OVER LORD~Fallen Angelmemory~   作:DDX

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chapter2ー2 同じ顔の少女

 

 

 

セバスから村を発見したと報告を受けたモモンガとプリずんは先程とは別室にてユグドラシルのアイテムである遠隔視の鏡(ミラー・オブ・リモート・ビューイング)を使用して発見された村を調べるのであった。

 

「えぇ、と…これがあれで…えぇ、と…」

 

「大丈夫か…友よ?」

 

あまり使わないアイテムだった為、使い慣れないモモンガを心配するプリずん。

 

「えぇ、大丈夫ですよ。」

 

「そうか。…それにしても…」

 

側にセバスがいるせいか口調が変わるプリずんに慣れないモモンガは言葉が詰まりながらも鏡を操作した。

 

「………!」

 

「うむ…映ったようだな。」

 

映し出された村を見ると所々で煙が立ち込めており、何やらざわついていた。

 

「何かあったのか?」

 

「拡大してみましょう。」

 

モモンガは鏡を操作して映像を拡大すると村が鎧を身に纏った何者か達に襲われていた。

 

 

プリずんside

 

 

「(…人が殺されている…なのに…何も感じない…)」

 

自分の心境に戸惑いを隠せない。

 

自分だってこの前まで人間だった筈なのに…

 

「(もう、人じゃなく堕天使だからなのか?)」

 

そう考える間にも村人達は殺されていく。

 

「…どういたしますか?」

 

セバスが自分達に問うが自分はどうしたらいいのか解らなかった。

 

「…見捨てる。助ける理由も利益もない。」

 

「ッ!?」

 

セバスの問いにモモンガさんは見捨てると言った。

 

「(確かに助ける理由なんかない…なのに…なんだこの感じ…)」

 

自分にも解らない感情にどうすれば…

 

「大丈夫ですか…プリずん様?」

 

「セバス…ッ!?」

 

セバスを見た瞬間、今はいないセバスの創造主であるたっち・みーの姿が見えた。

 

「(…たっち・みーさん…)」

 

“オレ”をあの時、助けてくれた一人…

 

困った人を無視できず、口癖でよく「誰かが困っていたら、助けるのは、当たり前!」と言って人助けしていた。

 

「…友よ。我はこの村を救うべきと思う。」

 

「…プリずんさん……セバス。」

 

モモンガさんも思うところがあったのかセバスにナザリックの警戒体制を上げ、アルベドに完全武装と守護者の誰か一人を連れてくるよう指示を出した。

 

「あの村には私が行きます。プリずんさんはナザリックに残って下さい。」

 

「…それは我の病を心配してか?…」

 

「そうです。ですから…「ふざけるな。」…プリずんさん!!」

 

モモンガさんの心配する気持ちは解る解るが…

 

「我が友よ…我を心配する友の気持ちはありがたい…だが!我は友に護られる為に戻ったのではない!!

 

我がナザリックに…アインズ・ウール・ゴウンに居たのはそんな理由ではない筈だ!!!」

 

自分の言葉に戸惑うモモンガさん。すると…

 

「…解りました…では、共に行きましょう。ですが何かあればすぐナザリックに戻ってもらいます。」

 

モモンガさんの言葉に自分は頷いた。

 

その時、鏡の映像が変わり一人の少女とその妹なのか幼い少女が村を襲った奴らに追われていた。

 

そして…

 

自分は驚愕した。

 

何故なら…

 

「ッ!!?………“恵里さん”………!?」

 

追われていた少女の顔はオレを救ってくれた彼女と同じ顔をしていたのだから…

 

 

プリずんside end

 

 

 

 

 

chapter2ー2 同じ顔の少女

 

 

 

 

 

 

 

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