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将校旅行用鞄を提げて空軍基地へと到着した私は、基地の将兵から敬礼でもって迎えられ、基地内は私が到着すると共に、他基地や司令部からの祝電で埋め尽くされた。
「大佐殿! 三軍一同、心よりご到着をお待ちしておりました!」
「残念ながら、最前線送りで中佐に戻ってね」
口ではそう言いつつも、私が全く気にしていないのは皆分かっているのだろう。整備員達は笑いを噛み殺しながら「ラインで活躍すれば、すぐ大佐に戻れますよ」と励ましの言葉をかけてくれた。
滑走路には既に私が指揮する予定の中隊員が整列しており、ここでも私は敬礼で迎えられた。上官に対しては当然の事と思うだろうが、彼らの敬礼はまるで皇族に行うような見事なものであったから、少々面食らってしまったのだ。
とはいえ、こういった歓待は過去にも何度かあったので、今更でもある。
「これが、私の機体かね?」
「はい! 中佐殿の為にご用意させて頂きました!」
落下傘と地図を携えて案内された乗機を前に、冗談だろう? という思いで訊ねたのだが、整備員も中隊員も皆誇らしげなので、私は思っていた事を口に出来なかった。
“こんな機体、目立って敵に警戒されてしまうではないか”
私専用だというゾフォルトは、宣伝局が写真集撮影の折に用意した物と同じく、青のマルタ十字を両主翼上下に描き、尾翼には最新の合計撃墜数たる四〇八を記していた。
流石に五機撃墜の
正直に言って、ダキアでのスコアなど額面通り載せられても恥ずかしいだけだった。何しろ末期のダキア空軍は、練習機で出撃していた程なのだ。せめて叙勲規定通り、五分の一にしてくれれば、まだ直視出来たのだが。
“……一〇〇機墜として一人前のダキアではなぁ”
弱い者いじめで胸を張る奴が居るとしたら、そいつは余程の馬鹿か恥知らずだろう。
何に増しても厄介なのは、彼らにとってこれは純粋な善意であり、私への敬意であり、こうする事で敵が畏怖し、味方は鼓舞されると信じて疑ってないという事だ。
一体何故近年になって、帝国軍の軍服がプルシアンブルーから
時代錯誤な青の上衣に、赤いズボンとケピ帽の共和国軍には受けるだろうが、武勲による敬意からでなく、華美な装いで敵に持て囃されても嬉しくないというのが偽らざる本音だった。
ただ、私のこのような考えは、帝国軍人としての実用思考がそうさせるのであって、プロシャ軍人としては古き良き戦場でそうであったように、己を飾り立てるのは『粋』なものとして考えられてきた。
現役パイロットや整備士達にもそうした思いは未だ根強いらしく、キラキラとした瞳で私の機体を見つめる目は、いつか自分もこんな機体で空を飛びたいという羨望もあったのかもしれない。
「見事な機体だ。感謝する」
本意ではなかったものの、私は将校として彼らの『粋』な計らいを褒め称えた。正直に告げてしまうには、罪悪感で殺されそうになってしまったからだ。
頼むから、自分達が撃墜王になった時はこんな真似はするなよと私は心中で警告しながら、即応可能な魔導攻撃機を引き連れて飛ぶ事になった。
この時何よりも嬉しかったのは、私の後席に搭乗したのが、初めてゾフォルトで一緒に飛んだ、あのシャノヴスキー少尉だった事だろう。彼はその顔立ちの幼さとリスのような愛らしさをすっかり無くし、精悍な顔立ちと大尉の肩章が栄える、立派な空軍将校になっていたから「お久しぶりです」と挨拶してくれるまで気付けなかった程である。
「嬉しいぞ、また飛べる日が来るとは」
「小官も心待ちにしておりました」
以前にあった壁はなく、シャノヴスキー大尉は心から私に信頼を置いてくれているのが、声ではっきりと伝わった。
小柄で愛嬌のある、皆から『
今日の私は怖いものなしだ。列強の空軍エースや魔導師が束で来ても、決して負ける気はしなかった。
◇
そうして私は妻が呆れるように語った通り、ライン戦線を命じられるまま縦横無尽に飛び回り、魔導師だろうと軍用機だろうと片っ端から墜としては、制空権を確保した空から地上兵器や軍用車輌の悉くを破壊して行ったのだが、帰投した直後、地上要員から大きな問題を伝えられた。
私に送られてきた祝電と一緒に、西方方面軍司令官たるフォン・ハンス元帥からも、到着して早々電話がかかってきたというのだ。
それを知った私は、何故教えてくれなかったのかと思うと同時、フォン・ハンス元帥に対する非礼に、どう詫びたものかと頭を悩ませたが、交信を受けた連絡将校は「心配ありませんよ」と微笑んだ。
「どういう事か?」
私が尋ねると、連絡将校はフォン・ハンス元帥の声真似と身振り手振りの演技をしながら、一部始終を皆の前で披露し始めた。
「『ハンスだ。キッテル参謀大……いや、中佐は居るかね? 私からも歓迎の言葉を贈りたいのだが』
申し訳ございません! 中佐殿はご不在であります!
『そうか……まだ到着しておらんかったか』
いいえ、既に出撃されました!」
これにはフォン・ハンス元帥も腹が捻れんばかりに大笑いしたとの事で、声真似の上手い連絡将校に私達も揃って笑った。
そして後日、私宛にフォン・ハンス元帥から上物のシャンパンが贈られたので、出撃禁止が継続中の夜、私は「ハンス元帥閣下に乾杯!」とグラスを掲げて皆と分け合った。
◇
ライン戦線に赴任して間を置かず、同地は私の名で持ち切りになった。帝国陸軍は私の乗機を見ては指さして、また中佐が飛んでいると笑い合い、敵は私の機体にマーキングを施した整備員達の目論見通り、私をひどく恐れてまともに戦おうとしなくなったのである。
後者に関しては非常に困ったが、幸いにして一九二三年時点ではゾフォルトの速度はまだ敵の主力戦闘機と互角であったので、有効射程圏内にさえ入っていれば、何とか墜とす事が出来た。勿論これは、貫通術式弾の射程のおかげでもある。
こうした日々の中、フランソワ語で流れる敵のラジオ放送で、私は自分がラインの魔王と呼ばれている事を知った。ただ、この渾名に関しては帝国側のラジオから『フォン・キッテル参謀中佐が帝国魔導師であれば、魔王の二つ名が与えられたであろうと歴戦の魔導師らは語り……』と流れたのを敵が聴いて広めたようで、つまり元凶は未来の妻であったらしい。
真実を知った今となっては妻に物申したいところだが、当時としては『殺し屋』よりは幾分かマシかと、すんなりと受け入れていた。
私が殺し屋などという、かくも不名誉かつ軍人としての尊厳を著しく損なう異名を敵から賜ったのは、私が逃げる敵さえ執拗に追い回しては撃墜したことから、功名心や殺人欲求故に前線に馳せ参じているに違いないと、まことしやかに敵がささやき始めたからだという。
前述した通り、そうした行為に及んだことは否定しないし、敵が私の追い打ちを『騎士道に悖る』としたのにも理解はできるが、この時の私は時代が違うだろうと肩を竦めた。
航空機が軍用に用いられず、演算宝珠を手にした魔導師が、戦場に出現し始めた頃であれば彼らの言い分も分かる。
演算宝珠が開発されて間もない、古き良き時代の魔導師達は、偵察任務ですれ違えば互いに敬礼を交わし合い、戦う術を持ち始めてからも、負けを認めれば地面に降りて相手の勝利を讃えたという。
しかし、そうした敵味方の間柄にあっても公に友誼を育めた時代は、それを行っていた魔導師が終わらせてしまった。
演算宝珠の量産と普及に伴う、確立された戦闘法。最適化された攻撃術式や術弾の開発。一騎打ちから集団戦となり、地上と同じく空を血の色に染めてからというもの、大空の戦いは地上のそれと同じく、近代的なものに置き換わってしまっており、当然ながら私が陸軍航空隊に所属した時点で、騎士道の舞台は殺戮劇の様相を呈していた。
如何にして敵を効率よく殲滅するか。これこそが各国共通の主題であったし、まして私は騎兵出身であったから、潰走する敵を追い立て追い散らすことは本能にも等しい。
私の行いは、言われれば確かに非情に映るのだろう。しかし、私には軍人としての責務があり、共和国軍は我が崇高にして美しき祖国の空と大地を蹂躙すべくやってきた侵略者である事実は、揺るがない。
仮に私が情に絆され、敵のパイロットを逃せば、明日はその敵パイロットが再び私の戦友を殺しに訪れ、祖国の空と大地を血で染め上げることだろう。
逃げ延びようとすることは、再起を図るということに他ならないのだから、「見逃せ」というのは無理な頼みである。真に慈悲を乞うのであれば、命を惜しむのであれば、それは逃亡でなく、降伏という手段に出るべきではないか。
誓って言うが、私は逃亡を謀る相手には降伏を呼びかけ続けてきたし、過去にも未来にも、真に慈悲を乞うた相手まで手にかけたことはない。
私は軍人である。軍人である以上、甘きに堕することは許されないが、勤めを果たすと同時に、その職責に伴う多くの制約を心得、遵守してきた。
国際法に従い、己の良心に従い、私は忠実に義務を果たしてきたという自負がある。
反面、私を騎士にあるまじき卑劣漢と誹り、殺し屋と罵った敵国が、私に対して取った措置の二枚舌ぶりには、当時本気で憤慨したものである。
一方的な被害を被ったままではいられなかったのだろう。
キッテル討伐隊なるこの組織は志願者に国籍を問わず、世界最高のパイロットを撃墜する気概に溢れる現役軍人や、純粋な功名心や賞金目当ての人間が集う、義勇航空隊として組織されたそうだが、何より私が鼻白んだのは、その内容であった。
私を撃墜した者、捕虜にした者には共和国・連合王国双方より勲章を授けるばかりか、正規軍人には一階級の進級を確約。三〇〇万フランソワ・フランもの賞金の他、数多くの『特典』が与えられるというではないか。
「まるで、西部劇の賞金首だな」
古色蒼然たる道徳倫理を持ち出して非難しておきながらこれとは。
一体どちらが殺し屋なのか分かったものではなかったが、相手がその気ならば良いだろうと、この挑戦を受けて立つことにした。
私は毎日の如く同じ空域に出撃し、我が身の存在を主張した。それに留まらず、居場所を教えてやる為に偵察飛行隊や戦闘機隊から敢えて何機か逃がしてやり、複座機の後席に同乗するカメラマンに対して、写真映えするようにレンズに写りこんだ時もあった。
西部劇で観るように、私の顔写真と一緒に『WANTED』の文字が敵の記事を飾ることを期待してのことである。
そうしていると、これまでは私を見れば蜘蛛の子を散らすように一目散に逃げていた敵に変わって、『討伐隊クラブ』の面々が互いを押しのけるように勇み足で飛び込んできた。
討伐隊クラブは非常に血気盛んかつ精力的で、私を見るや否や苛烈極まりない機銃掃射を浴びせてきたのだが、私は恐怖など微塵も感じず、腕が鳴るものだという武人らしい高揚感が全身を駆け巡っていた。
名誉か? 勲功か? 賞金か? 私の命が、彼らが命を賭けるに値するというのなら、是非にもその腕の程を拝見したいと、武人たる私は心も体も熱く滾ったものである。
しかし、血肉沸き踊る戦いを期待して止まなかった私に対し、討伐隊クラブのメンバーは誰も彼もが呆気なく墜ちてしまった。
これは私と同伴していた僚機の実力も勿論あると思うが、列強国といえども、未だエルマーの機体に追いつけるような戦闘機を、用意出来ていなかったことが最大の理由だろう。
彼らの乗機は全金属機でこそあったものの、高度や速度がゾフォルトのそれと同程度の機体に過ぎなかったのが、快勝の理由であった。
討伐隊クラブの中には、勿論エース級や将来撃墜王になれる素質を持っていた者も多く居ただけに、私は敵ながら、さぞ無念だっただろうと彼らに同情の念を寄せた。
もし彼らが今の私達と同じ機体を得ていたならば、私ですらひやりとしただろう動きを見せられるような、そんな見事な敵も確かにいたのだ。
技術格差とは、かくも無情なものなのだなと改めて実感したが、だからとて逃がす気は毛頭ない。たとえ殺し屋の誹りを受けようとも、私には戦友の命の方が大事なのだから、情けをかける気にはなれなかった。
未だ戦意を保っている大隊規模の敵を徹底的に蹂躙し、最も高性能な全金属機に乗っていた最後の一人に狙いを定めたが、なんということだろう!
この一機は私のみならず、僚機の
「敵ながら見事!」
私は快哉を叫び、僚機には無線で手を出すなと告げた。リービヒ大尉ではないが、一射一殺と行かないまでも、仕留め損ねたのは何時以来だったかと記憶を辿るほど、久方ぶりの出来事だった。
パイロットとして、強敵と相見えることの出来た幸運と歓喜に胸躍らせつつ、しかし相手は既に単機であるからして、一度はこれまでもそうだったように、フランソワ語で降伏を呼びかけた。が、相手は諦めきれていないのか、それとも機体の不調なのか返答はない。
オープンチャンネルであるから、こちらの声は届いているだろう。仮に降伏の意を示すなら、速度と高度を落として着陸の態勢を取る筈であるが、それもない以上は、まだ諦めていないのだ。
この時の私は、空の男としての冥加を噛み締めた。
「一対一だ。貴下との決闘を所望する」
オープンチャンネルで告げてから、私は強く操縦桿を握って、湧き立つ闘志と共にこのフランソワ機に食らいついたが、敵機は面白いぐらい間一髪のところで致命傷を避けてしまう。
敵機が躱すのに精一杯だというのは分かっているし、私には余裕があるというのに、二射目はコクピットでなく尾翼を削ぐに留まり、三射目も主翼の一部が捥げただけだった。
幼少の頃より狩猟を学び、射撃には一家言あった私は航空機であっても正確に弾道を把握できる特技を有していたが、この相手は後ろに目がついているどころか、死角など存在しないというように躱していく。
次第、私は自分の瞳から好奇の輝きが失せていく事を自覚した。この相手は狩られるだけの鹿ではない。ここで逃せば、確実に獰猛な虎となる。いいや、既に人食い虎として、多くの戦友を喰らったに違いないことをはっきりと実感した。
“悪いが、ここで確実に死んで貰う”
敵機の回避行動を予測しての、確殺足り得る機銃掃射を実行すべく、照準器に敵機を収めると、ライン戦線では爆撃機や地上攻撃にのみ使用していた、爆裂術式弾を発射することとした。
逃げ場など決して与えはしない。大地に落下するより早く、空中で散華して貰うべく発射ボタンを押しかけたが、止めを刺すには至らなかった。発射直前、国際救難チャンネルで敵機から応答を求める声があったからだ。
『撃つな! 降伏する!』
オープンチャンネルの、それもこの回線で発言したという事は、捕虜になることを意味している。最早この敵機は
私はゆっくりと地上に降りるよう指示すると、相手は素直に従った。
そして、地上に降りた私が拳銃を携えてコクピットから出るよう命じると、相手はまず私の足元に士官短剣を投げてきた。
これ以上ない降伏の証であり、コクピットから降りるときの所作も将校らしい立ち振る舞いであったが、何より驚いたのは、そのパイロットが帝国でも名の通る、共和国の英雄だったことだ。
「お初にお目にかかります。中佐殿の勇名は、我が国にも轟いております」
悪名の間違いではないかね? と皮肉を返す気にはなれなかった。
この精悍な顔立ちの、少壮の共和国軍中尉からは敵国のラジオに流れるような不快さや嫌味はまるでなく、そのような態度を取ってしまえば、自分の品位を著しく損なうだろうと自覚してしまったからだ。
私は中尉がしたように、帝国軍将校として恥じぬ振る舞いを心がけ、言の葉を舌に乗せることとした。
「貴下のように凛々しく、勇敢な将校に存じて頂けたことは光栄だ。この剣はお返ししたい。捕虜となる意思を示された以上、私は帝国軍人として、中尉の名誉を守る義務がある」
だが、中尉は士官短剣を受け取ろうとしなかった。ばかりか、鞘から抜いて頂きたいとも言う。
「小官は負けを認めたのです。一介の中尉如きに斯様なお言葉をかけて頂いたことは感謝致しますが、小官も軍人の端くれ。勝者たる中佐殿には、剣を折って頂かねば面目が立ちません」
時代が違う。そう前述した通りの感情を抱いていたことを、私は深く恥じるしかなかった。失われかけた名誉の日々は、
私は何としてでも、かかる名誉に満ちたやり方で、この中尉の尊厳を守らねばならないと意を決した。それは降伏という場にあってさえ、品位が歩を占める中尉に対する、私なりの贖罪であり、最大級の敬意故にだ。
「いや、中尉のような高潔な士官から、帯刀の権利を奪うのは偲びない。貴下の降伏が軍人の名誉と礼に則ったものである以上、私と中尉の間に、これ以上の儀式は無用であろう。
剣を差し出すには及ばない。私は貴下に、誉ある将校として帯剣して頂きたいのだ」
かくて正しきしきたりに従って固辞する私に対し、中尉は困ったような顔をして、シャノヴスキー大尉に水を向けた。
「我が国の心無い悪評と違い、中佐殿は非常に奥ゆかしい方であられるようですね。この剣は暫し、大尉殿が預かって頂けませんか?」
作法に則ってシャノヴスキー大尉が士官短剣を受け取ると、中尉は改めてこの場より捕虜となる意を示すべく、官姓名を名乗った。
「フランソワ共和国空軍中尉、フィリベール・クローデルであります。名乗り遅れましたこと、平にご容赦を」
補足説明
※対主人公の討伐隊に関しては、史実の『リヒトホーフェン討伐隊』がモデルです。
航空戦史シリーズ『撃墜王リヒトホーフェン』に詳しく記載されていますが、マジで主人公と同じく、リヒトホーフェン様を撃墜ないし捕虜にした方にはヴィクトリア勲章や五〇〇〇ポンド(現代換算で数十億円?[十数億じゃなくて、マジでこの本には数十億円って書いてます])の賞金などが貰える事になってたそうです。
賞金といえばルーデル大佐殿が有名だけど、この人も大概だったんやなって……。
※ちなみに史実のリヒトホーフェン討伐隊は、マンフレートさんじゃなくて、弟のロタールさんが隊長を倒してしまったので、解体の憂き目に遭いましたw
弟さんやべぇ……
以下、名前・地名等の元ネタ
【史実→本作】
【人物名】
ピエール・アンリ・クロステルマン→フィリベール・クローデル