カレー先輩が釣れそうなタイトルですがカレーではないので初投稿です。
エレシュキガルが藤丸家に来てから約1ヶ月が経った頃。これまで特に理由があった訳ではないが、していなかった事柄をしてみることにした。
まあ、強いて理由を挙げるとするならば、働き者のエレシュキガルにそこまでさせるのはどうかと思っていたため、やらせていなかったが、本人立っての希望もあり、実現した。
それは――はじめてのおつかいである。
「えっと……スーパーは野菜売り場から外周をぐるりと回って買う……」
現在、スーパーマーケットの野菜売り場に1人でエレシュキガルはいた。片腕には買い物カゴが下がっており、手にはメモが握られ、それを食い入るように見つめている。
エレシュキガルの人間離れした美貌と少々風変わりな服装により、周りの人間から時々見られているが、彼女は気に掛けた様子ない。と言うよりも、そちらに気が向かないほど精神的にいっぱいいっぱいというのが正しいであろう。あるいは古い神らしくそう言った認識は若干欠如しているのかも知れない。
そして、彼女の手元にある手書きのメモの内容はこうである。
・・・・・・・・・
○カレーの具材
タマネギ 2個
ジャガイモ 2個
ニンジン 1本
鶏もも肉 300gぐらい
カレールウ 1箱
多く買ってもいいよ!
他に何か食べたいものがあれば自由に買ってね!
・・・・・・・・・
それはカレーの材料であり、今回のエレシュキガルのお使いの目標でもあった。
なぜこのようなことをしているかと言えば、至極単純な話で、エレシュキガルは冥府の中でも特に下層から出た試しが数える程しかない。つまり、家から出たことのほとんどない箱入り娘のお嬢様も良いところの育ちであり、当然こうして人間の社会に出て公共の場に1人でいることは初めてなのである。
むしろ、たった1ヶ月で自分からお使いをしたいと言い出し、それを実行に移しているという、彼女の細やかながらも涙ぐましい大きな一歩は讃えられるべきであろう。
しかし、だからといって、彼女にいきなり全てを任せるのは、何か不測の事態があったときに取り返しのつかないことになるかもしれない――要するに立香は純粋にエレシュキガルを心配していたのである。どちらかと言えば親心に近いものだ。
そんなわけで、立香はカーマに留守番を頼みつつ、バレないようにこっそりとエレシュキガルのお使いへついて行き――。
「ふふっ、面白いことになってるわね」
「何でいるのニュクスさん……」
その途中で、どこからともなく現れたギリシャ神話の夜の女神に捕まっていた。
エレシュキガルから10mほど後方に彼女を見つめる藤丸立香の姿があり、ニュクスはと言えば彼の片腕に自身の両腕を絡め、もたれ掛かるような体勢をしている。
「あら? 面白い事と素敵なモノに神々が惹かれるのは自然の摂理。だからあなたの側に私がいるのに何も不思議はないのよ?」
「そんな樹液に集まるカブトムシみたいなこと言われても……」
ちなみにニュクスは、この前の童貞を殺す神衣なるものは着ておらず、少しサイズの大きなジーンズパンツと、"Arts"と黄色い文字で書かれた青い奇妙なTシャツを着用している。
また、立香の方もたまたま"Extra Attack"と文字の書かれた白いTシャツを着ているため、一見するとカップルのように見えなくもない。
しかし、目が醒めるような美少女の外見をしているニュクスも立香も周りの人間からは目を向けられておらず、むしろそこには何もいないように扱われているようにさえ見えた。
「まあ、私がいるからいいじゃない。私の闇で私たちの音を消し、光を呑んで姿を覆えば誰からもわからないわ」
どうやらそういう原理らしい。そのため、エレシュキガルの10mほど後方でお使いに臨む彼女を見守れているのであろう。実に夜の女神の権能の無駄遣いである。
「真面目に答えると……私の闇をあなたの影に溶け込ませているから、私はいつでもあなたの居場所を知れるし、どこにいてもあなたの影から転移出来るわ……素敵よね?」
「えっ、なにそれ聞いてな――」
「ウフフ……当然でしょう? 私を本気にさせたのは紛れもなくあなた……。そして、夜からは誰も逃れられないのよ? それよりも彼女が動いたわ」
ニュクスは笑みを浮かべつつも据わった目でとんでもないことを言ったが、エレシュキガルが動いたとのことで、立香は巨大なオナモミのように引っ付くニュクスを伴って追跡しつつ、そちらに目を向けた。
「ニンジンに……タマネギね」
野菜売り場で硬いビニール袋に入れられ、沢山積まれているニンジンとタマネギを買い物カゴに入れていた。
今のところ、とても順調そうに見えるが、ジャガイモを探して目的のネームプレートを見つけ、笑顔になったのもつかの間、エレシュキガルは目を丸くする。
「い、いっぱいあるのだわ……」
日本で良く見られるジャガイモを大きく分けると男爵とメークインの2種類になるであろう。しかし、ジャガイモの種類は他の野菜に比べてかなり多く、何故かこういう品揃えに力を入れているスーパーマーケット等では、異様にジャガイモの品揃えがあったりするのだ。
例えば皮が灰色で中身が紫色のシャドウクイーン、皮の赤いグラウンドペチカことデストロイヤーはまだ分かりやすいだけマシ。現在、色や形が若干違うだけで名前と値段が異なるという、イチゴの品種か何かと見紛うほどの種類のジャガイモが、エレシュキガルの目の前には並んでいたのである。
「くっ……しまった! 品種を書かなかった俺のミスだ……!」
「過保護過ぎやしないかしら?」
ニュクスの呟きには答えずに、酷く悔やんだ顔をして、更にジャガイモだけでなく、鶏の胸肉やカレールウでも同様のことが起こってしまう可能性を考慮していなかった自分自身を立香は責めた。
しかし、ここで助けることは、何よりもエレシュキガルのためにならないと心を鬼にしつつ、涙を飲む面持ちで成り行きを眺める。
「そうだわ!」
しばらくジャガイモの前で難しい顔をしていたエレシュキガルは何か閃いたようで、明るい表情に戻る。
すると、近くにいた中年の女性にカレーに使うジャガイモはどれがいいのか聞き始めたではないか。
「おお……! その手があったか!」
「……これって何かの企画モノだったりする?」
引っ込み思案でやや自虐的な性格の彼女ではあるが、別にコミュニケーションに問題がある訳ではない。それ故の勝利と言える。
また、エレシュキガルは一見すると外国人の若奥様が夫のために頑張っている構図等に見間違えてもおかしくはないため、周りの人間も助けを求められれば答えてくれることだろう。
聞き出した情報から男爵イモを選択したエレシュキガルは鶏もも肉とカレールウも同様の方法で選択し、カゴ入れてレジへと向かった。メモに書いていたが、自分が食べたいものを特に購入しないのは真面目な彼女らしさといったところであろう。
そんなエレシュキガルの姿を見た立香は優しげで朗らかな笑みを浮かべ、少しだけ天を仰ぎ見るように上を見上げると、どこかもの悲しげにポツリと呟いた。
「そうか……もう1人でも大丈夫なんだねエレシュキガル……。ちょっとだけ……寂しいかな」
「…………あなたって時々、おかしくなるわよね」
ニュクスの呆れたような呟きを尻目に、立香は家で待っていた事を装うため、エレシュキガルよりも先に帰路に着くのであった。
ちなみにニュクスがエレシュキガルが来てから今まで暫く顔を見せていなかった理由は、あの"童貞を殺す
結局のところ、似た者同士である。
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<材料(8皿分)>
タマネギ――2個 約400g
ジャガイモ――2個 約300g
ニンジン――1本 約200g
鶏もも肉――300g
サラダ油――大さじ2杯
水――1000ml
カレールウ――1箱 約140g
「よーし、じゃあ、みんなでカレー作りを始めよう!」
「頑張るわっ!」
「わー、ぱちぱちぱちー……はぁ、めんどいです」
「私、自分で料理なんていつ以来かしら?」
今回優先することは作りやすさであるため、どの家庭で誰が作ってもそれなりに美味しく出来るような作り方をしている。
①まずは具材を切り揃える。
ちなみにタマネギやジャガイモに関しては、煮込めば溶けるため、切り方や大きさを指定する必要性はそこまでないが、大きく切り過ぎて、中身まで火が通ってないということを初心者はやりがちのため、今回は全ての具材を一口大にカットすることにする。
お好みで1~2枚ほど皮を剥いてから、タマネギは繊維方向に沿って、くし型に切る。繊維方向に切ると、食べたときにシャキシャキ感が残りやすく、加熱しても形が崩れにくい。逆にあえて繊維方向に切らなければタマネギが崩れるので、タマネギをカレーに溶かして食べたい場合にはそちらを優先する。
ジャガイモは、ピーラーか包丁で皮をむいて、芽を取り除く。ジャガイモの芽には強力な天然毒素を含み、死に至ることも決して珍しくもないのでここは怠らぬように。形が楕円形のためまず縦に半分に切り、一口大に切り揃えるとやり易いだろう。
ニンジンもジャガイモと同様にピーラーか包丁で皮をむき、一口大に切っていく。やや厚めの半月切りぐらいが食感も楽しめるであろう。
「め、目が痛いのだわ!?」
「野菜だって生きていたんですから呪いですよ。野菜なんかに当てられるようじゃまだまだですね」
「そそ、そうなの!?」
「こらカーマ、嘘つかない」
②野菜を切り終えたら、次は肉。
家庭によって、牛肉、豚肉、鶏肉などどれを使うかも、使う部位も異なるが、今回は急にシチューにしたくなっても違和感の少ない"鶏もも肉"を選択。
肉の切り方に関しては、初心者は無理に包丁を使おうとせずに、キッチンハサミで野菜よりもやや大きめの一口大にカットすると非常にスムーズである。
「くうくうおなかがなりました」
「どうしたのカーマ?」
「いえ、なんでもありません」
③次に炒めてから、煮込む。
厚手の鍋を中火で熱し、サラダ油を大さじ2杯、鍋肌に馴染ませる。
まずはタマネギを炒め、その全体に油が回ったら、ジャガイモ、ニンジン、そして肉の順番に入れる。具材全体に油が回り、タマネギがしんなりしたら、水を加える。
※ちなみにキノコ類を入れるときはニンジンと同じぐらいのタイミングで入れるとよい。
※更に蛇足だが、ここでカレーにひと手間を加えると、水ではなくざく切りにしたトマトを水の代わりとなるだけの量を入れて蓋をし、焦げやすいので時々混ぜつつ弱火で15分~20分ほど煮込むとよい。するとトマトから出た水分が水の代わりとなり、トマトが大量に入っていることなどほとんど気づかない無水のトマトカレーが出来上がる。春から夏に掛けてが旬で、子供も喜ぶ味に仕上がるためお試しあれ。
煮込みに工程を戻すと、アクを取り、具材がやわらかくなるまで煮込む。弱火~中火で沸騰してから約15分程煮込むとよい。目安は箸の先端を具材に指して、スッと通るようになることだ。
「ぐーるぐーる♪」
「ホント、神のクセにそういう地味な作業大好きですよね貴女。プライドとかないんですか?」
「……? これぐらいで美味しくなるならいいことなのだわ」
「はぁ……相変わらず、貴女といると調子が狂いますねぇ……」
④最後にルウを入れて煮込む。
煮汁が跳ねたり、ルウがダマになることを防ぐため、一旦火を止め、ルウを割り入れて溶かす。ルウが溶けたら、再び火を着け、時々鍋を底から掬うように掻き混ぜ、焦げないように注意しつつ弱火で10分ほど煮込むとよい。
全体的にとろみが出てくれば美味しいカレーの出来上がりである。
「ねえ、このカレー煮てるとどんどん白くなるのだけれど?」
「えっ……ってニュクスさんその箱――それカレールウじゃなくて、シチューのルウだよ!?」
「あっ」
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「美味しいシチューね」
力強くシチューという部分を強調したのは、澄まし顔で居間にある炬燵に座り、シチューを食べているニュクスである。
エレシュキガルが買ってきたカレーの素材を使い、立香の監修の下、成り行きでエレシュキガル、カーマ、ニュクスの三柱で料理をした結果、出来たものは実に美味しそうなシチューであった。
主にこうなった原因は、戸棚にストックしていたシチュールウを何故かわざわざ取り出し、全く疑問に思うことなく鍋に投入したニュクスのせいである。
「わーいわーい、ホワイトカレーでーす」
「私も白いカレー初めてね」
「あなたたちそんなに私をイジメなくてもいいんじゃないかしら……?」
多少申し訳なさそうにしながらも、口を尖らせてジト目でカーマとエレシュキガルを見回すニュクス。すると2人は目を合わせないように顔を背けた。ちょっとした意趣返しであろう。
「あはは……牛乳切らしてなければカレーシチューにしたんだけどね。うん、でもシチューも美味しいよ」
「はぁ……そういうところよ立香。いいわ、子供は何人欲しい?」
「まだ、学生なのでそういうのは遠慮しておきます」
「こっ、子供!?」
そんな会話がニュクスと立香の間で行われたことで、エレシュキガルは驚き、ほんのりと顔を赤く染める。
その様子に興味を持ったのか、眼光をやや艶かしいものに変えると、ニュクスはエレシュキガルに視線を向けた。
「あら? 私、こう見えても夫で実兄との間に3人、他に少なくとも11人ぐらい子供いるもの」
「え、ええ……実兄?」
「まあ、近親婚なんて神々では珍しくもないですからね」
「クロノスとレア、ゼウスとヘラだってそうよ。ちなみに両方とも弟姉ね。というかあなたも既婚者じゃなかったかしら?」
「わ、私はネルガルとは偽装結婚だし……」
「あら、随分プラトニックなのね」
(い、居心地が悪い……)
立香がいるにも関わらず、ニュクスを中心にかしましい
「それにギリシャ神話の女神なんて、不倫して子供作って育児放棄するまでが最早様式美よ? 私なんてまだまだマシな方だわ」
ニュクスはオリュンポス十二神の一柱――旅の神ヘルメスについて語る。彼はペルセフォネ、アプロディーテ等の女神だけでなく、ゼウス、アポロン等から度々、育児放棄された子供を押し付けられているらしい。
「ひ、酷過ぎるわ……」
「まあ、そのヘルメスも押し付けられた子供をさらに他の人物に押し付けているのだけれどね」
「ええ……」
「悪いことは言わないから、ギリシャ神話の神々とだけは無為に交遊関係を持たないことね。誰も彼も股ぐらで物事を考えたがるし、最悪ポセイドンが飛んできて孕まされるわ」
「そこはゼウスじゃないんだ」
立香はそうぼやいたが、実際にポセイドンに同性にも関わらず、襲われそうになった経験があるため、なんとなくニュクスの言わんとしていることは理解していた。
「ポセイドンは同性を含む男女関係ではゼウスとアポロンを悠に越えているのよ。そして、その半分は強姦や誘拐なの。頭の中までマーラーね」
「そこで私を例えに使うの止めてくれません……?」
「女神転生っていうゲームに出て来るご立派なあなた私は大好きよ?」
「んふふ……そんなに私に愛されたいんですかぁ? 仕方ないですねぇ」
「あら、こわいこわい」
一瞬、笑顔のカーマから青い炎が噴き出す様を立香は幻視した。どうやらカーマは珍しく癪に触った怒ったらしい。
流石のニュクスもこれ以上、カーマにちょっかいを掛けるのは一旦止めたようで、視線をエレシュキガルの方へと移す。
「そうね、だったら――」
そして、肘をついてその片手を自身の顎に添えると、指で己の唇のなぞった後、心底愉快そうな人を喰った笑みを浮かべると口を開いた。
「エレシュキガル。あなたは立香とまず子供を作ったら如何かしら? 人間との子なら周りの神々もなんとも思わないだろうし、1人目はそれなりに可愛いものよ? どうせ、彼が死ぬまで一緒にいるんだから2人や3人、遅かれ早かれ勝手に出来上がるでしょうしね」
「――――――!?」
「ぶふっ!?」
ニュクスからあらゆる過程をすっ飛ばして、さも当然のように放たれた言葉にエレシュキガルと立香は思わず噴き出す。特にエレシュキガルは顔を真っ赤に染めており、頭から湯気が立ち上っていそうにさえ思える。
「………………はぁ」
流石に立香も、エレシュキガルに悪いので、ニュクスのほとんどセクハラのような会話を切り上げなければならないと考えていると、彼が口を開くよりも先にカーマが溜め息を吐く。
そのときのカーマは何故かいつもより、2割増しで不機嫌になったように立香は感じた。
「セクハラついでにギリシャ神話の神々の放蕩三昧の常識を押し付けないでください。
「あら? 天魔ともあろう者がそちらの肩を持つのね。意外でもないけど可愛らしいわ――――妬いてるの?」
「はいはい、好きに言っててください。最早、卑しい神器の身の私は異教神のパワハラには屈しませんよーだ」
「会話のレベルが違うのだわ……」
「2人ともプロだからね……別方面に」
エレシュキガルと立香は、
(こどもだなんて……私にはそんな……考えられないわ)
そんな中、エレシュキガルは、ふとさっきニュクスから言われたことを思い返す。単純に自分の今までの生涯を省みてみると、冥府での仕事を片付け、少しでも霊たちによい環境を提供しようとすることに全てを捧げており、そのようなことは考えても見なかった。
この1ヶ月ここで過ごして彼女が改めて思ったことは――やはり彼はただの人間であるということだ。
別段、特筆すべきほど優れた点がある訳ではない。ただ、側にいて、根暗で他者に誇れるような権能を持たないどうしようもない自分を心の底から肯定してくれて、隣にいて居心地がいい。それだけの人間だ。
しかし、ニュクスが言ったように彼とこの先ずっと一緒に過ごしたのなら――自分は一体どうなってしまうのか? それだけはどれだけ考えても思い付かなかった。
「ふ―――うふふふふ。私、他者を弄ぶなら兎も角、他者から弄ばれるのは大嫌いなのは知っているでしょう? なのに、困った人もいるものですねー。恥ずかしいなあ、許せないなあ、いくらそこそこの付き合いでもちょっと見過ごせないかなー♡」
「あら? 自覚していないのと、自覚したくないのはまるで違うわよ可愛いボウヤ? それに、神器になってからまだただの一度も禁手に至っていないあなたが私に勝てた試しがあったかしら? まあ、あなたに負けるのも面白そうだけれど」
「ちょ、ちょっと2人ともストップ! 何か2人から漏れ出してるから!?」
「………………ふふっ!」
ただ、徐々に白熱し始めたカーマとニュクスを見ていると、もう少しだけ自分に素直に、正直に生きてもいいのかなと思えた気がしただけでもいい。新たな日常となりつつある光景に自然と笑みが溢れたエレシュキガルはひとまずはそう思うことにした。
○三神にニュクスを選んだ理由
カーマとこんな会話を出来そうな絶妙な立ち位置の女神をニュクス(貫禄)と、アフロディーテ(エンジョイ勢)と、キュベレー(貫禄)、エキドナ(ガチ勢)以外にあんまり思い当たらない。キアラさんはそういう意味ではもう少しマイルドですし、ティアマトさん(fate)はあんな汚いこと言わない(迫真)
~QAコーナー~
Q:ニュクスさんって既にどれぐらい立香のこと好きなの?
A:溶岩水泳部ぐらい。または寛容でアプローチの仕方が違い、大胆かつ独占欲が皆無なだけで、オリオンに対するアルテミスぐらい(オリオンをなぞる)