「ちょまっっち!うわおう!!」
あれから数分ぐらい鬼ごっこしている。いやあのね?あんなのどう勝てばいいのよ?この場合の戦いはレイドバトルではなく、外の世界での遭遇戦と同じシステムらしいので、当然俺が戦わなくては行けないのだが……
ヘラ「あははっ♪避けるのだけは上手いねぇっ♪それっっ♪」
可愛らしい声からは想像もつかない漆黒の雷が何本も何本も俺の方に落雷してくる。正直、なんで今も避けられてるのか不思議なぐらいだ。………てか
「この状況でどうパズルしろってんだ!?はっ倒すぞわれぇぇっッッ!」
相手はこちらが避ければ次の一手を出してくる。それを瞬間的に回避してばっかだから、肝心のパズルが一切できない……むしろ、こちらのスタミナが削れてきて圧倒的にこちらが不利だ……
リーチェ「マスターっ!」
「ダメだくるな!!」
リーチェ「っっ!」
「まだサポートが溜まってない!」
リーチェ「で!ですが!今の状況では!!」
「…大丈夫さ!……俺を…信じてくれ」ニコ
リーチェ「っっ…………」
そう言うとリーチェは拳を握りしめて、どうしようもない怒りを外に逃がすような顔をしている……分かる。分かるぜ……なにかしたいのに、自分では何も出来ないという現実が心を突き刺して、やるせないような、どうしようもない気持ちが湧き上がってくるのは…俺だってそんな経験ばっかだったよ。……まぁーどれも小規模だがな……
正直、めちゃくちゃ泣きながら懇願したい。だが、そんな事をした事で目の前の…ヘラ-LUNA-は止まってもくれない。むしろ面白いと思って殺してくるに違いない。…考えろ。少しでも考える時間を作れ……ないなら作るのが…俺の今までのやり方だっただろうが!
走るのをやめて、空中に飛んでいるヘラに向かって言葉を飛ばす。
「そう言えや!こちらに呼ばれて現界したとか…言ってたな!?」
切れた息を整えながら、彼女に言葉を飛ばす、すると彼女は、あーっと言いながら言葉を返してくれた
ヘラ「そうだよんっ♪私は何人もの生贄で召喚された…要は悪魔儀式だねっ☆」
「だったら……ヘラを召喚した首謀者が居るんじゃねぇーか?」
生贄……考えたくはないが、多分、人間の死体、もしくは生身の人間だろう…そんな事するやつはクズな人間に違いないが、こいつを召喚したのは間違いないだろう。だったら、その契約者を潰した方が、幾分楽……な気がする。
ヘラ「あー……それなら殺したよ♪」
「え……は……殺したって……」
ヘラ「だってー…命令とか正直かったるくて…第一、私は生贄にされた怨念に従って任務を遂行するだけだしー…その中の大半が頭という男に強い憎しみがあったから、殺しただけだよん♪」
oh......望みが絶たれた。まさか召喚主が手始めにポポンしちまうとは思わなかったぜ☆って呑気なこと言ってる場合じゃねぇ!?つまりこいつをここでどうにかしない限り、その死者の怨念を遂行するまでこいつは現界し続けるってことになるわけだろ!?そんなお前……どうすんねん……
ヘラ「それにー、こうして頭という大きな任務を終えても、私がここにまだいるってことは……ま、そういう事よね?」
っと俺を見すえる。つまり…その怨念の中に俺の事を強く憎んでる奴がいたと……心当たりは昨日のあいつか?ちっ!余計なもの擦り付けやがって!……ってことはあいつ殺されたのか!?…………WOW…この世界は弱肉強食なのね…つら坦々麺
ヘラ「まっ!貴方を殺せば解決って訳♪大人しく死んでくれない?」
「嫌だよ!なんで人の怨念で殺されなきゃいけねぇーんだよ!とばっちりじゃないか!?」
ヘラ「そーんなこと私に言われたってしょうがないじゃーん♪私は、私の生きる為に任務を全うするだけ…お互い、死にたくないというのは間違ってないでしょう?」
「……悪魔って任務遂行失敗したら死ぬのか?」
てかそもそもあんさん女帝やろ。異世界物でいう高位魔族とか…そこら辺と同じ立場だろ?……いやもしかしたらそれ以上…そんな奴がたかが悪魔儀式で呼び出せるものなのか……?
そんな考えをしていると、目の前のヘラの顔はなぜだか一瞬暗くなる。……こういう時、人の顔色伺いながら喋ってた自分が嫌になるぜ……恐らく、なにか事情があるんだろう…
ヘラ「……ふーんだ!今から死んじゃうあんたには関係ないもんねーだ!べ〜!!」
っと舌を出してくる……子供か…だがな…
「……悪いが、負けるのはお前さ」
ヘラ「はっ!寝言は寝ていっ!?」ドサ
飛んでいるヘラに対して、四方八方から水の捕縛が入る。水のヴェールがヘラに絡みつくと、そのまま身動き出来ずに、地上に落下してくる。
ヘラ「なっ!何!?一体いつから!?」
顔を見上げてこちらに視線を向ける。俺は包み隠さず言った。
「……ヘラがおしゃべり好きの人でよかったよ。俺がこのデバイスを後ろに回した時…気づかなかったか?」
ヘラ「何よ!そんなちんちくりんなデバイス……で……っ!?」
「そう…デバイス……この世界に住んでるお前ならわかるんじゃねぇーか?これがどう言った代物なのか……ね」
ヘラ「っ!?あんた!私に降参して話しかけに来たんじゃないの!?」
……んなわけあるか……
「パズルを組んでいただけさ…おかげで6ターン分稼げたよ。感謝するぜ?」
ヘラ「ちぃぃっ!?こんなヴェール……っ!?動け……ないっ!?」
そりゃな。リーチェが今使える中のべらぼうに強い捕縛結界だからな。通常の捕縛とは違って、結界がある。相手のマソ、言わば力の根源を抑えた状態での捕縛だ。しかも捕縛も波以上の物だ。マソを封じられて、見た目通りの力…それに女子が出せる力でこの捕縛は絶対とは言わないが消せない。やはり、彼女には何かあったようだ。
普通、女帝という立場で、悪魔界での女王やってるヘラ…それも-LUNA-形態だと、普通のヘラより何倍も強い。だが、そんな彼女がこの捕縛を解けないということは、何かしらの制限をかけられているのだろう。
「……何があった?」
ヘラ「はっ、はぁ!?急に何を言って!」
「魔界に…ヘラ自身に、何があった?」
そう言うと、目を丸くして目を背ける。
ヘラ「……別に……なんもない……わよ…」
その声は、少し震えていた。
「…………協力してやろうか?」
リーチェ「マスターっ!?」
いつの間にか隣まで来ていたリーチェが驚いた声を上げた。そりゃそうか。現在進行形で命を狙われてるんだからな俺は。
リーチェ「正気ですかマスター!?それに魔界の事情に私達が関わる問題じゃ!」
「じゃーみすみす目の前の人間を見殺しにしろって言うのか?」
リーチェ「!相手は人間じゃありません!悪魔です!!そんな彼女に人権なんて!」
「……悪魔だから悪いとか、人間だから偉いとか、そういう価値観で言ってないよ。ただ…」
目の前のヘラに視線を向ける。
「目の前で助けれる奴を助けないで放って置くってのが出来ないだけだ。」
リーチェ「だけど!」
「あぁ分かってる。命は狙われてる。協力関係が切れた瞬間はいさよなら。ってされるかもしれない。それでも…だ」
リーチェ「…………本気…なんですね?」
確認するように、ゆっくりと俺に言葉を向けてくるリーチェ。俺はリーチェの目線をまっすぐ見ながら
「あぁ。本気だ。」
そう返してやる。そう言うと、数秒目を合わせる……すると
リーチェ「………っっっ!あぁぁぁもうっ!このバカマスター!お人好しっ!」
「なっ!?そこまで言わなくてもいいじゃねぇーか!?」
リーチェ「うるさいうるさいうるさーーいっ!!いいですかっ!?本来ならこんなのに推薦するなんて馬鹿なことなんですかね!?このバカマスター!ほんとにバカ!」
「うぐっ……」
リーチェ「……ですが、マスターならきっと大丈夫ですから……まだ2日も立ってませんが…マスターが凄い人って私…少し期待してるんですから……」ギュッ
正面から、襟首をぎゅっと掴んで来た……おう。めちゃくちゃ信頼されてますやん。裏切らんように頑張ろ。
話を終えて、ヘラの方にしゃがみこむ
ヘラ「……あんたバカ?敵よ?あたしは……」
「俺をバカバカ言うな泣くだろ!」
ヘラ「しらないわよそんなことっ!!……悪い事は言わないわ……私をみすてなさい」
「………」
ヘラ「…私はヘラよ?貴方もその感じだと知ってるでしょ?あたしが魔界の女王って事……でも仕方がないことなのよ……弱い私が悪かった……だからあんな野郎に奴隷紋を付けられて……今もコキ使われて…ははっ…惨めよね…本当に…」
「……ん?待てよ?それって呪いか?」
ヘラ「は?……ま、まぁ呪いみたいなものね……奴隷紋…主には逆らえない絶対的な服従の紋章……負け犬の私にはピッタリね」
「…あ、これだこれだ」
ヘラ「…ってあんた聞いてる?」
「ちょっと待って。今見てるから」
ヘラ「いやだから…あたしの話……」
「えーと。解呪。魔法石3つを消費して、ヘラ-LUNA-についてる奴隷紋を剥奪、消滅させることを誓う。」
そう言ってヘラの頭に手を乗せる。
ヘラ「ちょ……何して………あ、あら?」
「はい解呪。お疲れ様」
ヘラ「えっ?へ?……えぇぇぇぇっ!?」
なんか驚いてますね。僕知らないっ☆
終わり方中途半端だって?こちとらもう約3700文字書いてんだぞ!このままだと4000文字書いちゃうだろうがぁぁぁっっ!(謎の逆ギレ)
なに?戦闘シーンが戦闘シーンじゃねぇーぞって?……あー、あれ、あれね。これ、ギャグ&ご都合主義だからね!うんっ!そうそうっだから仕方がないね!うんっ!(惨めな言い訳)
キャラの設定集とかそういう奴。
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欲しいっ!作ってくれ!
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あってもなくてもどちらでもいい。
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あって何の意味がある?(いらない)
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今後の展開やネタバレを防げるなら欲しい
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進展がある度に更新するなら欲しい