善逸が出久の弟としてヒロアカ世界を生き抜く話 作:冬のこたつのおとも(みかん)
俺が今世にも目を向けると心を新たにした日に、出久にも何かきっかけがあったのか、その日を境に出久は体を鍛え始めた。体を鍛えるだけではなく、食事や睡眠時間までも気にしているようで、いきなりの生活の大改新に俺は目を見張った。一体どうしたのかと耳を澄ませると、出久からはしり込みしている音も、迷っているような音ももう聞こえなくて、決意が固まったような音がした。どうやら将来に向けて、本格的な算段ができたようだ。もしかしたら何か特別な出会いでもあったのかもしれない。毎日努力している出久を見ていると、俺も相乗するように頑張らないとという気持ちにさせられる。
ただ、日にちが経つにつれて、出久の筋肉の節々から疲労の音が聞こえ始めて俺は眉を顰めた。鍛錬のやりすぎでこれでは逆効果になってしまう。何か物申すべきかと機会を窺っていると、その音は無くなっていったので解消したのかと胸を撫で下ろした。
そして今日も俺は焦凍と共に常連と化した公園へと向かった。
鍛錬が終わり、焦凍と帰路を歩いていると、家の近くで細身の金髪の男性と出久が話しているのを見かけた。一瞬不審者に話しかけられたのかと警戒したけど、金髪の男性から鳴っている音がまさに正義!!といった感じの音だったのですぐに知り合いなのか、と思い直した。俺は気まずい雰囲気を隠しきれずに、せめて態度には出さないように出久の横を通り過ぎた。会話は一つも交わさなかった。ただ出久が何か言いたそうにしていた目を一瞥することだけで終わった。
異様な雰囲気を察したのか、焦凍に「知り合いか?」と尋ねられ、それに対して「まぁ、兄貴。…一応」と返した。幼少期からのすれ違いが未だ解消されず、俺はまだ出久を正しく兄とは認識できずにいた。その理由は俺にとって家族の中でも、『兄』というものが一等重大なものであることも起因していた。いつか胸を張って兄弟だと言える日がくればいいだなんて、今まで歩み寄ろうとしなかった俺が思うには虫が良すぎるよね。夕暮れ時で、空では複数の烏がカアカアと合唱のように鳴いている。それが未だに前世に縛られている俺を嘲笑っているかのように聞こえて、この時ばかりは自身の優秀すぎる聴覚が恨めしかった。
俺としてはもう会話は収束したつもりだったけど、焦凍はそうではなかったようで、俺の顔をジーッと見つめていた。向けられる眼力に負けて、どうしたのかと問いかけると、彼は呟くようにぽつりと言葉をこぼした。
「意外だ。善逸はしっかりしてるけど、時々甘えたいみたいな雰囲気出してたから、てっきり兄貴と仲良いんだと思ってた」
焦凍の言葉を聞いて、視線を下に下げた。自覚はなかったけど、俺は根っからの弱味噌だからそれを無自覚に露呈してたのかもしれない。だけど、今世で兄たるものに甘えた記憶はない。もしそう感じたというのなら、それは前世が関係してるってことだろう。兄弟子…には甘えられなかった。となると、俺を甘やかしてくれた存在といえば炭治郎だ。あいつは大家族の長男だったんだもんなぁ。お兄ちゃん検定とかあるならあいつは間違いなく合格だぜ。伊之助も不器用なくせにたまに甘やかそうとしてくるから、照れ臭いけど嬉しかったな。温かくて、すごく大切な宝物みたいな記憶。
だけど、俺はこの世界にちゃんと目を向けると決めたんだ。
「俺、これから仲良くなれるように頑張ってみるよ」
俺がそう言うと、焦凍は一瞬面くらったような顔をした後に、フッと笑った。
「そうだな。そのほうがお前の性にあってる」
僕には同い歳の弟がいる。しかし血は繋がっていなくて、弟は養子らしい。その詳細はあまり知らされていないけど、そこはそれほど気にならなかった。ただ一つ気になることは、僕と弟が全く似ても似つかないことだ。かたや弟は要領がよくて、僕は鈍臭い。弟はよくいい意味で目立っているけど、僕はいじめの的だ。そしてなにより、弟はヒーロー向きの強個性持ちで僕は無個性。かつての僕たちはそれなりに仲がいい兄弟だった。ただとある日を境にそれは変わってしまった。
きっかけは僕が無個性だと診断されたことだ。
僕より誕生日の遅い弟に個性が出たのに、僕には出なかったのをおかしいと感じた母に病院につれて行かれたところ、僕は無個性だと医者から告げられた。ヒーローになる夢は叶わないのだと言われたようで、目の前が真っ暗になった気がした。そしてそのやさぐれた気持ちの矛先を、僕は強個性を持っていながら、何故か個性を使わないと宣言した弟に向けてしまった。弟の善逸は、その宣言通り今でも個性を全く使わない。きっと彼にとって何かとても大きな理由があるんだと思う。なのに当時の僕は感情のままに善逸を責めたててしまった。それに対して善逸は僕に不満を言うこともなく、それを受け止めてしまった。ここで善逸が怒りの一つでも表に出してくれたなら、何か違っていたのかもしれない。だけど現実はそうではなくて、それ以降僕と善逸の関係はずっと気まずいままだ。これが喧嘩であったなら、仲直りすれば終わりの話だったけど、生憎喧嘩と呼ぶには、あまりに善逸の態度は大人びていた。
善逸は最初からどこか変わった子供だった。
雰囲気というか、放っているオーラというか、それがとにかく浮世離れしている感じがする。そのせいかそこにいるはずなのに、まるでずっと遠くに存在しているような感覚すら覚えてしまう。それでいて曖昧で、触れたら消えてしまう泡沫のはかなさを持ち合わせていたのだ。その雰囲気が、善逸に対しての僕の意思をひたすらに臆病にする。善逸とは家族だし、優秀な点の多い彼を僕はとても尊敬していた。できることなら仲良くしたいとも思っている。だけど善逸を前にすると、何と言えば僕の気持ちがちゃんと伝わるのかが分からなくなってしまう。
結局踏み出すことのできない日が続いていたある日、僕に転機が訪れる。
それは、僕のずっと憧れていたNo.1ヒーロー、オールマイトとの出会いだ。
オールマイトは僕に「君はヒーローになれる」と言ってくれて、個性の譲渡までしてくれると言った。彼の話によると、オールマイトの個性、ワンフォーオールは聖火の如く受け継がれてきた個性らしい。オールマイトの厚意に答えるべく、僕は個性に耐えうる体を仕上げるために毎日体を鍛えた。今日もその帰りで、クタクタになって帰路に就いた。
「この調子なら、入試には間に合うからね。くれぐれもまたオーバーワークはしないように」
「はい!もうしません!」
僕は以前、人の何倍も頑張らなくてはいけないという気持ちが募り、焦ってオーバーワークをしてしまったことがあった。それは訓練の効率も落ちて、より遠回りになってしまうと気づいたので、以後は気をつけている。
家が見えてきた辺りで、反対側から歩いてくる見慣れた人影を捉えた。善逸と、前に家に来ていた善逸の友達だ。名前は確か、轟くんだったかな。善逸も僕に気がついたようで、目が合った。「おかえり」とか、言ったほうがいいかな。僕は口を開いてみたものの、その口から声が発せられることはなくて、漏れ出るのは息ぐらいだった。そして善逸は特に何か話すこともなく通りすぎて行ってしまった。また僕は話しかける機会を逃してしまった。
「…ぁ」
「?、少年どうかしたのか?」
僕が落胆していると、その様子を隣で見ていたオールマイトが不思議そうに僕に尋ねた。
「今すれ違ったの、弟なんです」
「そうなのか?随分と塩対応なように見えたが…」
「僕が悪いんです。僕が以前、弟に酷いことを言ってしまってからずっと気まずくて…」
オールマイトの前ではこんなに素直に話せるのに、善逸と話そうとすると途端に言葉に詰まる僕は兄として情けないと実感している。そんな僕に何を思って善逸は以前、僕はヒーローに向いているなんて言ったんだろう。
オールマイトが少し考えるような素振りをした後に、やがて口を開いた。
「人様の家庭事情にあまり口を挟むつもりはないのだけどね、ヒーローたるもの、まずは周りの人を大切にしなければならないと私は思うよ。気まずいならまずは会話するところから、ね。なあに!それで振られちゃったら私が慰めてあげるよ!」
ハッハッハ!とオールマイトはマッスルフォームになって快活に笑う。オールマイトの言う通りだ。怖がってばかりではいられない。踏み出すんだ、一歩を。
話し合えばきっと分かり合えるはずだ。だって、僕と善逸は二人きりの兄弟なんだから。
「はい!やってみます!」
俺は家に着くと部屋に荷物を置いてすぐにまた玄関に戻って出久を待つ。玄関で一人立ち往生している図は中々に滑稽だけど、こうでもしないと俺はまたヘタレ根性で実行を先延ばしにしかねない。何もしないことが必ずしも得策とは限らない。時間が解決してくれる以前に、俺と出久は仲良く過ごした期間が短すぎるのだ。だったら関係修復のためにはこちらが動くほかない。
今日こそは絶対に出久と話すぞ!と息巻いて俺はフンス!と仁王立ちの体勢をした。
それから数分のうちにガチャ、と鍵が開く音がして、ドアが開いた。
「ただい…、うわ!?」
「お、おかえり!…えっと」
家に入るなり出久は驚きの声を上げて、目をパチパチさせながら俺を見ていた。何か言わなくてはと思うけれど、いざ面と向かって話すとなると言葉は出てこなくて、俺は目を泳がせた。出久は固まっていたが、ハッとしたような顔になって意を決したような音を出して声を発した。
「善逸!話がしたいんだけど、いいかな?」
「え?あ…、うん」
俺は促されるまま、出久の部屋に入った。久しぶりに入る出久の部屋だったけど、幼少期と変わらずオールマイトのグッズで溢れていた。いや、以前よりも多いかもしれない。出久がベッドに腰かけたので、俺は向かいにあった勉強机の椅子に座った。
「善逸も雄英目指してるんだよね。その、特訓とかって何やってるの?」
予想していなかった言葉に一瞬ポカンとしたけど、とりあえず答えることにした。
「俺は友達と一緒に対人訓練とか、かな。出久も最近頑張ってるね、何かきっかけでもあったの?」
これは上手く会話できているかもしれない、とちょっと嬉しくなったが、俺が疑問を投げかけた瞬間出久の音が激しくなった。
これはいきなり聞いちゃいけないことを聞いたかもしれない。俺は慌てて付け足す。
「いや、無理に言わなくてもいいんだけど!」
「…ごめん」
隠し事をしている後ろめたさからか、出久は俯いてしまった。それをみて俺は焦った。せっかく出久が切り出してくれて、上手く話せそうな雰囲気だったのに、失敗してしまった。このままではますます暗い雰囲気になって、また話しづらくなってしまう。出久が母さんに食事内容の改変を頼むときにも微かに罪悪感を感じている音がしていた。何か言えない事があったことは明白だ。それに気づいていたのに、それを聞いちゃうとか馬鹿か俺は。何か言わなくちゃ、そう思うけれど言葉が浮かばず行き場のない視線を手持ち無沙汰にしていると、やがて出久から口を開いた。
「ずっと気になっていたんだけど、善逸はどうして僕がヒーローに向いてるなんて思ったの?」
出久の言葉に下がり気味だった顔を上げる。
俺からするとむしろ何故そのような疑問がでるのだろうというところだ。だって俺は出久ほどヒーローと呼ぶにふさわしい音をした人は他に見たことがない。ただ、前に出久と共にいた金髪の男性からはそれに近しい音がしたけど。でもこれは俺の聴覚を持ってしてでないとわからないし、感じたことのない感覚を伝えることは難しい。
「身体能力云々というよりも、心持ちかな。出久は正義感が強くて、何より困っている人をほっとけない性格だから。それってヒーローやるなかで一番大切なことなんじゃないかな。実力は後からつけることができるけど、心っていうのは一朝一夕で変わるものじゃないからね」
特に、細かい感情の音ではないその人固有の音は、生まれ落ちたときから変化することはほぼない。それを俺は体に宿った魂の音だと解釈している。
「そっか…。善逸はどうしてヒーローを目指しているの?」
「え?俺?」
「うん。雄英のヒーロー科受けるってこの前母さんと話してたよね?」
ヒーローを目指す理由。それは沢山の人を救いたいとか、誰かの役に立ちたいとか、そんな大層なものではない。俺自身、目の前で危険な目に遭ってる人がいたら助けようとするだろうけど、わざわざ自分から首を突っ込んでいくほどお人好しではないつもりだ。自身でできることがいかに少ないかを、俺は前世を通してよく分かっていたから。それでもヒーローになりたいと思った理由はやっぱり、
『何言ってるの!善逸もなるんだよ!』
『僕と善逸二人でヒーローになって、事務所を立ち上げるの!そして兄弟でヒーロー!かっこいいだろ?』
「約束だからかなぁ」
「え?約束?」
「そう、約束」
約束を持ちかけた張本人はどうやらピンときていないようだけど、それでも良いと思った。俺はただ、この世界で何者かになりたくて、それを為すためのきっかけが欲しかったにすぎないんだ。
だから、それがたとえ忘れ去られてしまった幼き頃の記憶の一つでも、構わない。
それから俺たちはいろんな話をした。受験勉強の進捗だったり、好きなテレビ番組の話だったり、推しているヒーローの話だったり。母さんが夕飯だと呼びに来るまで、今までの空白の時間を取り戻すように、ひたすら話を続けていた。
季節は冬に差し掛かり、いよいよ受験が目前に迫ってきた。あれから出久との会話も増えて、周りの兄弟と遜色ないくらいまで距離を縮められた気がする。受験に向けての準備の方は、焦凍と鍛錬だけでなく、勉強の方も一緒に取り組むことが多くなった。主に俺が教えてもらってるんだけどね。特に俺は理数科目が駄目だ。なんで点は動くの?じっとしてなさいよ、落ち着きなさすぎじゃない??
そして今日は久しぶりに焦凍の家の道場での鍛錬だ。なんとあのエンデヴァーこと炎司さんが直々に俺たちを鍛えてくれるらしい。俺たちの技を見た後に、的確なアドバイスをくれた。
「焦凍、お前は攻撃がまだ単調だ。もっと応用した使い方を考えていけ」
「わかった」
「善逸、君は使える手数が少ない。それをカバーするためにも得意の速さと間合いをもっと極めなさい」
「はい!」
速さと間合いか、足を鍛える必要があるな。ただ筋肉をつけすぎると重くなって速さが下がるから、瞬発力を上げることに重きを置いていこう。
「入試まで残りわずかだ。残りの時間を有意義に使い、仕上げていけ。それと善逸、君にはこれを渡しておく」
「これは…?」
炎司さんから差し出されたのは一本の剣だった。受け取って鞘から剣を出すと、よく手入れが施されているのか、刀身はキラリと照明の光を反射する。
どっしりとした重さから、それが真剣であることがわかった。
「入試本番に木刀では心許ないだろう。今後はそれを使え」
正直一般家庭では武器の入手は困難だ。それも真剣となると相当な値がつくだろう。だから炎司さんからのこの厚意は大変こちらとしても助かる。俺は元気にお礼を言ってありがたく受け取ることにした。
それからの鍛錬はとにかく指摘されたところの強化と、武器に慣れることに費やした。
そして受験当日。焦凍は推薦入試らしいので別日だ。
俺は母さんに見送られながら、朝からどこかに出かけ、時間ギリギリに帰ってきた出久と共に家を出た。
受験会場に着くと緊張しすぎた出久が転びそうになって、そこを他の受験生に助けてもらったり、試験官の説明中にやたらハキハキした子と一悶着あったが(出久のぶつぶつ喋ってるのを指摘した後に、試験官の声がデカすぎて耳が痛かったから耳を塞ぎながら聞いていた俺に、「君は説明中に耳を塞ぐとはどういう了見だ!やる気がないなら即刻帰りたまえ!!」と言った。それに対して「いや、煩かったから…」と返したら試験官の人が「こいつはシビィ!!」と言った後若干声量を下げてくれた。
試験官の説明によると入試形式は仮装敵との模擬演習らしい。4種類の仮装敵がいてそれぞれ得点が違うとか。とにかく斬りまくれば問題ないはずだ。演習場所はいくつかあって、友達同士で協力させないためか、近い受験番号の人とは場所が分かれているため、出久と勝己とは別の場所だ。出久はともかく、勝己と同じ演習場所だと、最悪邪魔される可能性があったため、この制度は正直助かる。
「はい、スタートー!」
受験者が模擬市街地に着くや否や試験官から開始の合図がされたので走り出す。だけど周りが誰も動かないので、首を傾げていると試験官が受験者をせかし始めた。どうやら周りはいきなり賽を投げられたことに対応できていなかったようだ。こればかりは経験が出るので仕方がないことかもしれない。周りより早くスタートを切れた俺は出てくる仮装敵をバンバン霹靂一閃で斬っていく。炎司さんから貰った真剣はとても斬れ味がよくて、木刀に比べると技の威力が全然違う。俺の聴覚は仮装敵の機械音を辿ることができる、だから安定して得点が稼げた。
受験時間が残り5分を切った頃、ゴゴコゴゴという地響きが鳴り始めて、今まで聞いてきた仮装敵の音とは比較にならないほど大きな音が聞こえた。音の発生源に目を向けると、そこには建物から顔を覗かせる巨大仮装敵がいた。おそらく説明にあった0ポイントのお邪魔敵だ。
「え、こんなでかいの…?嘘すぎじゃない??」
巨大敵に対する反応は様々だった。怯えて逃げる者、恐怖で足が震える者。立ち向かう者は一人もいなかった。
それでも巨大敵が止まることはなく、受験者たちを追い詰めていく。恐怖に震えていた受験者の一人が腰が抜けてしまったようで、巨大敵を前にしても動けずにいた。
「ぁ…、誰か、た、助けて…ッ」
「ッ!!」
無機物な音が受験者に迫る。俺と巨大敵の距離はまだだいぶ離れている。だけど届く。届かせてみせる。間合いと速さの底上げは、ここ数ヶ月ずっとやってきたことだ。
シィィィィィ。
俺が刀を抜刀するのと、巨大敵の剛腕が受験者を掴むのは同時だった。
『雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 神速』
ドォン!!!
雷鳴のような音が轟き、閃光が舞った。カチッと音を鳴らして刀身を柄に納める。それと時間差で巨大敵の体は地面に倒れ伏した。
「しゅーりょー!!」
一息ついていると、辺りに試験官の声が響き渡った。
これで、入試の実技試験が終わった。
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