環いろはちゃんと共依存的にイチャイチャしたい人生だった   作:風剣

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次を見据えて

 柔らかな手つきで、細い手が頭を撫でる。

 

『すごく、頑張ったね』

『……おつかれさま。いつも助けてくれてありがとう』

 

 穏やかな声音。眠りへと誘う温もりと柔らかさに、疲弊しきった心身が逆らうことはなかった。

 寝台の上、甘えるように身を寄せれば、彼女は額の上で手を止めて。くすくすと微笑んだ彼女は、顔をよせ少年に囁きかける。

 

『好き。大好き。ずっと一緒に居てほしいの。誰より私のことを想っていてほしいの。……だけど、私じゃ駄目なのかな』

『──ねぇ、シュウくん。貴方は……醜い私でも、好きでいてくれる?』

 

『欲張りで、頑固で、泣き虫で、我が儘で──シュウくんのことばかり傷つけて。なのに私は、何もできていないくせに自分が嫌われたくないことばかり考えて。そんな私でも、シュウくんは。……私のことを好きで居てくれる?』

 

 

 わからないの。私が、貴方に何を返してあげられるか──。

 

 

「寝起きにはちょっと面倒だったから■■してくれれば昨日頑張った御褒美としては十分かなとか言ったら顔を真っ赤にして狼狽えられた後に『私は本当に悩んでるのに!』とか怒りながら逃げられたんだよな。どうすればいいと思う?」

 

『……桂城シュウ。(オレ)は一体どうしてそのようなくだらない相談事を聞かされているのだ』

 

「昨日の今日だぞお前。明らかに原因ドッペルやら目撃したり出したりウワサやらと戦ったりで疲れてるせいに決まってるだろう。原因の4割くらいはお前らにあるんだから責任とれ」

 

『成る程、原因の6割は自分にあるのは自覚していると』

 

「……」

 

 携帯の向こうから返される淡々とした反応に無言になった少年は、その声音に感情らしい感情を一切乗せないが故に無機質に痛いところを突く()()()()()()()に渋面をつくる。ヒトではないが故の淡白さは他の知り合いにはとても話せないような相談をするのには丁度よかったが生憎あの魔剣持ちはそうした用途に対応したものではない。気遣いの要素は期待するのは間違いとみてよさそうだった。

 

「……そこまで引け目を感じられることはないと思うんだけどなあ」

 

『魔法少女とともに戦うことのできる男性は稀少だ。現代における魔法少女の集団としては最大規模に膨れ上がりつつあるマギウスの翼では様々な魔法少女のデータが現在進行形で集まりつつあるが……そのなかでも魔女と戦う異性と交際関係を構築しそして共闘する魔法少女は環いろはを除いて存在しない』

 

「……それが?」

 

『桂城シュウは現在確認されているあらゆる魔法少女のなかで彼女だけが独占する恩恵だ。それを環いろはがどう認識しているかは置いておくとしても、本来魔法少女にのみ課せられる魔女との戦いを恋人に強いる事実で苦悩が生まれているのであれば、真に解決できるのは彼女しかいない。彼女と他とでは共有する前提が違う、たとえ当事者である桂城シュウが問題ないといっても環いろはのなかでは決して解決しないだろうな』

 

「……」

 

『データベースから該当する要項を幾つかピックアップしてみたが、そうした世間一般にデリケートといわれる類の悩みを茶化すような対応をするのは事態を悪化させる傾向にあるようだ。控えるに越したことはないだろうな』

 

「起きたらちょっと虚ろな目であんなこと言われてたからもう自分の口走る内容頭のなかで考える余裕もなかったんだよな……あとで謝るよ」

 

 扉の向こうから近づく足音。あと数日で()()()()()()()()()()同居人の傭兵の気配にちらりと外観を取り繕われたベッド、換気のため全快にされた窓から陽射しの差し込む室内を確認し、寝台のそばに落ちていた薄桃色の布地を見つけ――、

 真顔になって制服のシャツに袖を通した少年が通話を切ると、「おーいシュウ」と廊下から声をかけたフェリシアが扉を開く。床に落ちていた衣類に叩きつけるように手に持っていたブレザーを覆い被せたシュウは扉を開けた彼女に気取られぬように制服で隠した衣類への視線を遮るよう陣取りながら腰まで伸びた金髪を結わえもせずに眠たげに部屋を訪れた少女に声をかける。

 

「っぶな……ノック、してくれ……」

 

「んぁ? ちゃんと入る前に声かけただろ? ……ところで制服どーしてそこに捨てたんだ、着ないのか?」

 

「……そろそろ夏服にしようかなとか思ってた時期だからね、冬服もそろそろ暑くなってきたし」

 

「ふーん……? ああそうそう、いろはに服頼まれてたんだった。着替えも持たないでシャワー入って困ってるとか言ってたけれどいろはもシュウも朝風呂入るの好きだよな?」

 

「……ソウダネ。まあ、うん、汗とかいろいろ洗えるからな……」

 

 冷や汗を流しながら衣類のかけられたクローゼットを開く。目線をベッドやフェリシアの方向になるべく向けないようにしながらシャツとブレザー、スカート……下着は確か浴室の小箱にもあった筈なので問題ないだろうと判断。制服一式を手際よく取り出した少年はフェリシアにそれらを持たせ階下へ送り出した。

 

「ふわぁねむ……まだ6時半じゃん、いろはもシュウもちょっと早くね?」

 

「……いろはは朝飯だけじゃなくて俺の分の弁当も用意してるからな、早起きしないと間に合わないんだよ。俺の方も洗濯とか掃除とかやっておかないと一気に悲惨なことになるし……ほら早くいったいった」

 

 大きなあくびをしながら立ち去るフェリシアを確認した少年は、部屋に戻るといそいそと掃除に取り掛かる。

 ――幸運水のウワサの討伐、マギウスの翼に所属する魔法少女と組んで防衛に臨んでいた魔女守のウワサとの戦闘。幸運水を飲んだことで生じた24の幸運と与えられた幸運の反動を回避すべくウワサを襲撃したいろはたちに合流した少年も含めた戦いは、いろはがドッペルを展開した天音姉妹を打ち倒しウワサを破壊したことで幕を引いた。

 

『これは……やはり、あの人の言っていた通りになりましたか。話には聞いていましたが、本当に単独で魔女守さんを抑え込むだなんて』

 

『なん、で――』

 

『み、みふゆー!!』

 

『……久しぶりですね、やっちゃん。鶴乃さん』

 

 シュウと魔女守のウワサの戦闘は事実上の引き分け。ウワサを倒したいろはと鶴乃が広間で魔女守と相対していた少年と合流したことでシュウと同じ顔をした剣士はあっさりと敗北を認め刃を納めた。

 その後まもなくウワサの様子を見に来たマギウスの翼、梓みふゆが合流――やちよの、鶴乃の探し人であった魔法少女は再会の言葉を交わすのも手短に幻惑を駆使して囚われの身となった天音姉妹を連れ魔女守のウワサとともに離脱、地下水路から姿を消していった。

 

 ……先ほどの電話も、そのどさくさに紛れ交換した連絡先を用いてのものだ。ヒトとしての戸籍も持っていないだろう魔法によって生み出されたウワサがどのようにして携帯会社との契約を済ませたかは定かではないが、シュウの個人情報が勝手に使われた気配もないのでどこぞで魔法少女の力でも借りたのだろうと判断する。

 こうして連絡先を交換したのも同じ顔をしたウワサに好き勝手動かれたら困る少年が帰るならせめてもう魔法少女に喧嘩を売るのはやめろと詰るついでに要求したものだった。少なくともシュウに意図してウワサを壊すつもりはなかったものの、マギウスの翼お抱えのウワサを倒したのはこちらの陣営だ。聞き出した連絡先もどこまで信用できるかといった思いもあったが……早速電話をかけたときの向こうの反応をみるに半日前には殴り蹴り斬りあっていたにも関わらずこちらからの接触は拒絶するつもりもないようだった。

 

 ……まあ、もし連絡を絶たれたとしてもこちらはマギウスの相談役とでもいうべき立場である老婆の『秘密基地』を既に把握している。それで再度何のアフターケアもなしに魔女守が神浜の魔法少女に襲いかかるようならば、確認次第上司のところに乗り込んでクレームをぶつけるだけなのだが。

 

(でももう魔女守と戦ってる魔法少女には多分顔を覚えられてるんだろうな……。七海さんならアレと遭遇した魔法少女と知り合ってるかもだしなんならSNS経由で魔法少女の間に周知した方が……でもなあ、最近呟いてないとはいえレナみたいにブロックしてる魔法少女も結構いそうだし……。自慢したいとはいえ惚気話はちょっと失敗だったかな……)

 

「倒したばかりで言うのもなんだけど幸運水はやっぱ欲しかったな、ブリ返しの不幸はいただけないけれどはっきり言って幸運なんていくらあっても足りないし……」

 

 懸賞の当選、アイスの当たり、1000人目のお客様、ゲームセンターでのポイント荒稼ぎ……。フクロウ幸運水を飲んだことによるいろはやフェリシアの身に起きた幸運の恩恵は既に把握していた。降って湧いた幸運にはしゃいだフェリシアに連れられる形であちこちで幸運の恩恵を受けたいろはは昨晩家に帰った段階で間食を控えようと決心したようだが。もっといっぱい食べていいんだぞとは思うのだが。

 話を聞いたやちよに懸念されていた幸運水の反動……幸運水を飲み続けなければいずれ溜め込まれた不幸に襲われるといった被害も今のところはない。大本のウワサを倒したおかげか、幸運の対価を払うこともなくメリットを受け取ることができているのはありがたいことこのうえなかった。

 

 なにせ、ここ暫く難航していた下宿先も昨晩丁度――。

 

「「あ」」

 

 部屋に脱ぎ捨てられた衣類をかごに突っ込んで階段を下りていたシュウは、リビングから向かって来ていたいろはと鉢合わせる。

 シャワーを軽く浴びていたのだろう少女の髪はドライヤーを浴びてこそいるようだがまだほんのりと湿っている。朝ごはんの準備でもしていたのか、制服の上からエプロンを纏っていた彼女は、2階から下りてきたシュウの顔を見て頬を紅く染め固まった。少年もまた直前に交わしていた言葉が普通にセクハラであっただけにどうしたものかと頭を悩ませる。

 

 いろはの方も何かしらの負い目を感じているのか、やや態度はぎこちなかった。桃色の瞳を揺らした彼女は恋人を意を決したように見上げると躊躇いがちに声をかける。

 

「えっと……シュウくん、朝ごはんできたから! 洗濯物ありがとう、お弁当もあるから後で包む用のナプキンを持ってきてくれると……」

 

「あ、うん。それはわかったけど――いろは」

 

 音もなく数段を飛ばし階段に着地、床を滑らせるように洗面台の方にかごを置くと足早にキッチンに戻ろうとしたいろはの腕を掴んだ。

 変に頭を回すより伝えておきたいことさえきちんと受け取る側に伝えられるように話せるならそれが一番なのだ。目を丸くした少女をリビングにいたフェリシアから隠れるように廊下まで引き寄せながら頭のなかで要点をまとめるシュウは、いろはと視線を合わせ口を開く。

 

「……さっきは茶化すようなこといってごめんな」

「いろははよく俺にいつも助けて貰ってるとか、どうしたら返せるかとか言っているけれど……俺だっていろはにはいつも助けられてるし、支えられてるよ。だから俺が好きでやってることに――いろはを護りたいって自己満足でやってることをそこまで引きずることはないってのは言いたいなって思った。それだけだ。……ああそうそう、あと俺はちょっとメンタルあれないろはのことも大好きだし可愛いと思うよ」

 

「ぇあ」

 

 顔を寄せられ睦言のようなことを囁かれるのにわかりやすく頬を紅潮させたいろはは、好き…可愛い…と噛みしめるように少年の口にした言葉を繰り返し吟味し――あれ、と目を瞬く。

 

「ねえ、シュウくん、メンタルあれってそんなに私酷かったかな……待ってシュウくん、起きたとき言ってたこと私あまり覚えてないんだけれどそこまで酷かった? シュウくん?」

 

「正直目はヤバかったかな……」

 

「目?!」

 

 後方で物凄く不安そうな声をあげるいろはに苦笑しながらリビングへ向かっていく少年は、既に配膳された朝食が並ぶ前で座って遅いぞと唸るフェリシアに詫びをいれながら席につく。

 何か釈然としない表情をしたいろはも少年の隣に座り。いただきます、と口にしそれぞれが朝食を……味噌汁、焼き鮭、ごはんに卵焼きと揃った献立を口に運んでいくなか、シュウの隣で味噌汁を啜っていたいろはは何かを思い出したように目を見開いて彼に視線を向けた。

 

「……シュウくん、荷物の方は大丈夫そう? 私は部屋にあるものを纏めるだけでいいけど……シュウくんも家に沢山荷物置いてあるでしょう?」

 

「ん。俺はぁ……置きっぱなしにしてある本やマンガ回収すれば後はいろはと大差ないかな。服やらと一緒に段ボールにでも詰め込めばそれで終わりだし。向こうの学校が中高一貫だから年単位で過ごすことになるだろうけれど月に1回くらいは掃除に戻るつもりだから家のなかの荷物ぜんぶひっくり返して……ってことにはならないと思う」

 

「そっか。……先生は知ってると思うけれど、シュウくんは転校のこと他のひとたちには伝えてるの?」

 

「いや、まったく。そろそろクラスの友だちや運動部の顔見知りには教えておこうかなと思ってるけどな」

 

 あまり周りに周知するつもりもなかったが……いろはの両親が出張する段階で必要な段取りはある程度済んでいたこともあり、ネックであった下宿先も決まった以上転校までかかる時間も短い。神浜に訪れるようになって忙しない日常を送るなかで疎遠になりつつあったクラスメイトや後輩と顔を合わせることも一気になくなるだろうことは想像がついた。

 下手に漏らして転校前のお別れ会など企画されてもスケジュールの都合などつけられない、基本的には担任にしか伝えていなかったが……神浜市に引っ越すまでの時間もそう遠くはない、そろそろ友人や後輩くらいには伝えておいた方がいいだろうと結論づける。

 

 とはいえ、そちらの方にあまり時間をかけることはないだろう。食事を終えごちそうさまと空になった皿をキッチンに運んでいく少年は、時間を確認しながらぽつりと呟く。

 

「みかづき荘……やちよさんのところにも、ちゃんと挨拶に行かないとな。これから住まわせてもらう訳だし」

 

 果たしてこれは幸運水の齎した最期の幸運か、あるいはいろはの持つ巡りあわせ故か。数日をかけ準備を整えたシュウといろはは、フェリシアを連れ宝崎の自宅を離れ――神浜市で暮らすことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『どうしてあのとき、桂城さんをウワサの元に行かせたんですか?』

 

『……』

 

 大型の機材が空間の大半を占有する一室を訪れた梓みふゆの問いに、老婆は沈黙して目の前の画面へ向け手を伸ばす。

 

 手が翳される。ブオンと音をたて、老婆の前に並べられ様々な光景を映し出すスクリーンのひとつが画面を切り替えた。

 映し出されるのは、自分と瓜二つの容姿をした剣士を殴り飛ばす少年の姿。真空の刃を伴う吹き荒れた風に怯みもせず立ち向かった彼は風に乗り襲いかかった魔女守の振るう太刀を黒木刀で受けとめ、己の身体を後方へ薙ぐ衝撃をも利用し回転、地に突き立てた黒木刀を軸に回り構えられた腕のうえから蹴りを叩き込む。強引に体内に衝撃を通された魔女守は暴発した風に煽られた少年と反対の方向に転がり、そして黒く染まった太刀を構える。

 

『智江さんは……桂城さんの実力を知っていたんですよね? 彼が魔女守さんとぶつかれば痛み分け、ないし相討ちになることを知りながら、少数精鋭で防衛にあたっている幸運水のところに向かわせた。……貴重なウワサの1体をみすみす壊させた理由はなんですか?』

 

『マギウスに……ねむには詫びをいれたよ。あの配置をさせたのは私だし、そこにシュウを介入させたのも私だ。月夜ちゃんにも月咲ちゃんにも、そして魔女守にもウワサを壊された責任はない』

『それでも私がシュウを行かせたのは……そうだね、強いて言えばモニタリングかな』

 

『モニタリング?』

 

 シュウと魔女守の戦闘の記録を映した映像が切られる。

 

『私が魔女に殺されたあとシュウはムニンが追っていたけれど、私はその間死んでいたのと魔女結界の影響もあって暫くは「眼」を使って様子を伺うこともできずにいたからね。私もようやく満足に魔法を使うことができるようになってきたし、ここいらで一度遠慮もせずに本気でぶつかることのできる相手を用立ててあの子がどこまでやれるか確認しておきたかったんだよ』

 

 本当に彼女は人間なのだろうかと、みふゆは思わずにはいられなかった。

 当たり前のように一度は死んだと語るのもそうだが……まるで見も知らぬ他人のことでも話しているのかと思いそうになるくらいに、その声からは感情が抜け落ちていた。少年について語る間も様々な映像を映し出すスクリーンから目を離さずに操作する機材を用いて記憶を蓄積していく老婆は、スクリーンに映し出した光景の保管(ダウンロード)を終えると眉間を揉みほぐしながら息を吐く。

 

『確認、ですか』

 

『状況を分析するなら多くの目が、手足が要る。ヘマをすれば死ぬだけだからね、もしシュウを引き込むなら最低でも対魔法少女で最強といえるくらいの実力は持っていて欲しかったけれど……この分なら問題はなさそうだ。対魔女も魔女守や集雷針と絡めれば解決できるだろうし……』

 

『……一体、何をするつもりなんですか』

 

『魔法少女の救済。……事情が変わらなければ、だけどね』

 

 疲弊しきった声に、けれど諦観はない。

 一度は死に、そして生き残らざるをえなかった老婆は。その瞳にドス黒い執念を滲ませ唸る。

 

『予定通りに進めば……いや、もしマギウスが失敗しても私が魔法少女の救済は為す。そのために使えるものは何でも使うし、孫同然の家族も使いつぶす。……シュウも、全霊で魔法少女救済に尽くすだろうさ』

 

 本命は半月後……、()()()3()()()

 そう語る彼女の瞳が変色する。

 黒から、赫く、蒼く、極彩色に移り変わって――彼女の瞳に映るのは、一体なんなのか。

 

 

『魔法少女救済は完遂する。円環の女神にも為せなかった奇跡を、私は、私たちは起こして見せる』

 

 

 

 

 ここで終わる。

 ここから始まる。

 この路は、魔法少女最後の希望。

 

 




利美智江(かずみともえ)
魔法:観測の眼、■■、■■
・年齢は86。魔法少女最高齢と言われたら軽く呪う。
・生まれつき盲目だった。
・彼女のソウルジェムは黒ずんでいる。
・彼女の親友は魔法少女としては非常に珍しい願いの使い方をした。
・訳があって今は寝食の必要のない身体をしているが休息をとらないとたまにテンションがおかしくなる。
・シュウといろはの関係は認知。「嫌だったらちゃんといろはは断る」という前提のもと拒絶もされないまま段々と欲望の振れ幅をでかくするシュウとなんだかんだ満更でもないいろはの関係にそろそろ呆れてきてる。

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