仮面ライダー01<ゼロワン> × 新サクラ大戦 ー新たなるはじまりー   作:ジュンチェ

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 関係ないけど、シンフォギアがガメラとコラボ(公式)

 其処許(シンフォギア公式)、正気でござるか…?


燃ゆ!鋼が吹き荒れる平和の祭典!! Ⅰ

「この本によれば、新生・帝国華擊団は数々の困難と試練を乗り越え見事に帝都に手を伸ばす巨悪を討ち倒し、華擊団復興の悲願を果たす未来が待っていた。…今までの展開は、概ね記された物語と同じ。」

 

 

 帝劇の舞台、既に夜もふけ誰もいなくなったこの場所で語るウォズ。スポットライトが当たる彼の話を聞く者は観客席にはいない… それでも、彼は変わらず預言者の役目を…

 

 

 

「で? その先は…?」

 

 

 いや、スポットライトを浴びるのはもうひとり…門矢士。ふてぶてしく観客席でふんぞり返る彼にむッとしながらも、ウォズは続けた。

 

 

「残念ながら、まだこの本には記されてない。まだ新時代は誰に担われるか決まっていないようだ。…希望を託された者たちか。」

 

「……それとも、強い輝きが産み落とした『影』か。」

 

 

 

 

 

 

 ★ ★ ★ ★ ★

 

 

 

 

 

 帝劇の公演は或人の前座というとんでもないハプニングこそ初日にあったものの、看板になったアナスタシアに演技の才能の片鱗を見せたさくらに加え、ダナンの愛の物語への評価も高く公演期間中は満員御礼で帝国華擊団復活の第一歩としては申し分ない出来だった。冷やかし程度ときていた上海華擊団も当初と段違いの成長具合に『情けなかったお前らがいつの間にかこんな立派になりやがって…』と涙ぐんでいた。

 

 …尚、愛弟子の晴れ舞台と或人のギャグと聞いて飛んできた某・オムライス師匠がいたそうだが、初日以降はアナスタシアが強行に或人が舞台に立つことを反対したためついに拝むことが出来ず残念がっていたという。

 

 

 

 とまあ、これだけなら良かったが…

 

 

 

(手放しでは、喜べない…ですわね。)

 

 

 支配人室で頭を抱えるすみれ。結局、星児が帝劇に戻ることは無く、公演は幕を閉じる。連絡等も一切無く、仮面ライダーや帝国華擊団の総力をもっての捜索虚しく時は進んで世界華擊団大戦の当日に…。忽然と姿を消した息子に花組の中でも不安や憶測が飛び交うが神山の尽力でなんとか空中分解は避けられているが、精神面から見た彼女たちのコンディションは万全とは言い難い…

 

 自分もそうだが、浮足だっている場合ではない。今回の大会で結果を残せなくては帝国華擊団は解散なのだから。

 

 

「そうここからが、本番…。 …何かしら?」  

 

 

 そんな時、デスクの上でバイブをはじめるすまぁとろん。メッセージの着信を主に伝える反応に、すみれは手に取りメッセージを確認する… すると…

 

 

「! …これは!?」

 

 

 

 

 

 

 

 ★ ★ ★ ★ ★

 

 

 

 

 

 

 

 

「先程、すみれ様宛に坊ちゃんからすまぁとろんで連絡がありました。『自分は無事。世界華擊団大戦で待つ。』と書いてあったそうです。」

 

 

 世界華擊団大戦の会場のロビーに集まっていた花組と或人ら令和ライダーたちに先の出来事を報告するカオル。すみれに送られたメッセージは星児からで、自分の無事とこの会場で待つという内容だった。…まあ、やはり誰も簡単に納得できないのだが。

 

 本当に無事なら、どうしてすぐ自分たちの所に戻ってこないのか? そもそも、どうして大会の今というタイミングで?

 

 

 気になった或人はカオルに疑問を向ける。

 

 

「星児くんからの連絡で間違いないんですが?」

 

「発信元は坊ちゃんの端末であることは確かですが…。本当に坊ちゃん自身の文章なのかはわかりません。」

 

 

 やろうと思えば端末を取り上げて本人以外でもメッセージを送るくらいは出来るということか。平成から令和にかけて普及したスマホと響きは似ている太正のすまぁとろん、実際のところは通信機能などはポケベル程度なもので自ずとセキュリティも相応。暗証番号くらいはあるが、或人らの基準からすればあまりに心許ない防犯対策だ。と言っても…こればかりは仕方ない。

 

 一方、神山も続けて問う。

 

 

「このこと、ロンドンには…?」

 

「すぐに確認しました。あちらにも同様のメッセージが送られたそうですが…姿は現さなかったそうです。」

 

「……そうですか。」

 

 

 ロンドン側にもメッセージだけで居ない様子。神山は星児が連れ去られた日、帝劇に雪崩れこむように酷く取り乱したランスロットが駆け込んできたは脳裏に焼きついている。自分が目の前にいながらこの不始末と自責をする彼女をすみれと公演を見に来ていたシャオロンがフォローしてくれたおかげで何とかその場は落ち着いたが…その様子を思い出すだけで胸が痛む。

 

 

(星児…お前は何処に行ったんだよ…)

 

「神山さん、坊ちゃんのことは勿論ですが、今は華擊団大戦に集中を。貴方が揺らげば、隊員たちにも不安は伝播します。どうか忘れないでください。」

 

 

 カオルの指摘に振り向くと、さくらたち花組たちの浮かない表情が…そうだ、彼の身を案じているのは自分だけではないのだ。彼女たちの支えにならないといけないのが隊長である自分なのに、こんな有様でどうするのだ!

 パンッ!と頬を叩いて顔も心も引き締め、改めて仲間たちに向き合うと力強く告げる。

 

 

「皆、星児はきっと大丈夫だ!確証は無いけど、俺が保証する! …信じよう、今は。アイツのことも、俺達自身も。この華擊団大戦で勝ち残って、帝国華擊団復活を世界に高らかに宣言しようじゃないか!」

 

 

 威勢よく担架をきった…は良いが、花組乙女たちの反応は微妙。しかし、アナスタシアだけは違った。

 

 

「そうね、今為すべきことはちっとも変わっていないもの。ここで負ければ全てが終わり…私たちの帰ってくる場所は無くなるわ。それは私も嫌よ。」

 

「アナスタシア…!」

 

「折角の新しい職場、早々に潰れられたらたまったものじゃないわ。」

 

「アナスタシア…(汗)」

 

 

 上げてから落とす…空振った隊長を弄ることで、少し空気が緩むのを感じた。すると、さくらも決意したように声をあげる。

 

 

「そうだよ! ここで落ち込んでても、華擊団大戦には勝てないし、星児さんも帰ってこない! 負けたら、そもそも帰る場所だって無くなっちゃう。そんなの、私は嫌だ!だから、頑張ろうよ!公演も成功させて、ここまで来たんだから!!」

 

 

 彼女の叱咤を受けて残りの面々も顔をあげる。そうだ、ここでクヨクヨしていても何も変わらないし、始まらない…ならば、前に進まなくては…

 

 

「そうだよな! こんな情けない姿を世界の舞台で見せられねえよな!」

 

「花組を無くすわけにはいきません。私の帰る場所はここしかないから。」

 

「忍びの掟、困難から逃げてはいけない。今こそ、立ち向かう時。」

 

 

 一時は沈みかけた空気も熱を取り戻していく…。或人たちも気を揉んだがこれなら心配なさそうだ。カオルもほっと胸を撫でおろし改めて花組の面々を神山に任せる。

 

 

「では、神山さん…頼みましたよ。花組と帝国華擊団の命運を貴方に託します。」

 

「はい!必ず、期待に応えてみせます!」

 

「では、私はすみれ様の所に。」

 

 

 そして、カオルがすみれの待つVIP席へ向かうと同時に或人らも『じゃ、俺達も観客席で応援してるから!』と別れることに。決戦の舞台に向かう者たちとそれを見守る者たち…一時は散り散りになるが、すぐにコロシアムで再会だ。このあとはきっと、手に汗握る戦いが待っているはず…世界中の若者たちが凌ぎを削り合う青春の時が。

 

 

 

 

 ……そう、この時は誰も疑わなかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 ★ ★ ★ ★ ★

 

 

 

 

 

 

 

「…気になったんだが、霊子戦闘機をドンパチやって街の守りは大丈夫なのか? 平和の祭典とはいえ、そっちが本分だろ。」

 

「あ…確かに。」

 

 

 超満員の一般観客席で席についた不破はさっき売店で買ったポップコーンを頬張りながら、呑気にボヤいていた。確かに、と或人も今になって気がつく。競技とはいえ、霊子戦闘機で戦いあえば、破損等々は避けられない…不運にも万一の事態が重なる等々があれば洒落にならないのでは?

 しかし、そこは既に把握していたイズが説明する。

 

 

『その点は心配ありません。華擊団大戦は出されたお題に則った演技を行う【演舞】と霊子戦闘機の操縦技能を競う【演武】から成ります。後者の演武はあくまで、ホログラムなどのデコイを用いた内容ですので直接、霊子戦闘機同士が戦いあうことはないという話です。』

 

「そうなんだ。さっすが、平和の祭典。直接、傷つけ合う必要なんて無いよね。」

 

 

 或人は安堵して腰掛け、ストローからジュースを啜る…何も心配をする必要なんてない。晴れ渡る空、並ぶ各国の空中戦艦や気球船に熱狂しようと今か今かと待ちわびる観客たち。各国の華擊団も愛機と共に芝生に整列し、中央の液晶画面に映るプレジデントGが開催を告げ…

 

 

 

 

 

 

 

 ―ドガァァァァァァン!!!!

 

 

「ぶほぉ!?」

 

 

 その時、空中戦艦の1隻が爆発を起こし粉砕された環境から『何か』が跳びだしてくる。大きい…霊子戦闘機をも遥かに超え、巨大降魔にすら匹敵するかもしれない巨大な質量は下半身激しい二輪タイヤを駆動させコロシアムを抉りながら華擊団たちの前に地面を巻き上げ着地する。…バイクか? …船か? 否、ゆっくりと起き上がる上半身は飛蝗の異形。ジュースを噴き出すに足らず、或人は言葉を失う。『コイツ』はジオウと共に倒したなず…!

 

 

「嘘だ…なんで!?」

 

 

 

 

『ウゥオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!』

 

 

 … ア ナ ザ ー 1 号

 

 

歴史の終着点であるオーマジオウの力に寄って産まれたいわば、仮面ライダーの歴史そのもののアナザーライダー。右肩には主であろうアナザーゼロワンに、その咆哮に応じて数多くのアナザーライダーたちや降魔が平和の祭典を穢しに舞い降りる。その光景にあっという間にパニックになる観客たち…その中に紛れながら夜叉が不敵に笑う。

 

 

「……さあ、お祭りの時間ですよ。」

 




 尚、アナザージオウだけは居ない模様。それ以外はアナザーディケイド含めてオールスターという大丈夫なんかこれ。我が魔王、居ないんじゃが…

 こんばんはです。いよいよサクラ革命のサービス開始が近くなってきました。期待半分・不安半分、さあどうなるか。推し出来ると良いなぁ。

 
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