないなとそう思った。

 

でも彼女の影がそれを追求させなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

―次の日―

流のクラスに転入生がやってきた。

興味無さそうにそちらを見遣ると

その姿は間違いなく

みなとのものだった。

 

「ちょっ‥みなとっ

なんでここに!?」

 

「ヤッホー

来ちゃった」

 

 

流の脳裏に過ぎったのは、昨日の会話

 

「流って何歳?

どこ通ってるの?」

 

「星嵐学院で年は13だけどみなとは?「うーんじゃあ同じで」

じゃあってなんだよ

じゃあって」

 

「イイじゃん

また教えるよきっと」

 

 

 

こういうことかよ

 

「今日転校してきました。香宮みなとです。

よろしく。」

 

 

 

まあ

 

転校生特有の質問タイムが俺と一緒にいるので、

更に苛烈さを増している

 

 

 

「滝沢君とどういう関係?」

「どこから来たの?」

「可愛いっ」

「彼氏いる?」

 

「その瞳カラコン?」

等々

[後は想像に任せます。]

 

 

わあ

みなと困ってるじゃん

わかりにくいけど

 

俺は元々感情読み取るの得意だから分かるぜ

 

 

 

ガタッ

 

「香宮困ってんじゃん

ちょっと考えろよ

行くぞ香宮」

 

 

「あ

.うん(助かった~人付き合い苦手なんだよね。学園でも浅く狭くだし。)」

 

 

そして流は香宮を連れて教室の外へ。

 

 

「流

あんなことして大丈夫?」

 

 

「へーきへーき

名前しか自己紹介で言わないからだぞ。

最初に言いたいことだけ言って

他はもう聞かないで下さいでもなんでも

いやぁいんだよ」

 

 

 

少しムカつく

この笑顔も造り物の気がするし

 

「ああ

そうなんだ~分かった」

 

 

 

 

教室に戻り

口を開く

 

 

 

「せんせー

まとめて自己紹介

いいですか?

いいよね(癖)

 

 

8月3日の真夏生まれの几帳面じゃないA型でーす。

 

前の学校やいた所は内緒。

流とは家主と居候の関係でカレカノとかじゃありませーん

 

趣味は香水を作ることと漫画やラノベを読むこと。

 

ちょっと淡泊だけど気にしないで下さい。

そしてこれ以上聞かないでくださいっ」

 

 

 

ひと時の幸せがそこから始まった。

 

 

出来れば

帰りたくないなと思うほどの

 

 

それは不可能なんだけどね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




まずは現実世界編です。

3話だけです。
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