魔法先生ネギま!~神代の魔女~   作:NextChance

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うん、とりあえず、書ける時に書けるだけ書いて投稿しようと思ってます。

次の投稿は一週間以内だとは思うよ?

今回は少し結構予想通りなキャラ崩壊と言えるのかな?
宗一郎様は出すべきだ!という人は手をあげてくれ!

では本編です


第1話 永遠にかわいいものと出会う

 

>>メディア

 

 

目覚めてからいくらか年月がたった。

とは言え、私の見た目は十歳ほどしか成長していない。

あれから15年が経っていた。

成長した結果から言えば、前世の少女時代を再現した様な見た目。

もしかしたら記憶を取り戻した事で、魂に引きずられているのかも知れない。

現世の両親に似ていないところを考えると、そこだけは本当に申し訳なく感じている。

そんな私は、今はわからないがこの魔法世界では知名度が低かった、どちらかと言うとガトウの養子のような扱いだった。

それはそうだろう、赤き翼<アラルブラ>と共に行動はしていたが、タカミチやクルトの様に目立った事はしていない。

もちろん、姿をローブで隠して活躍したがそれも一度きり。

しかもその際行方不明となったゼクトの活躍となっている。

 

 

だが、私達の事をどこで知ったのか、さる大きな学園から依頼が舞い込んできた。

 

 

『ある少年の警護』

 

 

である。

最初は意味がわからなかった。

よりによって私達にだ。

只管にアリアドネーで研究施設をもち、名誉教授(名前を貸す代わりに費用と研究室を借りている。)として研究に明け暮れていた。

常時部屋ごとダイオラマ魔法球の様な状態であるため、まるでコーヒーか紅茶の様に成長を遅くする薬を愛飲しまくっている。

それはもう湯水の如くだ。

まぁ、なぜかサーヴァントとしてのクラススキル『陣地作成A』と『道具作成A』を持っていたため、部屋を改造し成長を遅くする薬を自動で作らせている。

クラススキルがあるのは、たぶんサーヴァントから座に戻る前に破戒したからだろうと思うが、なんともまぁ、そんなスキルの無駄遣い。

そしてその結果が、食後のあとのお茶の様に一杯、喉が渇いたら一杯、就寝前に一杯、起きたら一杯と、まるでただの水の様に飲み続けた。

一緒にいる彼女からは引きつった顔しか向けられなかったが。

 

 

とまぁ、近況としてはそんな所だ。

そして、今の私の状況は・・・。

 

「それで、どうするんだ?“マスター”」

 

その声は目の前の紅白な存在から発せられた。

 

「アーチャー、とりあえず聞きに行くだけ行って見ましょ」

 

「了解した」

 

そこには黒い軽鎧と赤い外套、真っ白な髪に真っ白な肌の少女がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして私達は今麻帆良学園の入り口にいた。

 

淡い青のワイシャツに白のロングスカートと黒のヒール、黒のコートと地味な格好である。

となりの彼女は黒のワークブーツとズボン、黒のワイシャツに真っ赤なロングコートを着ていた。

一見対称的な二人だが、どちらも共に美少女である。

周りの人間もそれをついつい眺めてしまう。

だからと言ってどうだと言う話だが、浮いている事だけは正しかった。

 

「メディア、これから会う近衛 近右衛門とはどんな人物なのだ?」

 

となりの少女は神妙な顔で聞いてくる。

 

「ん~・・・・、私も一度しか会った事はないわね。ただ言える事は・・・・ぬらりひょん」

 

「・・・・・・・・・はぁ?」

 

まぁ、そう言う返事が返って来るのは予想していた。

 

「あとたぬきじじいね」

 

「なにかね?近衛老は妖怪か何かか?」

 

呆れとも疑いともとれる表情で聞いてきた。

 

「日本の妖怪絵巻のまんまな見た目よ。」

 

「なんと・・・」

 

そんなバカみたいな会話をしていると、目の前に見覚えのある顔が待っていた。

 

「やぁ、待っていたよ」

 

それはタカミチ・T・高畑だった。

 

「ひさしぶりね、タカミチ」

 

「あぁ、久しぶりだね」

 

三人は合流して校舎へと歩き出す。

 

「研究の方はどうなんだい?」

 

タカミチの言葉に少女・アーチャーと私は視線を一瞬だけあわせた。

アイコンタクト、一瞬でお互いに確認しあう。

 

「そうねぇ、完全魔法無効化能力と簡単に言うけれど、相手の術式や魔法の効果で無効化する術式を変えなければならないから、正直まだまだ掛かりそうね」

 

「だが、一部の術式を無効化する礼装、いや、マジックアイテムを作成中だ。」

 

私の言葉にアーチャーの言葉が追加される。

 

「それはつまり、一部ならば打ち消せると?」

 

「そうよ、でも身体強化などは無理ね。

でも、魔法の矢や特定のモノひとつだけに限定すれば無効化が出来るでしょうね。

だけど、その場で撃たれて準備も無しに無効化はできないわ」

 

ほぉ、と感心するタカミチにクスリと笑う。

相手の歳は見た目からも30、こちらは高く見積もっても17ほど。

周りの見ている誰もがタカミチは少女の話に感心している、と見えるわけだ。

なんとも絵面の悪いこと。

 

それと、クスリと笑う意味が違った。

すでにアーチャーに完成品を持たせている。

その名も魔術礼装『アイアス』

アーチャーの投擲系武器完全防御宝具「ロー・アイアス」からだ。

この魔術礼装『アイアス』は、由来通りに魔法の矢全属性対応の完全無効化能力を付与した、桜の花びらの様な形のネックレスだ。

 

そこからは本当に他愛のない会話をしていると学園長室へと辿り着く。

 

コンコン、とタカミチのノックで中から声がした。

 

「あいておるよ」

 

老人の声を聞いて中に入る。

 

「失礼するわね」

 

軽い挨拶で部屋へ入る。

すると、金髪の幼女と老人が囲碁をしていた。

 

「タカミチ君、どうしたのかね?ワシ、今良い所なんじゃが?」

 

こちらに顔も向けず囲碁盤に集中している。

 

「が、学園長!」

 

「だからどうしたのかね?いつものたかみt――――」

 

タカミチに呼ばれて振り返れば私と目があった。

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

「私、帰ろうかしら・・・・」

 

「――――――」

 

とまぁ、いろいろあったが話が進む。

 

「ご、ゴホン、遠路遥々ご足労に感謝いたす、グライアー教授」

 

誰もが今「取り繕った」って顔をしたのは言うまでもない。

 

「どうも、呼ばれたから来て上げたのだけど、お邪魔そうだから帰ったほうがよろしいかしら?」

 

軽く皮肉を聞かせてたずね返せば、冷や汗を出しながら学園長が頭をさげた。

 

「い、いやいや、グライアー教授を邪魔などと滅相もない。」

 

引きつった笑みがなんとも虚しい。

 

「それで、私達を呼んだ理由は?」

 

形式的な挨拶もなければ、社交辞令も無い。

まさに来てやったのだと言わんばかり。

 

「む、むぅ、そちらも知っての通り、現在この学園でナギの息子を預かっている。」

 

さすがのたぬきじじいも、間髪居れずに話題を出されては返す刃を用意できない。

 

「息子・・・ね、それがどうかしたのかしら?」

 

その一言に近衛老とタカミチは絶句。

後ろで聞いていた金髪幼女は大笑いしていた。

 

「これは傑作!赤き翼に居たとか、タカミチの知り合いだとか聞いたから様子を見ていれば、これはこれは!」

 

ククク、と悪役のような笑みを浮かべる金髪幼女にアーチャーは苦笑。

私は…、

 

「依頼・・・、条件によっては受けてもいいわ!」

 

突然の態度の急変に全員が目を見開いてこちらを見る。

 

「おぉ!やっぱりナギの息子が気に―――

 

      「ならない」

 

        ―――ならない、かね」

 

金髪幼女を視界に収めてしっかり見ると、

 

(やだなにこれかわいい)

 

『早くこいつなんとかしないと』の状態だった。

 

「じょ、条件とは?」

 

ダメージの大きい近衛老の代わりにタカミチが聞いた。

 

「あの子を貸して頂戴!」

 

すでにメディアには金髪幼女しか見えていなかった!

 

「な!?な!?なななななななんだ貴様わぁ!!」

 

金髪幼女が激昂したが、

 

「どうぞ」

 

「エヴァ、たのんだよ」

 

二人の男は情けなくもエヴァと呼ばれた金髪幼女を差し出した。

 

「ふ、ふふ、ふふふふふふふ!」

 

メディアはすでに依頼のことなど忘れていた。

このエヴァと言う少女にどんな可愛い衣装を着せようかと妄想し、口の端から垂れそうな涎を手の甲で拭っている。

さしものエヴァもこれには身の危険を感じた。

だからエヴァは逃げようとした。

扉へと走り出す。

だが・・・、

 

「怪鎖(アラクネ)」

 

ビュン!と音を鳴らして走り出したエヴァを、赤く光る文様が帯となって捕らえる。

 

「逆巻(アリアドネ)」

 

呪文を発すると捕まっていたエヴァがシュンッと消えて、同時にメディアの前に現れた。

 

「えぇえぇ、あなた最高に可愛いわ!」

 

涎をたらしながらエヴァを抱きしめる。

 

「離さんかぁぁぁぁ!と言うかこんな事で高等魔法の強制転移を使うなぁぁぁぁああ!」

 

それもそのはず、強制転移はまず相手の魔力抵抗でレジストされるので、普通では使うのも難しく、また障壁もあってかけずらい。

 

「リク・ラク ラ・ラック ライラック!氷結 武装解除(フリーゲランス エクサルマティオー)!!」

 

試験管とともに放たれた魔法、エヴァが怒りのあまりにメディアの体に投げつけた。

服にぶつかった瞬間に、ローブのすそが現れて発動した魔法を吸収する。

 

「はぁっ!?」

 

またエヴァが驚きの声をあげるがそれを無視して抱きしめる。

 

「そ、それでのう、グライアー教授、依頼内容は―――

 

     「必要無いわ」

 

         ―――あいわかった、契約成立じゃな。」

 

「クォォラクソジジィ!私を生贄に契約を成立させるな!悪魔契約か!?悪魔契約なのか!?オイ!」

 

「ふぉっふぉっふぉ、大丈夫じゃよエヴァ、グライアー教授の悪い噂はちーーーーーーーーっとしか聞かん。」

 

「クソジジィ!?お前悪魔か!?やっぱ人間じゃないんだな!?今度会ったら後頭部もぎ取ってやるぅぅーーーー!!!」

 

エヴァは抱き締められながら引きずられていく。

アーチャーはそれを眺めながら引きつった顔で、

 

「私は彼女の従者をしているエミリア・フォン・アインツベルンという。これからよろしく頼む。」

 

「あ、あぁ、よろしく、エミリアくん。」

 

放置され続けた二人には少なからずお互いをいたわる気配が出ていた。

 

 

 

 

 

>>タカミチ

 

 

久しぶりに見たメディアは、見た目綺麗な十五歳だった。

僕と4歳しか違わないとは到底思えない。

なんでも秘薬を飲んでいて、成長を遅くしているのだとか。

まったく恐れ入る。

まさか、自分の研究室をダイオラマ魔法球の様に改造してしまい、まさか中の一日が外の半日なのだからまたしても恐れ入る。

これでは世の研究者が咽び泣いて、土下座をしてから三点倒立をしても足りないくらいの頼み方で迫ってきそうだ。

ましてや二倍歳を取る筈が、まさかの十歳分も歳を取っていないのだから、僕もあの時成長を遅くさせる秘薬を知っていればと悔やまれる。

僕の歳は30だが、エヴァの別荘(ダイオラマ魔法球)ですごした期間が長い分、たぶん30歳を超えているだろう。

彼女は齢10の時に名誉教授となり、そのときから明日菜くんが犠牲にならぬようにするために、魔法完全無効化能力を研究している。

彼女いわく、「少女を利用しようとする世界も男も大嫌い」なんだとか。

 

それからメディアが連れていた少女も見た目15歳前後である。

あまり男性が好きではないメディアだから当然だが、この子は従者なのだろうか?

魔法使いとしてはほとんど頂点のメディアの従者ならば、見た目少女のこの白い子も相当の使い手なのだろう。

まぁ、助手と言う線も無くは無いが。

 

「えぇえぇ、あなた最高に可愛いわ!」

 

そこでメディアの声が響く。

エヴァを後ろから抱き締めているメディアが、とてもいい笑顔をしている。

 

「離さんかぁぁぁぁ!と言うかこんな事で高等魔法の強制転移を使うなぁぁぁぁああ!」

 

強制転移に関して言えば、知っていたし使われた事もあるので驚きは無い。

そして学園長にもその話はしていたので問題はないはずだ。

 

「リク・ラク ラ・ラック ライラック!氷結 武装解除(フリーゲランス エクサルマティオー)!!」

 

エヴァがスカートの下から試験管を取り出し投げつける!

 

「はぁっ!?」

 

誰でも驚くが、彼女・メディアに攻撃を与えるには物理、それも転移や幻影を見極めて捕縛結界などで捕まえてからでないとダメージが入らない。

ある意味、ジャック・ラカンやナギ・スプリングフィールドよりタチの悪いバグのような存在だ。

そして、十年前は居なかった従者を連れていることから、物理でのダメージはまず与えることが不可能に近いのだ。

やはりバグだな、と再確認している間に話がすすむ。

それにしても、昔「少女の為なら命は惜しくない」と言っていた少女が少女のまま少女を愛でる姿はまさしくシュール以外の何者でもなかった。

 

考察をいくつもしている間にも話が進んでいる。

 

「クォォラ!クソジジィ!私を生贄に契約を成立させるな!悪魔契約か!?悪魔契約なのか!?オイ!」

 

「ふぉっふぉっふぉ、大丈夫じゃよエヴァ、グライアー教授の悪い噂はちーーーーーーーーっとしか聞かん。」

 

「クソジジィ!?お前悪魔か!?やっぱ人間じゃないんだな!?今度会ったら後頭部もぎ取ってやるぅぅーーーー!!!」

 

引きずられていった。

 

「私は彼女の従者をしているエミリア・フォン・アインツベルンという。これからよろしく頼む。」

 

「あ、あぁ、よろしく、エミリアくん。」

 

やはり従者か、とエヴァのことなど忘れて挨拶をする。

さきほどから落ち着いた物腰の彼女は依頼の資料を受け取って、そのまま二人のあとをおっていった。

 

 

 

 

 




結構こういうキャスターっていろんな所で描かれていますよね。
まぁ、こう言うノリ好きなんですけどw
エミリア・フォン・アインツベルンって公式ではないけど、結構有名だよねw
HF(ヘブンズフィール)ルートからイリヤの体のまま成長したシロウがアーチャー化したモノとしてワタクシ考えております。
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