OVER LORD~Fallen Angelmemory~ 作:DDX
遅くなりました。
何度か書き直して漸くできました。
・・・・・夢を見た気がする。
あの真っ白な部屋で過ごし、死んでいた“オレ”を救ってくれたあの人の夢・・・・・
「
優しい微笑みをオレに向けてくれた彼女はオレに背を向け、何処かへ向かって歩き出す。
「恵里さん!待って!!まだオレは貴方に何もッ!!」
オレは彼女を呼び止めると彼女はゆっくりと振り返り・・・
「もう、君は
恵里さんは“あの時”と同じように優しい声でオレに語りかけた。
「・・・でも、1つ・・・1つだけ約束して。どんなことがあっても君が後悔しないで…君が望む…君だけの未来を…」
そう言うと何処からか霧が現れ彼女を覆い隠した。
「・・・自由に生きて。」
そしてオレは意識を失った。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
「・・・え……り…さん……ん?」
目覚めるたプリずんがいた場所は第二の間ではなくナザリックにある彼の部屋のベッドの上だった。
「夢…なのか?……それにしても我は何故………」
何故、自分の部屋にいるのか疑問に思った瞬間…
ガタッ
部屋の扉が開いたのでプリずんはそちらに目を向けるとこちらを見て驚愕するアルベドがいた。
「アルベ…「プリずん様!!」…ッ!?アルベド!!?」
突如、アルベドはプリずんに抱きついてきた。
突然のアルベドの行動に驚愕するプリずんだが“折れぬ傲慢”により直ぐ様に冷静になった。
「落ちつけ、アルベド。」
そう言うとアルベドはハッと呟くと直ぐ様、プリずんから離れた。
「申し訳ありませんプリずん様。」
「良い…それよりも我は何故、此処で寝ていたのだ?我に何があったか話せるか?」
「それに関しては“本人”からお伝え致します。」
アルベドがそう言うと再び部屋の扉が開いた。
「し、失礼致します…“お父様”。」
入って来たのは褐色の肌に金色の髪の人物であった。
見た目ではアウラやマーレに似た容姿であった。
「“マグナ”!?“マグナス・ホープ”なのか!!」
マグナス・ホープ
プリずんが作成した第二の間を守護する裏階層守護者の一人であり、アウラとマーレの創造主であるぶくぶく茶釜が設定したNPCである。
愛称はマグナと呼ばれている。
マグナは両性具有のダークエルフであり、女性であり男性でもある。鎧を装備してない時はマーレのように気が弱いのだが鎧を装備しているとアウラのように気が強くなる設定がある。
「マグナ…何故…「ごめんなさいお父様!!」…マグナ?」
マグナを心配したプリずんだが突然、謝罪するマグナに困惑するプリずんであった。
「ボクのせいでお父様が倒れて…2日も眠り続けて…もう目覚めないかと考えたらボクは…ボクは!!」
2日も眠っていたことに内心、驚いていたが泣きながら謝罪するマグナに何かを思ったのかプリずんは起き上がりマグナの前にたった。
「マグナ…泣くのを止めよ。」
マグナの涙をプリずんは優しく指で拭った。
「お父様…でも……」
「我にとってオマエやアルベド…このナザリックにいる者たちはかけがえのない我の宝なのだ。オマエ達は我にとって失ないたくない程、守りたいモノなのだ。」
その言葉にマグナは勿論、側にいたアルベドですら驚愕した。
「我は昔、孤独だった。…多くは語れないがそんな我を救ってくれた人がいた。」
プリずんは思い出していた。
自分を救ってくれた彼女のことを…
彼女の願いを…
「我はな…マグナ…後悔したくないのだ。我は我がしたことを正しかったと信じたいのだ。だから…自分のせいだと謝らないでくれ。泣き顔ではなく笑った顔を見せておくれ。」
その瞬間、マグナの涙腺が崩壊した。
泣き崩れたマグナをプリずんは優しく抱きしめた。
ハァハァハァハァ
「「?」」
荒い吐息が聞こえ、プリずんとマグナは振り向くと狂喜な笑みをしたアルベドがプリずんに突撃してきた。
「あ、アルベド!?どうし…「プリずん様!!あぁ、もう私は我慢できません!!あんなお優しい御言葉と笑みを見せられたら私は私はもう!!」落ち着け!ちょ、アルベド!!何処を触っている!?服の中に手を入れるなァァァッ!!!」
chapter1-9 守りたいモノ end
オマケ
「離してェェェッ!!私がプリずん様の介護をするのォォォォ!!プリずん様のお身体を私の○○○で○○○して○○○するんだからァァァァァッ!!!」
「ちょ、いい加減に落ち着くでありんす!!」
「プリずん様ノ眠リノ邪魔ハサセナイ。」
「マーレ!魔法でメルーガの動きを押さえて!」
「う、うん!!」
「………申し訳ありません。モモンガ様。」
「オマエも苦労しているのだな…グレン。」
暴走するメルーガを押さえ付ける守護者達とモモンガに謝罪するグレンを哀れむモモンガであった。