OVER LORD~Fallen Angelmemory~ 作:DDX
《ナザリック地下大墳墓》
ユグドラシルの悪名高きギルド“アインズ・ウール・ゴウン”のギルド拠点である。
地上部分の陵墓に加え地下1〜10階層で構成されており、さらに転移しないと行けない隠し部屋たる宝物殿なども存在する。
かつて1500人の討伐隊を退けたこともある難攻不落の要塞である。
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~ナザリック地下大墳墓入り口前~
「ふぅー漸くログインできた。」
ナザリック地下大墳墓に現れたのは左右に四枚の羽根(計8枚)つけた男性にも女性にも見て取れ、頭上には輪っかがある人物だった。
「さて、皆さんは何処だろ・・・会議室かな?」
そう言うと彼?は指輪を取り出した瞬間、姿を消した。
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「ふざけるなァッ!!」
会議室では1人の人物が苛立ちながら机を殴ると共に怒りのまま叫んでいた。
彼の名は“モモンガ”。
《アインズ・ウール・ゴウン》の長であり、ナザリック地下大墳墓の主であるアンデットだ。
彼は41人の
「みんなで作り上げたナザリック地下大墳墓じゃないか・・・どうして、簡単に捨てられるんだよ。」
それも一昔の話であった。
41人いた仲間は現実を優先して辞めていったり、現実が忙しくてログインしないなどでアインズ・ウール・ゴウンはモモンガだけとなってしまった。
「・・・行こうか。」
そう言って立ち上がった瞬間・・・
バタン!
「いやー!遅くなってスイマセン!!・・・ってモモンガさんだけ?」
会議室の扉を開け、入って来た人物にモモンガは唖然とした。
集合を呼び掛けたが一番、来れないだろうと思った人物が現れたからだ。
「プ、“プリずん”さん!?」
「お久しぶりですね…モモンガさん。」
「だっ、大丈夫なんですか!?確か、心臓の病気で・・・」
「何を言ってるんですか!!ユグドラシルのサービス終了なんですよ!命掛けてでも来るでしょうがッ!!」
「お、落ち着いて!?身体に障りますよ!!」
「大丈夫です!これでも“天使”ですから!!昇天なんか朝飯前ですよォ!!!」
「いや!それ関係なくないですかぁッ!?ってか天使は天使でもアンタ“堕天使”でしょうがッ!!!」
テンション上げ上げのプリずんに対し、そんなプリずんにハラハラするモモンガ…
ぐだぐだな再会だが先程までのモモンガからの影はすっかり失くなっていた。
「(まったく…プリずんさんは…)」
モモンガは思い出していた。
彼がいた頃は何かあるとその中心にプリずんがいた。
ペロロンチーノとるし☆ふぁーが悪戯してた時も・・・
たっちみーとウルベルトが喧嘩して仲裁する時も・・・
ぶくぶく茶釜とやまいこと餡ころもっちもちの女性メンバーに混ざり何故か一緒に女子会をやったりしてた時も・・・
ギルドの仲間達は笑っていたんだ。
「・・・プリずんさん。」
「何です?」
《お帰りなさい。》
《・・・ただいま。》
chapter1ー1 end