LA STORIA D'AMORE È NATA CON TE ~あなたと紡ぐ“恋”物語~   作:璃空埜

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どうも、璃空埜です。

前書きの、ネタが、尽きました、まる

本編どぞ!

(注:今話では方言で話す登場人物もいますのでご注意を)


高等部生徒会とファンタジークラブとかつての相棒 at4/16(木) act-1

朝。

 

そう、朝だ。

 

小鳥がさえずり、木々の隙間から暖かな陽射しが降り注ぐ朝……

 

俺はぐったりと己のゲーミングチェアに体を預けて【4/16 6:45】を表示しているモニターの時計を薄ぼんやりと眺めていた。

 

「…………これは……プレミしたな……」

『…………だねぇ……』

『いやいや、そう言っても君らはどうせ授業寝てるんでしょ?』

「そうとも言う」

『カッコつけて言うことじゃないよ……』

『俺は今から寝るがな!』

「羨ましいぜ……吸血鬼…」

『ほんっっと羨ましいよねぇ……』

『ハイハイ。それよりも、そろそろ解散して学校へ行く支度しましょ?』

『わ!赤羽さんに指揮られた!』

『何よ!文句ある!!』

「そりゃどっちかって言えばヨウは指揮する方じゃなくて、突撃するようなタイプだからだろ」

『さっすがシン!よくわかってるぅ!』

『……とりあえず、後で龍神くんと葛葉は叩きのめすとして私はもう行くね』

『え!?叶は!?』

『僕は何も言ってないから〜♪』

「………後が怖ぇな……ともかく俺も1度落ちるわ。またな」

 

『またね〜』『いってら!』と残った2人の声を聞いてから、discordの接続を切ってからヘッドホンを外して机に置き、チェアに寄りかかりつつ大きく伸びをした……。

 

昨日、こころとかなたを家まで送って帰ると宴会の時に教えた連絡先にすいせいから『レッスン終わりにちょっと対戦しよ!』とお誘いを受け、大体夜の10時からすいせいが眠るまでの小一時間程、テトリス対決をし続けたんだが……(対戦数こそ覚えてないが、6:4ぐらいの割合で負け越した。アイツ強すぎだろ……逆にそれが燃えるんけどな!)その後、なんというか……まだまだ戦い足りないというか、変な闘争心の燻りが残っててまだ寝れずにいたところに、ゲーム仲間から『人数足りなくなっちゃったんだけど……今からでも大丈夫?』との連絡を受け、『もちろんOKさ!』と意気揚々と戦場へと赴き、ソイツとその相方の二人を加えた4人で駆け抜け……現在に至る。

…………………………物の見事に貫徹である、されど後悔はない。

 

「…………一度、顔洗いますか」

 

そう呟きつつ立ち上がり自室から出て一階に降りようと階段まで行くと、丁度二階へと登って来る以前、俺が誕生日プレゼントとして送って以降お気に入りとしてくれた淡いロングスカートと桜柄のシャツを着込んでエプロンをつけた赤髪で長身の女性……俺の従姉弟である()() あかね姉ちゃんと鉢合わせた。

 

「おはよ、あか姉ちゃん」

「あ、おは……って、隈が凄かことになっとー!!また遅うまでゲームしとったと?」

「ん…………まぁ、ちょっと」

「もう…………そげんことばっかりしてちゃ体調崩してしまうよ?」

「んぐ………」

「うちもゲーム好いとーけんやりたかって気持ちはよう分かるばってん、何事も程々に。そげん事で体調崩して欲しゅうなかけん……」

「あか姉ちゃん…………」

 

参ったな…………昔っからあか姉ちゃんの困り顔には弱いんだから、そうされちゃうと…なぁ…………ってか、早速後悔してるし……。…………後、言っとくが別にシスコンじゃねぇぞ?誰に弁明する訳じゃないが。

 

「…………気をつけるよ…………。えと、それであか姉ちゃんはどうしたんだ?」

「ん!それでうちは朝ご飯できたけん、まだ寝こけとー3人と君んごと寝らんで起きとったであろう人らば連れ来ようとも思いんしゃい」

「なるほろ、手伝おうか?」

「そうやなあ………うん、お願いしようかな。ハンリちゃんの方お願いしたっちゃよか?」

 

俺の問いかけに少し思案したあか姉ちゃんだったが、すぐに俺の好意に甘えてくれる。…………ま、はー姉と話した方が俺の目も醒めてるだろうからってものあんだろーけど。

余談だが、あか姉ちゃんの実家は元々博多の方の出身で今現在のように親しい人やoffの時とかはこうして、可愛い方言ランキング

圧倒的トップである博多弁で話してくれる。実際に聞くとめちゃくちゃ可愛いぞ、博多弁。

 

「分かった、はー姉ね」

「任しぇたばい」

「はいよ…………して、ここ最近はどの部のやつを見たの?」

「2部!」

「2部ってことは、確か……【戦闘潮流】だったか?『ぶっ壊れるほど、シュゥトォ!!』の」

 

あか姉ちゃんと共に件の4人の部屋に向かう間に、それとなく彼女が大好きなアニメ化もしている漫画、『ジョジョ』の何部を見たのか聞く。…………何故かって言うのは、このあと、すぐに、分かる。

 

「そうそうそれそれ!っとと……そん話は一度我慢して…………ハンリちゃんの方、よろしゅうね」

「はいよ〜」

 

そうして、まずあか姉ちゃんが寝坊組の内の一人の部屋に入ったのを確認し…………はー姉の部屋にすぐに向かわずにその部屋のドア付近に一度立ち止まり、耳を済ます。すると……

 

「朝ごはんできたばい!早う起きてーーーー!!必殺流法(モード)“神砂嵐”ぃぃーーーーーっ!!」

「うにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!??!?」

 

部屋の中から恐らくはその作品の技名を叫ぶあか姉ちゃんの声と、少し鈍い音ともになっさけない悲鳴があがる……いきなりそれいくのか。

 

さて、先程のあか姉ちゃんへ質問した意図なんだが…………さっきの様子を聞いててわかった人もいるだろうけど、つまりはあか姉ちゃんが最近読んだ、見た『ジョジョ』の“部”に登場するキャラによって起こし方も変わってくるのだ。例えば6部の漫画を読んだ翌日には……『やれやれって感じだわ……』だとか、『『素数』ば数えて落ちつくったい……『素数』は1と自分ん数でしか割ることんできん孤独な数字……うちに勇気ばくるー。…………うーん、ここはやっぱり原作通りに言わな違和感が……』とか言ってたり、4部のアニメを見た後の日に寝坊したりすると、軽く頭を小突かれた後『いったんおめーば起こしぇばよォ~ッ、これで全然卑怯じゃねーわけばい~ッ!!』とか言ってからもう一発拳骨を落として起こしたり等々、あか姉ちゃんの日常によく反映される。…………やられる方はちょっと痛いが、聞いたり見たりする方は面白いからいいんだよな、これ。

 

……とまぁ、こうしてると出てきたあか姉ちゃんと鉢合わせしてこっちに飛び火しそうだし、俺もさっさとはー姉を呼ぶとしますかね。

そう考えた俺は【ハンリの部屋】と書かれたプレートのある部屋のドアの前に立ち軽くノックをする。

 

「はー姉、起きてる?」

『あれ、龍?え、まさか、もう朝!?』

「だぁね。あか姉ちゃんが、ご飯できたってさ」

『ちょ、ちょっとまってて!後あかねちゃんには直ぐに着替えて向かうって伝えといて!!……ぁ〜……また寝わすれたぁ〜……』

 

最後のつぶやきはまぁ聞かなかったことにして……

 

「分かった。2部のキャラの技、喰らう前には来なよ」

『うん!えっと……』

 

部屋の中をガサガサやり始めたし、とりあえず大丈夫だな。…………とするなら、俺は先に食堂に向かうとするかね。

 

「あか姉ちゃ〜ん!はー姉は着替えてから向かってさ!んで!俺も先に食堂行ってるよ〜!」

「はーい!ありがとね〜!!…………よわちゃん起きて!波紋肘支疾走(リーバッフオーバードライブ)ゥゥーーーーーーーーーー!!!!!!」

「わきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」

 

…………悪魔に波紋ってヤバいんじゃないだろーか……まぁ、そもそも波紋なんぞ使えるわけがないんだけども……

 

「コォォォ…………」

「わ〜!!あかねちゃんダメ!!波紋は悪魔にきくのぉぉおおぉぉぉ〜!?!?」

 

いや、何してんだあんたらわ…………。

そんな声を背中に受けながら、あくびを噛み殺しつつゆったりと階段を降りて食堂に割りあてられている部屋の中へと足を運ぶと……

 

「あ、龍くん、おはよ……ってすごい顔!?」

「おはよう、その顔だとまた夜遅くまでゲームしていたみたいだね」

「おは〜よ〜、すっごい隈〜」

「3人ともおはよ。あか姉ちゃんにも言われたけど、そんなに酷いか?」

「一度顔を洗ってくることをオススメするとだけ言っておく」

「マジか……」

「ちょっと待ってて、今タオル暖めて持って来るから!」

「悪い、セナさん。………………んで、みすずは服を引っ張るんでない」

「隈を触らせて〜?」

「なんでだ…………」

 

個性豊かな猫三姉妹こと、愛尾姉妹が各々ゆったりとくつろいでいた。そのうち、世話焼きで優しい長女である愛尾セナさんは俺の顔を見るなり慌ててタオルを取りに行ってしまったが。

 

「にしても、毎日毎日よく体が持つね」

「ん〜まぁ、その分昼とかで寝てるからだろうな」

「でも、今日は確か学校だろう?」

「授業は寝てても大丈夫さ」

「…………なるほど、美玲が昨晩荒れた原因である『破天荒な編入生』とは、やはり君のことだったか」

「んしょ……うし」

「みすず、お前……何、器用に俺の体昇ってんだ……。てか、あの先生とちかげさん、知り合いだったのか?」

「晩酌仲間でね、この街にやってきた時に出会った」

「はい!龍くん、どうぞ。……後、みすずは龍くんの肩から降りなさい!」

「え〜……ここ、居心地いいんだもん…………てしてし」

「ありがと、セナさん……叩くなコラ」

 

俺の定位置である席に座りながらクールでしっかり者の次女、ちかげさんと話しつつ、小柄で自由奔放なダウナー末っ子、みすずが戯れてくるのをいなしているうちに、セナさんが持ってきてくれた暖かいタオルを受け取り顔に載せる。

………………うん、これはいいな……………………

 

「………………みすず、のけ」

「ぷらーん」

「待てそれはヤバっぐるじ……」

「こら!やめなさい、みすず!」

「…………物足りない〜」

「ぷはぁっ………ぉぉ…死ぬかと思った……」

 

そうして、若干ダウナーな甘えん坊に意図せず殺されそうになりつつも、三姉妹とゆったりと話しながら暖かいタオルの心地良さに浸っていると……

 

「お待たしぇ〜」

「は〜……危なかった…………あと少し遅れてたら波紋蹴りを喰らう所だった……」

「うぅ……まだ背中がちょっと痛い…………」

「…………せっかく絶品マグロを食べてた夢を見てたのに……」

「何その夢!すっごい美味しそu……あたた…………急に動くとさっき一撃喰らった脇腹が……」

 

賑やかな声が聞こえ乗せていたタオルを少しどかして除くと、あか姉ちゃんを先頭にして、安心したように息を着く酷い隈がせっかくの容姿を台無しにしている、俺以上の夜更かしの嬢王(俺命名)であるはー姉こと白砂ハンリ姉が続き、その後ろにはさっきあか姉ちゃんが話していた件の『寝坊組』……夢を食らう悪魔…………らしいが、元気溌剌で可憐な笑顔を振りまくことから天使だエンジェルだとしか評されない宵夢みると、ここ最近アイドルの卵として活動を始めたらしいがどっか抜けている所のせいで実生活じゃそうとは思えない桃園ねむ、そして、マグロを愛しマグロからは愛されていない悲しき宿命の……「……む、なんだかリョウにバカにされた気がする……」……コホン、時折鋭いが基本寝まくってる猫人、鮪夢るむねの三人が続いて入ってきた。

 

「あれ、龍は何やってるの?」

「セナさん曰く、顔面酷すぎるらしいからこれで回復してんの。はー姉も多分やった方がいいぜ、ついでに気持ちいいし」

「お、それならご飯食べた後にやろっと」

「…………だな、一旦飯だ」

「セナちゃん、用意は?」

「あとは皆のご飯とお味噌汁をよそうだけだよ」

「それなら、早速よそってしまおっか。みる、手伝うて〜」

「は〜い……あてて……」

「二人とも大丈夫〜?」

「だいじょばない……」

「結構いいの貰った……」

「人間、それを自業自得という」

「「ちかげちゃん、冷たいよぅ……」」「ド〜ンマ〜イ」

「そだ!今日、パンな気分な人〜?」

「俺〜」「あ、私も〜」

 

あか姉ちゃんの声にタオルをとった俺とはー姉が手を挙げて反応を返したあと、少ししてそれぞれの茶碗によそわれた白飯と味噌汁、パンを頼んだ俺達の分のクロワッサンとコーヒーをトレーに乗せたあか姉ちゃんとセナさんがキッチンから出てきて、それらを各々で受け取ると定位置の席につく。そして……

 

「それじゃ、「「「「「「「「いただきます!」」」」」」」」

 

九人の合唱を皮切りにして、賑やかな朝食を始めるのだった。

 

 

  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

さて、これがこっちに戻ってきてからの俺の朝の日常にして、俺ん家の朝の風景だ。んで、なんで俺の他にも、それも女性ばかりいて、こんな大人数が住める家にいる買ってことなんだが…………

 

ここは元々俺の父方のばぁちゃん家だったんだが、ばぁちゃんが亡くなった時に残した遺志で女性専用のシェアハウスとして使われるようになったんだ。んで、それを管理していたのがあか姉ちゃんの親父さんにして、俺の叔父にあたる人だったんだけど……職場でうっかりミスして事故って大怪我してしまい、ここの管理を誰かにお願いしなきゃならなくなったんだが…………運悪くなかなか妥当な人がいなかった。あ、別にあか姉ちゃんの母親は離婚してないしちゃんと健在してる。ただ、俺の両親と一緒に世界をまたにかける仕事をしているから出来ないってだけ。そして、しれっと言ったが、俺の両親も同じ理由でNG……っちゅう時に丁度独り立ちしたいって親に話していた俺に白羽の矢がたったわけだ。………………まぁ、まさか女性ばかりの所に放り込まれるとは思ってもなかったが。

 

けど、半年前くらい前の以前の学校の夏休みとかを利用して、あか姉ちゃんに手助けしてもらいながらシェアハウスの人たちと仲良くなったり、事前にルールを決めたりしたこともあって、すぐに受け入れてもらい、スムーズに事が進んだ結果……こうして、俺もここに住まわせてもらいつつ、あか姉ちゃんと共にここの大家を、そして、唯一の男手として過ごし、弥吾呉学園に通い始めたってわけさ。

…………よくラノベとか、アニメとか、ゲームとかであるハプニングがなかった訳じゃァないが…………まぁ、うん、大丈夫だた。あぁ、大丈夫さ………………

 

…………………………………………………………………………………………………………………………ダイジョウブデシタ、ハイ

 

 

因みに、今朝方まで共に貫徹したゲーム仲間にして友人の叶、吸血鬼の葛葉、ヨウこと赤羽葉子は詳しいことは後々話すが、以前通ってた学校でも良くつるんでいた仲のいいグループのひとつ。こうして学校が変わっても気軽に、変わらず接してくれるめちゃくちゃいい奴らだ。

 

 

  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

ともあれ、なんだかんだありつつも賑やかな朝食を終えた俺は、一度部屋に戻り手早く学園に行く支度を整える…………酷かった隈もある程度はマシになったそうな(ちかげさん談)

そして、家から出る前に再度食堂に寄ってあか姉ちゃんが作ってくれた弁当を鞄へとしまいつつ、キッチンで洗い物をしている二人に声をかける。

 

「あか姉ちゃん、セナさん、俺そろそろ出るわ」

「お?やけに早かね?」

「今日はあそこに寄らんとぐずるやつが出てくるからな……」

「あ、そういえば今日は木曜日だったっけ」

「やったら尚更貫徹しちゃつまらんかったばい!」

「…………それは言わんといてや……」

 

まさか、あそこまで熱い試合が続くとは思わなんだんだもん……

 

「ともかく、行ってくるわ。弁当、サンキューな」

「あ、今日は新規ん入居者しゃんがやって来るけん、早めに帰ってきんしゃい」

「っと……そうだった、そうだった。学校終わったら早めに帰ってくるわ」

「任しぇたばい。それじゃ、気ばつけて行ってきんしゃ〜い♪」

「行ってらっしゃ〜い♪」

「行ってきま〜す」

 

二人の声を背中に受けつつ、正面玄関から外に出ると昨日と同じ暖かな春の陽気が降り注ぐ。

今日もいい昼寝日和になるかな?

 

「いいねぇ〜」

「わ、本当だ」

「ね、ここだったでしょ〜?おはよう、リョウ君」

「へ?」

 

今日もまた昨日のやつらと屋上に行けるかなと思案しつつ、石塀を通り抜けて通学路に踏み出した瞬間に背後から声をかけられて思わず素っ頓狂な声を上げつつ振り返ると、どうやら俺の事を待っていたらしいレミと見知らぬ顔の女子生徒がいた。

 

「お、おっす……レミ。朝早くからどうしたんだ?」

「久しぶりに一緒に登校したくてね〜」

「………………いいけど……ちょっと寄り道するぞ?」

「ん、大丈夫。ほとんど毎週行ってるって聞いてるからそのくらい見越してるよ〜」

 

それなら、いいんだが……いや待てなんでお前が俺の行動パターン把握してんの??………………さしづめ、どこぞの誰かが言ったのか…………。して

 

「後ろの奴は?学園の医務室の先生並にやたら色気があるが」

「歩きながら紹介するね〜。まず、この子は私のクラスメイトで親友のサキュバス、ユメノウララ。だから色っぽいんだよ〜。そして、ウララちゃん、この人が私の幼馴染みの鴻山龍神君だよ」

「は〜……あなたがレミがよく話してたゲーマー幼馴染み……」

 

いや、ゲーマー幼馴染みってなんだよレミさんや?

ともかくレミ、ウララ(同級生だから呼び捨てでいいらしい)と軽く自己紹介しつつ並んでゆったりと歩く。

 

「というか、もうちょこ先生のお世話になったの?」

「昨日、初登校したら遅刻スレスレのぐんセン……郡道センセに引きずり回されたからな……」

「郡道先生またなの……?」

「あの先生日常茶飯事なんかよ…………」

「後、ひとつ聞きたいんだけど…………鴻山くんって、なんともないの?」

「は?…………あ〜そういうこと」

「…………もしかしてホm」「それは断固として否定させてもらおうか!!違うんだよ、俺はそう言う各種族の常に発してる力の影響を受けにくいってゆう特異体質なだけだ」

「そそ、不思議なんだよね〜」

「ちょこセンセにも不思議がられたしな」

「そんな人もいるのか……世界は広いね」

 

ま、天使の人らの回復とかも受けにくくなるからキツイ時もあんだけど。ってか金剛はどうしてんだろうな、家は近いのに。

そう話しつつ、表通りから裏通りに入る角を曲がると……

 

「わ!?」「みゃ!?」「おわ!?」

「っと!?……て、かなたとこころとクロか。わり、余所見してた」

「わ、大丈夫……?」

「びっっくりした〜……」

「あまりよそ見すんなよ……。ともかく、おはようさん御三人とも」

「ウッス。…………なんか珍しい組み合わせだな」

「はっはっはっ……」「はーい深呼吸しましょ〜ね〜」「ひ、ひっひふそーらんひっひふそーらん」「え、何その呼吸…………」

「そこで偶然ばったりな。だが、お前らこっちは学園の方向じゃねぇぞ?」

「学園行く前によるとこあってな。お前らも来るか?」

「時間は大丈夫なの〜?」

「あぁ、余裕綽々」

「レミから聞いた話だと大丈夫みたいだよ?」

「……そんならお邪魔させてもらおうかな?」

「あれ?そーいやクロや、白上は?」

「アイツなら寝坊。毎度のコンだから置いてきた」

 

わぁお、The無慈悲。

ともかく、少し人数が多くなってきちまったが…………まぁいいか。…………そういや学園も元々女子校だった名残で男が少ないらしいが…………この街、男女比率どうなってんだ?いや、そもそも俺の周りの知り合いも女子が爆速で増えてってるし…………もう1人くらい男子の知り合いが欲しいとこだな、さすがに肩身が狭ぇよ…………。

 

  **************

 

少し大人数の六人でその後も裏取りを話しながらある程度歩いていき、目的地へとたどり着く……

 

「え、教会?」

「え?目的地、ここ?」

「ほんとにあったんだ……」

「お前、キリスト教だったのか?」

「ちゃうわ。知り合いがここにいんの……つか、レミは知ってるだろ」

「え?昔遊んでた仲間の子?」

「そうだぞ?ま、話すより見てもらった方が早いか。んで、こころ〜起きろ〜」

「みゃん……」

 

背中に背負ったこころを起こそうとしたが失敗。…………さっき出会ってから数分も経たないうちに突然俺の背中に飛び乗ったかと思うと、そのまま寝始めちゃったんだよな…………。寝不足の体にゃ、相当堪えるんだが……まぁ、いいか。

 

「ほれ、ポカーンとしてないで行くぞ」

 

少し呆気に取られてる四人をよそに、俺は教会の大きな扉の片方を開き、礼拝堂の中に入り、少し中を見渡し最終目的の者を含めたひとつの集団の元まで静かに歩いてゆく……それに、なんかここに不釣り合いなカッコの人もいるのが気になるが。

 

「はよ、朝から熱心……っと?なんか見知らぬ見た事ある奴が……」

「あ、お兄さん、おはようございます…………にしてもまたですか」

「おはよう」

「おはよ〜。見知らぬ見たことあるって……あ、もしかしてバイトで会ったんじゃないのかな?」

「一人はそうだな。もう二人の子は知らないが……。よわ、あまり怒るなって…………」

「いえ、お兄さんがおモテになってるのはいつもの事なので気にしてません。私たちの方はお祈りを既に済ませましたし、お時間あるのなら後でご紹介しますけど……」

「だったら拗ねる態度とって欲しくないんだがな…………。時間は大丈夫だ、それにあっちも丁度いいタイミングみたいだしな」

 

金剛たちより先に再会した昔からの幼馴染みの妹分、話によれば俺がこの街を出たあとに彼女も一度街を離れたらしい神瀬よわ、そして、彼女の友人で家にも時々遊びに来るおっとりとしたセイレーンの姫様のアイリス・ルセン、無口無表情だが意外と話していると喜怒哀楽が分かりやすいエルフと吸血鬼のハーフ、棺美夜と話している内に件の三人も祈りを終えてこちらへと戻ってくる。

 

「あ、昨日のウェイターの人……?」

「お、記憶力いいのな」

「ノエルの無茶振りにあそこまで冷静に返してたのと、るしあたちのファンタジークラブに入って欲しいって思えるくらいコスチュームが似合いそうって直感を感じた人だから覚えてたんだ」

「そ、そうか……」

 

コスプレねぇ…………興味がなくも無いが。

そんなことを思いつつ、一度長椅子へとこころを寝転ばす。

 

「るぅちゃんの知り合い?」

「ううん、ただ昨日のこの人がバイトしている時に出会ったの」

「はぇ〜…………いやはや、すっごいイケメンさん。でもなんで背中にこの子を背負ってるの?」

「ども。自己紹介と背負ってた件は後ですっから少し俺の連れと話しててくれ。よわ、俺はシスターに挨拶してくるから」

「分かりました。えと、今お連れの方と言うと丁度お兄さんの後ろに来た方がt…………女の人ばかり……」

「それについては深く突っ込まんでくれ……ともかくよわの顔見知りもいるし、話はしやすいはずだ」

「私の?」

「ま、頼んだぜ」

 

そう言ってよわの頭を軽く撫でてやってから、礼拝堂奥のシスターズルームと銘打ってある部屋のドアまで行き、軽くノックする。すると直ぐに中から『どうぞ〜』とゆったりとした声が返って来て「失礼します」と言いながらゆっくりドアを開ける。そして、目の前の大きな机で書類作業をしているシスターに向かって一礼をする…………

 

「おはようございます、龍神さん。一週間に一度ではなく、もっと毎日のように来てくださってもいいのですよ?」

「おはようございます。そうはいっても俺はキリスト教徒じゃないんで」

「もぅ、そんなことを気にしなくてもいいのですよ?」

「…………そんな子供みたいに頬を膨らませないでください、シスタークレア」

 

目の前の机の書類の山の中、子供のように頬を膨れてしっかりとした物言いでもっと俺と話したいと遠回しに文句言ってるのは、ここの教会を管理しているシスター、シスタークレア。あか姉ちゃんの友人で俺とも親交があるんだが……なにゆえ俺に固執するんだか……。

 

「それで本日はどう言った要件で?」

「いえ、龍神さんが弥吾呉学園に編入したのでその制服姿をみt」「友人を待たせているのでそれでは……」「わーわー違います違います!!」

「ハァ……全く…………」

 

普段はしっかりしてるのにどうしてこうやって俺とかあか姉ちゃんと話してる時は子供っぽいのか……。この姿をシスターを慕う子供たちに見せてやりたいよ…………。

そんなことを考えて頭を抱えていると、部屋のドアがノックされてシスターが猫を被って「どうぞ」と言うと、先程見かけた教会には似合わない奇抜な服装の男子が入ってくる。

 

「どーも。ここの回線のチェックとセキュリティの更新済ませておきましたよ」

「ありがとうございます、黛さん」

「いえ、俺に出来るのはこれくらいなんで……」

 

やけにダウナーな奴だな?そして、パッと見俺と同じくらいの歳っぽいけど……………あれ?少し待て?青のメッシュが入ってて無気力めな雰囲気で、そんで、白と黒のパーカーでさっきの会話からしてネット系統が得意……もしかして。

 

「…………あんたが黛灰?」

「……確かに俺は黛灰だけど……どうして、俺の事を?」

「『ぶるーず』の相羽ういはの元クラスメイトっていやぁ分かるか?」

「………………なるほどね、君がういはが話してた噂のヘンテコ君か」

「ういはのやろう……」

 

あいつ、なんて話したんだよ……今度会ったらしばいたる。しかしま、ある程度は話しやすそうなやつみたいで良かった。

 

「改めて、黛灰。以後よろしく」

「鴻山龍神だ、こちらこそよろしく」

「むぅぅ……」

 

シスターや、そんな『なんで初対面でそんなにフランクなの』みたいな視線をぶつけんでくれ…………

 

「さて、積もる話もあるが……この後学校だから俺はそろそろ行くぜ」

「俺はもう少しシスターと話してからいくよ」

「おぅ、今度ゆっくり話そうぜ。それじゃシスター、黛、それじゃまた」

「またね」「はい、お気をつけて」

 

少し膨れっ面なシスターと黛に一言行ってからシスターの部屋を後にし、女性陣が賑やか話している場所に戻ると……

 

「お兄さん、お疲れ様です」

「おつかれ。も〜、よわちゃん再会してたのなら話して欲しかったな〜」

「しゃーねぇーだろ、そもそも俺とレミが再会したのだって昨日の話だろーが。それによわとだってほんの少し前にあったくらいだし……なぁ?」

「ええ、お兄さんが帰ってきてるのには驚きました」

「私達もよわちゃんが突然『……お兄さんっ!』って少し泣きながら抱きついた時にはめちゃくちゃびっくりしたけどね」

「恥ずかしいのであまり掘り返さないでください……」

「…………」

「んみゃ……」

「こころ、そろそろ起きてって!こころ!」

「…………美夜ちゃん、戸惑ってる……珍しい」

「ほんとに珍しい……」

「…………いや、そうなの?私には無表情にしか見えないのだけど……」

「ほほ〜、半分天使で半分悪魔なのか」

「あはは……ちょっとやらかしちゃいまして…………」

「堕天じゃなくて悪魔になるって何したんだ……?」

「あ、あははは……」

「…………いや、笑って誤魔化すなよ」

 

なんだか各々で楽しそうに話し合ってるな。ま、ともかく……

 

「皆はもう自己紹介済ませたのか?」

「うん。私とよわちゃんみたいに、ユニちゃんとるしあちゃんの事はかなたちゃんとクロちゃんが知り合いで上手く話が進んだんだ」

「るしあに関しちゃ私らの後輩だぜ、な?」

「はい、ウェイターさん♪それじゃ改めまして、るぅは潤羽るしあ、死霊術士(ネクロマンサー)の家系の生まれなのです。よろしくです♪」

「ん、よろしくな。そして、御二方は初めまして。俺は鴻山龍神、高二。昨日近くの『弥吾呉学園』に編入してきた。んで家はこっから少し離れたところにあるでけぇシェアハウスで管理人代理をしてて、ここにもちょくちょく顔を出すと思っからよろしくな」

「えと、花風りんです!中学一年生です!以後よろしくお願いします!」

「私はユニ・アルシア。今はよわちゃん達と同じ学校に通ってはいるけどかなたんとは昔っからの友達なんです、ね〜♪」

「ね〜♪っしょっと……」「みゃん……」

「あぁ、かなた、こころは俺が背負うよ。……そそ、さっき聞かれたこころとの関係だが……バイトで出会った妹のような奴ってところだ」

「妹……?」

「よわはホントの妹のようなもんだろう?」

「………………」

「そういうことじゃないんだよ、リョウくん……」

「??」

 

よう分からんが、二人と近くで聞いてたウララが「ダメだこりゃ」って頭抱えてんのが妙に腹立つなぁ…………。

 

「積もる話もあるが、そろそろ学園行くとしようぜ。潤羽はこっち、よわとアイリス、美夜、それにユニが別の同じ学校で……?」

「あ、私は皆さんと同じ『弥吾呉学園』です」

「それじゃ、花風も一緒に行こうぜ。シン、いいだろ?」

「もとよりそのつもりだ」

「シン?」

「俺のあだ名。俺の名前、りょうがと呼んで漢字は難しい方の龍に神っていう風に書くんだが、簡単で読みやすい神の方を音読みしてるのさ」

「って言うのは建前で小さい頃、剛くんが……『お前シンって漢字書くのか!』って言ってて、それを訂正するのも面倒くさくなってそのまま放置してたら定着したあだ名だよね〜」

「そうとも言う」

「鳳先輩……」

「言っておくがガキの頃の話で、しかも当時『龍』なんて漢字読み書き出来るやつなんてそうそうおらんからな?今のアイツは頭すげぇいいから」

「「「「えぇ…………?」」」」

 

金剛や…………お前、一体どんな学校生活送ってるんだ…………?レミとクロ、そして、俺の背中で寝ているこころを除いたウチの学園勢が皆『うっそだぁ』って顔してるぞ…………?

 

  ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ハァックション!!…………うぁ?………………わぁぁぁぁ!!遅刻遅刻遅刻ぅぅううう!!!!」

「金剛朝からうるさいにゃぁ!!」

「起こしたってくれても良かったんじゃねぇ!?!?」

「一度起こしたけど、また寝た金剛が悪いにゃ。みゃあは全然一切これっぽっちも悪くにゃいにゃ」

「くっそぉぉ!!シンと一緒に学校行くつもりだったのに!!」

「え!?シン兄帰ってきてたのかにゃ!?!?!?なんで教えてくれなかったにゃ!!今から頑張れば間に合うかにゃ……?」

「昨日俺も知ったの!!ともあれ……あれ!?」

「行ってきます、にゃ!!」「待ってぇぇぇ!!!!」

 

  ーーーーーーーーーーーーーーー

 

…………後で本人にも少し聞いてみるとするか……。

そんなことをぼんやりと思いつつ、俺たちは教会を出て連絡先を交換し合った後、それぞれの学校へ向けて歩き始めた。その道中……

 

「鴻山さん鴻山さん」

「どった、潤羽」

「鴻山さんて、コスプレに興味ある?」

「コスプレ…………ねぇ?」

「龍神先輩の……コスプレ?」

「なんか怖ぇ振り向き方だな、おい。して、コスプレか。…………ん〜……興味ねぇこたぁねぇんだが」

「お?」

「しっかし…………なぁ…………?」

「ふふふ……」

「レミ、どうしたのそんな悪ーい顔して……」

「う、ううん、なんでもない……ふふ」

 

おのーれぇー、あれ知ってるからって笑うんじゃぁない。

 

「…………少し考えさせてくれ」

「いいよ〜。るぅ達は体験でも本入部でもどちらでも歓迎するから!」

「助かる…………って、そういやかなたや」

「へっ?アッハイ!」

「今の潤羽との話で思い出したんだが、ここの学園て、部活とかには必ず入ってないといけないのか?」

「いや、推奨はされてますけど強制はされていませんよ。ひとつあるとすれば、何個かかけ持ちすることも許可されてますので、迷ったら一応全部やるって手もあります」

 

ほほぅ?いいね、そういうの。やりたいものを自由にやらせてくれるってのはありがたいな。

 

「因みにるぅ達のクラブにはりんちゃんも入ってるよ〜」

「あ、はい。るしあちゃ……じゃなくてるしあ先輩たちのお世話になってます!」

「まだ学園じゃねぇしそこまでかしこ回らなくてもいい。つかみんなもそうなんだが、俺自身かしこまってんのは好きじゃねぇから、TPOは弁えて欲しいがそれ以外だったら先輩後輩関係なく普通に話してくれて構わねぇよ」

「はーい♪」「わかりまし……えと、分かった」

「僕には恐れ多い……」

「毎度思うんだが、俺は一体かなたの中でどんな立ち位置なんだ……?」

「それは気にちしちゃダメだよ」

「うんうん、君が気にすることじゃない」

「言葉なく気づいてやるのがベストだ」

「???」

 

よく分からんが…………やっぱり三人のやれやれって顔はなんだか無性に腹立つな…………。

 

  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

そうして、相変わらずこころを背負いつつみんなと話しながら歩いている内に続々と俺達と同じ制服の人達が増えていき、始業開始時間までには十分に余裕を持って校門を通る。

 

「な、間に合ったろ?…………さて、こころ、ほら起きろ〜」

「んみゃ…………もう学校……?」

「そうだ、そろそろ自分の足で歩いt「このままクラスまで……」俺を恥ずかしさで殺す気か己は!!」

「みぃ……ダメ……?」

「んぐ…………今回だけだぞ…………」

「いいなぁ、こころ……」

「かなた?」

「はっ!何でもないよ!何でもない、何でもない……」

「ねぇねぇ!今度るぅもおんぶして欲しいなって」

「なして?」

「なんだかこころちゃんの姿を見てたら、気持ちよさそうって!」

「あ!それなら僕も……!」

「…………………………………………機会があったらな……」

(ねぇ、もしかして彼って……)

(そ、実の姉妹はいないけど、あぁやって妹系や姉系の人の頼みには殊更弱いのよ)

(シスコンなのか……)

(それじゃ、私たちのお願いとかも……?)

(可能性はある)

 

ぐぬぬ……後ろのヤツらめ絶対誤解してるな……?俺はシスコンじゃねぇってのに…………。ただ、なんか断れなかったり放っとけないだけなんだ…………。

軽く肩を落とし、クロに一言言ってカバンを預けてから、早く学園内の道を覚えないとな……と思いながら、かなたと花風に案内されて中等部の校舎へと向かう。すると

 

「あ、編入生くんみっけ〜」

「?」

 

その途中で、少しゆったりと間延びした声をかけられてそちらを振り向くと、なんだか見た目からしてふわふわしてる雰囲気の眼鏡をかけたショートの女子生徒がゆったりとやってくる。

 

「おはろ〜ぼ〜」

「ロボ子さん、おはろ〜ぼ〜です!」

「先輩、おはろ〜ぼ〜です」

「………………」

 

…………おはろ〜ぼ〜って何?

 

「ほらほら、編入生くんも〜。おはろ〜ぼ〜♪」

「………………おはようございます」

「あや〜、乗ってくれなかった〜。残念」

「鴻山先輩、戸惑ってる?」

「大分」

「確かに初対面だとそうなっちゃうよね」

「そんなに固くならなくていいよ〜。私はロボ子、高等部三年生だよ〜」

 

先輩なの!?身長は確かに高めだけど年下かと…………

 

「っと、鴻山龍神です。よろしく……お願いします」

「鴻山くんね〜ふむふむ。よろしくね〜♪」

「それで……中等部の方に生徒会の用事ですか?」

 

え?この人も生徒会!?マジで!?

 

「ううん、今日はね、鴻山くんに用事があるの〜」

「俺?」

「そう

 

 

ーーーーーーーーーそらちゃんが、会いたがってるんだ〜」

 

 

………………どうやら今日は一日体力的にすげぇ辛い日になりそうだ。

 

 

 

 

  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

「………………『弥吾呉学園』ね。結構近いところやな、へへ」

「どうしたんですか?」

「なんだか楽しそうだね」

「ん?や、何……

 

 

……私の懐かしぃ〜旧友が戻ってきたってことで、これは出迎えんと行けんなって」

 

 

 

           act-1 end

          To be continued




以上ホロ恋愛モノ二次創作でした。

次回はストライクウィッチーズ最新話、いきまーす。
時期は未定ですが今月中には出します。

因みにこの作品、キャラがこれからも増える予定なんです。

つまり?

ヤバいです。でも、頑張ります。

それでは次回もお楽しみに〜!
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