アルビノなユウリとマリィ   作:わさべ。

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剣盾の小説は初投稿です(スロースターター)

拙い文章ですが、楽しんでもらえたら幸いです(丁寧な挨拶)




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うす暗い部屋の中ベットで横になりながらラジオを聞き、楽しそうに鼻歌を歌っている少女がいた。

 

《さぁ、ジムリーダーになってから初めてのトーナメント戦惜しくも準優勝でしたがマリィさん、今回はどうでしたか?》

 

《…現チャンピオンのホップに負けたのはえらいくやしか……でもっ、ホップになら何度か勝ったことはあるし、次は絶対にまけん…!!……ダンデさんにはわからんけど…》

 

「やっぱり、凄いなぁ……私と同い年でもこんなにしっかりしてるもん…」

 

一人そう悲しげに呟いた少女はマリィの名前が書いてある一枚のカードを手にとって眺めていた。

 

ジムリーダーになる前のリーグカード。証明写真の様な構図で写っているマリィらしいカード。少女の新しく出来た宝物の一つだった。

 

《最後に一言をお願いします!!》

 

《…アニキ、エール団!!…応援、ありがとーねー!!これからもっとスパイクタウンを盛り上げるけん!!だからもっと頑張るばい!!》

 

《ありがとうございました!!それではそちらにお返しします!!》

 

「…いいなぁ」

 

幼い頃からずっと手元にあるピッピにんぎょうに顔を埋める。現実から目を逸らすように。

 

アルビノで極度の虚弱体質。それが彼女の枷だった。

 

一人でトイレやお風呂に行けず、必ず誰かの手を借りなければ一般的な生活を送ることが出来なかった。

 

体調が優れない時には、食事にも手を借りなければならなかった。意思の疎通もロトム越しではないと出来なかった。

 

 

(…こんな私にも、出来ることってあるのかな……?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……手紙…?」

 

「うららー?」

 

トーナメント戦が終わってから三日目、ワイルドエリアから帰宅すると郵便受けに一枚の便箋が入っていた。

 

かざりげのない真っ白な便箋に幼さを感じるピッピのシールで封をされていた。

 

(差出人……ユウリ。場所……ハロンタウン)

 

アニキへのファンレターと思ったけど、それにしてはシンプルだった。

 

差出人と場所を見てもイマイチピンとこない。もしかして間違えた所に届いたのかと思ったけど、宛先はスパイクタウンであたし宛だった。

 

(ハロンタウンって確かダンテさんの出身地……ってことはホップなら知っとんやろうか?)

 

とりあえず考えるのをやめて便箋を開けてみることにした。丁寧にシールを剥がしてゆっくり開く。中には一枚の紙と便箋の封をしていたピッピのシールが入っていた。

 

真っ白な紙には大きめな文字でこう書かれていた。

 

《こんにちは、ユウリといいます。

 

マリィさんの勇姿をいつもラジオで拝見させて頂いています。

 

私は生まれつき身体が弱くて外に出た事がほとんどありません。

 

外の世界の事を何も知らなかったのです。

 

でもある時、マリィさんのことを初めてラジオで拝見しました。ジムチャレンジの時の事です。

 

沢山のポケモンを引き連れて、数々のコンビネーションでジムを突破されて。

 

私と同い年で凄い活躍をされていると知ってからは少しだけ外の世界の事を知ることが出来ました。

 

私にとってマリィさんは、世界を知るきっかけでした。

 

本当に感謝してもしきれないです。

 

これからもマリィさんのご活躍をお祈りしています。》

 

 

文字はお世辞にも綺麗とは言えなかった。頑張って自分の言葉で書いたと思う文章。気持ちが、想いが、沢山こもって溢れだしていることはわかった。

 

中に入っていたピッピのシールを手にとって眺める。きっとこのシールは彼女にとって大切なもの。

 

(あたしの、初めてのファンレター…)

 

不思議と心が高まっていく。エール団の応援とは違う、別の心地良さが広がっていく。とても、暖かい。

 

(あたしでも、元気ば分けきると?ひよっこなあたしが?)

 

あまり自分に自信は持てないけど、すんなりと受けとれた。すっと胸に溶け込んでいく様な気がした。

 

(…期待に答えれるようにもっと頑張らな…!!)

 

「うららー!!」

 

「んー?どーしたモルペコ?」

 

モルペコが嬉しそうにあたしの顔を見つめている。

 

「顔に何かついとー…………ぁ」

 

思わず変な声が漏れてしまった。

 

ガラスを見る。

 

そこには練習している時のいつものぎこちない笑顔とは違って、とても自然な笑顔をしていたあたしがいた。

 

「…あたしもこんな風に笑えたんね」

 

「うらら♪」

 

いつもより増してモルペコは嬉しそうだ。

 

「…うん、決めた。会いにいこう、モルペコ」

 

「うららー?」

 

「あたし、ユウリの事が気になるったい。…初めてのファンやし、会ってみたい」

 

「うらら♪」

 

頷いてくれたモルペコを撫でながらユウリの手紙を思い出す。

 

 

《私は生まれつき身体が弱くて外に出た事がほとんどありません。》

 

 

《私にとってマリィさんは、世界を知るきっかけでした。》

 

 

 

(手紙の内容から本当に身体が弱かと……)

 

 

 

(ならあたしがきっかけになったんやけん!!あたしがもっと世界のこと、教えちゃりたか…楽しかことも沢山教えたか…!!)

 

 

 

「待っとってーな、ユウリ」

 

 

 




マリィが笑顔を練習するシーンはやっぱ、最高やな!!(義務教育)

書きたい所がいっぱいいっぱい…(語彙力の低下)

毎秒投稿しなきゃ…(嘘つき)


ローペースで更新をしていきますので、気長にお待ち頂けたら幸いです(よわき)

貴方には命に関わってしまうが、どうしてもやりたい事がある。やりたい事は生涯の夢。

  • 命に変えてでもやる。
  • やりたい事を諦める。
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