このすば・魔王討伐から8年後   作:我が名はぷっちん

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俺だカズマだ、魔王討伐からはポイントに余裕があるからといって無駄なスキルは習得するなんてポカはやらかしてないです。生活水準向上のために料理スキルは習得したがな、
それでは【このすば・魔王討伐から8年後 壱話】どうぞ!


この素晴らしい勇者パーティーに祝福を! 壱話

「クエストよ!クエストを受けましょう!」

「またどうした突然、何かあったか?そういえばエルロード行くって言ってから音沙汰無いから天界に帰ったかと思ったぞ」

「帰ってないわよあんな所二度と行くもんですか、」

 

そんなこと言いながらアクアは鶏(ゼル帝)を撫でている、孵化する時にアクアが魔力を込めたお陰か意外と長生きしている(いつか親子丼にしてやる)ちょむすけは普通に元気だ、たまにほんとに猫なんじゃないかと思う。

 

「で何があったか聞いていいですか?アクア。」

「それがね、私の掛けたチップが全部外れるのよ詐欺よあそこは詐欺王国よ、」

「なるほど、持ち前の運の悪さで散財したと、へっw」

「笑った!今カズマさんが笑った!麗しくも美しい女神の私の不幸で笑った!」

「嫌だよ俺は、金に困ってないし態々クエストに行く必要なんて無いし」

「そりゃぁカズマさんとめぐみんは夜中偶にゴソゴソする仲だし?充実してるのは分かるけど…」

「「よし分かった少し黙ろうか!」」

 

結局クエストには行くことになったそれと明日はアクアが選んだクエストに行くはめに…たまには頭の回るヤツめ、そしていつもの爆裂散歩に、

 

 

聞き慣れた詠唱はもはや暗記していた、それもそのはず10年近く詠唱を聞いてきたのだから、そうもはや詠唱の違いで型が分かるまでに…

 

 

 

「エクスプロージョン!」

 

 

 

いつもの経験値が沢山取れるという岩場に閃光が見えたと思うととてつもない爆音と突風がする。

 

「どうですか?今のは?」

俺は元勇者であり爆裂ソムリエ、めぐみんだからと言って甘い点数を付けることはない、だが日々打っているせいか、お陰か分からんがめぐみんの爆裂魔法は格段に良くなっている、昼前には気持ちのいい風がここまで届いてくる…それを考慮して…

 

「100点だな文句は無いがめぐみんならもっと良い爆裂魔法を打てるはずだ、」

 

「ぐぅ、確かに熱風が物足りない気がしますね…」

 

いつものドレインタッチを終えて2人で昼飯を食べて歩いて帰る。

特別なことをしている訳では無いがこれこそ至高のひととき。

 

翌日、駄々を捏ねる子供達(8歳だというのに潜伏や逃走のスキルを持っている誰に似たんだか?)をゆんゆんのところに預けてギルドへ

 

「な、なぁクエストに行く事はいい事だがそれに加えてアクアがクエストを選ぶなんていいのか?」

「ま、まぁたまにはいいかなーって」

動揺のせいか少し引き攣った声になる。

「そ、その通りですその通りですよカズマえ、えぇ」

めぐみんも動揺を隠しきれてない喋り方を、

子供ができた時点でダクネスは事をしたことは分かっているだろうが改めて言われると恥ずかしい!

「カズマ!このクエストを受けましょう!」

「えーとなになに?『巨大人型ロボットの討伐と第三新埼玉市の探索』…ってこれ死者も出てる超危険クエストじゃねーか!バカか!」

「あれぇ?カズマさんそうな事言ってるいいんですか~?」

「よし!コレにしようか~」

「そ、そうですねコレにしましょう!」

ダクネスが不思議そうに首を傾げる中俺とめぐみんは悟られまいとさっさと外に出た。

 

 

ところ変わってアクセルの町郊外、荒野の先にある寂れた神殿みたいなところ…なんだろうデジャブ感がするかなり前にゴーレム退治に言った時に見た光景と似ているような?

 

「ね、ねぇカズマさんなんだか見覚えがあるのこの光景…」

「奇遇だな俺もだ。」

そんなこと言ってると、機会のブザー音がして…

ソイツが現れた!

 

大きさは以前のゴーレムと同じくらいだろうか、色は紫を基調として所々に緑があり、頭部には1本の角のようなものと腰の後ろからはエネルギーの供給のためだろうかケーブルが伸びている。

これってもしや?

 

「これ、エ〇ァ初号機じゃねーか!!」

「カズマさんねぇカズマさん!私これ知っているんですけど!」

「くそ、一旦逃げるぞテレポートの詠唱を…ダメだ間に合わん!ダクネス!」

「任せろ!なんだコイツ結界を張ってるぞ!それに攻撃が重いぞ!ハァハァ」

…ホント、いつになっても変わらんな。そんな事より…

「アクア!ブレイクスペルを、早く!」

「任されたわ!『セイクリッド ブレイクスペル!』」

「ぬわあああああああ!!」

〚パキーーーン!〛

ソイツの結界が割れた!

「よし!今だ、めぐみん!ダクネスも退け!」

そうして、予めダクネスに持たせておいた1度だけテレポートができるスクロールをダクネスが使うと、

「り、了解です、あんなカッコイイロボットを壊すのは些か気が引けるのですが…」

 

 

 

 

 

『エクスプロージョン!!』

 

 

 

 

 

「っつ何とかなったな」

あれ?あのアニメだとこのあとは大体…

「さー帰って宴会よ!報酬はおいくらかしら?」

「バカ!またお前はフラグを…」

 

 

 

 

 

 

『─────────っつ!』

 

 

ソイツはバカでかい雄叫びを上げた、

ほれみたことか、暴走だよ何となくわかってたよ!

 

 

 

 

「テレポートで一旦距離をとるぞ!『テレポート!』」

 

 

 

一旦距離を取ったもののすぐにバレるし、なんならこっちに歩いてきてるのですが…

「カズマさん!どうするの!?カズマさんの狙撃で何とかしてちょうだい!」

「バカ!俺の狙撃じゃぁあんなの傷一つ付けれねぇよ!」

 

 

ふとした時に足元を見るとそこには俺の冒険者カードが、そこを見ると

・上級魔法:30ポイント

・花鳥風月:10ポイント

・爆裂魔法:50ポイント

(まだあったのかよ花鳥風月…)そして…

❖所持ポイント53ポイント❖

上級魔法は詠唱を覚えてないし花鳥風月は論外。

……?

 

 

これだ!

 

その魔法は使用者の魔力量によっては発動すらしないかもしれない、ネタ魔法までとも言われている。

しかし、俺は知っている。その魔法1つで数々の魔王幹部や賞金首を屠ってきた最高の仲間を!

 

 

 

 

そして俺は背中に背負っているめぐみんに不敵に笑うと

俺は自分の冒険者カードのその魔法を選択して取得…

 

ソイツとの距離はおよそ30。何度も聞いてきた詠唱だ、終わるわでの時間くらいとっくに知っている。まだ間に合う!

そして魔法を紡ぎ出す…その詠唱はその魔法を初めて知った時と同じ詠唱で、1番多く聞いてきたその詠唱を!!

 

『黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう』

 

「カズマ!その詠唱は!?」

めぐみんがそんなこと言ってるが気を抜くと失敗しそうだ、

 

『覚醒の時来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ!』

 

「カ、カズマ!まさかお前!」

 

ダクネスもさすがに気づいたのだろう、ソイツの距離およそ20!

 

『踊れ踊れ踊れ、我が力に望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。』

 

「カズマさん早く!何ブツブツ言ってるの!?カズマさんーーーー!」

アクアは持ち前の知能の低さからか、いや、混乱で気づいていないのだろう。

 

『万象等しく灰塵に帰し、深淵より来たれこれが人類最大の威力の攻撃手段、これこそが究極の攻撃魔法!』

 

詠唱する度体中の魔力が抜けていく感じがする…そして、俺は飛びっきりの笑顔で!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『エクスプロージョン!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はっ!

「知らない天井だ…」

「何言ってんですか…いつもの部屋ですよ。」

「あれ見たら言ってみたくなるだろ、あの後どうなったんだ?」

「アクアは私を、ダクネスはカズマを背負って帰ってきましたよ、あのカッコイイロボットはカズマの爆裂魔法で木っ端微塵でしたよ。」

「あれからどれくらい経ったんだ?」

「大体半日程。」

通りで外が暗い訳だ、ついでに俺は爆裂魔法を使うと魔力と体力じゃ足りないから気を失うのか…

 

「驚きでしたよ、まさかカズマが爆裂魔法を習得するなんて…」

「ち、ちげーしあの状況を打破するにはあれしかなかったんだよ、」

「にしてはアクアが『あの笑顔は子供が出来たって言ってた時以来かしら?』なんて言ってましたが?」

ぐうの音も出ない!確かに魔法を打った後、気持ち良い感じがしたし、魔法を習得した時何故か嬉しい感じがした…

そんな俺にめぐみんが困ったような、それでいて滲み出る嬉しさを我慢できないような、なんとも言えない微妙な顔でジロっと睨んで、

 

 

「あまり無茶はしないでくださいよ?」

 

 

 

 




あの後の展開は個人の自由です笑たぶんナニかしたのでしょう笑
Twitter【@pucchin___】
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