仮面ライダー01<ゼロワン> × 新サクラ大戦 ー新たなるはじまりー   作:ジュンチェ

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 すまねえ、うまぴょいしてたら更新遅くなっちまった…!(謝罪)


 俺の愛馬がッ!!



誠を受け継ぐ者 Ⅱ

「「「変身!!」」」

 

 

【 ショットライズ! アサルトウルフ!! 】

 

【 ショットライズ! ラッシングチーター!! 】

 

 

【 オーバーフロー!!紅のスピーディージャンパー! ラビット!!ラビット!! ヤベーイ! ハエーイ!! 】

 

【 ウェイクアップ・バーニング!! クローズドラゴン! Yeah!!】

 

 

 

 変身音からエフェクトまで煩くて、ダブって何言ってるかわからないのはご愛嬌。開戦の狼煙と同時に変身を終えた仮面ライダーたちがぶつかり合い、華擊団同士も戦闘態勢となる。神山は隊長機同士の戦いになるとエリスのアイゼンイェーガーと対峙しようと無限を…

 

 

「俺が相手だ!」

 

「…星児!?」

 

 

 その時、強引に星児機が神山の無限を僚機2機の輪から押し出し、ゴリゴリと距離を離していく。エリスも咎める様子もなく、マルガレーテも特に気に留めずに残されたクラリスとあざみを挟撃するようにフォーメーションを組みだす。星児の単独行動ではなく、そもそもこれも勘定に入れた作戦だったのか…!

 

 

「いくぞ、マルガレーテ!」

 

「62秒間でカタをつけます。敵ライダーの相手は予定通り任せますよ、桐生戦兎… あとプロテインバカ。」

 

「了解!」

 

「あァ!? 筋肉つけろよ、せめて!?」

 

 

 指揮官が奪われ動揺する帝国華擊団に問答無用で襲いかかるアイゼンイェーガーからの弾丸の嵐。あざみは無限の左手に装着された巨大なガントレットで防ぎ、クラリスも重魔導の魔法陣で護りを堅める。神山はいないが、狼狽えている暇はない。

 

 

「か、神山隊長…!」

 

「クラリス、こっちに集中して!」

 

 

 

 しかし、急拵えの護りは脆く、穴を突くべくビルドとクローズが迫る…! されど…ッ!

 

 

「させるか!」

 

 

 それを阻むはバルカンとバルキリー。

 

 バルカンはクローズを… バルキリーはビルドを押さえ、付け入らせまいと戦闘へと入る。ここまでは、マルガレーテの読み通り。

 

 

「エリス!」

 

「ああ、分断する!」

 

「「!?」」

 

 

 アイゼンイェーガー2機は銃撃をしたまま体当たりを仕掛け、分断。エリスはクラリスに、マルガレーテはあざみに取り付き各個撃破へとシフト…連携を許さない。無論、これはベルリン側も選択肢に連携を失う側面を持つものの、そもそもが個人の技量も経験も上回る彼女たちに比較して圧倒的に帝国華擊団側のほうが悪条件だ。

 

 神山もなんとか戻ろうするも、やはり星児が立ちはだかり壁となる。

 

 

「星児…!」

 

「言っただろ?お前の相手は俺だ! さあ、テメェの全てをみせろ…いくぞッ、神山ァ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 望月あざみ 対 マルガレーテ

 

 仮面ライダーバルキリー 対 仮面ライダービルド

 

 

 

 

 こちらはちびっ子対決と技術者ライダー同士の対決。素早い動きで撹乱しながらクナイを投げ続けるあざみ機に防御の姿勢で耐え忍ぶマルガレーテのアイゼンイェーガー…。四方八方から次々と旋風のように迫り、削りにかかるクナイの群れ…しかし、マルガレーテは最低限の動きで機体をずらしたり、堅牢なアイゼンイェーガーの装甲で弾きながら銃撃で牽制しつつ反撃の隙を窺うが……

 

 

「ほう、これがジャパニーズNINJA。中々、興味深い動きをしますね。」

 

「…くっ!」

 

 

 防戦だが余裕のマルガレーテ…対照的に焦りだすあざみ。全力の攻めだが、決定打どころかろくにダメージを与えられずこちらが消耗するばかり。ならばと踏み込もうと詰めた途端、銃口がぴったりと向けられ咄嗟に避けるのも今回で2回目…脳裏に過る作戦会議の時に指示された神山の作戦。

 

 

 

 ――あざみ、君にはマルガレーテさんを集中的に狙いながら連携を妨害してくれ。彼女がベルリンの戦術プランを考える頭脳だ。君の変幻自在の忍術なら彼女の思考を鈍らせることも出来ると思う。

 

 

 ――そして、俺とあざみで牽制しつつ、クラリスの重魔導で纏めて吹き飛ばす。これが、今回の作戦だ。

 

 

(でも、これじゃ…!)

 

 

 ベルリンの最大の特徴は連携とアイゼンイェーガーによる重火力を駆使した緻密な戦術にある…そして、彼女たちに馴染みの無い忍術による対策の組み立てはまあ間違いでは無かっただろう。更にこちらの個性を組み合わせた攻めでなら届きうるとあざみも思っていた…まさか、相手が自分たちの肝である『連携』を捨てて『分断』に走ったことで見事に台無しになったのだが。

 

 

 

 一方のバルキリー対ビルド…技術者ライダー同士の対決。バルキリーの基本形態であるラッシングチーターの獣脚独特の加速を組み合わせた射撃や格闘に圧されるように見えるビルド…如何せん、フルボトルバスターの取り回しが目に見えてショットライザーに劣るために砲撃がろくに当たらない。

 

 

「参ったなこりゃ。お姉さん、ただの技術者じゃないとは思ってたけど…!ここまでとはね!」

 

「そう言う貴様もただの学者程度では無いだろう?」

 

「…ま! お互い、仮面ライダーやってるぐらいだしね!」

 

 

 軽口を叩きあいながらも、接近してきたタイミングでフルボトルバスターを大剣形態に切り替えるとカウンターの斬り上げを斬 ッと決めるビルド。首周りの装甲へ綺麗にヒットし火花を散らしながら芝生へ転がるバルキリー…その隙にとビルドはフルフルボトルをベルトから外して軽く振ると再装填、ビルドドライバーのレバーをグルグルと回す。

 

 

【 タンク & タンク!! 】

 

 

「君にはこっちのほうが良さそうだ。」

 

 

【ガタガタゴットン! ズッタンズタン…! Are you ready?】

 

「ビルドアップ!」

 

【オーバーフロー!鋼鉄のブルーウォーリア!タンクタンク!! ヤベーイ!ツエーイ!】

 

 

 突然、真紅の装甲が弾け飛び素体の黒いハザードフォームが顕になったかと思えば、ドドン!と何処からともなく砲撃をしながら現れる青い戦車部隊。バルキリーを更に怯ませ行動を抑えると本来の機能である追加アーマーとしてビルドへと装着される。

 

 

「仮面ライダービルド・タンクタンクフォーム…。チーターの相手は兎より戦車でしょ。」

 

「…過剰だろ。」

 

「かもな。さ、実験を続けようか…!」

 

 

 

 

 戦いは更に熾烈を極めていく……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帝劇・天宮さくらの自室……

 

 

 

 時を同じく、

 

 

「…」

 

 

 …されど、部屋の主はそこにいた。

 

 力無く、虚ろなままベッドに踞っている…。

 

 

(歌劇は無くなり… 光武も動かない… 無限も解体されちゃった…。尊敬していた人は敵になり刃を向けてくる…。私は…いったいなんのために…)

 

 

 メンタルも回復せず、戦う手段すら無い彼女はずっと部屋にとじ籠もっていた…。神山も華擊団大戦の試合開幕までケアのため訪れたが効果は無く、結果的に彼女は置いていかれてしまったのである。

 今、帝劇に残っているのは売店のこまちとまだ華擊団大戦会場に近づくことが憚られる或人とその秘書であるイズくらいだ。演劇も無ければ一般客も来ないので、帝劇の中は静寂に満たされている…。これが、かえって様々な思考を過ぎらせるのだが…

 

 

 

 

 何より辛いのは、かつて真宮寺さくらに助けられた幼き日の記憶に夜叉の姿が重なるようになったこと。

 

 

 自分を助けたのは本当に真宮寺さくらなのか? 真宮寺さくらが夜叉となってしまったのか? 本当に彼女は星児の母親なのか? そんなグルグルとする疑問よりも、かつて降魔を退け、自分に向けてくれた優しい笑顔があの仮面の不気味な微笑みに被さることが何よりも苦痛だった。

 

 

「…私って、こんなに脆いんだ。」

 

 

 憧れで走ってきた今までの自分…。もうそれだけじゃないと思っていたけれど、やっぱり突き動かす根幹はそれ以外、何者でもない。投げ出してしまう自分が情けない…時にはクラリスや初穂に散々叱咤して強引にでも奮い立たせようとしたこともあるのに、いざ我が身となればこの始末。

 

 

「……どうしたら良いの…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――白秋さ… え? ちょっと、その人誰!?

 

 

 ―――社長、悪いが通らせてもらう。時間が無い。

 

 

 

 

「?」

 

 

 何やら外が騒がしい。或人と白秋の声… すると、カツカツと歩いてくる音がしたと思ったらガタンッと乱暴に開け放たれるドア。颯爽といった雰囲気の白秋に恐らくは止めようとしていた或人……あとそれと、見知らぬ男性がひとり。

 

 

「……師匠に社長? …あと…誰…?」

 

「やあ、さくら。情けない弟子に言ってやりたいことは山程あるが、まずは彼の話を聞くんだ。」

 

 

 どうやら、白秋の知り合いらしい。『…やれやれ、もう少しエレガントにエンカウントしたかったんだが。』と男性は前に出る…細見でひょうひょうとした雰囲気で太正では決して珍しくない袴だが、頭には丸くて可愛らしいシルクハットが鎮座していた。後目につくのはT字の奇妙なステッキだろう…年齢はすみれと変わらないくらいでとても軽やかな足取りから必要そうには見えないのだが…

 

 

「やあ、はじめまして。正確には違うけど、覚えてないだろうからね…僕は『黒潮 虎月』。色々とすみれさんから話は聞いてるよ。」

 

 

 ――黒潮?

 

 その名前は何処かで聞いたような

 

 

「えと…あなたは……?」

 

 

 

「ああ、こう言ったほうが解りやすいか?

 

 

 

 

 

 

 

 

  ――――――僕が星児の『父親』だよ。」 

 

 

 

 

 

 

 間の抜けた笑顔が告げる。

 

 

 

「…はい?」

 

 

 あっけらかんと話されたそれにさくらはただ目を丸くするしかなかった。

 





 サクラ革命、サービス終了してしまうらしいですね。

 自分も宣伝アニメみて、もしかしたらと期待したんですが序盤であまり入れ込めなくてすぐ離れてしまったんです。色んな情報が錯綜したりしてますが、新サクラ大戦等のサクラ大戦シリーズなどの今後に影響が無いことを祈るばかりです。



 
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