水の巫女と星の闘士    作:千鶴

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ヒロイン設定

名前・・・暁(アウローラ)

年齢・・・18

髪/瞳・・・濡羽玉/瑠璃色

日本人だが訳あってギリシャの小さな村で暮らしていたが、冥闘士の襲撃により村人を目の前で殺され、自身も殺されそうになった所を牡羊座(アリエス)のシオンに助けられる
しかし目の前で親しい村人を殺された事、そして自身の身に迫った死の恐怖から全ての記憶を失ってしまう


親戚もなく、知り合いも全て殺されてしまった事で行く宛の無い暁はシオンの提案で聖域(サンクチュアリ)で保護されることになった

そして教皇セージより取り敢えずという事で『アウローラ』の名を貰う






実は暁には本人も知らない(というか覚えていない)重大な秘密があった








高於の神

日本の貴船の祭神で日本にいた頃の暁の事を誰よりもよく知る・・・というか思いっきり関係している人(?)
14年前に居なくなった暁の事を今でも探している









プロローグ

「はぁはぁ・・・此処まで逃げれば・・・!!ダメ!近づいてきてる」

 

 

 

 

暖かな風が吹く春の、美しい月の夜

日々の疲れを癒すべく殆どの者が眠りにつき始める頃、静かでのどかな村は一瞬にして地獄へと変わった

 

 

そこかしこで響く人の断末魔の叫び声、建物が燃え盛り崩れゆく音、そして闇色の鎧を纏う者達の嗤い声・・・・・・

 

ほんの数時間前まで小さくとも人々の笑顔の溢れる村だったこの場所は血と炎に飲み込まれていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何でこんな事に・・・ううん、今は何としても逃げ切らないと」

止まっちゃダメ。止まったら・・・考え出したら動けなくなる。今は逃げる事だけを考えないと

 

 

暁は鎧の男達に見付からないように必死に逃げていた

 

「(あっちは・・・森があるからまだ逃げやすいはず!)」

 

一緒に逃げていた人達とははぐれ、逃げ切れたのか、生きているのかさえ分からない

 

 

そんな状況にあっても目から光が消える事はなかった。しかし・・・・・・

 

 

 

 

「ようやく見付けたぜ!!」

「キャアァ!」

 

森の中を必死に逃げ回っていた暁だったがとうとう見付かってしまい、髪を強く引かれた事で転んでしまった

 

「あ・・・ああ・・・」

 

目の前には赤黒い血で染まった鎌を持つ闇色の鎧に纏う男・・・暁の最後に見たものは男が鎌を振り上げた所までだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

「(・・・・・・・・・・・・・・・)」

 

何処からか何か聞こえた気がした

 

 

「(・・・・・・い・・・・・・せ・・・)」

 

なんて言ってるの?

 

 

「(大・・・・・・目を・・・)」

 

これは・・・誰?

 

 

「大丈夫か!目を覚ませ!!」

 

うっすらと目を開くと私の目の前には綺麗な新緑の髪の青年が居た

 

「良かった」

「?あなたは・・・」

「私の名はシオンだ。君の名を教えて貰えるか」

「私は・・・・・」

あれ?私の名前は・・・・・・何だっただろう・・・思い出せない・・・

 

「すみません・・・思い出せないんです」

「!?思い出せない?もしかして記憶喪失か?何か覚えている事は無いか?」

 

そう言われ、私は必死に何か思い出そうとしてみたが何も分からなかった・・・自分の名前も、家族の事、住んでいた場所等も何も思い出せそうになかった

 

「・・・」

「そうか・・・」

 

 

それから数日間、二人は周囲の町や村をめぐりながら少女を知る者が居ないかを捜し歩いていた。しかしどの村や町にも少女の事を知っている人間は居なかった

 

考え得る最後の町をまわり終わった日の夜、シオンは今日一日考えていたある事を少女に提案した。それは・・・・・・

 

「君の事は私が保護しよう。だからすまないが聖域に来て欲しい」

 

 

 




少年陰陽師×聖闘士星矢LCです


亀更新かつお目汚しでしょうが温かい目でご覧下さい
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