デジモンアドベンチャー 優しさの少女と転生デジモン   作:Zelf

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早速ですが、皆さんにお知らせがあります。

作者諸事情により来月の更新はお休みさせて頂くことにしました。

なので、次回更新は四月になります。



重要なお知らせなので、前書きで報告させて頂きました。それでは、本編へどうぞ。今回、かなり長いです。


第十八話  迷宮のナノモン

「これが?」

 

「ええ、エテモンが僕達の居場所を知る為のネットワークに違いありません」

 

「そ、それじゃ僕達がここでこうしているのも探知されているんじゃないのか?」

 

「えぇ!?早く逃げなきゃ!」

 

「逃げましょ、逃げましょ!」

 

 ピッコロモンの家を後にし、旅を続けていた俺達。砂漠のど真ん中に、黒いケーブルが何本も繋がれているコンソール的な何かを見つけた。エテモンの使っているネットワークを管理しているホストコンピューターの役割をしているナノモンが接触してきた奴だな、これ。今光子郎がパソコンを接続してエテモンの動向を探っているが、もう少ししたらナノモンからメールが来るだろう。

 

「まぁまぁ、落ち着いて!」

 

「ここで逃げても、またすぐに探知されるだけだ」

 

 光子郎の推測を聞いて、丈やミミが慌て始めるが、ヤマトと空が宥める。もし探知されたとしても、エテモン自身がやってこない限りは大丈夫だろう。エテモンの部下で完全体クラスの奴ってナノモンくらいしかいないみたいだしな。成熟期レベルならよっぽど大群で襲ってこない限り、今の俺達なら問題ない。

 

「何してまんねや?」

 

「…やっぱり。エテモンのネットワークの情報です」

 

 光子郎のパソコンに表示されているのは…マップか?多分、このサーバ大陸にあるコンソールの位置と黒いケーブルのルートか。結構密集して配置してあるんだな…ケーブルに引っかかったらエテモンに気づかれるみたいだし、まるで蜘蛛の巣だ。

 

「他にも、何か掴めるかもしれない…」

 

「なに?このマーク」

 

「メール…一体誰から?」

 

「まさか、敵からじゃ!?」

 

「開けて見ろよ、光子郎」

 

「はい」

 

「たすけて…?」

 

 光子郎がメールを開くと、一番上に大きめにそう書かれていた。俺は結衣の肩を耳で掴んで覗き込むようにして画面を見てみる。

 

「私を助けてくれたら、紋章の在処を教えよう…」

 

「紋章だって!?」

 

「何者なんだ、一体…」

 

 …ざっと読んでみたが、一つの紋章がここから南西に一日歩いた所にあること、そしてあと二つの紋章の在処は助けた後に教える、らしい。でも、ナノモンだからな…一瞬、二つってことは結衣の紋章の在処も知っているのかと期待しちまったが、あまり信用出来ないんだよな…助けた後、コイツは暴走するに決まってるし。

 

 だが、結衣の紋章に関しては何の情報も無いのも事実…もし、もしもナノモンが二つ紋章を持っているんだとしたら……罠と分かっていても、行くしかない。

 

「どうしますか?」

 

「紋章の在処を知ってるって言ってるんだ。まず、南西にあるっていう紋章を探しに行ってみよう!」

 

 

 

 こうして、俺達はメールの差出人の情報を確かめる為に、ひとまずタケルの紋章の場所へ向かうことになった。まあ、道中に丈が敵の罠だったら~とか色々言っているが、結局は行ってみるしかないという結論になる。紋章の手がかりが一つも無い俺達には、どっちにしろ行くしかないというのは分かっているはずなんだが…丈も言わずにはいれないんだろうな。

 

 というか、勝手に決めつけてるけど…これ、タケルの紋章で良いんだよな?アニメ何度も見返しているけど、会話で南西に一日歩くとは言ってなかった。アニメに映ったナノモンのメールの文面までは流石に覚えてないしな…

 

 

 

 そんなことを考えながら一日かけて南西に進んでいくと、次第に周囲の景色が砂漠というより渓谷っぽい感じになっていた。それを見て、俺もここにあるのはタケルの紋章だとほぼ確信している。結衣は分からんが、空の紋章がここにあるとは考えづらい。

 

 空、結衣、タケルの三人はタグを手に持って、反応を見ながら進んでいる。

 

「そろそろのはずですが…」

 

「…!光った!」

 

「…近いな」

 

 タケルの持つタグが黄色の光をピカピカと点滅させる。ヤマトの言う通り、反応がかなり近い。周囲を見回し、それらしき物が無いか探す。すると、トコモンが声を上げて駆け出す。

 

「あーっ!タケル、こっち!あれだよ、紋章!」

 

 思ったよりデカいな。岩壁に刻まれた、希望の紋章。俺達は紋章の方へと向かい、タケルはタグを掲げながら進んでいくと、反応がさらに強くなり…目の前まで来ると、紋章が光を放ち、やがて小さく…タケルの持つタグへと収まった。

 

「僕の紋章だ…!」

 

「やったね、タケル!」

 

「どうやら罠じゃなかったみたいだな」

 

「残り二つの紋章は、助けてくれた後に場所を教えるそうです」

 

「よーし、早速助けに行こうぜ!」

 

「あ、あれ!」

 

 希望の紋章が収まっていた岩壁を見ると、四角く切り抜かれている洞窟がある。その洞窟の中には、壁や天井を埋め尽くす程のデジ文字が描かれている。

 

 光子郎はその文字を見た途端、すぐにパソコンを取り出してカタカタと操作し始める。

 

「間違いありません!アンドロモンの町や、ケンタルモンの遺跡で見たのと同じ文字です!…違うのは、この文字だけ……」

 

 光子郎がそう言って、一つ文字を手でガサガサと擦って消すと、洞窟の中がパッと明るくなった。電球無いのに、すげー。

 

「やはり…ここでは、プログラムによってエネルギーが発生しているんです!」

 

「えっ?どういうこと?」

 

「つまり、こうやって壁に描いてあるだけのプログラムを書き換えるだけで、電気を付けたり消したり出来るんです。多分、ここもこうすると…」

 

 今度は光子郎がペンで文字に一本線を描き足すと、空中に地図みたいなホログラムが映し出される。太一達からすれば、光子郎が魔法使いみたいに思えるだろうな。

 

「この周辺の地図ですね」

 

「そんな、壁に描いたプログラムでそんなことが出来るなんて、コンピューターの中じゃあるまいし…」

 

「……分かりませんよ」

 

「え?」

 

「ここは…この世界全体は、データやプログラムが実体化した世界なんじゃないかって、僕は思っているんですよ」

 

「そういえば、前にもそんなこと言ってたな」

 

「ここがデータの世界ってことは、私達自身も?」

 

「ええ、実体の無いデータのみの存在です」

 

「実体が無い?生身の肉体じゃ無いってことか?」

 

「それって、幽霊みたいなもの?」

 

「ち、近いかも知れません…」

 

「じゃあ、本当の自分は何処にいるんだ?」

 

「恐らく…まだ、キャンプ場にいるのでは。デジモン達は、正にデジタルモンスター…データ上の存在だったわけです」

 

「じゃあ、ここはゲームの中みたいなものなの?」

 

「そこまで単純じゃ無いけど…」

 

「メールの差出人も、データなのかな…」

 

「さあ、どうでしょう…え!?」

 

「どうした?」

 

「ちょ、ちょっと待って下さい、今皆に分かるようにします!」

 

 光子郎って本当に天才だよな…自分の力だけで、こうしてデジタルワールドの謎を解明している。

 

と、感想はさておき。しばらくカタカタとパソコンを操作した光子郎。すると、さっき出現した地図のホログラムが歪み、球体に形が変わった。コイツ、完全にデジ文字把握してないか…?

 

「全体が見えるように調整しました。これに、アンドロモンの町で見たプログラム、それにゲンナイさんから貰った地図を合わせると…」

 

「広い世界だな。地球と同じくらいある」

 

「寧ろ全く同じなんです」

 

「え?」

 

「さっきのメールのアドレス、つまりメールを出したコンピューターの場所は、あそこです。あそこは、僕がよく見ていたインターネットのホームページがある場所です」

 

 球体のマップに赤く点滅する場所が表示される。光子郎がそう付け足し、太一達は疑問符を浮かべた。

 

「え?どういうことだ?」

 

「あのメールは、私達の世界から来たっていうこと?」

 

「それだけじゃありません…あれが僕達の地球。そしてそのネットワーク。この世界の物と重ねると…」

 

「ネットワークの形が全く同じ…!」

 

「え?つまりどういうこと?」

 

「ここは、データだけの世界。つまりゲームやコンピューターの中と同じ世界なんですが、地球から遠く離れた何処かというわけではなく、僕達の地球のコンピューターネットワークそのものなんです!つまり、このデジモンワールドは僕達の地球と同じ場所にある、地球の影と言って良い世界なんです!」

 

「地球の…」

 

「影……ここは、地球だったのか!?」

 

 丈が崩れ落ち、タケルやミミはまだ分かっていないような顔をしているが、太一達は光子郎の話を何となくでも理解出来たようだ。

 

「え?じゃあ、すぐに元の家に帰れるの?」

 

「いや、そういうわけじゃないんだ。凄く近いけど、ここは地球そのものじゃない」

 

「ますますどうしたら良いか、分からなくなった…」

 

「もー、何言ってんだよ!オイラがついてんじゃないか!」

 

「空、良く分かんなかったけど…すぐに戻っちゃうの?」

 

「ううん、私達がこの世界でやらなきゃいけないことがあるみたいだから、それが終わるまでは戻れないわ」

 

「そうだな、とにかくメールの差出人を助けるのが先だ」

 

「ごめん、その前に一個だけ良い?」

 

「どうしたんですか?」

 

 

 

 今までずっと黙っていた結衣が手を上げた。話の間、ずっと険しい表情をしていたが…何を考えてたんだ?この話、殆ど前に話したはずだが。

 

「私達はデータ上の存在…でも、怪我や痛みはちゃんとある。これって、データが破損したっていうことで良いのかな?」

 

「そうですね、その認識が近いと思います」

 

「もし…もしもだよ、ここで命を落とすようなことがあったら…?」

 

「……」

 

 誰かが、息を飲み込む。緊張感が伝わってくる。

 

「僕達はデータと言っても、かなり膨大で緻密なデータです。たとえ戻れたとしても、この世界で起きたことは何らかの形でフィードバックされるはず。その時、僕達のデータは破壊されてしまっているわけですから、最悪…植物状態に近い形になるのかも…」

 

「そんな…!」

 

「植物状態って?」

 

「…治る見込みが無い、病院でずっと寝たきり、意識が戻ることもない状態の患者さんのことを、植物状態というんだ。父さん達から聞いたことがある」

 

「…皆、怖い思いさせてごめんなさい。でも、どうしても確認しておかなくちゃいけなかったの。今の話を聞いて、ゲームの主人公みたいにやり直せるって思った人もいたと思うし…ここで確認しないで、軽はずみに行動してしまうこともあったかもしれない」

 

 そうか…結衣はもう、デジモンアドベンチャーの大まかなストーリーは知っている。ここで、全員が命を落とす可能性を少しでも下げようとしているんだ。太一は特に、危険な目に遭うことが多いしな。他の皆も、多かれ少なかれ危険な目に遭う。そんな時、もしやり直せると考えていたら…悲惨な目に遭うのは間違いない。

 

「皆、ここがデータ上の世界でも、絶対に危ない事は止めて。ここで生きているのと同じだということを忘れないで欲しいの」

 

「そうね…今までと変わらないわ、出来るだけ慎重に動きましょう。そして誰一人欠けること無く、全員で元の世界に帰りましょう!」

 

 結衣と空の言葉に、全員が力強く頷いた。

 

「太一君、ごめんね。話の流れ切っちゃって」

 

「大丈夫大丈夫!で、光子郎、これからどうするんだ?」

 

「それは……メールについてきたプログラムを実行すると…」

 

「あ、奥が!」

 

「外が見えるよ!」

 

「今度は何が起きたんだ?」

 

「あの外に、差出人がいるはずです」

 

「え?こんな近くに?」

 

「いえ、さっきのプログラムで空間を繋いだらしいんです」

 

 さっきまで行き止まりだったはずの洞窟の奥が、急に明るくなる。外を覗いてみると、今いるのはエジプトにあるスフィンクスみたいなのの口の中、そして外には逆さにひっくり返したピラミッドがあった。そして、その逆ピラミッドに向かって直進する物体。太一はそれを単眼鏡で観察する。

 

「あれは…エテモンだ!」

 

「そうか、エテモンに閉じ込められているってメールに書いてあったな」

 

「つまり、あの逆さのピラミッドに差出人がいるんだね」

 

「ええ…あのピラミッドには普通は見えない隠し通路があるみたいです。それを使って、差出人が閉じ込められている部屋まで行けるみたいですね」

 

「でも、エテモンがいるってことは…」

 

「何とかして、見つからないように行くしかないってことね」

 

 とりあえず洞窟の中に戻り、ナノモンを助ける為の作戦を考えることになった。あそこはエテモンの本拠地と言っても良い場所、隠し通路を使っても全員で行くと見つかる可能性も高くなる。そこで、救出する潜入組と何か問題があった時に駆けつける待機組で別れることにした。

 

「残る紋章は二つだから、結衣君と空君、それと案内役で光子郎も潜入組だな」

 

「じゃあ、俺も潜入組に行くよ。タイミングはどうする?」

 

「うーん…夜中から早朝にかけてが一番良いんじゃないかな?」

 

「そんな時間に行くの?」

 

「その時間帯が一番警戒心が緩むんだって、お爺ちゃんが言ってた。それに相手はあのエテモンだから、きっと自分の拠点に襲ってくるとは思われていないはず」

 

「それじゃ、決まりだな!ヤマト達はここで待機していてくれ」

 

「分かった」

 

 大体こんな感じの流れで、原作で丈の代わりに結衣が入る形になった。話の途中で気になったんだが…結衣のお爺ちゃんって何者だよ。元軍人か何かなのか?ちょっとリアルワールドで会うのが怖くなってきたな…

 

 とにかく、今日はこの洞窟で野宿、交代で見張りもすることになった。俺達潜入組は念のため、見張りは早朝の時間の担当になった。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 エテモンのいる逆さのピラミッドに潜入する日の早朝。多分、日の出にはまだあと一時間くらいかかるような時間帯に、私とロップモンは洞窟の外で焚き火をしながら見張りをしていた。暇だから何となく会話するけど、話す内容はやっぱりナノモンのこと。

 

「ナノモンが私と空ちゃんの紋章を持っているらしいけど、本当なのかな…」

 

「どうだろうな…結衣の紋章が何処にあるのかは、俺も分からねぇ。でも、どっちにしろ罠だとは思うぞ」

 

「だよね…最初のタケル君の紋章は私達を信用させる為のもの、ってことだよね」

 

「ああ…アイツは封印を解除した途端襲いかかってくる。紋章を持っているのは、エテモンを倒す為の切り札として持っているはずだからな」

 

 成る程…エテモンを倒すために、私達選ばれし子供のパートナーデジモンを完全体まで進化させて戦わせるってことなんだ…でも、それって可能なの?

 

「ナノモンが紋章と私達を利用するって、そんなこと出来るの?」

 

「うーん…俺は無理だと思ってる。紋章っていうのは、選ばれし子供達が持っているエネルギーを引き出しやすくする為の装置みたいな意味合いが大きい。要するに、子供達が心から協力しない限り無理なはずだ。けど、ナノモンは多分そのことを知らずに、紋章を完全体に進化させる為に必要な物としか思っていないだろう」

 

「私達のエネルギー…でも、別に脱力感とかは無いよ?まだ紋章を使ってないから?」

 

「あー…えーっと、その辺は話すと長いから後々だ。今すぐどうこうなるというわけじゃないから、今は気にしなくて良い」

 

 こういう時のロップモンって、聞いても教えてくれないんだよね…後々、って言っても多分かなり後だと思う。まあ、気長に待つつもりではいるけどね。

 

「えっと、じゃあそこは置いといて…紋章は何とか回収しなきゃいけないから、ナノモンをどうにかしなくちゃダメだから…」

 

「問題は、勝てるかどうかだな…ナノモンも完全体、エテモン程ではないとは思いたいが…」

 

 レベルでは負けている。でも、対策を立てておけば何とかなるかもしれない。そういえば、私ナノモンってどんなデジモンなのか知らない。話では出てくるけど、姿形も分からないんだよね。

 

「ナノモンってどんな形のデジモンなの?」

 

「どんな形ぃ…?んー…そうだな、サイズは今の俺と同じくらい?で、体は機械だ。ちょっと説明が難しいんだが…えー、何だ。カプセルみたいな薬、分かるか?」

 

「え?うん」

 

 多分ロップモンが言いたいのは、風邪引いた時に飲むお薬のことだと思う。粉薬を溶けやすい小さなカプセルに入ってる錠剤。

 

「あのカプセルを縦にして、下半分にイカみたいな機械の触手くっつけたような感じだ」

 

「カプセル…機械……?」

 

 サイズがロップモンと同じくらいで完全体…パッと浮かんだのはピッコロモンだけど、ナノモンが機械の体なら魔法みたいなのは使わなさそう。それにしても…

 

 

「で、攻撃方法は、手の先から小型の爆弾を打ち出す“プラグボム”だ。破壊力以外にも、特殊なウイルスが含まれているっつー技だったはずだ」

 

「うーん……ごめん、イマイチ姿が想像出来ない」

 

 ロップモンって結構…特殊な例えするんだ。いや、ナノモンの姿が説明しにくいだけ?

 

「何となくそんな気はしてたよ…ま、まぁ見れば分かるさ」

 

「でもそれだと対策を立てられないね…ロップモン、私達四人だけで勝てる可能性ってどれくらいあると思う?」

 

「そうだな…攻撃が厄介で、それなりに素早い。ちょこまかしてチマチマ攻撃してくるから、グレイモン達だけならやりづらいだろう。が、俺がナノモンの動きを封じれば勝てる可能性は十分あるはず…」

 

 確かに、小さいのに素早いデジモンってかなり厄介そう。トゥルイエモンとエンジェモン以外は皆大きいし。

 

「ま、今回は俺が何とかしてみせる、と言いたいが、結衣に注意して欲しいのはナノモンが何を狙っているかだ」

 

「狙い?」

 

「ああ。エテモンが乱入してきたら、アイツは秘密の隠し部屋の奥に空とピヨモンを連れ去る…だが今回はそもそもエテモンの乱入も防げるかもしれない。ナノモンと俺達が一騎打ちになる場合、奴が追い詰められたら何をしてくるかは未知数だ」

 

「分かった。私はナノモンを注意深く観察してみる」

 

「頼む」

 

「結衣さん、ロップモン、おはようございます」

 

「あ、おはよう」

 

 洞窟から出てきたのは、次の見張りを担当している光子郎君とテントモン。もう交代の時間になっていたんだ…私達も少しでも休んでおかないと、とは思うけど正直あんまり眠たくない。

 

「見張り、お疲れ様です」

 

「ありがとう、でもあんまり眠くないんだよね…」

 

「そうだ、結衣さんに少し相談したいことがあるんですが良いですか?」

 

「良いよ、どうしたの?」

 

 光子郎君が相談なんて、少し珍しい。正直、光子郎君って丈君と同じくらい、もしくはそれ以上に頭が良いと思う。それに比べて私はあまり頭が良いとは言えない…良くて平均点以上って感じだから、光子郎君に質問されて答えられるかはちょっと不安を感じる。

 

「昨日皆さんに話したことなんですが…」

 

「私達の体がデータで出来ているって話?」

 

「はい。結衣さんが昨日質問した、この世界で死んだらどうなるのかという話になった時に、もう一つ仮説が思い浮かんだんです。もしかすると、僕達は体も含めてデータに変換されているのかもしれないんじゃないかって…」

 

「キャンプ場に体があるんじゃなくて、体も一緒にこの世界に来たってこと?」

 

「はい。どちらにしろ、この世界で命を落とすのは危険ということには違いないんですが…デジモン達が僕達の世界に来たらどうなるんだろう、ってふと考えたんです。こればかりは確証が無いので、何とも言えないんですが…」

 

「デジモン達が私達と同じように存在出来るのか…っていうことだよね?」

 

「はい。もし僕達が体から映されたデータだとすれば、僕達とデジモン達が一緒に僕達の世界に行ったら…混ざり合うこともあり得るのではないかと」

 

「混ざり合う…」

 

「わてと光子郎はんが合体するってことでっか?」

 

 思わず光子郎君がテントモンのコスプレをしている姿が浮かんで、噴き出しそうになるのを必死に堪える。

 

 この答えを、私はもうロップモンから聞いて知っている。デジモン達はちゃんと人間界でも存在する。私達も、体を含めてデータ化されている。でも、そう言っても怪しまれるだろうし…あくまで、私の予想って形で答えなきゃ。

 

「私は、体も一緒にこの世界に来たと思う…というより、そう思いたいかな。ロップモンと混ざっちゃうっていうのは遠慮したいし」

 

「どういう意味だ、おい」

 

「それに、お姉ちゃん…私の家族にロップモンをちゃんと紹介したいなって思うんだ」

 

「そうですね…驚かれると思いますけど、僕も両親にテントモンを紹介したいです」

 

 明確な答えを言えないから、私がそう思いたいって話になっちゃったけど…光子郎君の表情はさっきより明るくなった。

 

 その後、私は見張りの交代もしないで、出発の時間まで四人で雑談して過ごした…テントモンが何でそんな喋り方なのかは、結局分からずじまいだった。実は一番気になってたのになぁ。

 

 

 

 

 

 

 それから大体一時間後、私達潜入組はスフィンクスの口を出て、逆さのピラミッドに向かった。

 

 パソコンを操作しながら案内する光子郎君の後についていき、隠し通路に入れる側面へと回り込む。

 

「こちら側の側面に隠し通路があるはずです」

 

「どの辺だ?」

 

「…げっ!」

 

「どうしたの、太一?」

 

「エテモンだ!」

 

「気づかれた…?」

 

 太一君が壁に背を預けて角からエテモンの様子を窺っている。どうやら、エテモンが丁度正面から出てきたみたい。太一君が首を横に振っているから、まだ気づかれたわけではないみたい。今の内に隠し通路を…!

 

「…あった!」

 

 何とか、気づかれることなく隠し通路に入ることが出来た。中からは隠し通路の先が半透明に見えている。

 

「ここにあるのは見た目のデータだけで、中身が無いんです」

 

「どれっ!いてて……」

 

「通路以外は中身のデータがありますから、注意して下さい」

 

 アグモンがその辺の壁を叩くけど、ペシンッ!といい音が鳴っただけだった…今の音で気づかれたりはしないよね、流石に…

 

 隠し通路の中を進み、階段を下りたり少し広めの通路を通ったり、かなり複雑なルートを通っている。途中、隠し通路の向こう側、つまり正規のルートにエテモンの手下のガジモンが通ったのが見えたりしたけど、特に気づかれることは無かった。よく見ると、正規ルートの方には監視カメラっぽいのが見えた…というかロップモンが見つけた。

 

 そして、ようやくナノモンの部屋に通じる所まで来たんだけど…隠し通路がある壁が、なんかビリビリしてる鉄格子みたいになってる。これ、明らかにヤバい気がする…

 

「これ、高圧電流でも流れとるんとちゃいますか…?」

 

「ですが、隠し通路の入り口部分だけは、見た目のデータのはずです」

 

「どの辺なんだ?光子郎」

 

「えっと…ここです」

 

 光子郎君が指差す場所を見て、全員が顔を見合わせた。そりゃあ怖いよね…どうしよう。

 

「ちょっと下がってろ」

 

「ロップモン?」

 

「“ブレイジングアイス”!…よし、大丈夫そうだな」

 

「そんな確認方法…中の人が怪我したらどうするの」

 

 確かに、誰も怪我する心配もないし、中は封印に閉じ込められたナノモンだけだから問題ないかもしれないけど…急でビックリした。

 

「…よ、よし、皆行くぞ!」

 

 ちょっと顔を引きつらせた太一君の掛け声で、順番に中に入っていく。その部屋に入って、私は一瞬ここがピラミッドの中ということを忘れてしまいそうになった。

 

 天井も高く、かなり広い部屋。でも壁や床の材質は全部機械。勿論、家具とかそういう類の物は何も無く、部屋の中央の台座に、三角形のガラスで作られた三角錐、それを二重にしたような物体がある。その中で、機械で出来た何かが動いた。

 

「ここが、目的地です」

 

「ここが…」

 

「あ、あれはナノモンや。確か、ごっつ頭のええデジモンや」

 

 あ、やっぱりそうなんだ…ロップモン、大分コミカルに表現しようとしてくれてたんだ…確かにカプセル型の錠剤に見えなくもない、けど中に脳みそみたいなのが見えるのがちょっと怖い。中々グロテスクだよ…

 

「ひょっとして、あのデジモンがメールを送ってきたの?」

 

『その通りだ、選ばれし子供達』

 

「え?」

 

「…そうか!赤外線ポートに直接データを送り込んでいるんだ!」

 

 光子郎君のパソコンに、ナノモンの姿が表示されている。囚われているナノモン本体を見ると、片目を赤く点滅させていた。

 

『私はかつて、エテモンと戦い、そして敗れた。破壊された体のままここに封印され、思考能力を奪われた上で、エテモンのネットワークを管理するホストの役割を与えられた。だがある日、私は記憶を取り戻し、エテモンに気づかれぬよう少しずつ自分の体を修復し始めたのだ。外で起こっていることは何でも知り、それに干渉することも出来るようになった。だが、封印を解除するには外部の協力が必要なのだ』

 

「私達の紋章が何処にあるのか、本当に知っているんでしょうね?」

 

『勿論。私はエテモンすら知らない多くのことを知っている』

 

「…貴方は、私達の味方なの?」

 

『私と君たちはエテモンの敵ということで共通している、信じて欲しい』

 

「分かった。で、どうすれば良い?」

 

 ナノモンの指示に従って、太一君と光子郎君が協力して壁にある装置を操作する。その間、私と空ちゃんはここを出る唯一の通路の先を警戒するけど、今の所大丈夫みたい。

 

「太一さん、レバーを下ろして下さい。それで作業は完了です」

 

「分かった!」

 

 太一君がレバーを下げると、元々逆さのピラミッドのような形をしていた封印が上に開いた。

 

「やった!」

 

「ご苦労だった、選ばれし子供達」

 

 

 

 私は、ナノモンをずっと見ていた。そして、ナノモンは私達の予想通りの行動に出た。ナノモンの目が一瞬光ったと思った瞬間、封印に使われていたガラスの壁を、こっちに飛ばしてきた。

 

「皆、避けて!!」

 

「きゃあっ!?」

 

「な、何するんだ!?」

 

『お前たちの役割は終わりだ。後はエテモンに対抗する切り札…そのピースを揃えるのみ!』

 

「ロップモン、進化――っ!!トゥルイエモン!!」

 

 何とか、ガラスの攻撃を回避することが出来た私達。ナノモンが敵と判明した今、もう戦うしか…ない。

 

 トゥルイエモンが、ナノモンに向かって駆けていく。それに遅れて、アグモン達も進化を始めた。

 

「アグモン、進化――っ!!グレイモン!!」

 

「ピヨモン、進化――っ!!バードラモン!!」

 

「テントモン、進化――っ!!カブテリモン!!」

 

「皆、ナノモンを囲んで!攻撃のタイミングは私達に任せて!」

 

 進化したはいいけど、無闇に攻撃すると接近戦を繰り広げているトゥルイエモンの邪魔になってしまう。そこで考えていた作戦は、まずトゥルイエモンが接近戦を仕掛け、ナノモンが必殺技を繰り出す隙をわざと作り出す。そしてナノモンがその隙を突いて必殺技を繰り出す瞬間に全員で一斉攻撃を仕掛けるというもの。

 

「ふっ!…はぁっ!!」

 

『…チッ、中々素早いようだ。だが!』

 

 トゥルイエモンが、出来るだけジャブのような隙の少ない攻撃をし続ける。ナノモンはそれに悪態をつくけど、トゥルイエモンが回し蹴りを放った瞬間にナノモンが大きく後退して両手を前に出した。

 

「今!!」

 

「“メガフレイム”!」

 

「“メテオウィング”!」

 

「“メガブラスター”!」

 

『む…“プラグボム”!!』

 

 

 

 三体の必殺技と、ナノモンが両手の先から発射した小型爆弾がぶつかり合って、巨大な爆風となる。

 

 同時攻撃でも、殆ど相殺された…!トゥルイエモンは?

 

「“忍迅拳”!」

 

『ぐはっ…!』

 

 ナノモンの背後に回っていたトゥルイエモンの速さを重視した一撃がナノモンにヒット。体勢を崩したナノモンがトゥルイエモンに向き直るけど、グレイモンがすかさず頭突きを仕掛けた。

 

「はあっ!」

 

『くっ…どうやら、こちらの分が悪いようだな。致し方あるまい…“プラグボム”!』

 

 ナノモンが、突然天井に向けて小型爆弾を放った。爆発と衝撃で地鳴りが起こり、さらに警報が鳴り始めた。

 

「今度は何だ!?」

 

『たった今、このピラミッド全域に警報を発した!これで外の奴らはここの異変にすぐに気づくことになるだろう!』

 

「じゃあ、このままじゃエテモンが…!」

 

 この場にエテモンが来たら、ナノモンには逃げられてエテモンに襲われる最悪の展開になってしまう…その前に、何とかナノモンを捕まえて、隠し部屋に行かないと…

 

 

 

 その時、ナノモンが中央の台座に近づき、台座の下にあったケーブルに自分の手を接続した。まだ何かをするつもりなら、その前に…!

 

「トゥルイエモン!」

 

「分かってる!“巖兎烈斗”!!」

 

『ふん、もう遅い!』

 

「なに…くっ!」

 

 さっき回避した、封印のガラス。それがトゥルイエモンとナノモンの間に壁となって、トゥルイエモンが何枚か破壊したけど、最後の一枚で食い止められてしまった。

 

 直後、壁や天井から真っ白いガスが噴き出した。これ、毒ガス!?とにかく、出来るだけ吸わないようにしないと…

 

 

 

「きゃあっ!」

 

「空ちゃ…むぐっ!?」

 

 

 

 空ちゃんの声を最後に、私は何かに目を覆われて……バチッ!と音がしたと思ったら、意識がすぐに遠くなっていく。

 

 トゥルイエ、モ…――

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 くそっ、ガスのせいで視界が悪いし、警報のせいで耳が痛くなってくる…!これじゃナノモンがどこにいるのか分かんねぇ!

 

「きゃあっ!?」

 

 唯一聞き取れたのは、空の悲鳴だった。アイツ、混乱に乗じて空とピヨモンを攫うつもりか!?

 

「空!!」

 

 …おかしい。空が襲われたのに、ピヨモン…っていうかバードラモンが見える。空中にいるあの赤っぽい鳥はバードラモンのはず。空だけ攫った…?

 

 

 

「結衣…?結衣!どこだ、結衣!?」

 

 俺の声に、返事が返ってくることはなく…煙が段々と晴れてきたが、思った通り結衣も、空もいない。あのクソ野郎…パートナーだけ攫いやがった!

 

 と、その時、出入り口の方からこっちに向かってくる一つの足音。姿を見た瞬間、思わず舌打ちをしてしまう。

 

「アンタ達、散々好き放題してくれたみたいね!」

 

「エテモン…こんな時に!」

 

「皆さん、ここは一時撤退しましょう!」

 

「待ってくれ、結衣がいねぇんだ!!」

 

「結衣さんが!?」

 

「空もいない!」

 

「何をゴチャゴチャ言ってるのかしらぁ!?」

 

 混乱する俺達にお構いなしという風にエテモンが突っ込んでくる。それをグレイモンとカブテリモンが迎え撃つが、グレイモンは角を掴まれてぶん投げられ、カブテリモンはジャンプしたエテモンに上から叩きつけられる。

 

「“メテオウィング”!」

 

「ふんっ!!」

 

「ぐあっ…!」

 

 バードラモンの攻撃を意にも介さず、バードラモンに直進。そのまま顔面をぶん殴って、バードラモンもダウンした。

 

 残っているのは…俺だけ。今ここで俺が出来るのは、一つの手段だけだった。

 

「太一、光子郎!隠し通路が他に無いか探せ!俺達が…ここを何とか食い止めてみせる!!」

 

「トゥルイエモン…分かった、ここは頼んだぞ!」

 

「太一さん、こっちに!」

 

 二人が部屋から出て行くのを、足音で把握する。その間もエテモンから視線を逸らしてはいなかったが、何故か動く気配が無かった。

 

「随分と大きく出たじゃない?本当にアチキを食い止められると思ってるの?」

 

「…うるせぇよ。こっちは今、腸煮えくり返ってるんだ。八つ当たりさせてもらうぞ」

 

 ほぼ同時に飛び出した俺とエテモン。そして同時に互いの顔面に向けて拳を突き出した。そして互いにヒットした…が、吹っ飛ばされたのは俺だけ。地力の差だった。

 

 壁にぶつかりそうになったが、体勢を立て直して、壁に足をつけて跳ぶ。出来るだけ部屋全体を使って、壁と壁、壁と天井を攪乱するように跳びまくる。

 

「こんのっ…ちょこまかと面倒くさい、わねぇ!」

 

「ぐはっ……!」

 

 エテモンが跳んだと思ったら、俺の腹に一撃を入れていた。目で追えなかった…!

 

 が、俺はエテモンの腕を掴んで、今度は吹っ飛ばされないようにする。

 

「この、離しなさい!」

 

「お前ら、やれ!!」

 

「だが…!」

 

「全力でいけ!!」

 

「“メガフレイム”!!」

 

「“メガブラスター”!!」

 

「“メテオウィング”!!」

 

 最初に適当にあしらわれたグレイモン達が立て直し、それぞれの必殺技がエテモンと俺に迫る。ギリギリまでしがみついて、直前で回避するつもりだった。

 

「“ダークスピリッツ”!!」

 

「なっ…くっ!」

 

 エテモンが、俺がしがみついている腕と反対側の手に禍々しい黒い球体を作ったのを見た瞬間、体に寒気が走った。これは、ヤバい。

 

「ぐあっ!」

 

 そう悟った俺は、気づいたらエテモンから離れていた。ナノモンの“プラグボム”とは比べものにならない程の威力。三体の必殺技が相殺されただけでなく、グレイモン達にもダメージが入ったらしい。後ろまで吹っ飛ばされて、壁も壊れている。そして、それぞれが成長期に退化してしまっていた。

 

「アグモン!」

 

「太一、ごめん…コイツ、強い……」

 

 しかも、太一と光子郎が壊れた壁の先の通路にいる…が、最悪な状況では無かった。既に天井が破壊されていて、ガルルモンとトゲモン、イッカクモンが穴の上に見える。どうやら先に救助に来てくれていたらしい。

 

 全速力で、エテモンの足を狙って、スライディングで攻撃。俺に後ろを向けていたからか、エテモンは俺の攻撃を食らって後ろに倒れ込んだ。その隙に、アグモン達三体を抱える。

 

「アイタっ!?」

 

「二人とも、結衣と空は!?」

 

「それがまだ…」

 

「今は逃げるぞ!太一、早く!」

 

 太一は…原作通り、高圧電流の隠し通路を怖がってしまったんだろう。どこか虚ろな雰囲気でヤマトに手を引っ張られていく。そういう俺も…情けない気持ちで一杯だ。今は逃げるのが最善だと、自分に言い聞かせているのにも腹が立つ。

 

 何が、俺が守るだ……何も守れていないじゃないか。

 

 





ちょっとグダってる感が否めない…というか、会話長くし過ぎましたね。読みづらくてすみません。

前書きの話に戻りますが、再来月からは通常通り15日更新しますので、よろしくお願いします。

それでは恒例のアニメ感想コーナー行きます。ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!










































それでは、早速アニメ感想やっていきましょう。

やっと、やっとテイルモンが出てきた!最初、テイルモンの声優さんが変わっていることに気づかずにいましたが、マリンエンジェモンの回で気づきました…でも、まさかダークナイトモンがテイルモンだったとは…確かに光があっさりついて行ったの、そういうことだったんですね~。

そして、ちゃんとテイルモンがエンジェウーモンに進化しましたね。パタモンがペガスモンになった時に、まさかネフェルティモンあるかと思いましたが、そんなことは無かった。02でシャッコウモン相手に戦っていたマリンデビモン、エンジェウーモン相手に完全にかませでしたね…

で、昨日の衛生狙撃作戦ですよ!ブリッツグレイモンに進化という…デジモン図鑑でネタバレ喰らっていましたが、ビックリしましたね!ペガスモンといい、今回進化分岐あるっぽいですね…皆さんはこれについてどう思いますか?アニメでは多分初の、パートナーデジモンの進化分岐…夢が広がりますが、賛否分かれそうですよね。

嬉しい点は、今後の進化でいろいろなデジモンが見れること。クーレスガルルモンとか、プレシオモンとか、ロトスモンとか、ちょっと考えただけでも夢が広がります。残念な点は、ストーリーがグダってる感が強い点ですね。とか言いつつ、この作品もグダってるわけですが…反省。



では、今回はこの辺で終わりにします。ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
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