藤丸立香の人理修復(二週目)   作:シャルロッ党

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駄文の中の駄文。
次からはもうちょっとクオリティ上がるから許して?

2月4日
ちょっと変えました。


先手必勝

早朝、ラ・シャリテへと向かう途中、俺は窮地に陥っていた。

 

「ファイトですよ、キャスターさん!

後、もうちょっとですから!」

 

シャルロットの声援を受け、ふらふらになりながらも歩く。

 

【ぎづい!】

 

サーヴァントで人間の頃よりも体の性能は上がっているはずなのに、何でこんなに辛いんだ!?

立花達から逃げた時はこんな事にはならなかった。

一度、ステータスを確認する。

 

筋力…EX

耐久…EX

敏捷…EX

魔力…EX

幸運…EX

宝具…EX

 

意味がわからない。

ステータスが更新され、変なことになっていた。

全てがEXになり、何処がどうなっているのか判別がつかない。

EXは規格外を意味するので、今はスタミナと足の速さがカスみたいになっているから、敏捷は規格外に低い・弱いということになるのか?

元々低かった敏捷・耐久・筋力は規格外に低くなったと考えた方がいい。

恐らく、元々高い魔力と幸運は規格外に高くなった筈だ。

一つ言ってもいい?

これ、人間の頃よりも弱くなってない?なってるよね!

アンリマユより弱いって!

 

「キャスター、僕が背負ってあげようか?」

 

ふらふらの俺を見かねてか、アストルフォから救いの手が差し伸ばされた。お願いしそうになるが、それで良いのだろうか?

・・・良いのだろうな!

俺は全力で頭を縦に振った。

 

 

一番のノロマが消えた事で、俺達はスムーズにラ・シャリテへと到着することが出来た。

今、立花達とは二手に分かれている。

街で情報収集する方と竜の魔女を警戒する方。

当然、俺達は警戒する方だ。

まぁ、ぶっ倒れて痙攣して消滅しかかっている俺は警戒なんてとても出来ないが。

 

「キャスターさん、大丈夫ですか!?」

 

(ゴニョゴニョゴニョ)

 

「大丈夫だ。問題ない。だそうです!」

 

「とても大丈夫そうには見えないのですが!?」

 

まぁ、ジャンヌが心配するのも仕方ないだろう。

もし、俺が今の俺と同じ姿をしている人を見たら同じことをするだろうし。

 

(ゴニョゴニョゴニョ)

 

「大丈夫、俺は銃で撃たれても腹わたいじられても平気だった男。何回も死にそうな目にあったがその度に立ち上がって来た。幸運EXは伊達ではない。だそうです!」

 

「キャスターさんが一体何処のサーヴァントなのかは気なりますが、その話の何処に幸運が関係しているのですか?

どちらかというと、耐久では?」

 

その後、何とか消滅せずに済み、たわいもない話をしながら遂にその時は訪れた。

 

「あれが、竜の魔女・・・」

 

ジャンヌと邪ンヌの問答が行われているのを聞き流しながら、相手の戦力を確認する。

 

かつてと同じ、ヴラド、カーミラ、デオン、マルタの4人とファヴニール。

 

ファヴニールは邪ンヌの性格だから最初から動かすとは思えないが、戦力差がある現状どう動いてくるかは不明だ。

 

(ゴニョゴニョゴニョ)

 

「オフェリアさん、キャスターさんが言いたい事があるそうです。」

 

気づかれないよう小声で言ってもらう。

 

「何かしら。今、緊迫した状況なんだけれど」

 

「セイバーの宝具でファヴニールにダメージをいれてだそうです」

 

「あの竜が、ファヴニール!?それは本当なの!」

 

「もうちょっと小声で話してください!

キャスターさんが魔術で強化するから一発だけでいいので撃って欲しい。気になるならモノホンに会ったそこの竜殺しに聞け?」

 

「・・・本当みたいね。」

 

オフェリアに親指を立てながら、サムズアップする。

 

「・・・タイミングは?」

 

「行きなさい、お前達!」

 

(ゴニョ!)

 

「今!」

 

「セイバー、令呪を持って命じます。悪しき竜を打ち倒して!」

 

そのタイミングにのせて、ありったけのバフを載せる!

 

これ、側からみたらどうなってるんだろうなぁ。

 

一瞬でコートが膨れ上がったりしてるのかな?

 

『瞬間強化』『全体強化』『魔力放出』『コード:F』『幻想強化』『ブルー・スプラッシュ 』『ファースト・シャイン』『オーバー・チャージャー』

 

「了解した。行くぞ、ファヴニール!真名解放。此れなるは破滅の黎明――『壊劫の天輪ベルヴェルク・グラム』!」

 

最大限のバフを持った『』はファヴニールへと命中し・・・・消しとばした。

 

邪ンヌが地面に落下していくのを見ながら思う。

 

火力出しすぎちゃった?

 

 

 

 




読んでて死になくなりました

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