あれから2日経った、一夏の様子はどこか雰囲気が違う気がした。雰囲気が前に五対一の試合をした時とはいつもの感じてもなく別の感じだった。何かを決意した感覚だったのをシャルには何となく分かった。その時だったボーッと考えている時にラウラが声を掛けてきた
「シャ・・・ル、おい・・・・シャルロット、聞いているのか」
「ああ、ごめん聞いてなかった」
「お前らしくないぞ」
「ごめんごめん」
ボーッとしていたのを指摘されて少し恥ずかしくなるシャル
「もう1度だけ言うぞ、織斑先生が話していたのだが二学期にまたやるらしい」
「何を?」
「トーナメント戦だ」
「そうなんだ・・・でそれがどうしたの?」
「私も出たいと思っていたのだが、シュヴァルツェア・レーゲンを一度本国にメンテナンスをしなくてはならないんだ、夏休みを入れてもトーナメント戦に間に合うかどうかなのだ」
「そうなんだ」
「他の者も夏休みは皆本国に帰るみたいだぞ」
「私も、夏休みに隠れて本国に帰るつもり」
「大丈夫なのか?」
ラウラはシャルの事情を知っているため、心配した。シャルはそれを笑顔で返した
「ただ、墓参りに行くだけだから」
「もしもの時は私に電話しろ、直ぐに迎えに行く」
「ありがとう」
そこにセシリアと鈴も加わった。箒は相変わらず一夏の所に行ったようだが、一夏はあの後勉強はしているようだが心ここに在らずだった。ラウラは他の2人の夏休みはどうするのかを聞いていた
「2人はどうするのだ?」
「私は本国に帰ってメンテナンスと屋敷の状態を見に行きますわ、夏休みはほとんどイギリスに居ますわ」
「私も本国に帰って師匠の所に戻って練習かな、トーナメント戦を見ていたらしくてね」
鈴は頭を抱え泣きながら答えた。鈴にとって師匠は中国代表である為、断れないのだ。
「まぁ、更に強くなって見せるわよ」
「頑張って下さいね」
「ありがとう、セシリア」
「そういえば、嫁は夏休みどうするのだ?」
「私も聞いていませんわ」
「私もよ」
「僕も」
4人とも一夏の夏休みの予定を聞いていない為、アタックを掛けたいがどうする事も出来なかった。鈴は中国に1ヶ月、セシリアとラウラと同じ、シャルは2週間イタリアにいる事になる。その条件で一番嬉しくなる人物がいた
「嫁は大丈夫だろうか?」
「あいつは何かするかもしれないわね」
「そうですわね、今の箒さんは執着がかなり強くなりましたから」
「うん」
「まぁ、後で聞いてみたら」
鈴は三人に言った、一番出会う率が高いし聞けるかもしれないからだ
「分かった、私が嫁に聞こう」
「頼みましたわ」
「お願いね」
「うむ」
ラウラは三人の前で立候補して言ったのだった。そして話が終わり、セシリアは三組に用事があり一組の教室を出たのだった。その後、一夏が戻って来て椅子に座った。
「ふぅ〜」
「嫁よ」
「なんだラウラ」
一夏は横を見てラウラを見た。なにか聞き出そうな顔をしていて、眉間に皺を寄せたが直ぐに直した
「夏休みはどうするのだ?」
「千冬姉がある場所で体を清めて来いって言ったからそこに行くつもり、1ヶ月間そっちで生活することになってる」
「そうなのか」
「まぁ、今生の別れじゃないんだから大丈夫」
一夏は少し寂しそうな顔をするラウラの頭を撫でたのだった。
「うむ、そうだな」
そう言ってラウラも席に着いたのだった。その時教室の前では織斑先生が箒を叱っているのが聞こえたのだった
一様はこの後は夏休み編に入りますが5人プラス千冬さんのお話を考えています。リメイク前はない話ですので完全オリジナルです
最近、体の調子がおかしいです。皆さんも健康には気を付けましょう
それでは次回