藤丸立香の人理修復(二週目) 作:シャルロッ党
「起きて下さい、キャスターさん!」
シャルロットの俺を呼ぶ声が聞こえて目が覚める。
寝ていたのは1時間ほどだろうか?
今考えれば、例え疲れていたとしても寝るのは不味かった。
知っている人達に会って気が抜けていたのかもしれない。
もう少し考えて行動しなければいけないな。
【コルデー?】
「おはようございます!」
【うん、まだ夜だけどね。おはよう。
それで、何か用?】
「晩御飯の用意ができたので呼びにきました!」
【晩御飯?】
「はい!エミヤさんと一緒に作りました!これでも料理には自信あるんですよ?行きましょう!」
【いや、俺はいいや。サーヴァントだから食べなくてもいいし。俺の分はみんなで分けといて。】
「もう、そんな事言わずに行きましょう、キャスターさん!
みんながお腹いっぱいになれる量はありますから!」
連れて行こうとするコルデーに対抗するが、筋力で負けている俺は引っ張られながら連れて行かれた。
シャルロットにご飯を渡される。
とても美味しそうだ。
これ以上、駄々をこねるのは申し訳ないので頂く。
うん、エミヤとシャルロットが作ったと聞いていたので心配はしていなかったが、予想以上に美味しい。
「キャスター、少し良いか?」
俺がゆっくり食べていると、エミヤが声をかけて来た。
(ゴニョゴニョゴニョ)
「何だい?だそうです」
「街を助けに行くという事に異論はない。
だが、街一つを1日で崩壊させる相手に我々の戦力で迎えうてるのか気になってね。
答えてもらっても構わないか?」
(ゴニョゴニョゴニョ)
「恐らく問題はない。敵は5騎とデカブツ。デカブツは縁のあるあそこのシグルドがやれば良い。他は分担で1人一騎ずつで当たる。こちらは危なそうな者の所に随時乱入する。らしいですよ!」
「何故、彼がシグルドだと?」
口を滑らせた!何とかリカバリーを図らなければ!
(ゴニョゴニョゴニョ)
「真名看破を低いランクで持っている。それでだ。」
「真名看破を持てるのはルーラーだけじゃないのか?」
カドックゥ!
(ゴニョゴニョゴニョ)
「多少イレギュラーな存在だからだ。この様な事態でなければ俺はまず召喚されない。後、ルーラーではない。」
「他には何か持ってないの?」
お前もか、立花!
(ゴニョゴニョゴニョ)
「毒耐性が高い。他は言う気はない。」
「他はって事は他にも持っているってことだよね。」
アホっぽい子!何!?そんなにみんな俺の情報ほしいの!?
「はいはい!僕も質問!
キャスターは男?女?どっち?」
「男です!」
シャルロット!せめて俺の答えを聞いてから言ってくれ!
突如始まった質問責めはしばらくしたら治まった。
【マスター、お話よろしいでしょうか?】
カルデアのマスター達が寝静まり、ザーヴァント達が交代で見張りをしている時にシャルロットから何羽が入った?
【良いよ、コルデー。】
【マスターは何故、正体を隠すんですか?
カルデアの皆さんにも私にも。
何故、そこまで警戒をするんですか?】
まぁ、気にはするだろうな。
ここまで徹底して正体を隠すのだから。
しかし、バレると俺の今までの事を話さなければいけなくなる。別の世界線で人理修復したとか言えるわけない。
更にはAチームが敵対した事まで知られればカルデア内なギクシャクする可能性もある。
【今は話せない。】
【・・・そうですか】
【でも、ラ・シャリテの戦いが終われば話すよ。
その時にカルデアのマスター達からも一度離れるつもりだしね。】
【分かりました!その時にはちゃんと話して下さいね?】
【あぁ、約束するよ。ちゃんと話す】
その後もたわいのない話をしながら、夜はふけていく。
イマイチかもしれないですが、許して?