リーチェ「それで…マスター、指示は?」
いやーまじか…初手からリーチェ……運気全部持ってかれてるんじゃね?それにちゃんと喋ってくれるのか…透き通った声なので、とてもすんなり耳に入ってくる……
リーチェ「……聞いてるの?」
「あ、いや……ごめん。少し考え事をしていた。俺は…えーと…ユウジだ。水の大魔女、リーチェで間違いないかな?」
リーチェ「は、はい。確かに合ってますね………あの、どこかで私たち会いました……っけ?」
「いや?初対面のはずだけど……」
だいたい、ついさっき召喚したばっかだと言うのに、不思議な事を言うものだ。
リーチェ「そう……ですか……」
首を傾げながらも、そう言葉にして、前を向く。現在はすごくのどかな草原にいる……とても風が心地よいが、今はそれよりも、寝床や食料といった衣食住を整わせたい。そもそも、この世界にお金という概念はあるのか?……って、それよりも…だ。
俺はデバイスをいじり、あるひとつの項目に決定を押す。
リーチェ「っ!?マスターっ!?こ、これは……」
「ん?ただリーチェをリーダー設定にしただけだよ?」
リーチェ「っ!?本当なの!?」
「え?い、嫌だった…?」
リーチェ「っ!全然!むしろ嬉しいぐらいよ!……でも、そんな簡単に…私を指名して……よかったの?その…まだ仲間も少ないですし……」
「?別に?今頼りになれるのはリーチェだけなんだ。頼れる時に頼っとかなきゃ、後悔するからな。リーダーは頼んだよ」
リーチェ「っっ!……わ、わかったわ!大船に乗った気持ちでいなさいっ!」
「お…おう!」
……しっかし…
リーチェ「ふふっ…♪私がリーダー……リーダー♪絶対お役に立ってみせるわよ♪ふふんっ♪」
リーダー設定にした瞬間、リーチェの雰囲気がだいぶ変わった……なんかリーダー設定にそんな特別な仕様があるのか?試しにヘルプを……
俺はヘルプ画面を開くと、項目にリーダー設定についてとご丁寧にあったので、解説を読んでいく。そうして……読んでいくこと数分……
「…………あ……ふーんっ……な、なるほど……」
リーチェ「っ?♪どうかしましたか?♪」
「あ、いや……ナンモナイデス」
リーチェ「そう?……ふふっ♪マスターは不思議な人ですね♪」
『リーダー設定について
リーダー設定はデバイス事に変わりますが、基本的には1回しか行えないとても貴重な機能です。効果は、絶対的な信頼を得やすく、攻撃や回復などのパラメーターにリーダー補正を追加する他、リーダースキルの解放、スキルの強化など、様々です。よォく考えて設定しよう!』
「うん。なるほど。……なるほど………」
デバイスで1回しか使えない貴重な機能……ね。そりゃリーチェがあそこまで喜ぶわけだ……んでも待てよ?デバイス強化項目に確か………
「あっ、あった……」
リーダー設定枠拡張(魔法石5個)…………うん。心配は要らなそうだ。てか他にもリーダースキル重複枠拡張とかもあるな。つまり、リーダー設定にして、リーダースキルが増えていくほど、その効果が多重していくと……結構ぶっ壊れじゃないか?同じ系統のリーダースキルっていう縛り付きだが、にしても強い。
例えばの話、落ちコンなし系のリーダースキルでいえば、カエデやアメンと言ったキャラが重複していくと考えれば、飛んでも火力だ。アメンだけでも単体100倍出せるのにそこにカエデの火力も追加と……結構お化けだなこりゃ
んでもって俺のリーダー設定可能枠は残り1つ。つまりあと一人にはリーダー設定が可能って訳か……リーチェ以外の…そういうリーダースキルの系統……多色だけと考えれば色々いるが、軽減も含めなきゃ行けないとなるなら…数は限られる。そもそも、同じパーティーのみだから、最大で5人のリーダースキルが発動するのか……これもうぶっ壊れだな。
それに、そもそも残りひと枠空いているということは、あれだろう……パズドラのフレンド枠。自分のキャラとフレンドの倍率を足した数になるから、残り1枠分空いているのだろう……それは俺のデバイスがスマホだからか…はたまた転生特典か……ま、ありがたいに越したことはないか
「あとめぼしいのは……これだな。」
リーチェの詳細だ。リーチェのアイコンを長押しする。…確かに長押ししたさ。でもさ
リーチェ「ひゃっ!……も、もう!急に触れないでよ!びっくりしたじゃない!」
「え?あ……うん…悪い……」
そう言えやスマホとこの世界は連結してたんだった…てか、詳細を確認する度にこの反応見なきゃ行けないのか……一発で覚えなきゃ申し訳ないなこりゃ。てか、スマホで触れて、それが現実に反映されるって…それ……ぐへへへ……やめとこ。
リーチェ「ま、まぁー?その……言ってもらえれば……私は…別に………」
なんかモソモソと隣で言ってるがスルーして、詳細を確認する。確か倍率は16倍そこらでた…は…ず……?
「あ、あれ?倍率……間違ってない?」
そもそも、隣で今もクネクネしてるリーチェは何故だか知らないが進化後だ。つまり多色メインで使うキャラ…なのだが、4色以上同時攻撃で2倍、7コンボ以上で1.5倍……おい、2分の1レベルじゃねぇーぞ。なんだ、倍率3倍って…ゼウス最強時代ちゃうんやぞ。てかすっご。リダスキで指延長+6すんのかよ。デフォが確か5秒だから11秒か。指だけ見れば優秀ですね。指だけ見れば…………
覚醒は7コンボ3つに、スキルチャージ2つ、バインド耐性+にL字ロック解除……ん?俺の知ってるリーチェじゃない(確信)
スキルは盤面を6色陣に変化。自分以外の味方スキル5ターンヘイスト、3ターンの間回復力が5倍。うん、俺の知ってるリーチェじゃない(確信)てか発動ターン9ターンってぶっ壊れかな?スキチャ2つもってるんだよ?なんだ。ただのぶっ壊れか(悟り)ついでにスキルマ。もう…ね。あれですわ。何も考えないわ。…まぁースキチャ出すための色も倍率もないんですけどね。え?俺?俺モブ。
リーチェ「マスター♪そろそろ行きません?結構時間もすぎましたし♪」
「お、おう……そ、そうだな……んじゃ!行くかっ!」
リーチェ「はいっ♪マスターっ♪」
うん。俺もうちょっとリーチェは冷たい子だと思ってたよ。めちゃくちゃ真顔で罵倒してくると思ってたよ。でもね
リーチェ「んふふっ♪マスターは私がお守りしますっ♪…なんちゃって……えへへ♪」
こんなに笑顔が可愛い子なんだなって。てか表情筋豊かだなって…思いますね。ってそんなことより。
「……あれ?」
リーチェ「…?どうかしましたか?マスター」
ある重大な事に気付いてしまった。それは……
「……俺、この世界で何して行けばいいんだ?」
本家の方では伝説のドラゴンを探す旅とか言って、ガチャから出てくるとんでもドラゴンより、ドラゴンに毛が生えた程度の、進化素材がだるいゼローグ(笑)だったけど、この世界ではまるで何をしていけばいいのか分からない。伝説のドラゴンに会うのはなんか違うし、かと言って降臨攻略とかダンジョン攻略と言っても…この世界全体がダンジョンみたいなもんだし………あれ?俺何すればいいんだ?
リーチェ「えーと…ですね。まずは街を見つけませんか?街ならば、マスターと同じ冒険者がいるかもしれませんし、情報も集められるかと思いますよ♪」ニコ
うおっ何だコイツ。すげぇいい事を言ってくれてる。なるほど。リーチェはできる秘書だったか……いやごめん。気にしないでくれ…
「…リーチェ」
リーチェ「はいっ♪なんですかマスター?♪」
「大好き」
リーチェ「……………ふぇぇっっ!?//////」
おっと。思わず口に出てしまった。とりあえず1回咳き込んでおこう
「ごはっ!いやー悪い。今の言葉は忘れてくれ。それもそうだね。リーチェの言う通り、まず街を探すことにしてみるよ。」
リーチェ「は………はひっ……///そ……そうしてくだひゃい……//////」プシュゥゥゥ
うん。なんか頭から大量の湯気が出てるが気にしない。ついでに言うと、俺の口からも大量の血が出ているがそれも気にしない。気にしてはならないのだ。
そうして、街をめざして俺らは歩き出す。てかそもそもがダンジョンみたいなところに街なんてあるのか?……いや、リーチェがあるって言ってるんだ。きっとあるに違いない。
おそらく今回で説明的な文章はおさらばかな?次回からは会話メインになるはず…いや、もしかしたらならないかもしれない。まぁーどっちでもいいやw
キャラの設定集とかそういう奴。
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欲しいっ!作ってくれ!
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あってもなくてもどちらでもいい。
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あって何の意味がある?(いらない)
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今後の展開やネタバレを防げるなら欲しい
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進展がある度に更新するなら欲しい