『………ちゃん』ユサユサ
「んんッ……まだ寝てるでしょうが……」
『お……ん』ユサユサ
「あと5分……5分だけだから………」
『………もうっ……ほら♪起きて♪』
「んあ……あぁぁ?」
重たい体を起こす。もうなんだよもう…人が気持ちよく寝てるのに……
ロミア「っ♪……えへへ…♪おはようございます♪お兄ちゃん♪」
「…………………はっっ!?」
ロミア「えへへー♪お兄ちゃーん♪」ギュッ
「…………」ナデナデ
ヘラ「……なんか言ったらどうなの?」
「いつ俺がお兄ちゃん呼ばわりするように言ったっけ……」
リーチェ「少なくとも、貴方の口からは聞いてないわね。ヘラさんは昨日すぐに寝てましたし、私もマスターが寝たあとに寝ましたし」
「……リーダー設定の恩恵かなぁ…」チラ
ロミア「ふみゅ?……えへへー♪」ギュッ
「……まっ、ロミアがいいならそれでいいよな。元々、ロミアが自分から言ってるなら、飽きるまでさせちゃった方がいいしな」ナデナデ
ヘラ「……そういう問題かしら…?」
「そういう問題だろ。…ロミア?俺はマスター?」
ロミア「ふみゅ?……えへへっ♪お兄ちゃんは私のお兄ちゃんっ♪」
「……な?」
ヘラ「むぅぅ……」
「幼児退行がなんぼのもんじゃい。そんなの気にしてたらマスターじゃねぇ。いいか?何事も!慣れるんだよ!!」
リーチェ「逞しいですね♪」
「だろぉ!?」
ヘラ「……まぁーそれはいいとして…これからどうするのよ?この街でなんか情報収集でもするわけ?」
「いや?しない。観光をあらかた済んじゃったしなぁ。よっこらせっと」
膝の上に座っていたロミアを立たせて、ベットから立ち上がる。
リーチェ「移動ですか?」
「まぁーな。この街にもう収穫の余地はないだろうさ。それに、2人もやる事ないだろ?」
ヘラ「……それ言われちゃおしまいよ…」
リーチェ「んー…確かに…ロミアちゃんを助ける時に色々してしまいましたからねぇ……情報収集と言っても……その事は王様という方から聞いちゃいましたからねぇ…」
ヘラ「あーね…つまり次の国はベルなの?」
「ま、そうなるわな。ここから距離はそう遠くないし、王様が言うには、ここよりも文明が発達したいわば近未来みたいな世界らしいからな。情報収集ならそこが適切だろう。」
昨日王様と雑談してる時に聞いた話だ。空飛ぶ馬車や自動で動く乗り物などと…結構俺の元いた世界でも開発が進められていた物ばかりを話していた。当面はそこに向かうのが目標だろう。
ヘラ「…でも大丈夫なの?ロミアちゃんは…」
ロミア「……お兄ちゃんがやるなら…やる。………お兄ちゃんの邪魔する人は…みんな私の敵……ですっ」
とてもかっこいいことを言ってくれてるがお兄ちゃんで全部吹き飛んでます。本当にありがとうございました。
リーチェ「あらあら♪」
ヘラ「くぅぅ!……私も負けてられないわね…」
ロミア「……えへへ…どうだった…かな?今の私……かっこよかった?」
そう言って俺に目線を飛ばしてくる。
「おう。すっごいかっこよかったよ。」ナデナデ
ロミア「っっ!……ふみゅぅぅっ♪」
そう言って頭を撫でてやると、目を細めながらそんな声を上げるロミア。この子本当に猫化してるんじゃないだろうか。心做しかゴロゴロと言った音が聞こえるぞ。
おっと、2人にガン見されてるぜ。何か言われる前にと俺は足早にこの宿を後にして、正門を出て、ベル国へと足を進める。
?「ぬぉぉ!まちやがれぇぇ!!」
後ろからそう言葉が聞こえるので、後ろを振り返る。現在俺は3人をデバイスに待機させて、1人で歩いていた。正門から出るのって、案外1人の方が手続き楽だからね。
レン「ぜぇ!ぜぇ!ぜぇぇ!」
こちらに走ってきたのはレンだった。
「どったん?そんなに急いで」
レン「てめぇーな!?何俺に一言もなしに出ていこうとしてんだおぉん!?」
「だって別にお前の許可なんて要らんやろ…それに、レガット国では用事は済んだからな…ま、全部俺の私利私欲みたいなものだがな」ドヤァ
レン「どやるんじゃねぇーよ!?………はぁ。」
ひとつため息を吐くと、俺に真面目な顔を向けてきた。
「…お?」
その次は、俺のハートに拳を突きつけてきた
レン「俺!てめぇーより強くなってやるよ!てめぇーよりいいキャラと出会って!てめぇーみたいにみんなに慕われる…そんないいマスターになって…てめぇーの前に現れてやる!……だから、次会う時は覚悟しろ。お前を見つけた瞬間、大声出して…てめぇーにレイドバトルを仕掛けてやるからよ」
胸に突きつけられた拳を1度視線に移した後、フッと鼻を鳴らす。
レン「おいてめぇ!いまわらいやがっっ……」
俺も同じく、レンの胸に拳を突きつける。
「望む所さ。だったら俺は、お前よりももっともっと強くなってやるよ。お前を返り討ちに出来るぐらい強くなってやるよ。……どうせ、お前も旅に出る為にわざわざこうして…宣戦布告してきたんだろ?」
レン「っっ!」
「ふっ。受けて立つぜ。次会うまでに…俺も…いや、俺達も腕をあげてやるよ。せいぜい俺より強くなれよ。」
そう言って、拳を下に下ろす。レンも俺に突きつけてた拳を下ろす。…そうして、俺はそのまま手をパーの状態で持っていく。レンもそうする。
次の瞬間
「俺が強くなるまで」
レン「誰にも負けんじゃねぇーぞ!」
そうして、互いの手のひらが重なり、パンっと音を立てると同時に、俺は回れ右して、ベル国に向かう。レンは準備のために、自分の来た道に踵を返す。
振り向く必要は無い。今は互いの背中を見せあってるだけで…充分だからな。
リーチェ「ヒュー!マスターかっこいい♪」
「…わざわざ茶化すために出てきたのか?」
リーチェ「いえいえ♪とっても青春してましたよ♪先程のマスター♪」
「ほっとけ…いいんだよ。たまにはああいう辛気臭いのも…乙なもんだろ?」
リーチェ「…ふふっ♪マスターは本当に……」
「んあ?なんだ?」
リーチェ「いえっ♪なんでもないです♪」
「っ…はぁーたく…デバイスに戻ってろ。今回はちと長いからな。少しでも体力を温存しておけ」
リーチェ「はいはーい♪分かりましたよー♪」
そう言って、デバイスに戻っていく。
「さてっと…厳しいぜぇ?」
そう空を仰ぎながら、俺は再度歩き出す。
ハク「青春してますねぇ♪マスター♪」
レン「うっせ!いいだろ!?別に!」
ハク「まぁまぁ拗ねないで♪……マスターが言ったこと…どういう意味か分かってるでしょうね?」
レン「……もちろんだよ。『勇者』に宣戦布告したんだ。生半可な気持ちなわけねぇーだろ。」
ハク「……ふふっ。マスター、あの方に会ってから少し変わりましたね♪」
レン「あっ?……あぁ。たしかにな」
ハク「前なんて、他の人の強さなんて微塵にも興味ありませんでしたのに…どういう風の吹き回しですか?♪」
レン「……見てみたく……なったのさ。」
ハク「………♪」
レン「俺よりも強いやつがこの国にの他にもわんさかいる。あいつのように………だから、見てみたくなったのさ。外の世界の……俺よりも、もっと強い奴らに…そして……ハクや…仲間たちに…認められるマスターに…なってみたいと思ったのさ」
空を仰ぎながら、そんなことを言ってみる。
レン「……だぁぁくそ。やめだ!辛気臭い!」
ハク「…私は…とてもかっこいいと思いましたよ♪」
レン「なっ…」
ハク「……ふふっ♪」
レン「っっっ//……だァァ畜生!無駄口叩いてないで準備して早く俺らも出発すんぞ!あいつに先を越されちまう!」
ハク「ふふっ♪はいっ、分かりましたよ♪我がマスター♪」
レン(……待ってろよ!ぜってぇーてめぇーを超えてやるぞ!……ユウジ!)
おぉ。臭い臭い
キャラの設定集とかそういう奴。
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欲しいっ!作ってくれ!
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あってもなくてもどちらでもいい。
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あって何の意味がある?(いらない)
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今後の展開やネタバレを防げるなら欲しい
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進展がある度に更新するなら欲しい