終わりが始まるRTA、はーじまーるよー
前回はカヤバーンとお話をしたところでしたね。では引き続き圏内プレイヤーの間引きを進めていきましょう……と言っても、今までやっていたことを引き続き行っていくだけです。映えませんね。
念の為簡単に説明しておくと金持ちと貧乏人の対立を煽り、無敵の人による殺人を起こさせるというのが方針となります。
尤もこのSAOにおいてはレベル差という絶対的な権利、それに安全圏というロス要素の塊があるので方法は少々工夫する必要がありますが……まあ、そこは後で。色々あるので。例えば今でも睡眠PKで数人ですが消えていますしね。
ちなみに睡眠PKは寝てるプレイヤーの腕を勝手に操作してデュエル申請を勝手に受諾させ圏内で殺す、という実に単純なものです。都合のいいことにお互いのHPが即死圏内から始まるモードもありますので。カヤバーンとキリト君がやったアレですね。
問題点としては何より野外で無防備に寝ててくれるアホしか狙えない事でしょう。宿屋の一室やプレイヤーホームは侵入不可ですからね。
なのでこの方法で消せる人数はごく限られたものになります。これで殲滅は現実的ではありません。
なのでメインは95層に到達して安全圏が消えてからになります。その時にタイムを短縮するべく今頑張っているわけですね……というより、95層到達からクリアまではほとんど全ての場合で猶予が少ないため事前に準備しておかないと間に合いません。詳しくはその時にでも。
閑話休題。対立煽りと言っても具体的に何をしていくのかという話ですが……ほぼ何もしません。今まで通り商品を提供していくだけです。
ただし、露骨に分かりやすい格差を設けるようにしていきます。最低限の食事は引きこもりプレイヤーでも手に入るように、低レアアイテムやそれなりの食事は狩りに出始めた低層プレイヤーなら買えるぐらい。女や豪勢な食事(プレイヤーメイド)、装飾品などは高所得である中層プレイヤーが買えるぐらい。攻略組はこんな所に来ないのであまり気にしなくていいです。最前線組からしたら女以外は自分で手に入れた方が早いですからね。高レベルプレイヤーは大体女も囲っています(参考:キリト、シンカー、薄い本におけるエギル)
当然ながら低層プレイヤーからはこんなんじゃ買えるわけないだろ! と文句が出てきますが無視です。これでも安すぎて奪い合いになってるとでも言っておけば収入格差を思い知ってすごすごと引き下がってくれます。ついでに無理してお金を稼ごうとして死んでくれることもあるのでお得です。
しばらく……と言っても1,2週間ほどですが、放置してヘイトを散々稼いだら低層プレイヤーを集めて話し合いをします。この時あくまでもこっそりと集会を開き中層プレイヤーに気取られないようにしましょう。
では何について話し合うかですが……みんなは、陶片追放って、知ってるかな?
細かい諸々を省いて言ってしまえば、人気投票です。まあ一位になった景品は追放ですが。
一括りに中層プレイヤーと言っても色々な人がいるわけです。良い人悪い人という区別は少々雑ですが、まあ下層プレイヤーからも好かれている人もいれば、態度とかの問題で嫌われている人もいるわけです。
今回の集会で聞くのは誰に居なくなって欲しいかです。金でブイブイ言わせてる人、単純に態度がでかい人、きもくて金のあるおじさん、基本的にそんな人が選ばれます。
見事人気投票第一位となる人が決まったら、その人を謀殺します。狩場で殺す、睡眠PKを決める。いろいろ方法はありますが、今回は単純にデュエルで殺します。
あ、おい待てい(江戸っ子)HPがゼロになるようなデュエルを受けてくれるはずがないゾとお思いの全国80億人のホモの皆様、ご安心ください。当然マトモに申し込むわけがありません。
まずは人気者くんが娼館に行くことを確認。男性プレイヤーの99割は行くのでここでしくじることはまずありません。
そうしましたらプレイが終わって部屋から出てきたところへ突撃。そして腕をひっつかんで筋力差にものを言わせて無理やり全損モードでデュエル開始させます。
ハラスメント防止でプレイヤーに触れるのは禁止されてるはず! 教えはどうなってんだ教えは! とお怒りのカヤバウヨのみなさん、落ち着いてください。これは仕様です。
というのも、セクハラや悪質なブロッキング防止の為に他人に触れられないようになっているSAOのシステムですが、これは倫理コードを解除していると無効になります。まあコトを行おうとしているときにシステムメッセージが表示されたら萎えますからね。だから、お遊び後のコード解除中を狙う必要があったんですね。
これを2,3人ほど繰り返したら、次は低層プレイヤー達に手を汚してもらいます。
勿論デュエルなど挑ませてしまってはレベル差で狩られてしまうだけなので、また別の方法を使います。
では低層プレイヤーを引き連れた街周辺での狩りの護衛を依頼しましょう。この際は別に悪評のある人だとかそういうことは気にしなくて大丈夫です。強いて言うなら慕われているような人はNGですが、そんな人はとっくに攻略組になっています。なので上層武器でも餌に適当に依頼しましょう。
首尾よく圏外まで来てもらったら、そのまま稼ぎ場所とでも言って人気のない場所へとパーティで向かいます。そして麻痺毒を使って身動きをとれなくしましょう。
あとはただリンチにするだけです。このゲームはレベル差がいくらあろうとゼロダメージにはならないので……戦闘時回復による実質ゼロはありますが……ならないので(二回目)麻痺が切れないよう気を付けるだけで問題ありません。
一度やったことのある行為というのは心理的障壁が一気に下がるものです。人を殺せばこれからの人生の選択肢に殺人がちらつくようになるとどこかの主人公も言っていましたが、要はそういうことです。殺人への忌避感を無くしてもらうことと自分達でも中層プレイヤーを殺せるんだと覚えてもらうためには必要な手順でした。
これではじまりの街では次々に殺人が……起きません。圏内では殺人はできませんからね(建前)低レベルの雑魚が勝てるわけないだろ(本音)
本番は95層まで到達して安全圏が無くなってからです。つまり、もうすぐです。
なので今やるべきことは攻略組以外のプレイヤーをはじまりの街へ集結させることです。
ということで情報屋を集めます。クエスト報酬として重大な新事実が判明したとかなんとかそんな感じで。実際新事実を伝えるので噓ではありませんし。
伝える……というか吹き込むのは安全圏の消失についてです。このままでは低レベルプレイヤーに大量の死人が出かねないと訴え、護衛兼中層での死人を減らすためと攻略組以外をはじまりの街へと集めます。クリアの目途が立たないうちだと拒絶されますが、90層を超えたあたりからは成功率が上がります。はじまりの街の娯楽度を上げておけば更にアップです。
でも攻略組の武器をメンテする鍛冶プレイヤーや商人プレイヤーが居なくなっては支障が出るのでは? とお思いのホモの皆様、ご安心ください。カヤバーンもその辺は想定しているのか、もしくはもっと死者が多い想定だったのか、終盤層の街ではプレイヤーよりよっぽど高スキルのNPCが用意されているため、居なくなっても文句は出ませんし攻略のスピードも落ちません。
元々一万人が過ごせる規模の街で、現在は大量に死者が出ているので生活スペースに困ることはありません……が、娯楽は別です。元々格差が生まれていたわけですが人口の増加により更に悪化します。いよいよクライマックスといった感じがしてワクワクしますね。
ちなみに現在はじまりの街に居るのは最前線で戦えるレベルのプレイヤー以外の全員です。聖龍連合の一軍、血盟騎士団、風林火山のようないくつかの小規模ギルド、ごく少数のソロプレイヤー。おおよそ500人が攻略組と原作では言われていましたが、ここでも大差無い……と言いたいところですが、軍の殲滅やラフコフによる青田刈りなどによってここも減少しています。おおよそ半分といったところでしょうか。まあどうせラスボスに挑む前には皆殺しにするので少ない方が助かりますね。
閑話休題。ということで94層のボス攻略が始まる日になったら再び情報屋を集めましょう。士気に関わるから一般プレイヤーには極秘でと伝え、圏外かつ結晶無効の拠点を集合場所にします。大半の情報屋は結晶無効だなんて知りもしないし、ごく一部の有能な情報屋は私がいかに貢献してきたかというのを知っているのでまさか危害を加えられるとは思いません。
ということで集まった情報屋をラフコフの愉快な仲間たちと一緒に皆殺しにしましょう。もう利用価値はありませんし、彼ら彼女らは職業柄顔が広いですから、生かしておくと仲裁に入られてしまったり暴動の黒幕としてラフコフが炙り出されてしまったりします。私の顔見知りも含まれていますが、まあどうでもいいですね。
94層のボスが攻略され安全圏が消えたらいよいよ在庫一斉処分クリア直前セールの開始です。
まずは中層プレイヤーを適当に闇討ちします。もう安全圏は無いので小難しいことを考える必要はありません。トロッキーのように雑に殺しましょう。
そうしたら次に低層プレイヤーが中層プレイヤーを殺しているとお店の女の子でも使って噂を流します。殺意を持っているのは事実なので説得力はある……はずです。説得力の為にも実際にやらせて……というか、勝手に殺そうとするのでサポートしておきましょう。無敵の人って怖いですね。
そして次に人の多い場所・時間を選び低層プレイヤーを一人血祭りにあげます。当然下手人は息のかかったラフコフメンバーな訳ですが、殺人後に先に殺さなきゃ殺されてたと叫ばせましょう。
治安維持の名目でそのメンバーは処刑することになるのですが、まあさほど仲間意識のある集団でもないので問題ありません。
ともかくこれで火種は十分。あとは楽しく殺しあってもらいましょう……で済めば楽だったのですが、このままではあまりにも戦力に格差がありすぎます。いくらプレイヤーメイドの最上級武器を装備させたとしても1,2発食らえば死ぬような集団ではお話になりません。なので当然介入していくのですが、やりすぎないように注意が必要です。
というのも、低層プレイヤーはいくら形勢が不利になろうとここ以外では暮らせないので逃げたりはしないのですが、中層プレイヤー達は負けそうになれば結晶で逃げてそのまま帰ってこなくなってしまうからですね。そうなると探し出すのはあまりにも手間です。
なので圧倒はせず、ついでに怒りを買うようなやり方で殺していきましょう。例えば通りすがりに麻痺毒を食らわせて低層プレイヤーの集団にリンチにさせたり、人質を奪って助けに来たプレイヤー達を地下から連れてきた蛙でMPKしたりですね。
ここまですればもはや通りすがりに低層プレイヤーを見かけた瞬間PKするようになり、どんどん数を減らしていくことになります。低レベルで装備できるようなものを付けているプレイヤーへの見敵必殺ですね。
こうなる頃には過激派の低層プレイヤーは皆殺しにされています。哀れに逃げたり隠れたりする臆病者……と、ついでに娼婦だけです。
こうなると、命がも゛ったいた゛いっ!!! と殺人を止めさせようとするプレイヤーが出始めます。
ということで安全地帯を用意してあげましょう。子供たちを保護している某教会にラフコフのメンバーを派遣してボディガードにし、代わりに低層プレイヤーの生き残りを受け入れてもらいます。数十人程度しか残っていないのでまあなんとか……といった感じですね。
こうすると彼らも皆殺しにするべきという中層プレイヤーのタカ派と、もう十分に殺しただろうというハト派に分かれます。自分のか他人のかという違いはあれど命を最優先に考えて対立している彼らが結局全員死ぬと考えると心が浮き立つような気分になりませんか、兄上。
中層プレイヤー達の間で話し合いが行われたところでタカ派の中層プレイヤーを殺害し、ハト派の仕業と触れ回りましょう。これであとは正義感と憎悪の下に正当防衛と懲罰と名前を変えて殺しあってくれます。野蛮ですね。一度血に酔ってもらえば先ほどの安置のこともあって結晶等で逃げられる心配もする必要はありません。酔いが醒める前に殲滅できるよう急ぐ必要はありますが。
いくら人数が多いとはいえ、所詮は一つの街だけでの戦争。彼ら同士で殺しあってくれることもありさほど時間はかかりません。教会と娼館を除いて人っ子一人居なくなりました。
あとは生き残りに食料と娼館を無料開放し、教会に元々居たお姉さんと子供達以外をおびき寄せて皆殺しにして終わりです。
事前準備は長いことかかりましたが終わってしまえばあっけなかったですね。カヤバーンが正体を(攻略組に)明かしているので介入に来ないというのも大きいですが。主催者権限とかやられたらどうにもなりませんので。
ともかく今回はここまで。次回最終回です。ご視聴ありがとうございました。