INFINIT・D・STRATS~進化の価値は 作:カオスサイン
デストネーション…ドゥーン…
Side一夏
真琴の奴随分と派手にやったなあー、まあシギルの使用許可出したの俺だけど。
さてと俺も全力でアイツを潰してやるとしますか。
「よう、出来損無い!」
「…(#^ω^)」
どうやらほんの少しの手加減してちょっとは修理出来てたようでドヤ顔で俺を見下してきた。
「手酷く負けてたようだが?」
「!あ、あれは油断しただけだ!そっちこそ出来損無いの癖に俺に勝てると思ってるのかよ?!」
「ああ、完膚無き迄にな!」
「後悔するなよ出来損無い!」
ワザとした俺の煽りを受けて糞兄貴は一気に勝負を決しようと零落白夜を振るおうとしてきていた。
「来いよ!同じ壇上で戦ってやる!」
対する俺はダークマターをライトセイバーに変換して構え振るう。
「で、出来損無いの癖に俺の剣についてきているだと!?」
「温いな!」
やはり剣道の基礎的動きに沿っているだけで何の工夫も施していない技など捌くのは死線を超えてきた今の俺には余裕だ。
これはISバトル、Dゲームとは違って常識的ではあるが剣道の様な面倒に縛られたルールなどは無いので俺はほぼ同じ感覚で戦える。
「糞!?…」
「どうした天才なんだろ?」
「う、五月蠅い!これならどうだあー?!」
目に見えて焦り始めた糞兄貴は大振りで振り上げてきた。
「ならばこっちも次の一撃で決めさせて貰う!」
「なっ!?…」
糞兄貴の剣撃を回避し、イグニッションブーストで奴の懐に飛び込む。
「この一閃特と刻め!<X(クロス)カリバー>!!」
それに動揺し隙だらけとなった奴をX線状に斬り込みSEを0にした。
試合後…
「おい!お前達、何か卑怯な手を使っただろう!」
「…」
モップが勝敗に納得いかず噛みついくる。
確かに真琴は思いっ切りルールブレイカーしてはいたが周囲の目にはイグニッションブーストを駆使した上で勝利を掴み取ったようにしか見えていないので大丈夫。
俺はありふれた剣技で挑んだだけだ。
シギルは使ったけどな。
だからモップの言っている事は的外れでしかないので他の生徒には相手にされてない。
「篠ノ之さん?一夏さん達は何も卑怯な事などしていませんよ」
さくらがモップに対して反論してくれる。
「ですが貴方がまだ文句がおありというのなら私とISで戦いますか?
もう私にオルコットさんと戦う理由は既に無いので」
「…良いだろう!」
「決まりですね!」
ISでならさくらに勝てると思ったのか無謀にもモップは彼女の提案を急遽受けたのだった。
Sideさくら
「いきますよ!」
「負けんぞ!」
私は専用機である「神月」を纏い、一夏さん達にいわれなき(とはほんの少し言い難いのはご愛敬♪)文句をつけた篠ノ之さんと対峙する。
「でやあ!」
「甘いです♪」
篠ノ之さんの剣撃を私は軽々と「双刀 月雫」で弾き返す。
「何だと!?…」
「隙だらけですよえい!」
驚く篠ノ之さんだが彼女は私との居合の勝負から何も成長していない。
ISのパワーアシスト頼りがあるからなのでしょうけれどそれだけでは私の技には遠く及びません。
私は間髪入れずに月雫の二刀居合の技を篠ノ之さんに叩き込んでダメージを与えていく。
「くっ!?…な、舐めるなあー!」
「舐めてかかってきていらっしゃっているのは貴方ですよ?
次はこれでもお喰らいなさい!」
私は月雫を仕舞い、腰部砲塔「月下砲神」を展開、撃ち込む。
「ぐあ!?きゃ、キャノン砲など卑怯ではないか!正々堂々と…」
「これはISの勝負ですよ?まあ私は専用機で、貴方は量産機だという差はありますが…それを理解している上で挑んできたのでは?」
「五月蠅い!」
癇癪を起こした彼女に反論するも彼女は聞く耳を持たない。
「そうですか…なら私の奥義を受け切れるものなら貴方の言葉を尊重致しましょう。
ですが出来なければ金輪際一夏さん達に茶々を入れるのは許しませんから!」
「言ったな!篠ノ之流奥義は貴様の奥義などに負けはせん!」
「言質は取りました。では汐月の奥義第弐の型<居合・波閃>!」
「んなっ!?…なんだこの重さは!?…」
私の繰り出した奥義に篠ノ之さんは彼方の奥義を繰り出せる間も無くその重さに翻弄される。
「私の父が残してくれた汐月の奥義は剣の波の流れを読み取りそれに乗せて振るう居合の奥義…だからこそ一撃一撃が普通よりも重き刀撃となりうる!」
「こ、こんな馬鹿な!?…」
「終わりです!一閃!やあー!」
受け止め切れなかった篠ノ之さんに私は居合突きを繰り出し彼女のSEを0にした。
呆気無いですね。