OVER LORD~Fallen Angelmemory~   作:DDX

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chapter1-5 羞恥

 

ユリ・アルファside

 

 

「それでは…始めようか。」

 

ボ…ゴホン!私達の至高なる方々の一人であるプリずん様の命により私の他にナーベラルとルプスレギナが待機している。

 

「では…ルプスレギナ。此方に来い。」

 

「ハイ!」

 

プリずん様に呼ばれたルプスレギナはゆっくりとプリずん様の前に行く。

 

「それではルプスレギナ…いくぞ。」

 

「ハイ?…ッ!!?」

 

「「なッ!?」」

 

次の瞬間、私とナーベラルは目を疑った。

何故なら…

 

「動くなルプスレギナ。」

 

「まっ…あッ!……プッ!…プリ……ず……んん!!…ひゃ!!…アンッ!!…くゥゥゥッ!!……ハァハァ……」

 

至高なる御方であるプリずん様がルプスレギナを“撫で回し”しているからだ。

 

「…羨ましい。」ボソッ

 

ナーベラル…声が出ているわよ。

 

「(…私も羨ましい。)」

 

 

 

ユリ・アルファside end

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

「(感触…体温…ともにユグドラシルでは無かった機能だ。)」

 

プリずんはこの世界とユグドラシルの違いを調べるためルプスレギナに触れて調べてみた。

 

「(ユリは《デュラハン》でナーベラルは《ドッペルゲンガー》だからな~体温とかあるのか解らないし…その点、ルプスレギナは《人狼》だから間違いなく大丈夫だろ。)」

 

どうやら安直な考えでルプスレギナを選んだようだ。

 

「(それにしても動物とか撫でたことないから解んないけどこんな感じで合ってるのか?…なんかルプスレギナの表情がヤバいことになってんだけど…)…ルプスレギナ、大丈夫か?」

 

「ハァハァ……ふゅ…ふゅひすん………ざま…ハァハァ…」

 

結論からいうとヤバそうだ…っと言うよりガチでヤバい。

 

ルプスレギナの表情は限りなくダラしなくなっており、顔色は真っ赤で口からは涎が垂れ流し、目は潤んだ状態だった。

 

簡単に言うと発情状態である。

 

 

「(…うん、ヤバい。やり過ぎた。)」

 

 

流石にやり過ぎたことを痛感したプリずんは撫でる手を止めた。

 

「…あっ。」

 

手を止めたこと寂しそうな目で見つめるルプスレギナ。

 

「もうよい…下がれ。次は…ナーベラル。」

 

「ハッ!!」

 

すると一瞬と言っていいくらいにナーベラルはプリずんの前へと来た。それと同時にルプスレギナはユリに引っ張られ後ろに下がっていた。

 

「(早ッ!?)…ナーベラル。適当で構わんから今、使っている《飛行(フライ)》以外の魔法を使用してみよ。」

 

「えっ…」

 

「(どうしたんだ?)…どうしたナーベラル・ガンマ。」

 

「いえ…ただいま。」

 

プリずんの指示に唖然とした表情をするナーベラルに不思議に思ったプリずんは問うがナーベラルは問題ないと返した。

 

「それでは《兎の耳(ラビッツ・イヤー)》!《兎の足(ラビッツ・フット)》!《兎の尾(バニー・テール)》!」

 

「ッ!?(オイ!その魔法って!!)」

 

ナーベラルが魔法を発動すると・・・

 

「い、如何でしょうか…プリずん様。」

 

ナーベラルの姿はメイド服からバニースーツ姿へと変わっていた。

 

「うむ…よいぞ…ナーベラルよ。(なんで“兎さん魔法”なんだァァァッ!?)」

 

兎さん魔法とは《兎の耳(ラビッツ・イヤー)》《兎の足(ラビッツ・フット)》《兎の尾(バニー・テール)》の3つのことであり、この3つは同時発動すると使用者の服装が変わるという隠し効果がある。

 

「そ、それでしたら…プリずん様!私にも…その……」

 

何か言いたげのナーベラルであったが…

 

「(あぁ…ヤバい…これはヤバい…弐式さんに怒られるかも…)よくやったナーベラルよ…下がれ。」

 

その言葉にナーベラルは落ち込みトボトボとユリ達の下まで下がった。

 

「最後にユ…」

 

最後にユリを呼ぼうとした瞬間、頭の中で電話の着信音のような音が鳴り響いた。

 

「(これは《伝言(メッセージ)か。)…誰だ?」

 

『オレです…プリずんさん。』

 

「我が友か…どうかしたのか?」

 

《|伝言《メッセージの相手はモモンガからであった。

 

『なんか話し方が変ですが…もしかして・・・』

 

「あぁ、《折れぬ傲慢》が原因だろう。それよりも何かあったのか?」

 

『セバスから報告を受けたのでプリずんさんもこちらに来てほしいんですが…』

 

「解った。すぐに向か…」

 

すぐに向かおうと言おうとしたプリずんだが何故か悲しそうにこちらを見てるユリを見て言葉を失った。

 

『?…プリずんさん??』

 

「あぁ、友よ…少し待っていてくれ。」

 

そう言うとプリずんはユリに振り替える。

 

「友から呼び出しがあった。その為、最後に簡潔な命を出す。ナーベラル・ルプスレギナ。オマエ達も来い。」

 

その言葉にナーベラルとルプスレギナはめっちゃ良い笑顔でこちらに来た。

 

「それでは…(うーん…絶対にやらなそうな指示を出したいんだけど何が良いか…そうだ!)…3人共、“スカートを捲って見せよ”。」

 

流石にこんなことやらないだろうと指示を出したプリずんだが…

 

「「かしこまりました!」」

 

そう言って3人はスカートを捲ってプリずんに見せた。

 

 

 

「・・・・・・・・・」

 

 

しばらく沈黙するプリずん…

 

 

そして…

 

 

 

 

 

 

「下着を穿け!バカ者共がァァァッ!!!」

 

 

 

 

 

 

プリずんの叫びがコダマするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

chapter1-5 羞恥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

 

『下着を履け!バカ者共がァァァッ!!!』

 

「はぁッ!?下着!?ちょッ、一体なにしてるんですかプリずんさん!!プリずんさーーーん!!!」

 

プリずんの叫びに無駄に精神抑制が発動するモモンガであった。

 

 

 

 

 

 

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