今回は少しいつもと違う感じです。
もしかしたら……世界観を守るために消すかもしれない話です……
ーここは……どこ?ー
ーまるで…鏡の迷路みたい……ー
「ウフフフ……」
ー誰ですー
「ひどいわね……自分の顔も忘れたの」
ーえ……あなたは…私……
「ウフフフ……ねぇ……なんであなたは…あんな子達の下で働いてるの?……」
ー何が言いたいのです……ー
「……忘れたの……あなたが…何を…したのか……」
ー…………
「自分があの…戦争で……何を受け……何をしたのか……」
ー!……ー
「贖罪のつもり……それで…あなたがやってきたことの」
ー……ー
「そんな程度じゃあなたの罪はきえないわ……」
ー……うるさい!ー
ガシャン!
「ハァ…ハァ……」
ーウフフフ…無駄よ……ー
「え…」
ー私は影…光があれば必ず影が生まれる…ー
「……あなたは誰……」
ーあなたが私であるように私はあなた……私は私の影……鏡の向こうの存在……ー
「!……」
ーウフフフ……またいつか……会いましょう♪……もう一人の私……ー
「う……意識が……」
ーその時には……
答えを教えてね……
ウフフフ……ー
********
「お……る…に…あ」
(う…うーん)
「起きるにゃあ!ナザ!!」
「うわ!」
「やっと起きたにゃあ」
「姫ちゃん?」
「珍しいにゃね、私が起きるまで寝てるなんて、なんかうなされてたみたいだけど大丈夫にゃあ?」
「うん……大丈夫だよ…うん……」
「本当かにゃ?体調悪いなら無理しなくてもいいにゃあ」
「大丈夫だから…ほら、店主やオーナーが起きて来る前に準備しよう♪」
「大丈夫ならいいけどにゃあ、でもナザ」
「何?姫ちゃん?」
「何か悩んでるならちゃんと言ってくれにゃあ、私でいいなら何だって聞いてあげるにゃあ」
「……ありがとう…姫ちゃん、じゃあ何かあったら遠慮なく、言うね♪」
「そうしてほしいにゃあ♪」
「ほら、急いで準備しよう♪」
「はーいにゃあ」
(なんで……あんな夢見たんだろう……そっか……今日はあの日だからか…………)
**************
ナザの記憶……
お母様…お父様……どこ……
ナザこっちよ急いで……
ハァ、ハァ
あなた……どうして…
今は逃げるんだ…とにかく。
いたぞ!逃がすな!
しまった……お前はナザを連れて逃げるんだ!早く!
でも…あなた!
ここは俺がなんとかするからさあ!
お父様ーー!
ナザ……お前は……強くいき…
ハァ…ハァ……
お母様……!
私には構わず逃げて!
でも…良いから!
あなたは、私達よりもずっと強い……だからか……
………… 生きて……
復讐しよう!!やつらに!……
そうだ!やつらには神ではなく、我ら自身で裁きを与えるのだ!
…………
掟に背き、反対の者はいないな?
賛成!
当たり前だ!!
やつらに裁きを!!
殲滅は我らの掟だ!!!
…………
やめて……
…助けて……
嫌…
………
お願い……します…娘達だけは……この子達だけは見逃してください…………
………………
おい!なぜ貴様は敵を助けている!!
…うるさい……
ウフフフ……思い出した……あなたが何を受け……何をしてきたか……
皆様、今回も読んでいただきありがとうございますです。
なんと言うか……小説にすらなってない話になってしまいましたね……
この話が回収されるのか……とても怪しい…書いた自分が言ってですが…
本編の方もとっとと上げます‼️
では、次回をお待ちくださいです