対魔忍独立遊撃隊『ソレスタルビーイング』   作:自己満足です

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お久しぶりです!


第2話「天使の再臨と傷付いた執事 Ⅱフェーズ」

大小様々な木々が生い茂る五車の山中。

 

対魔忍たちの訓練の場であり、また外敵からの防御ために様々な罠が仕掛けられている。

 

 

「──追えっ!! ()()はそう遠くには行っていないぞ!!」

()()()()には死の鉄槌を!!」

 

 

複雑の対魔忍が、獲物を求めて動き回っていた。

 

 

(裏切り者は、貴様らの方だろうがっ!!)

 

 

対魔忍スーツを着たクールな雰囲気の美女──ふうま天音は、酷く負傷しており、普段の敏捷さは影を潜めている。

 

天音はふうま宗家に近い親戚──分家──の生まれである。

 

高過ぎる戦闘能力は親や周囲から恐れられており、幼いころから戦場に駆り出されて苛烈な幼少期を過ごした。

 

その才能に惚れ込んだ弾正に育てられ、執事として仕えていたが弾正の死後は、彼の意思を継いで五車と敵対行動を取っている。

 

 

「居たぞ!!」

 

「殺せっ!!」

 

「ちっ!」

 

 

追っ手に見付かった天音は、対魔粒子を纏わせたクナイを放つ。

 

それは銃よりも疾い速度で飛翔する。

 

さらに、その狙いは精確で──二人の敵の喉元を喰い破る。

 

 

「「──!!!?」」

 

 

敵は悲鳴を上げる事もなく絶命した。

 

 

「覚悟っ!!」

 

「死ねぇぇぇっ!!」

 

 

左右から二人の襲撃。

 

天音は慌てることなく、対魔粒子を脚に()()()()()纏う。

 

 

「ふうま体術・風鳴り」

 

 

──ふうま体術

 

対魔粒子を効率的に運用し、長期戦を想定した体術である。

 

ふうま一族のほとんどが何らかの『邪眼』を有している。

 

邪眼は強力故に、基本的に対魔粒子が普通の忍術より消費が激しい。

 

対魔粒子の保有量は時間の経過で回復するが、対魔粒子を使う度に体力や精神力が削られる。

 

そのため消耗の激しい邪眼の連続使用は難しく、弱点をカバーするために生まれたのがふうま体術である。

 

──ちなみに、無意識レベルの身体能力拡張程度では、消耗と回復で釣り合うために常時対魔粒子を使っていても何ら問題ない。

 

 

「「・・・・???」」

 

 

天野の鋭い蹴りはまさに鋭利な刃物の如く。

 

── 一閃、二閃。

 

切断面から血が勢い良く、留めなく吹き出して血雨を降らせる。

 

襲撃者は首と胴体を切り離され、痛みを感じる間もなく絶命したのだろう。

 

その証拠に苦痛ではなく、呆けた表情をした生首が転がっていた。

 

 

 

 

 

 

第2話「天使の再臨と傷付いた執事 Ⅱフェーズ」

 

 

 

 

 

 

天音は傷付いた身体にムチを打ちながら、()()()に向かって進む。

 

 

「・・・・はぁっ・・・・はぁっ・・・・」

 

 

その歩みを悟らせないようにカモフラージュして来たため、身体にかかる負荷がさらに増したが、敵を撒くには仕方ないことだ。

 

天音は息を切らしながらも、五車山中にひっそりと建つ別荘が、遠くにだが視認できる位置までたどり着いた。

 

ふうま弾正が作った別荘は、ふうま一族が集い夢を語り合った秘密の集会場でもあった。

 

今は無人となっているが。

 

 

「・・・・弾、正様・・・・」

 

 

『五車の反乱』で、ふうま弾正を筆頭に()()()()()()()()()()()()()()()()が処断されてから──約10年。

 

反乱で生き残ったふうま一族──ふうま抜け忍衆は、様々な理由で米連──正式名称『アメリカ及び太平洋諸国連邦』──に所属していた。

 

弾生の執事であった天音を中心に、()()()()()()()()()()()()()()()は1人、また1人と減り続け、今では天音を含めても5人しかいなかった。

 

理想を棄てて、私利私欲のために米連に完全に鞍替えしたふうま抜け忍衆に、いい加減愛想を尽かせていた天音たち。

 

だが、()()()()をどう歩んでいけば良いかか意見が割れていた。

 

そんな天音たちに、任務中の負傷により戦闘は出来なくなったものの裏から支援している──佐郷鶴を通して『R』と名乗った者から通信が送られて来た。

 

──ふうま当主(刹那)は君たちを必要としている。 彼のもとで対魔忍としての()()を取り戻すために戦いたい者は戻って来るといい。

 

その際に鶴は何故直接刹那が連絡して来なかったのかと、Rに聞いた。

 

──この状況を利用すればふうま当主を討つ事や捕らえることが可能だよ。 僕は君たちを知らない。 彼に危害が加えられるのは望むところではない。 だから、あえて君たちとは無関係の僕が彼の言葉と合わせて、忠告メッセージを送らせてもらおうと思ってね。

 

──彼が無力なお飾りだけの当主ではない、ということは気づいてもらっていると思う。 井河家には10年前に行方不明になった()()()()()()()の居場所を突き止められないにも関わらず、彼は君たちを()()している。 だから、()()()()()を起こさないでもらいたいね。

 

最後に、とRは付け加えた。

 

──彼は共に歩むことを強制している訳ではない。 むしろ戦う意思が無い者は、一般人として生きて欲しいと願っている。 返答は1週間待つよ。

 

Rからのメッセージを受け、天音たちの意思は決まった。

 

5人は刹那と面会したのちふうま一族に復帰するかを決めたい、との旨を翌日にはRに電子メールで伝えた。

 

その翌日にはRからのメッセージは届いた。

 

──ふうま当主は君達の意思を歓迎するとのことだよ。 合流は1ヶ月後の1200に『別荘』で。 これから送る座標には、当日には()()()()を開けておく。 ここから入ってくれ。

 

1ヶ月後、天音たちは指示された座標から五車山中に入った。

 

普段は五車の対魔忍たちが警備についているが、Rの言った通りに遭遇することなく難なく侵入できた。

 

だが、事はそう簡単にはいかなかった。

 

山中には、米連に完全に寝返ったふうま抜け忍衆が待ち構えていたのだ。

 

状況からしてこちらの動きが読まれていたのだろう、と天音は即座に判断した。

 

仮に刹那が天音たちを罠にかけて始末しようとするなら、いくらでもやり方はある。

 

わざわざ五車に誘い込む必要性は無い。

 

目的は変わらないことをそれぞれ確認し、天音たちはそれぞれ散開した。

 

敵の主の狙いは──天音。

 

それに気がついていた天音は、同志たちの生存率を上げるためにあえて敵を引き付ける役を買ってでた。

 

天音は強襲を受けたときに同志を庇った時に負傷していたが、それを隠して行動していた。

 

 

(・・・・もうあの時には戻れない。 否、これからは──)

 

 

天音は感傷に浸りつつも確実に歩みを進めていく。

 

すると、別荘からは見知った気配を感じることができた。

 

 

「天音様!!」

 

 

佐郷鶴が倒れそうな天音に気が付き、駆け寄って肩を貸した。

 

 

「・・・・大丈夫だったか、鶴」

 

「はい。 お父様を含め、柳さん、梨本さん、河原さんは天音様のおかげで軽傷程度で済んでいます。 皆、別荘周りに偵察に出ています。 今の所、敵は付近に居ないようです。 間もなく約束の時刻になります。 部屋で応急処置をしますので、とりあえず中へ」

 

「・・・・そうだな。 頼む」

 

 

二人が玄関に足を踏み入れ用とした時──

 

 

「──っ!!!!!」

 

 

天音は鶴を中に弾き飛ばした。

 

鶴が尻餅を付くのと同時に、天音に無数のクナイと()()()が襲いかかった。

 

そのクナイは炎や、風、冷気を纏ったモノもあった。

 

 

「天音様っ!!?」

 

「問題ない! 中に隠れていろ!!」

 

 

無数のクナイや鉄の槍は天音に刺さる事なく、ピタリと()()()()()()()()()()()した。

 

邪眼──動転輪。

 

邪眼発動中、体に触れるあらゆる物体の運動エネルギーを奪い取って零にする。

 

刃や銃弾が襲ってきても、彼女の肌に触れたとたんに掠り傷一つ与えずに停止してしまう。

 

さらに、その運動エネルギーを身体に蓄積し、自らの力として利用することができる。

 

かなり強力な攻守揃った邪眼であるが、無論無敵とはいかない。

 

吸収できるエネルギー量に限りがあるし、発動中の対魔粒子の消費量も少なく無いのだ。

 

 

「ひょひょひょ。 さすがは弾正の執事ということかのう。 しぶといわい」

 

 

草木の間から杖を付いた小柄な老人が、部下の忍たちを連れて現れた。

 

 

「卍鉄っ!! 腐りきった貴様が弾正様の名を口にするな!!!」

 

 

鉄 華 院 卍 鉄(てっかいんばんてつ)

 

ふうま抜け忍衆の頭目。

 

元二車家──ふうま一族の主要家系──の幹部にして弾正の側近であった邪眼使いの老人である。

 

卍鉄は、視界範囲の金属を自在に変化させる──邪眼『天津麻羅』を持つ。

 

その使い方は、大きく分けて2つ。

 

己の所有する()()()()()を鞭のようにしならせ、或は伸縮自在の槍のようにして使用する。

 

そしてもう1つ。

 

戦場においてクナイやナイフ、刀、槍、防具や通信機器、車両──敵の持つそれら全ての金属が卍鉄の武器となる。

 

敵を倒すはずの武器が変形して自らを襲い、身を守る防具が逆に自らを圧殺する凶器に変わる。

 

卍鉄が、身体に金属を埋め込んだ者──『サイボーグの天敵』と呼ばれる由縁であった。

 

 

「天音よ、お主は若いくせに考えが古い、古いのう。 いつまでも死んだ者に忠義だの、恩だのと。 ──それに、弾正の義理はあの無謀な反乱に加勢したことで果たしとるわい」

 

「加勢っ!? ふざけるな!! 貴様は我が身可愛さに()()()()()()()()()()()()()外道がっ!!!」

 

 

弾正は邪眼使いの肉体を強制的に支配できる邪眼──『傲眼』を持っていた。

 

強力だが、邪眼使い意外には効力を発揮しない忍法である。

 

けれども桁外れの量の対魔粒子を扱えた弾正はふうま体術と我流の剣が合わさって戦闘力は、アサギの父にして当時最強の対魔忍と言われた──『井河豪鬼』と同等と言われていた。

 

そんな弾正や側近の猛者たちが豪鬼たちに()()()()()()()()()()()()()()()は、実に昼夜を問わず10回を越える奇襲を受けたことにより大きく消耗していたことにあった。

 

 

「ひょひょひょひょ♪ よう、気づいたのう。 弾正の邪眼はワシらのような邪眼持ちには人溜まりもないからのう。 井河の者たちとの取引が成立しても、万が一にも逃げ延びられてはたまらん」

 

「・・・・っ!!!!」

 

 

天音は殺気の籠った瞳で睨み付ける。

 

けれども卍鉄の実に愉快そうな、嘲けきった笑みは変わらない。

 

「じゃから念入りに弾正とそれに従う阿呆共は弱ってもらったよなあ。 天音よ、()()()()()()()()()()()()()()()()()じゃろう♪」

 

 

天音は思い出した。

 

弾正や多くの仲間の最後の時。

 

皆は身体はボロボロだったが、闘志はまったく衰えなかった。

 

──次に杯を交わすのは勝利の祝杯を上げる時だ。

 

弾正の力強い言葉と共に()()()を飲み干し、井河の者たちとの決戦に挑んだ。

 

その最中──敵との交戦時に()()()()()()、左腕が使い物にならなくなるほどの大怪我を受け、井河の者に捕縛されてしまった。

 

そのせいで弾正が討ち取られるのを黙って見ることしか出来ず、盾になって死ぬことも出来なかった。

 

 

「卍鉄ううううぅぅぅぅっっ!!!!!」

 

 

天音は自らの怒りにより冷静さを失った。

 

卍鉄の邪眼ことが、すっぽりと頭から抜け落ちていた。

 

ただ、ただ憎んでも憎みきらない怨敵を殺す事だけに思考が走る。

 

だから──自らの()()()()()()()()()()()()()()を向けた。

 

掌に取り付けられたエネルギー射出孔が輝き、今まで動転輪により溜められてきたエネルギーが強大な対魔粒子ビーム砲となり射出されようとしていた。

 

直撃すれば上級魔族でさえ消し飛ばす威力があり、簡単に自らを消し炭に変える知る攻撃を前に忍たちは焦りが見える。

 

しかし卍鉄は余裕の笑みを消さない。

 

 

「邪眼・動転輪!!」

 

 

天音が術を発動させた。

 

射出孔から周囲を焼き焦がすほどの狂暴な輝きが暴れ出る。

 

その瞬間こそ──卍鉄が()()()()()()だった。

 

 

「邪眼・天津麻羅」

 

 

ニヤリ、と嗤い卍鉄が術を発動させた。

 

 

「ぐああああああああああぁぁぁぁっ!!!!」

 

 

激しい閃光と衝撃波、さらに爆音が走り、辺り一面に土煙が巻き上がる。

 

土煙が収まり、視界が晴れる。

 

無傷の卍鉄の視界の先には、別荘の壁に叩きつけられて重症を負った天音の姿があった。

 

天音の左腕は木っ端微塵に吹き飛び、サイボーグアームを形成していた金属たちが彼女の身体の隅々に突き刺ささり、命の危機にさらしている。

 

 

「ひょひょひょひょ。 ()()()()()()()()()()()のう。 殺すつもりが手元が狂うてしまったわい」

 

 

卍鉄はわざとらしく肩をすくめた。

 

 

「本来は()()()()()()()()調()()()()()()ものじゃ」

 

 

卍鉄は唐突に、愉快そうに語りだした。

 

 

「対魔忍はサイボーグ手術を施し、さらに対魔粒子で能力拡張した方が戦闘力は高いわい。 じゃが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ために武器の威力上昇程度の無理とは比べ物にならないほどに対魔粒子の消耗が激しいわい。 平均して3分程しか持たんじゃろうな。 それではとても使い物にはならん。 それならば少々戦闘力は落ちようとも、生身で対魔粒子による身体能力拡張の方が戦闘継続時間も断然長く、総合力は比べようもなく高いのう。──これが対魔忍が怪我以外で積極的にサイボーグ手術を行わない理由じゃな」

 

だが──何事もに()()はある。

 

 

「じゃが、お主や佐郷のように金属との相性の良い者も居る。それはワシにとっては非常に喜ばしくないことじゃが」

 

 

邪眼・天津麻羅は現代戦においてかなり使い勝手が良く強力であるものの、干渉系邪眼の弱点とされる()()()()()()()()()()()()を持つ。

 

つまり──接触している状態ならともかく、非接触時には金属に対魔粒子が纏った状態なら金属変化を起こせないのだ。

 

相手が卍鉄の邪眼を知らない状態なら、対魔粒子や魔力による金属防護をしていないのであっという間に瞬殺される。

 

けれども、天音は卍鉄の邪眼は当然知っている。

 

だからこそ左腕に対魔粒子を纏わせることを忘れず、卍鉄に術を使わせる隙を与えなかった。

 

だが──卍鉄は自らの術の対策をされているのは百も承知であるからこそ、部下に攻撃をさせて天音に動転輪によるエネルギーを蓄えさせ、さらに冷静さを忘れさせるように昔話をし、()()()()()()動転輪による対魔粒子ビーム砲を放たさせ、発射する瞬間に射出孔を金属変化させて塞ぎ、彼女の自爆を誘発したのだ。

これは卍鉄も天音の邪眼を理解しているからこそ、最大の弱点──対魔粒子ビーム砲の発射する瞬間に、動転輪の守りが途切れて、対魔粒子がビーム砲に持っていかれてるということ──を利用した戦術であった。

 

「まあ、何にしろお主はワシには及ばんかった、ということじゃよ」

 

卍鉄は天音が辛うじて意識を繋いでいるだけで精一杯であることを看過していた。

 

だから無駄に話をする余裕を見せる。

 

 

「さて、と。 お主には散々ワシの部下が殺られたからのう。 ただ殺しては面白くもないわい」

 

下卑た笑みを浮かべる卍鉄。

 

天音はせめて鶴だけでも逃がす、と考えを巡らせた。

 

彼女の思い付いた方法はただ一つ。

 

先ほどの膨大なエネルギーの爆発を受けても彼女が()()()()()()()理由である──動転輪を使うこと。

 

射出孔が完全に破壊された今、破壊前のような威力は望めない。

 

けれども、エネルギー消費のキャパシティーを超えた最大値のエネルギー量は体内に保有している。

 

両腕が使えないために照準は全く出来ないが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()──自爆──は可能である。

 

鶴は幸いにして、別荘内に居たために爆風で煽られて気絶しただけのようだ。

 

これならば自爆しても別荘が盾となり鶴を守り、たとえ敵を一掃出来なくても時間稼ぎは可能だろう。

 

(・・・・動転輪の発動で佐郷は異変に気が付いたはずだ。 奴らならば手負いの卍鉄に遅れは取らない・・・・)

 

 

天音は辛うじて動く頭を動かし、小さく首を振った。

 

 

(弾正様・・・・間もなくそちらに私も行きます。 言い付けを果たすことなく朽ちるのをお許し下さい・・・・)

 

 

天音は覚悟を決めた。

 

 

「身体をしっかり治して、今後はワシらのために奴隷として、佐郷の娘と合わせて飼ってやろうかのう。 ひょひょひょひょひょ♪ ──捕まえてこい」

 

 

卍鉄の命令で忍たちが一斉に動いた。

 

 

「・・・・ともに朽ちろ・・・・」

 

 

呟いた天音の瞳から闘志は消えていない。

 

それに不穏な空気を感じた卍鉄は、即座に命令を変更した。

 

 

「殺せ!! 其奴は何か企んでおる!!!」

 

「「「「「──っ!!!!!??」」」」」

 

「今さら遅いっ!! 邪眼・動転──」

 

 

天音が術を発動しようとした瞬間──幾つもの眩い()()()が天音と忍たちの間に降り注いだ。

 

その光は容赦なく地表を食い破り、幾つもの深いクレーターを生み出した。

 

直撃すれば骨も残らない破壊の光に、忍たちはゾッとしている。

 

これが天音の攻撃で無いことは、彼女が驚愕の表情で()()()()()()()()ことで証明されている。

 

天音や卍鉄、忍たちが見上げた空から、緑の光の粒子を放出しながら、()()は天音を守るかのように彼女を背にして舞い降りた。

 

 

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