デジモンアドベンチャー 優しさの少女と転生デジモン 作:Zelf
いつも通り、後書きでアニメ感想書きます。今回は短めになると思いますけどね。
今回はタイトル通り、オリジナル展開が含まれています。今回、多分今までで最長です…ゆっくりとお楽しみ下さい!
「なんてことだ…ここは本当に、島だったんだ。これからどうすれば良いんだ、僕達は…」
「丈君…」
「太一、何してるの?」
「地図を作ってるんだ。これから何かの役に立つかもしれないからな」
絶海の孤島だと目の前の景色で実感した子供達。そんな中、楽観的なのか前向きなのか分からないが、太一がどこからか紙らしきものを取り出してペンで書き込んでいる。お前、どこからそんな物を取り出したんだよ?単眼鏡しか持ってなかったはずだろ?
「成る程、それは良い考えですね…?」
「とても役に立つとは思えん」
「太一って図工苦手だったよね…」
「書いた本人が分かってるから良いんだよ!」
太一が書いた地図は…言っちゃ悪いが落書きだった。これはきっと、太一が後で見ても分からなくなる書き方だと思うぞ。
「写真でも撮れたら良いんだけどね…」
「デジカメはありますけど…ここに来てからは動いてません」
「だよね」
あらゆる電子機器が殆ど使用出来ないからな…例外で光子郎のパソコンくらいだ。インスタントカメラとかなら撮影できるのかね?まあ、無いものねだりだから考えても仕方ないけどな。
「地図なんか書いても無駄だよ。もうどうしようもないんだ…」
「どうして、こんなことになっちゃったのかしら…」
「ミミ…」
「丈君、ミミちゃん…」
結衣が落ち込んでいる丈とミミに何を言ったらいいのか分からずにいる。全くの未開の地、そんな場所に子供だけで飛ばされ、挙げ句にはデジモンという不可思議な生き物もいる。こんな絶望的な状況で、気休めでも何て言えば良いのか、俺にも分からない。
そんな時、何処からか、ドカーン!という大きな音がした。方向からして、俺達が登って来た方からだな…
「何だ!?」
「見に行こう!」
全員で音のした場所まで向かうと、通った通路に穴が空いていた。その部分だけ崖崩れしたみたいな穴。パルモンに手伝って貰えば、渡れなくもないだろうが…問題は、その崖崩れした道の先にアイツがいることだ。
「あ、レオモンだ!」
「レオモンって?」
「レオモンは良いデジモン!」
「とっても強い、正義のデジモン!」
ライオンの獣人のような、二足歩行のデジモン。俺が、助けたいと思ったデジモンの一体だ。レオモンの目を見る限り…間違いない、もう操られてる。
「子供達…倒す!」
「っ…逃げろ!!」
「チッ…“ブレイジングアイス”!」
レオモンは腰に差していた剣、獅子王丸を抜き、崖を飛び越えて俺達を追い始めようとする。牽制で一発、冷気弾を撃ってみたが簡単に躱された。しかし、少しはこれで距離が稼げたはずだ。
と、ここで俺は結衣の変化に気がついた。この前と同じように、小刻みに震えているのを、手首を掴んで必死に隠しているようだった…そう、アンドロモンの時と同じだ。俺は跳躍し、結衣の手に収まるように身を委ねる。結衣もそれに気づき、咄嗟に俺をキャッチした。
「結衣!」
「っ!ロップモン…?」
「大丈夫だ、俺がついてる。行くぞ!」
「う、うん…!」
少しは安心させることが出来たみたいだ。太一達に若干遅れてしまったが、結衣はすぐに皆を追いかける。
しかし、ここで逃げてもその先にはオーガモンがいるはずだ…どうする、ここでレオモンと戦うか?デジヴァイスの光を当てられれば、レオモンは正気に戻る。俺達が戦い始めれば皆も戻ってきて協力してくれるはずだ。
…いや、ダメだ。オーガモンが戦闘中に不意打ちしてくる可能性が高い。そうなったら、誰かが怪我をしてしまうこともあり得るし…結衣も、オーガモンが出てきたら満足に動く事も出来なくなるかもしれない。ここは原作通り、挟み撃ちにされた所をカウンターにするしかない!
「あっ!」
「太一!!」
「太一君…!?戻って!」
太一が急に反転して、俺達の所まで戻って来た。どうやら、ポケットに入れていたさっきの地図を落としてしまったらしい。しかし、レオモンがすぐそこまで迫っているのを見た太一は足を止めた。
「“ベビーフレイム”!」
太一を助けようとしたアグモンの攻撃が、レオモンに命中。丁度射線上に地図があったから、キレイに燃えてしまったが、まああんな地図あってもなくても一緒か。グッジョブ、アグモン。
「ごめん太一、地図まで燃えちゃった!」
「しょうがないよ!」
ここからは緩やかな下り坂になっていて、比較的走りやすくなっている。少しずつレオモンと距離を離せているみたいだが…レオモンが本気で走っていないな。軽くランニングくらいのペースに見える。
「ハハハハハ!いらっしゃーい!待ってたぜぇ、覚悟しな!」
「オーガモンだ!」
「あれも本当は良いデジモンなの?」
「正真正銘の、悪い奴だよ!」
「選ばれし子供達、倒す!」
曲がり角からオーガモンが顔を出し、歩みを止めた俺達。後ろからもレオモンが追いつき、完全に挟み撃ちにされた。
「しまった、挟まれた!」
「最初から僕達を、ここに追い込む作戦だったんですよ!」
「そんな、レオモンとオーガモンは敵同士なのに!」
「レオモンの奴、操られてるからな…それより、来るぞ!」
「“骨棍棒”!」
「“獅子王丸”!」
オーガモンとレオモンがほぼ同時に俺達に襲いかかってきた。その時、子供達のピンチに呼応するように、六つのデジヴァイスが光を放った。
「アグモン進化――っ!!グレイモン!」
「ガブモン進化――っ!!ガルルモン!」
「パルモン進化――っ!!トゲモン!」
「ピヨモン進化――っ!!バードラモン!」
「テントモン進化――っ!!カブテリモン!」
「ゴマモン進化――っ!!イッカクモン!」
レオモンはグレイモン、オーガモンはカブテリモンの頭部の外殻に弾かれ、それぞれ三体ずつ相対する形になった。
「タケル、こっちだ!」
「いっけぇ、グレイモン!」
「“メガフレイム”!!」
「“ハープーンバルカン”!!」
「“チクチクバンバン”!!」
レオモンはグレイモンの火球を防いだ直後、トゲモンの攻撃を浴びせられ、オーガモンはイッカクモンの攻撃がヒット。ユニモンとサイクロモンとの戦いがあったとはいえ、六体の成熟期に二体の成熟期相手では分が悪い。
「トドメだ!」
「メガフレイ――」
グレイモンがもう一度攻撃しようとしたその時、俺達の頭上が突然崖崩れを起こした。大きな岩石が俺達目がけて降ってきたのを、グレイモン達が一斉攻撃をしたことで粉微塵となり、小さな石や砂となって降り注ぐ。
「くっ…皆、大丈夫か!」
「こっちは何とかな」
「もう嫌、こんなの!」
「あっ…アグモン!」
「大丈夫、ちょっと疲れただけ…」
気づいたら皆退化していたようだな。まあ、今日が初めての、一日に二回の進化だ。最初は疲れてしまうのは仕方ない。こんな時、進化出来ないのが歯がゆいけどな…俺も、早く進化したい。
「ロップモン、ありがとう…もう大丈夫」
「ん?ああ、そうだな。分かった」
「ロップモンの耳、すごーい!」
俺が結衣の頭を、耳を使って覆っているのを見たタケルがはしゃいでいた。結衣に抱えられている状態だと、これくらいしか出来ないからな。本当だったら、頭の上で耳を広げるつもりだったんだが。
まあ、とにかく…レオモンもオーガモンもいなくなったし、もう結衣から離れても大丈夫だろう。崖崩れに巻き込まれたと皆思っているみたいだが…実際は崖崩れに合わせて撤退しただけだ。今晩、あの館で襲ってくるだろうな。
「……」
「どうした?太一」
「何で急に、崖が崩れたのかと思ってさ」
「向こう側の道が崩された時に、罅でも入っていたのかもしれませんよ?」
「そうか…」
皆が下山を再開する中、結衣は俺に耳打ちするように小声で話しかけた。
「……ロップモン、どう思う?」
「…今は近くにはいない。でも、恐らく無事だろうな」
「レオモンとオーガモンのことだね…崖崩れは?タイミングが良すぎたと思うんだけど」
「ああ…上手く聞き取れなかったが、二体の協力者だろうな。何かあればすぐに言う」
「お願い」
本当は…戦いの最中、ずっと意識を崖の上に向けていたから殆ど聞こえていた。
お前の好きにはさせないからな…デビモン。
☆☆☆
「どう考えてもおかしいですよ、一日に二回の進化だなんて」
「いいじゃねぇか、おかげで助かったんだから」
「でも…」
「ねぇ、デジモン達がパワーアップしているとは考えられないかしら」
「そうか、その可能性はありますね」
「だがそうだとしても、今日はハード過ぎだな…」
「大丈夫?パルモン」
「全然大丈夫じゃない…」
「もう歩けないよぉ…」
アグモン達は、今日の戦いで酷く疲れてる…私達も、登山と下山で疲れてるし、もう夕方になってる。これから野宿の準備をするのは大変…出来るなら、ピョコモンの村とか昨日の温泉のような、食料や寝床の整った場所があれば良いんだけど、そんな都合の良い話は…
「…ダメだ。どこかゆっくり休める場所を探した方が良いな」
「そうね、私達もかなり――」
「あーーっ!!あれ!!」
……あった。都合の良い話。丈君が見つけたのは、大きなお屋敷だった。でも、何でこんな森の中に?誰かの別荘…でも、この世界にはデジモンしかいないんじゃ?
「やった!普通の建物だ!今度こそ、人間がいるに違いない!」
「待て、いきなり入ったら危険だぞ!」
「…?」
「どうした?太一」
「こんな建物、上から見た時にあったかな?」
「地図になんか書いてないの?」
「あー…」
「なくしちゃったの?」
「お前が燃やしちゃったんだろ!」
「あ、そっか…」
私もそこが引っかかる。こんな大きな建物が山の麓にあったら目立つのに…太一君を見習って、私も地図を描いておけば良かった。
丈君とヤマト君の後に続いて、私達もお屋敷の玄関に向かう。
「ごめんくださーい!誰かいませんかー?」
「どんな様子だ?」
「特におかしいところはないみたいだが…」
「それだけに、かえって不気味ですよ」
「…そうね」
「君たち、まさか引き返そうって言うんじゃないだろうね?こんな立派な建物があるっていうのに!」
「…それもそうだな」
皆、やっぱりこのお屋敷を警戒しているみたい。丈君は人間がいそうだからと興奮しちゃってるけど、私もここに入った瞬間に何か…寒気がした。中もイメージ通り立派なのに…あれ?そういえば、靴を脱ぐスペースがない。海外様式?
「わー、キレーイ!」
「ホントね!天使の絵?」
「タケル、天使って何?」
「うーんと、それはね…」
「こんな綺麗な天使の絵が飾ってある所に、悪いデジモンがいるはずないじゃないか!」
「まぁ、今更野宿っていうのも厳しいわね」
「仕方ないか…」
「皆、ヘトヘトだもんね」
「おーい!皆行くぞー!」
とりあえず中に入ってみたは良いものの…どうしよう?あれだけ大きな声で叫んでも誰も出てこないってことは、ここは空き家…?調べようにも、ドアが沢山あって…疲れている今はあまり探索する気も起きない。
「ロップモン、何か聞こえる?」
「…いや、物音一つしないぞ。誰もいないのは間違いない」
「ん、これは!」
「どうした、ガブモン?」
「食べ物の匂いだ!」
「えぇーーっ!!?」
「それもご馳走だ!!」
「えぇーーっ!!?」
「こっちだよ!」
ガブモンの案内でお屋敷の中を進んでいくと、やがてテーブルクロスが敷かれた大きな長机に、椅子が十六脚…ガブモンが言った通り、長机の上には豪勢な料理が並べてあった。
「食い物、だよな?」
「そう見えますが…」
「なんてラッキーなんだぁ…」
「こんな馬鹿な話があってたまるか!」
「いくらなんでも、話がうますぎるわ!」
「椅子の数も、丁度私達と同じ人数分あるね…」
「おい、お前ら!何勝手に食ってんだよ!」
ロップモンの声が聞こえて、見てみたらもうアグモン達が既に料理を食べ始めてしまっていた。これ、毒とか入っていそうとか思っていたんだけど…アグモン達は凄く美味しそうに食べてる。
「何とも無いのか?アグモン」
「うん!美味しいよ!」
「こんな旨いモン食わんなんてバチがあたるで!」
「……ぼ、僕は食べるぞーっ!少しくらいラッキーなことがあったって良いじゃないか!!いっただっきまーす!!」
…結局、私達はお腹が空いている状態で目の前に美味しそうな料理があるというこの状況に屈してしまった。一人(?)を除いて。
「ロップモン、食べないの?」
「俺は今日、大した事してないしな。俺は建物の中を探索してくる」
「あ…もう」
そう言って、ロップモンは一人で部屋から出て行っちゃった。何か拗ねてるようにも見えたけど…もしかして、自分も進化して戦いたかったとか?でも、私は……
今は止めよう。折角こんなに美味しい料理が目の前にあるんだから…少し、ロップモン用に取り分けておこうかな。
ご飯を食べ終わった私達は、五日ぶりのお風呂を堪能した。ロップモンが戻って来て、お風呂と寝室、浴衣なんかの服も見つけてくれていた。
「まーた、バカやってる…」
「あぁ~良い気持ち~…」
「ロップモンもこっちでお風呂入れば良いのに…」
「えーっ!?ロップモンはダメですよ!」
「どうして?」
「だって、ロップモンって男の子でしょ?確かに声は高めだけど…!」
「あれ?デジモンって性別あるの?」
「「さぁ?」」
「でも、ロップモンが嫌がったんですよね?」
「うん…太一君達と男湯にいると思うけど。一緒に入っていったし」
でも、ミミちゃんや空ちゃんがパルモンやピヨモンと一緒にこうしてお風呂に入っているのを見てると、私だけパートナーがいないってちょっと寂しい…ロップモンの精神が男の子寄りだとしても、デジモンは性別無いみたいだから気にしないのに。
なんて思いながら、長めのお風呂を終えて、浴衣に着替えて…それからダブルベッドが八つある大きな寝室で、安全を第一に考えて全員その部屋で寝ることにした。
「わーい、ふかふかだー!」
「シーツも、布団も…まるで新品みたい」
「何だか林間学校みたい!」
「みたいじゃないよ…そもそも僕達はサマーキャンプに来てたんだ。それがどういうわけか…」
…何か、昨日に続いてまたしんみりした空気になっちゃった。丈君も、言ってから気づいたみたいで、すぐに「ごめん…」と小さな声で謝っていた。
「そうだよな…ただのキャンプに出かけるつもりで家を出たんだよな……」
「俺達がこのファイル島に来てから今日で五日…学校や町内会じゃ大騒ぎになってるだろうな…」
「パパ…ママ……」
「…今日はもう寝ましょう?デジモン達も疲れてるし…」
「…そうだな。お休み!」
太一君が明るくそう言って、皆もそれぞれ返事をして…私はベッドに横になりながら、ロップモンを軽く抱きしめる。
お姉ちゃん…お爺ちゃん…会いたいな。それに、学校の友達とも…ロップモンから、時間の流れが違うっていうのも聞いてるけど…やっぱり、早く会いたいな。お姉ちゃんの手料理が食べたい。お爺ちゃんの他愛ない話が聞きたい。それから、それから……お母さん、と……――
☆☆☆
結衣の奴…寝る前に泣いていたの、自分で気がついてないみたいだな。丈の空気ぶち壊し発言のせいで、リアルワールドのことを思い出したのかもしれない。全く、アイツは何回やらかせば気が済むんだ?
結衣が寝息を立て始めたのを確認して、手は届かないから、耳を使って結衣の涙をそっと拭き取る。それからしばらく、俺は寝たふりをしながら太一とアグモンがトイレに行くのを待つことにした。少し眠気もあるが、そこは我慢しなければ。それ程時間は経たないはずだ。
…それにしても、少し腹が減ったな。意地を張ってあの料理を食べなかったのは失敗だったか?いや、あの時じゃないと探索も出来ないし、建物の近くの森で木の実を食べることも出来なかったしな…仕方ない、そう言い聞かせているんだが…やっぱ、料理食べたかったなぁ……ハァ。
その後の風呂は、危うく女湯に連れて行かれそうになったのは大変だった。確かに俺もゆっくり入りたかったが、流石に女湯は…ねぇ?精神的に無理だった。結衣の奴、俺のこと男と思ってないみたいだな…まぁ、ゴマモンの女湯乱入も防げたし、どこかの旅館みたいな風呂で大いに楽しめた。それだけで良しとしよう。
…それより、この後のことを考えておかないとな。
これから相手にするのはレオモンとオーガモン、そしてデビモンだ。トイレに行った太一とアグモンが三体に遭遇し、デビモンによってこの館の幻覚が解除される。太一がデジヴァイスを落としたことで、レオモンに聖なる光が当てられて、それでレオモンが正気に戻るんだよな。でも、デビモンが子供達のいるベッドをあちこちに飛ばしてしまい、さらにファイル島も分裂してしまう。
今回は、戦えるのが俺しかいない。アグモン達が食べたのは幻の料理だ、実際は何も食べていないのと同じ…だから俺は、デビモン達に対抗する為にわざわざ森で食料を食べてきたのだ。ただ…正直言って、俺一人でどうこうできる相手ではないだろう。太一とアグモンが助かったのは、レオモンがオーガモンとデビモンを決死の覚悟で食い止めてくれたからだ。
今回、俺がするべきことは、太一とアグモンを逃がすこと。そしてレオモンがもう一度操られるのを防ぐことだ。その為には、俺は太一とアグモンがトイレに行く時に一緒に行く必要がある。だからこうして待っているんだが…問題は、結衣だ。起こして一緒に行って貰うべきか、俺一人で抜け出すべきか?
結衣も一緒に戦って貰えるなら、後ろから指示を出して貰えるから助かるんだが…危険すぎるんだよな、今回は。三体の成熟期に同時に襲われると…結衣を守り切れるとは思えない。
だが、一人でここに残していく場合…後々、結衣が分裂したファイル島のどこかに飛ばされてしまう可能性がある。そうなると、たった一人で結衣は生き残らなければならない。もしデビモンに操られたデジモンに襲われてしまったら…
「……チッ」
つい、小さく舌打ちをしてしまった。どっちを選んでも結衣が危険に晒される。
俺は、原作で死んでしまうデジモン達を助ける為にこの世界に転生した。本来巻き込まれるはずがなかった結衣を巻き込んで。
だから、俺は結衣を無事にリアルワールドに帰す責務がある。それが、俺が唯一結衣に出来る罪滅ぼしだ。
…そもそも、今ここで動く必要はあるのか?このまま何もしていなければ、誰も命の危険に晒されることはないはずだ。太一もアグモンも、きっとレオモンのおかげで助かる。たとえレオモンがもう一度操られてしまうんだとしても、このまま何もせずにいるのが正解なんじゃ…
「…んぅ……」
「…!結衣…?」
「ロップモン……まだ、起きてるの?」
結衣が目を擦りながら起き上がった。
「ま、まぁな…どうしたんだ?」
「うん……ちょっと、お手洗いに行ってくる」
その一言を聞いて、俺は背筋が凍り付くような感覚がした。まさか、太一とアグモンよりも先に結衣がトイレに行くことになるとは…
結衣がベッドから出て、少しフラフラしながら部屋のドアをゆっくりと開けた。
「…結衣、俺も行く」
「そう…じゃぁ、ここ開けとくね……」
俺は、枕元にあった結衣の服や荷物を布団で包んで、先に行った結衣の後をついて行った。こうなった以上、俺と結衣が太一とアグモンの代わりに奴らと対峙するしかない。しかし幻覚が消えたら結衣が今来ている浴衣も消えてしまうし、持ち物も全部持っていかねぇと。
「……?ロップモン、それは…?」
「あー…少し寒いから持ってきただけだ」
「そっかぁ………ふぁ~…」
あ、あれ…説明面倒だから適当に返したから、ツッコまれるかと思ったんだけど…寝惚けてるのか?
「それじゃ、後でね~…」
「あ、ああ」
結衣が女子トイレに入っている間に、男子トイレ調べるか…?オーガモンが中にいるはずだ…いや、まだ開けなければ戦闘にはならないはずだ。先に結衣に事情を説明して、準備して貰った方が良いな。
後は…この足音、レオモンか。少し離れた場所にいるな。またそこで挟み撃ちにする作戦だろう。デビモンもいるはずだが…やっぱり奴はどこにいるのか分からねぇな。翼の羽ばたく音もしない。これだけ耳を澄ませていれば聞こえてもいいのに…不気味だな。
俺が布団を広げて、荷物の整理をしていると、結衣が女子トイレから出てきた。
「…何やってるの?」
「先に着替えてきてくれ。その後で説明する」
「…うん。分かった」
俺の目を見て、ただ事じゃないと思ったのか、結衣は素直に頷いてくれた。数分して、結衣がいつもの服に着替えて出てきた。
「それで、何があったの?」
「…敵がいる。オーガモンとレオモンだろうな」
「…部屋を出る時から、気づいてたの?」
「…ああ」
「…そっか。じゃあ、皆を起こしてこないと」
「…実はな。もうすぐ近くにいるんだ。皆を起こしに行く時間はない」
「そう、なんだ…」
結衣は辺りを目を凝らしてキョロキョロと見渡し、見える距離に誰もいないのを確かめて、その場でしゃがんだ。俺の目線に合わせるように。
「ねぇ、ロップモン。部屋を出る時から気づいていたんだったら、何でその時に言わなかったの?」
「そ、それは…いや、ここまで接近されているのに気づかなかったというか…?」
「…言ってることとやってること、矛盾してるよ」
「…え?」
「普段のロップモンなら、敵が近くにいるんだったら皆を起こすはずなのに…今回は、私の荷物だけ持ってきた。まるで…私とロップモンだけで戦えって言ってるみたいに。そういうことで良いの…?」
…やべ。原作に合わせて行動しちまったのか、俺は。何で皆を起こして全員で戦うって発想をしなかったのか、結衣からすれば疑問でしかないだろう。理由は、アグモン達に戦えるだけの力が無いから何だが…それを説明すると、俺はこの館が敵の罠だということを説明しなくちゃいけなくなる。知る由もない情報を、説明しなくちゃいけない。
「…………」
俺は、沈黙を選んでしまった……そうだ、今回皆を危険に晒したのは、俺だ。結衣の…皆の安全を優先するなら、何としても野宿をしなくちゃいけなかったのに…
俺の顔を見て、結衣は悲しそうな顔をしている。今にも泣き出しそうな顔だ。そりゃそうだよな…これじゃ、俺が結衣に危険な目に遭わせようとしているみたいじゃないか。
「ロップモン…本当のことを話して。何で――」
「ヒャッハーー―――っ!!!」
その時、男子トイレから奇声を発しながら、ドアを蹴破ってオーガモンが出てきた。クソッ!タイミングが悪いんだよ!
「声がすると思ったら、こんな所にいるとはなぁ!」
「“ブレイジングアイス”!!」
「冷てぇっ!?」
「結衣!!一緒に来てくれ!!」
「あ……う、うん!」
引き返そうとしたその時には、もう遅かった。後ろには、レオモンがすぐそこまで迫ってきていた。
「選ばれし子供達…倒す!!」
「チッ……!」
「レオモン……」
「大人しく寝ていれば良いものを…」
通路はレオモンとオーガモン、そして唯一の逃げ場だった一階に飛び降りれそうな吹き抜けには、黒いコウモリのような翼を持つ黒ずくめのデジモンが宙に浮いていた。
「デビモン……」
「デビモンって…?」
「このファイル島の…悪の親玉ってとこか。黒い歯車も、お前の仕業だろ?」
「ほう…気づいていたか。だが、もう遅いのだ…夢はもう、失われた」
デビモンがそう呟いた瞬間、まるでガラスが罅割れるかのように、館全体に罅が入り、豪華な館が一瞬で廃墟へと変貌した。
「こ、これって…!?」
「…今までのは全部幻覚だったんだ。料理も、風呂も、この館にあるものは全部な……」
「そんな…だから、ロップモン…!」
「な、なんだこれは!?」
「キャーーッ!」
「どうなってるんだ、これ!?」
俺達がさっきまで寝ていた寝室は、床とベッドだけの、部屋とは呼べない状態になっていた。デビモンはその場所に向けて手を伸ばし、何か黒いオーラのようなものを纏うと、ベッドが子供達を乗せたままグルグルと浮遊し始めた。
「…貴様、何者だ?私の幻に気づいていたのは貴様だけだ」
「そんなの、どうだって良いだろ!それより皆を下ろせ!」
「何で、こんなことをするんですか…?黒い歯車を操っていたのが貴方なら…今まで襲ってきたデジモン達も、全部貴方のせいで、傷ついて…!」
「それはお前たちが…選ばれし子供達だからだ」
「選ばれし、子供達…」
「そう、私にとって邪魔な存在なのだ。黒い歯車でこの世界を覆い尽くそうとしている私にとってはな!」
その時、ムゲンマウンテンの岩肌が、縦に割れた。次第に地響きも強くなり、崖崩れのような音もあちこちで聞こえてくる。
「ファイル島は、既に黒い歯車で覆い尽くした。次は海の向こうの世界、全てだ!」
「海の、向こう…」
「…させてたまるかよ」
「ロップモン…?」
「俺は、お前のような奴をぶちのめす!そこのレオモンのような、良いデジモンを助ける為にな!!」
「それは叶わぬことだな。ここはお前たちの墓場となるのだから」
「子供達、倒す!!」
レオモンがこちらに拳を構えた。俺はレオモンの顔面目がけて、冷気弾を放つ準備をする。
「“ブレイジングアイス”!!」
「“獣王拳”!!」
「くっ…!」
俺の攻撃がレオモンの顔面にヒットし、俺は”獣王拳”をギリギリで躱せた。何とか、結衣を守ってみせる…!
「…小賢しい真似を。やれ、レオモン!」
「何っ…!?がぁっ!」
レオモンが一気に距離を詰めて、俺の首を右手で掴み、岩壁に叩きつけた。そしてすぐさま、左手で獅子王丸を抜く。
見えなかった…!レオモンの動きに、反応できなかった…!
「ロップモン!!」
「ゆ、い…っ。来るなっ……!?」
「えっ……」
レオモンが狙っているのは、結衣だった。左手の獅子王丸を逆手に持ち、回転するように右側にいた結衣に向けて攻撃しようとしている。
「“ブレイジングアイス”……!!」
「ぐっ…」
キィン!と、甲高い音がした。何とか獅子王丸に冷気弾をぶつけ、レオモンの手から弾くことが出来たようだ…でも、このままじゃ、結衣が…!
「ゆい……っ、早く、にげ…」
「嫌だよ……絶対、嫌。ここで私が逃げたら、ロップモンが…死んじゃう、よ……」
…結衣が泣きながら、俺を見る。その目を見て、何となく…言いたいことが分かった気がした。
――ここで
「だ、めだ……させ、ねぇ…!」
「……?」
「俺、は…結衣を、守らなきゃいけねぇんだよ!!」
「ロップ、モン…?」
この感覚は、前に味わったことがある。そう、結衣と初めて出会ったあの日に。
体が、造り替えられていく感覚。俺と…結衣の想いに呼応して、今の体よりも強く、大きく。
「ロップモン、進化――っ!!トゥルイエモン!!」
結衣のデジヴァイスから光が放たれていたのに気づいたのは、進化した後だった。体格が変化したことで、レオモンは俺から手を離し、目を覆い隠すように腕を交差させていた。多分、進化の光で怯んだんだろう。今なら…レオモンを助け出せる。
その場で跳躍し、レオモンの頭上を飛び越え、後ろから蹴りを数発、レオモンに食らわせる。体勢を崩したレオモンは、前のめりに倒れ込んだ。
「は、速い…!」
「結衣!レオモンにデジヴァイスを翳してくれ!」
「っ!は、はい!」
呆気にとられた様子の結衣だったが、鞄についているデジヴァイスをレオモンに翳す。すると、聖なる光を放ち、レオモンはその光を浴びた。
「ぐあぁぁぁっ……!」
「こ、これ…大丈夫なの?」
「ああ。これで正気に戻るはずだ」
「……邪悪、消滅!!」
俺の予想通り、レオモンは正気に戻せたみたいだ。レオモンにはオーガモンの相手をしてもらうとして、俺の相手は…
「…フン」
「させるか!!」
デビモンがまた皆の方に手を翳して何かをしようとしていたので、一直線に跳躍して殴りかかる。デビモンはそれを上に飛行して避けて距離をとったので、俺は一旦結衣の近くまで戻る。
「君たちが、選ばれし子供達だったのか…」
「レオモン、オーガモンの相手を頼めるか?」
「デビモンはどうするのだ」
「俺が戦う…奴さえ倒せば、皆を助けられるからな」
結衣に話しかけるレオモンを呼び止め、俺はレオモンと結衣の間に割り込むように移動する。レオモンに対してトラウマが起きてるのが見て分かったし、俺の方がまだマシだろう…と思う。今の俺は人型だし、結衣と同じくらいの目線になっているから、俺に対してもトラウマが起きてるかもしれないな。
「結衣…俺が怖いか?」
「ロップモン…うぅん、トゥルイエモンだっけ。大丈夫、可愛いし強くて、良いと思うよ」
「…別に可愛くなくて良いぞ?俺は」
「ダメだよ、可愛いって大事だよ?」
「何言ってんだお前…」
どうやら…いつも通りみたいでホッとした。結衣に怖がられたらどうしようかと思ったぞ。進化する度に気にしてたら、戦闘に集中することも出来ないしな。
さて、これで心置きなくデビモンと戦えるんだが…デビモンが飛行できるのが問題なんだよな。いくら跳躍力があっても、俺は飛べるわけじゃない。まずは奴を地上まで引きずり下ろさないと。
「トゥルイエモン、ここは逃げろ」
「嫌だね。せめて一発、ぶん殴ってやんないと気が済まねぇ」
「だが、このままでは他の子供達が飛ばされるぞ」
「トゥルイエモン…私も、このまま戦っても不利だと思う」
「俺が飛べないからだろ?不利だからって逃げろって?」
「…違う。私も、皆の為に戦いたいの。レオモンも、手伝ってくれる?デビモンに一撃入れたら、そのまま私達も逃げるから」
「…作戦があるのだな?だが、聞く時間はなさそうだ…“獣王拳”!」
「ぐぎゃぁっ!?」
結衣は俺とレオモンに作戦を伝えようとしたその時、オーガモンがこちらへと飛び込んできたのを、レオモンが“獣王拳”で牽制を入れた。
「今の攻撃、一度に沢山出せたりする?」
「可能だが…威力はその分落ちるぞ」
「それで良い。合図したらデビモンに向かって攻撃して。でも、直接当てなくて良いから。攻撃したらすぐにレオモンも逃げてね」
「…分かった。お前たちを信じよう」
「トゥルイエモン…かなり危険だけど、私を信じてくれる?」
「ああ。頼りにしてるぜ…相棒!」
「うん!…それじゃ、私を背負って」
「はぁっ!?何言ってんだ、危ねぇからダメに決まってんだろ!」
「そうするしかないの…お願い!」
…ふざけて言ってるわけじゃなさそうだ。結衣の考えた作戦なら、宣言通りデビモンに一撃入れられるだろうが、あまりに結衣が危険すぎる。
「第一、お前がかなり危険って自分で今言ったばっかじゃねぇか!お前が怪我でもしたら…」
「大丈夫。ちゃんと、考えてある。トゥルイエモンが私の作戦通りに動いてくれれば、私は絶対怪我しない」
ここまで言われたら、信頼してくれている結衣に対して失礼、か…というか、結衣の信頼に、答えてやりたい。
「…あー、クソ!そこまで言うなら、やってやる!ほらっ!!」
「ありがとう…よいしょ」
結衣に背を向けてしゃがみ、結衣が俺に身を預ける。思っていたより軽いな…とか考えていたら、結衣に怒られるかもしれないな。
「よしっ…レオモン、準備は良い?」
「いつでも良いぞ!」
「それじゃ…行くよ、トゥルイエモン!」
「おうっ!!」
「3,2,1…走って!!」
結衣の合図で、俺は全力で走る。
「今!跳んで!!」
「うおおおおっ!!」
大きく跳躍し、デビモン目がけて一直線に進んでいく…が、やはり途中で勢いを失っていく。
「レオモーン!!」
「“百獣拳”!!」
結衣の声に合わせ、後ろにいたレオモンの拳から“獣王拳”に似たようなエネルギー波が分裂して放たれた。その内の一つは、俺のすぐ真後ろにまで迫ってきている。
「トゥルイエモン、あっちに!」
「っ!おうっ!!」
後ろに迫っていたエネルギー波を強く蹴り、結衣の言った方向へ跳ぶ。
「次は…そこ、次、そっち!!」
「任せろ!!」
“百獣拳”を足場にして、デビモンへと少しずつ近づいていく…しかし、それをゆっくり見ているデビモンではなく、こっちに近づいてきていた。
「デビモンが攻撃してきたら、軽くジャンプしてそのままバック宙!」
「なっ…!」
「浅はかだな、選ばれし子供。“デスクロウ”!!」
デビモンが左手に黒いオーラのようなものを纏い、俺達に攻撃してきた。全く、無茶ぶりしやがって…!こうなったら、とことんやってやる!!
「うおりゃっ!」
「何!?」
「トゥルイエモン、あそこに!」
「…!よし、きた!!」
バック宙を決めて、デビモンの攻撃を紙一重で躱す。次に結衣が指差したのは、近くまで飛んできていたベッドだった。あそこに着地して結衣を下ろせば、思いっきり攻撃できる!
ついでに、デビモンの背中を足場にして蹴っ飛ばすように跳躍し、無事にベッドまで辿り着いた。
「落として良いよ!行って!!」
「…結衣を頼んだぞ!!」
ベッドに結衣を投げ出して、もう一度大きく跳躍し、デビモンに一直線に飛んでいく。バランスを崩している今なら、渾身の一撃を入れられる!!
両手に装備された俺の武器、“兎角鉄爪”。折り畳まれて装備されているこの武器を展開し、両手を前に突き出した状態で回転する。
「“
「ぐっ…!」
抉るような一撃に、デビモンは呻き声を上げた。攻撃の途中で俺は両手を勢いよく広げ、またデビモンを足場にして結衣の元へと再度跳躍した。
ベッドに着地した途端、俺はすぐに退化してしまった。初めての進化だし、満足に飯を食べれてなかったから、仕方ないか…もうこのベッドも、さっきまでいた場所からかなり距離があるし、大丈夫だと思いたいな。
「ロップモン、すごーい!」
「ふぅ…何とか、なったな……」
「…お疲れ様、ロップモン」
「アレ見て!レオモンが!」
声につられて、俺達が見たのは…デビモンに向かって“獣王拳”を放つレオモンの姿だった。アイツ、まだ逃げてなかったのかよ…!
「レオモン…レオモーーーンっ!!!」
「縁があればまた会おう!!」
結衣の声に、レオモンがそう返した。
原作と違って、レオモンの断末魔は聞こえなかったが…頼むから、どうか…どうか無事でいてくれ。
「結衣さん、大丈夫?」
「…うん。ありがとう、タケル君」
俺達が着地したのは、タケルとパタモンのいるベッドだった。俺達が寝ていたはずの空のベッドよりは、誰かのいるベッドで良かった。合流する手間が省けるからな。
「とりあえず、服着たらどうだ?」
「う、うん!」
さっきまで浴衣だったから…今はパンツ一丁だ。タケルも恥ずかしくなったのか、そそくさと着替え始める。
「それにしても…よくあんな無茶苦茶な作戦を思いつくもんだ」
「助かったから気にしない。それより…落ち着いたら、ちゃんと話の続き、聞かせてね」
「…分かってるよ」
こりゃ、ベッドから下りたら質問攻め再びかね…仕方ねぇけど。結果的に騙すみたいになっちまったし、この際全部話してしまおう。
俺が知っている、その全てを。
はい、本来は「闇の使者デビモン!」の内容にオリジナル展開を加えてお送りしました。
今までアニメ通りにやってきましたが、次回はアニメで言うと十二話の「冒険!パタモンと僕」まで飛ばします。他はアニメと変わりませんので。
では、これより下はアニメ感想を書いていきます。ネタバレ含むので嫌な方はいつも通りブラウザバック推奨です。今回も読んで下さり、ありがとうございました!
はい!では、アニメ感想やっていきます!
ガブモンからゴマモンまでの完全体になる回ですね…前回も書いてると思いますが、やっぱり完全体になるの早すぎません?まだ二十話いってないのにもう全員完全体になれるとか…そもそも、:がいつまで放送されるのかですよね。三十話くらいまでいったら全員究極体になれたりして(震え)
完全体になるのに必要な、子供達の心の成長があまり感じられないというか…ミミと丈くらいかな、この二人は納得…というか、すんなり受け入れられました。他の皆は、何となく浅いというか…どうしてもそう感じてしまいました。
良い点としては、やっぱり完全体のデジモン達の必殺技が初代と違うから新鮮に感じる点。特にアトラーカブテリモンは…ギガドリルブレイクにしか見えなかったですね。
あとは、ワーガルルモン回で出てきたネーモンが、フロンティアのネーモンと同じ声優さんだったのが嬉しかったですね。奇しくも新旧の丈さんが揃ってましたね。
と、今回はこんな感じです。ちょっと淡泊ですが、これくらいが丁度良いかな?長く語れと言われれば語りますけどね!笑
それでは改めて、ここまで読んで下さりありがとうございました!また来月も、よろしくお願いします!