ひだりみぎさま、佐藤東沙さま、水上 風月さま、ご報告ありがとうございます!
ターニャとの逢引から二日後、退院から一週間が経過したことで、ようやく私は軍務に就くことを許され、空軍総司令部勤務を言い渡された。被撃墜から既にしてひと月近く経過しており、私はその間の戦線の状況や各軍の方針等を知らされたが、何よりも驚いたのは損耗比だ。
「事実なのか?」
「ええ。正しく大戦果としか言いようがありません。参謀総長閣下は長期戦を唱えておりましたが、ルーシーに侵攻するより先に敵兵が底をつくやもしれませんな」
一:一七。それが帝国とルーシー連邦の損耗比であり、誇張でも何でもないという。私は帝国軍が化学兵器を使ったか。或いは敵に異常事態が発生したのかと思ったが、化学兵器の類は国際社会からの非難対策として、敵が使用するまで待つとの事であったし、敵軍の動きに変化はなかったそうだ。
複数戦線を抱えておらず、かつ泥濘に阻まれない十全な環境で機動戦を展開出来ていること。制空権の完全確立から、帝国軍の対地攻撃を阻むものが敵の対空地上兵器しかなかったとは言え、オストランドの戦いは戦史史上に残される大勝利の一つと言って良い。
古プロシャ大王のロスバッハの戦いに迫らんとする赫々たる勝利は全軍の士気を高め、敵を挫くにはこれ以上ないものだろう。
オストランドはこの後の東部戦線を支えた綺羅星の如く輝く軍人たちがその足がかりとして勇名を馳せるか、或いは既にして英雄たる威光を放っている軍人たちが敵から畏怖を、味方から崇敬を集め、勲章と異名を授かる場でもあった。
ロメール将軍の『
ただ、熱に浮かれながら報告する参謀大尉に、私は釘を刺すことを忘れない。
「兜の緒を緩めてくれるなよ? 連邦領は侵攻すればするほど、扇状に土地を広げる虎穴だ。戦線の拡大が避けられない以上、長期戦を見越されている参謀総長閣下は慧眼だよ」
加え、連邦領は様々な湖沼が横たわり、森林が大部分を占める天然の悪路ときている。高度に機械化された帝国軍にとって、これ以上の妨害路は存在しない上、国境築城地帯の『ヨセフライン』も存在する以上、我々は否が応でも持久戦を強いられることだろう。
私の言に、分かっておりますと参謀大尉は苦笑交じりに頷いた。今年の方針としては私が前線を離れた時と変わらず、敵の出血を狙いつつ冬将軍の到来と同時に攻勢が弱まるであろう敵軍を押し返し、本国仕様冬季装備での侵攻可能な戦域まで進出。
その地点までの補給網を確立させた上で、来年に向けての侵攻準備を整える予定だ。
「ダキア方面はどうなっている?」
「協商連合で使用した手と、同じものを使うようです」
「オース・フィヨルドでやったあれか」
前線に敵を釘付けにしつつ、後方を襲撃。兵站を破壊した上での包囲殲滅が北方戦線での主目的であったが、今回は違う。ダキア方面における最優先事項は油田の奪還であり、敵から資源を奪いつつこちらが確保することにある。
「本作戦にはターボプロップに換装したKa202-1ハーケルを使用します。師団規模の魔導師達が、さぞ良い仕事をしてくれることでしょう」
「あのジェットエンジンか」
私はアリアンツに搭載されている新型エンジンを想像してほくそ笑んだ。エルマーの開発した輸送機は、本体よりエンジンこそが本命であったらしく、その目的は既存機の換装だった。
レシプロでは不可能な高馬力を実現するジェットエンジンは、単純な燃費では航空燃料よりかさむものの高オクタン価である必要がなく、他のジェットエンジンと比べればターボプロップは遥かに低燃費で、二機搭載型でも従来の四機搭載機と同等の水準で航行可能。
航続距離も従来のそれとは桁違いに伸び、速度も六五~九七ノットも上昇するのだから、正しく良いこと尽くめである。
いっそのこと戦闘機も換装をという意見は、換装スペックを見た誰もから出されたが、流石にそこまでは無理だった。
ターボプロップエンジンは確かに優秀だが、短時間での推力変化がエンジンに負荷をかける為現実的でなく、戦闘機や急降下が前提の攻撃機は、従来通りレシプロエンジンが効率的だとエルマーは言ってきたのだ。
また、ターボプロップはエンジンとプロペラ双方の音が大きいことから偵察機にも使用出来ない。このエンジンが効力を発揮するのは、爆撃機と輸送機のみということになるが、それでも十分な性能だ。
「護衛機は、やはりあれを使うのか?」
数は揃っているのかと問う私に、参謀大尉は「最低限ですが」と首肯した。
ターボプロップは確かに夢のようなエンジンだが、その高出力故、護衛機が追いつけないという逆転現象が生じてしまった。
Ka202-1ハーケルは、この時代にあって『
この問題はターボプロップの開発段階からエルマーは理解していたようで、並行してヴュルガーに変わる新型戦闘機、Jä002タンクを開発していたのだ。
最高速度は実に四〇五ノット。世界最速のレシプロ機として後年語られたこの機体は、同時に世界最強のレシプロ機とも持て囃されたが、それは一九二七年以降の改修型だ。
この段階のタンクは出力増加装置やエンジンに難があり、高高度なら安定するが、中・低高度ではヴュルガーに軍配が上がるため、あくまで護衛機としての活動が前提であり、その名が示す『空の戦車』には、現時点では遠かった。
しかし、本分たる護衛機としては問題なく「ならば安心だ」と私は胸をなで下ろした。
「ところで、私はオストランドとダキアのどちらに向かうか決定しているかね?」
出来ればオストランドで暴れたいのだがという本音は伏せつつ、それとなく尋ねてみたが、参謀大尉は私の本音を見透かしたようにため息を吐き、どちらでもないと首を振った。
「大佐殿は、協商連合に派遣される予定となっております」
「冗談が下手だな。大尉」
もう終戦を迎えたところに用などあるまい。一輌でも多くの戦闘車輌と、一機でも多くの航空機を撃墜しなければならないという現状にあって、何故そのようなところに行かねばならぬのかと鼻白んだが、これは必要なことなのだという。
「我が軍が外国人義勇兵を募集している事はご承知のことと思われますが、現状、最も志願者が多いのはスオマ人です」
「成程。理解した」
したくはなかったがな、と内心息を吐く。スオマの独立回復と国家主権復活の為、帝国が力となるという事を証明したいのだろう。
スオマの復活は我々にとっても叶えてやりたいと思うし、何よりも人間を動かしたければ、モデルケースを用意して実益を示すのが確実なのである。
一国でも併合ないし傀儡化された国家が独立したと知れば、連邦共産党に不満を持つパルチザンは、次々と帝国に付いてくれる事だろう。
そのための最短ルートを考えるなら、成程、レガドニア協商連合から渡る方が早いといえば早い。問題は、その協商連合との交渉だ。
「通行に留まらず進駐するとなれば、協商連合は良い顔をしないだろうな」
それどころか、我々に対してゲリラ活動を展開してくることも十分あり得る。帝国が倒れれば次に喰われるのは自分達なのだと冷静に判断出来るレガドニア人は居るだろうが、そうした合理的判断よりも、自分達を負かした敵国が再びやってくるという事そのものに忌避感と拒否反応を抱く者達も多い筈だ。
「背中から刺されるぐらいなら、撃墜される方がマシだな」
「縁起でもないことを仰らないで下さい。それに大佐殿、そう悲観したものでもありませんよ? 協商連合は我々に借りがあるでしょう?」
「住民を避難させた事かね? あれは私達の道義の問題だ。連邦と取引した事も事実である以上、恩にはならんよ」
「確かに。ですが、我々の取引がなければ勝手に連邦が攻めてきたという事を理解するだけの頭を協商連合政府は持っています。我々が倒れれば、終わるという事も」
進駐許可は既に得ている。加え、食料や銃器、冬季装備といった軍需品も賄うというのだ。
「気持ちが悪いな。条件は賠償金の削減か? それとも国土か?」
「両方です。名目上購入ということで、援助物資の分は賠償金から差し引いて頂きたいと。その上で、連邦に奪われた土地も取り戻して欲しいそうです」
高過ぎる。論外だ。そう言いたいところであるが、帝国軍は冬季戦のノウハウや物資が不足しているのも事実。借りれる手は、猫の手だろうと欲しい。
「軍需物資は余剰品だろう? 食料とて、まともに食えるかも分からん。割引は利くのかね?」
「交渉は抜かりなく。余剰品に関しては、ほぼ原価での買取ですよ。ですが、食料やライセンス生産品に関しては賠償金支払いの為に活用したいと言ってきました」
戦争特需というやつか。こちらとしてはどのような形であれ、経済が回って賠償金の支払いが滞らないようにしてくれるなら、言うことはないが……。
「念の為、将校の食事は安全対策を徹底させてくれ。銃器も点検を忘れるなと陸軍に伝えて欲しい」
「各軍も重々承知しております。それから、協商連合国から更に提案が。冬季戦に精通した将校は、どれだけの価値がありますか? と売り込みが入っております」
「本当に精通しているなら、助かるがね」
優秀な人間と、誇り高い人間は先の戦争で多くを失っているだろう。余り期待すべきでないと承知しているが、最低限の知識と経験はあって欲しいものである。
何より、志願しているスオマ人にも士官経験者はいる筈なのだから、それほどの値は帝国も付けまい。
「協商連合軍の将校とやらが、促成教育の新品少尉の集まりでないことを祈るとしよう」
◇
しかし、私の予想に反して協商連合から派遣された将校は下士官上がりの現場のベテラン達であり、彼らは極寒地獄たる冬季戦が如何に過酷で厄介か。どれだけの準備が必要で、私達が冬というものにいかに無知であったかを教授した。
「温暖な気候で温々とされている帝国人にゃ、あの冷たさは分かりませんよ。鉄鋲の長靴なんぞ履いとるのが良い証拠です。熱が全部逃げちまいますよ。
それから、長靴がぴったりのサイズなのも頂けませんな。ワンサイズ大きいのを履けばその分布を巻けますし、底に新聞紙を詰めとけば凍傷にもなりづらいです。ガチガチに足が凍っちまったら、切り落とすしかありませんぜ?」
少尉の階級章をつけた四〇代ほどの男は、こうして笑いながら次々と帝国軍の問題を指摘したという。
この少尉は優秀な反面軍規違反も多く、また右手の人差し指と右目を失ったが為に前線を離されて予備役に回され、そのまま終戦を迎えたが、何の因果か経験を買われて進級し、こうして帝国に『売り飛ばされた』と笑っていたそうだ。
「私からすりゃ、馬鹿やって当然のように死にかけた祖国にゃ同情なんざ出来ませんが、それでも祖国は祖国ですんでね。身内は連邦に土地を取られて合州国に逃げてますし、仕送り分の給料が貰えるってんなら、文句はありゃしません」
この少尉は好例であったのだろうと読者諸氏は思われるかもしれないが、そんな事はない。協商連合は取引相手としては誠実であったようで、彼らは確かに帝国の利と、兵士の生存率向上に寄与してくれた。
私達が協商連合に求めていた、アドバイザーとしての役目をしっかりと果たしてくれたのだ。
◇
一九二六年は、帝国軍にとっても私にとっても準備の年となった。
レガドニア協商連合に出向した私は、来年春に行われる予定の協商連合との軍事同盟締結と、それに伴う協商連合による連邦への宣戦布告の準備に際しての仲介役となっていた。
この時点での協商連合は表向き中立国であり、軍需物資の購入も表向き糧食や被服といった武器以外に留めているとしていたが、これは決して嘘ではない。
帝国には武器弾薬の類は本当に送られていないし、購入もしていない。あくまでライセンス生産という形で、自国内で製造した武器や部品を協商連合軍に配備していたからだ。
協商連合から派遣された軍人も全て義勇兵として登録され、協商連合軍の軍籍からは削除済みである。こうしたルールの間隙を縫って進むのは卑怯と思われるだろうが、戦争というものは基本的にそうなってしまうものなのだ。
私は空軍の代表として派遣されたが、同じく陸や海からも同様に将校が派遣され、帝国軍と協商連合軍との連携を協議した。
帝国軍との戦争で死に体となっていただけあって、到底協商連合軍は戦力として望み得る規模ではなかったが、それでも訓練を受けた兵は兵であるし、海軍に関しては辛うじて艦艇も残っている。
北洋を越え、レガドニア海や北極圏から海軍の艦砲支援による地上軍の援護時期を話し合う海軍。
帝国陸軍派遣と動員時期の調整と、防衛戦線の構築を協議する陸軍。
そして私達空軍は、レガドニア空軍基地への航空機移送と地上支援を話し合ったものである。
我々が死ねば道連れになるのだから、協商連合三軍も必死であるし、我々とて敗北すれば全てを失う以上は真剣にもなる。
私は空軍総司令部とこまめに連絡を取りつつ、レガドニア空軍の育成にも力を注いだ。協商連合に来るまでに帝国軍の軍服を脱いで私服となった私は、現地で協商連合軍の階級章を与えられ、偽名を名乗って顧問としても活動する事になったのだ。
当然一朝一夕で技量が上がる筈もなし。来年の春まで育成出来ると言っても、短期間である以上限度はある。
私の他にも空軍から教官として出向した者は数名居たし、航空魔導師も帝国から軍事顧問が派遣され、協商連合の未熟な新兵をしごいて使い物になるようにしていた。
早々に撃墜されぬよう、一先ずは生存率を上げることに念頭を置こう。そう考えた私は、過去にそうだったように敬礼からしてなってない連中を兵営に突っ込んで心身共にしごき上げ、そこから戦闘機に乗せて更にしごき上げ、座学で惰眠を貪ろうとする愚か者共を蹴り起こす。方位測定や航法さえ著しく錬度の低い雑魚共を、兎角一日でも長く生き残れるよう鍛え抜いた。
厳しいとは言うなかれ。若りし頃の教官時代に比べれば、今の私など可愛く優しいもので、
派遣された帝国空軍教官や現地士官は顔を青くしていたが、教え子の体力は全員把握しているし、休息は十分に取らせている。肉体と精神は最善に。しかして一日の終わりには全てを出し切って死に体にさせてこそ磨かれるものなのである。
勿論、私自身の練磨も決して怠らない。しごき上げる立場にある以上、その苦痛は顧問兼教官たる私も共有すべきであり、新兵でもないのだから彼ら以上に肉体を酷使して知識を蓄え、かつ駐在武官としての責務も果たしてこそ職務を全うしていると胸を張れる。
よって、派遣された帝国空軍教官達にも容赦はしない。彼らにも長く生きて貰い、次代を育てて貰わねばならない以上、また、皆の模範にもなって貰う為にも将校の勤めを果たして貰うのだ。
今から汗を流せば、実戦で流れる血は確実に減るのだから。
◇
斯様な日々を過ごす私であったが、当然東部戦線とダキア大公国の動向にも注意を払っていた。
ダキアは九月には石油工業地帯を制圧、奪還し、南東方面に展開された連邦軍主力をお家芸の機動戦と包囲殲滅で各個撃破。
一〇月初旬にはダキアから連邦軍が事実上駆逐されたものの、すぐさま態勢を立て直して侵攻してくるだろうと戦線整理を徹底していたが、双方にとって予期せぬ事態が起きた。
一〇月二〇日。例年より早い降雪が連邦の大地を覆ったのである。
本来帝国にとって最大の敵となる筈だった冬将軍までもが、我々の側に寝返ったのだ。
「母なる大地にまで見捨てられるとはな。共産党の連中、いよいよ暴虐のツケが回ってきたらしい」
小モルトーケ参謀総長は異常気象に皮肉たっぷりの意地悪い笑みを浮かべ、この機を逃す手はないと増援が滞っているダキア方面連邦軍を徹底排除して、ダキアの大地をダキア人に取り戻してみせた。
オストランドでも同様に冬将軍によって連邦の補給・輸送路が崩壊した結果、兵站が麻痺した侵攻軍は攻勢限界に達し、多数の部隊が白旗を掲げて降服した。
「最後の一兵まで戦え!」
そう頻りに叫んでは降伏を進言した連邦軍将校を撃ち殺した政治将校も、最後には自殺するか、或いは連邦軍兵士達に拘束されて帝国軍に突き出される事となる。
まだ始まったばかりの戦い。始まりの年は、我々にとって侵攻を受けた不運の年であると共に、天運に満ちた幸運の年ともなった。
補足説明
【ロスバッハの地名がそのままな件について】
ロスバッハは同志カルロゼン先生がシナリオを手がけた、『銃魔のレザネーション』にも、もじらず登場したので、そのままで行かせて頂きました。
アニメのカンネーの戦いとか、原作の方舟作戦の『ブレスト』軍港とか『ポチョムキン』部隊とかもそのままでしたし。全部は変えなくてもいいかなと思った次第。
【主人公のレガドニア製品に対しての不信について】
主人公のレガドニア製品に対しての不信は、我々の世界でも朝鮮戦争で日本が缶詰に石詰めたのを米軍に送ってたりした結果、日本製品の不信に繋がったりもしたので戦勝国側としては割かしベターな反応だったりします。
そりゃあ、負かした国が戦後すぐに協力しますって言われたら……ねぇ?(史実日本を見つつ)
【授業の時間に居眠りしかけてた協商連合軍人について】
主人公とか言う鬼教官の座学で寝るとか命知らずかよと思われるでしょうが、実際のところは、ストレスで意識が朦朧としていただけで、サボタージュではなかったりします。
現代軍であれば、こうした軍人は一旦廊下に出して、座らせてリラックスさせた後にブドウ糖(チューブのジェルタイプ)なんかを摂取させて落ち着かせるのですが、主人公の時代からしたら、唯のサボりにしか見られませんでした(地獄かよ)。
デグ様なら、どんなに訓練で過酷でも、アニメの雪山でやったように現代式蘇生術とかしてくれるのですが、主人公は(当たり前ですが)そういう知識がないので、唯々スパルタという……。
やっぱり同じスパルタでも、幼女に足蹴にされるほうがずっと良いよね!
ていうか、デグ様ってこの時代の訓練だと無茶はしても道理を弁えてくれるから十分天使なんだよなぁ……。
【赤軍政治将校の督戦に関して】
史実で政治将校さんが後ろで銃ぶっぱなしたり戦車で狙ったりするのは、戦局が悪化してからなのですが、本作品では終始帝国側が優勢なのと、連邦軍が侵攻側ということで、兵の士気が低く脱走が目立っているので、開戦初期から政治将校が背後に居るという設定であります。
以下、名前・地名等の元ネタ
【史実→本作】
【航空機】
フォッケウルフTa152→Jä002タンク
【防衛線】
スターリンライン→ヨセフライン