デジモンアドベンチャー 優しさの少女と転生デジモン 作:Zelf
諸事情により執筆作業が滞ってしまいましたので、リハビリ回になってしまいました。
今回、少し短めです!
光が丘でマンモンを撃退した俺達は、九人目の選ばれし子供が太一の妹である光なのではないかと推測し、ひとまず全員自宅へと帰ることにした。
駅に入り、子供達が路線図とにらめっこしている間に、俺はこれから戦うだろうゲソモンとどう戦うかを考える。そして、俺はある可能性に気がついた。
ゲソモンとは無理に戦わなくて良いのではないか、という可能性だ。
原作でゲソモンが太一達に襲いかかった理由。それは、デジヴァイスの進化の光を目視したからだ。ゲソモンが偶々太一達の傍を通る時に、これまたタイミング良くモチモンがテントモンに進化した。その光を見たゲソモンは、選ばれし子供達がいると確信し襲いかかってきたんだ。
じゃあ、この偶然のエンカウントを回避したらどうなるか?答えは簡単だ、何も起こらない。ヴァンデモンの手下達は、選ばれし子供達と接触しない限り襲いかかってこない。奴らが無差別に襲いかかるようになるのは、ヴァンデモンが本格的に動き始めた後だ。つまりそれまでは無闇に人間に襲いかかることは無いということだ。
もしスルーした場合、問題になるのはゲソモンをいつ倒すことになるのかだが…ゲソモンはイッカクモンと一対一で戦っても勝てるくらいに弱い。つまり、俺でも一人で何とかなる。だったら、他の子供達と別行動している時に海辺に行って倒せば問題無い。いや、もしかすると…今夜にでもチャンスはある。
「というわけなんだが…ただ、この場合は俺達が倒さなくちゃいけない。どうする?」
「…私なら大丈夫。それに、この後に遭遇しない可能性もあるんだよね?じゃあ、出来るだけ出会わないように、お台場まで帰ろう」
戦うのが嫌いな結衣を、戦いに連れ出すのは正直気が引けるが…いや、これは乗り越えなくてはならないことだ。ゲソモンには悪いが、結衣が戦いに慣れる為の踏み台になってもらおう。
日も暮れ始めてきた夕方。俺は今、結衣の家の前にいる。
いやぁ…マジで何事も無くお台場に帰ってきたな。原作だと電車で寝過ごした描写があったはずだが、それも結衣が全員を起こしたことで回避。唯一の問題は、ミミがハンバーガーを食べたいと言い出したことくらいだ。それも結衣が何とか宥めたことで事なきを得た。
しかし、無事にお台場に着いたものの、今から全員で八神家にお邪魔するのもどうかということになり、今日は全員それぞれの自宅へ帰って、太一は光にデジヴァイスを確認する手はずとなった。
…まあ、俺達は夜に芝浦へ行くわけだが。ゲソモンをスルーしたとはいえ、八神家の飼い猫のミーコの行動を変えることは出来ていないだろうし。きっと、ミーコは原作通りにデジヴァイスで遊ぶ一連の流れをするだろう。あの猫を確保しなければならない。
「なんか…凄い久しぶりな感じ」
「……」
とにかく、今は結衣の久しぶりの帰宅なのだ。正直、何故か俺も少し緊張している。
俺は結衣の家族構成とか、そういう話を本人の口からはハッキリと聞いていない…
結衣の父親も…多分いるよな。
まあ、あの時はピッコロモンの幻覚だったが…あれを見た時は、事情は殆ど知らない俺でも理不尽な父親だと思ったものだ。そして、恐らくこの家にはあの父親も一緒に暮らしているはず。警戒しておくに越したことはない…はずだ。
「ロップモン、ビックリした?これが私の家…っていうか、私のお爺ちゃんの家だよ」
「爺さん?」
爺さんの家と聞いて、少し納得した。てっきりアパートとかに住んでいると思ったら、和風の一軒家だもんな。爺さんが和風なのが好みなんだろう。
「多分お爺ちゃんは中にいると思うから、人形のフリお願いね」
結衣の爺さんについてもう少し聞こうとしたが、結衣はすぐに玄関を開けて、ただいまーっ、と声を上げる。すると、少しして奥から結衣の爺さんと思しき人物が出てきた。
「ん?結衣、なのか?」
「ただいま、お爺ちゃん」
「お前さん、今日はキャンプではなかったか?」
「それが、キャンプ場に雪が降って中止になっちゃったの」
「なんと!こんな夏真っ盛りの時期に雪が降るとは、驚きじゃのう!」
「うん。ホント大変だったよ…」
ほっほっほ、と朗らかに笑う結衣の爺さん。なんか、思っていたよりも元気そうな爺さんだ。ヨボヨボの爺さんというよりも、健康的そうな筋肉が見てとれる爺さんだ。何か武術とかやってたのか?
「ところで…まーたそんな物を買ってきたんじゃな?」
「別に良いでしょ」
「うむ、中々可愛らしくて良いと思うぞ。そうじゃ、由恵ならもうすぐ帰ってくると思うぞ」
「うん、分かった」
そう言って、二階へと上がっていく結衣。どうやら二階に結衣の部屋があるらしく、結衣は迷うことなく一つのドアノブに手を掛けた。
「ここが、私の部屋だよ」
「おお…おう」
何か微妙な感想になった。結衣の爺さんが俺を見てあんな反応になったのも頷ける。結衣の部屋には、可愛いぬいぐるみやポスターなんかもあって、如何にも可愛い物が大好きな女子って感じの部屋だった。外観の和風建築とは合わないな…
「この部屋も、久しぶり…」
結衣が自分のベッドにダイブした。俺は結衣の部屋を見回してみる。パソコンやゲームもあるな。思ったより結衣ってインドアなのか…ん?
「なぁ、結衣。お前って何か習ってるのか?」
「え?ううん、何で?」
「いや、あれ」
結衣の部屋には似合わないような、無骨な胴着がそこにあった。空手とか習っているなら持っていても不思議じゃないと思うんだが…どういうことだ?
「あれは、お爺ちゃんが買ったの。一階に広い部屋があってね、お爺ちゃんにそこで合気道教わってるんだ」
「合気道…何か、お前の爺さんって強そうな感じするよな」
「他にも色々かじってるらしいよ。空手に柔道、剣道とか色々ね」
なんだ、その脳筋爺さん…下手したらデジモンと戦えるんじゃね?
そんな他愛ない話をしていたら、ガラガラと玄関を開ける音が聞こえた。そのすぐ後、階段を駆け上がるような足音が聞こえてきた。
「誰か来るぞ?」
「私のお姉ちゃんで由恵って言うの。私の七つ年上で、今年から新社会人なんだ」
七つも年上…ってことは、結衣の姉ちゃんは高卒で社会人になったのか。と、その時、部屋のドアからコンコンと音を出す。
「結衣!いるの?」
「はーい、いるよ」
ガチャ、とドアを開けてきたのは、スーツを着た髪の長い眼鏡をかけた女性。結衣が大人になったらこんな感じなのかもしれない。
「お爺ちゃんから聞いたよ、キャンプ残念だったね~」
「うん、でもまあ楽しかったよ」
「だったら良かった~…んっ!?」
(なんだ!?)
人形のフリをしていたら、姉ちゃんがこっちにバッと振り向いた。内心ビックリしていると、姉ちゃんは俺を思いっきり抱きしめる。
「何この子、可愛い~!!」
(ぐっ…締まってる、締まってる!)
「お、お姉ちゃん…」
「あ、ごめんね!キャンプ先で買ってきたの?凄く可愛いわね!」
「あー、まあそんなところ…そうだ、今日はご飯どうするの?」
「そっか、もう準備しないと!今日はオムライスにするから、楽しみにしててね~!」
そう言って、姉ちゃんは一階へと戻って行った…あ、嵐のような奴だったな……
「大丈夫?」
「お、おう…何とか」
「それじゃあ…そうだ、晩ご飯どうしよう?」
ああ、そうか…確かに小六の子供が人形を膝に乗せてご飯を食べるってのは無理があるか。
「そうだ、夜出た時にコンビニ寄っていく?」
「良いのか?」
「うん、お小遣い貰ってるから大丈夫」
「…分かった、そうしよう。悪いな」
「それじゃ、私は一階に行ってくるね。ロップモンはここで待ってて」
結衣も部屋から出て行き、一人きりになった俺。この後はまた戦うことになるんだ、今はゆっくり休んでおこう…
☆☆☆
「ご馳走様でした」
「ふふっ、今日はよく食べるわね~」
だって、久しぶりだったから…と心の中で呟く。お姉ちゃん達に久しぶりだった、とか言っても意味が分からないだろうしね…でも、本当に美味しかった。
「ふわぁ…」
「なんじゃ、結衣。もう眠いのか?」
「うん…ちょっと眠たくなっちゃった」
「慣れない場所で疲れたのかもしれないわね。寝る前に歯磨きするのよ?」
「うん」
この後、夜に抜け出すわけだから、早い時間に眠ったことにしておいた方が気づかれないかな。夜に外出するって言ったら…絶対二人とも心配するよね。さっさと部屋に戻ろうっと。
「ロップモン、入るよ~…あ」
小声でそう言って、部屋に入る。そこには、ベッドの上で寝転がるロップモンの姿があった。ベッドの横に座って、そっと頭を撫でる。やっぱり手触りが気持ち良い。
「う…あ?やべ、寝て…」
「大丈夫、まだそんなに時間経ってないよ」
「そう、か…すまん、気づいたら寝てたらしい」
「ロップモンにとっても、久しぶりのベッドでしょ?気にしなくて良いよ」
前にベッドで寝たのは…デビモンのあの幻の館の時。それも警戒していたから、殆ど寝てないもん。安心して寝られるのなんて、本当に久しぶりだもんね…私も多分、ベッドに入ったらすぐ寝ちゃいそう。
「…そろそろ行くの?」
「ああ…準備出来たら行くぞ」
「うん」
急いで支度をして…最後に部屋の鍵がかかっていることを確認。荷物も問題無いことを確認出来たら、窓を開けて屋根に足を降ろす。
「なんか、手慣れてないか?」
「四年生くらいの時、ここから外に遊びに行ったことがあるんだよね…あの時はかなり叱られて、それからは一度もしてないよ?」
窓を閉めようとした……その時。
コンコン!
「結衣、起きてる?」
「ビックリした…お姉ちゃん?」
ロップモンと顔を見合わせて、ロップモンが頷く。ひとまず部屋に戻って、窓を閉めてからドアを開けた。
「お姉ちゃん、どうしたの?」
「まだ起きてたのね、泉さんからお電話よ」
「泉さん?…あ、光子郎君かな。今行くよ」
どうやら私達が想定していたよりも早い時間に、ヴァンデモンの手下が動いたみたい…急がないと不味いかも。
「はい、もしもし?」
『結衣さん、良かった!光子郎です!』
「光子郎君、どうしたの?何かあった?」
『ええ、実はですね…』
光子郎君が言うには、ゲンナイさんが光子郎君のパソコンに搭載した機能で、芝浦に未確認デジモンが上陸したことが分かって、それで選ばれし子供達全員の家に電話しているみたい。私は三番目だから、他の皆にも電話してみるそうだ。その間に私達は、光子郎君の家の前に向かうことになった。光子郎君の家の住所を聞いて、メモに書き記しておく。
「分かった、すぐ向かうね」
『お願いします!それでは』
受話器を置いて…私は、お姉ちゃんとお爺ちゃんがこっちを見ていることに気がついた…どうしよう。
「結衣、どこか行くのかの?」
「えっと、ちょっと急ぎの用事があって…ダメ?」
「ふーん…」
お姉ちゃんから、疑念の眼差しを感じる…やっぱり、小学生には暗くなる時間帯に出歩くのは難しいのかな…?
「少し心配じゃのう…大丈夫か?」
「良いんじゃない?結衣はしっかりしてるから、あまり遅くならないうちに帰ってこれるわよね?」
「うん、もし遅くなりそうになったら公衆電話で電話するよ!」
「じゃあ良し!あ、そうだ!自転車使う?」
「ありがとう、お姉ちゃん!行ってきます!」
「気をつけるんじゃぞ!」
一度部屋に戻って、ロップモンその他を回収して、玄関から外に出る。家の庭にある自転車の籠にロップモンを入れて走り出す。
「急がなきゃ!」
「さっきの電話、やっぱ芝浦か?」
「うん!光子郎君の家の前に集合だって!」
出来るだけ速く移動している中、大事なことを忘れるところだった。
「そうだ、何食べたい?」
「そうだな…ハンバーガーとかが食いてぇ」
「ふふっ、ミミちゃんみたい」
「実はあの時から何となく食べたいと思ってたんだ」
「じゃあ、途中で買ってくるね!」
コンビニでハンバーガーを買って、ロップモンに渡す。私も食べたいと思ったけど、さっきいっぱい食べたから遠慮した。これ以上は、ちょっと…色々気になるし。
「う、うめぇ…!」
「そんなに感動してもらえて良かったよ」
まだそれ程遅い時間じゃないけど、人通りは少ない路地を通っているから、こうしてロップモンがハンバーガーを食べていても気にする人はいない。それにロップモン、こっち向いて食べてるしね。両手でハンバーガーを持って頬張ってるロップモン、凄く可愛い。
自転車で移動すること数十分。光子郎君の家と思われる建物が見えてきた。入り口には、光子郎君と…何アレ?光子郎君より小さい、カッパを着た誰かがいる。もしかして…?
「結衣さん!」
「光子郎君、連絡ありがと…ふぅ、疲れた」
「光子郎、他の奴らは?」
「他の皆さんは、どうやらもう寝てしまったみたいで…」
「わてらだけでも、何とかしましょ!」
「あ、やっぱりテントモンだったんだね!」
よーく見てみると、足がそのままだし…まあ、これだけ暗いなら気づかれないか。
ここからはタクシーで移動して、芝浦まで急ぐ。ここからならそれ程遠くないし、時間もあまりかからず、無事に芝浦までやって来た。
「ここにデジモンが…」
「ええ、そのはずです。探してみましょう!」
「…いや、その必要はないらしいぞ」
ロップモンがそう言いながら、耳であっちを見ろとジェスチャーしている。
見えたのは、ドロドロとした巨大な物体だった。どうやら、こっちに向かって一直線に来てる。
「な、なんやアイツは!?」
「…レアモンって奴だ!」
「もうここまで…あれ?」
そのドロドロのデジモン、レアモンの手前に、こっちに全速力で駆けてくる猫が見えた。その猫が加えている何かが、ピカピカと光ってる。もしかして、あの猫が…?
「ロップモン、あの子を捕まえられる?」
「任せろ!」
ロップモンが地面に降りて、猫の向かう先を通せんぼした。猫は方向転換しようとしたけど、ロップモンが耳を使って猫をグルグル巻きにして捕まえた。
猫を抱きかかえると、やっぱり何かを加えている。そして、この猫は首輪がついていた。
「光子郎君、これ…!」
「これは…デジヴァイス!?」
「なんやて!?」
「レアモンは、このデジヴァイスを狙っているらしい。とにかく、一旦奴を倒すぞ!」
ロップモンが前に出て、私はデジヴァイスを取り出す。テントモンも着ていたカッパを脱ぎ捨てて、ロップモンに並んだ。
「ロップモン、進化――っ!!トゥルイエモン!!」
「テントモン、進化――っ!!カブテリモン!!」
トゥルイエモンとカブテリモンが、レアモンと相対する。その間に私と光子郎君は、少し離れた物陰で隠れる。
「カブテリモン、お前は上から狙え!俺がコイツの動きを止める!」
「よっしゃ、いっちょやったるで!」
トゥルイエモンはレアモンの体を辻斬りのように鉄爪で攻撃し続けている。その間にカブテリモンは上空へ退避して、攻撃を入れるチャンスを窺ってる。
トゥルイエモンじゃ、あのレアモンには殆ど攻撃を入れられないよね…トゥルイエモン自身、それが分かっているからダメージにならなさそうな攻撃をして気を引いているんだ。
レアモンの狙いもトゥルイエモンだけに集中し始めて、何度か口からヘドロを出して攻撃している。それでもトゥルイエモンには攻撃が当たらない。それにしても、レアモンが段々私達から遠ざかっているような…何処行くつもりなんだろ?
「トゥルイエモン!どこまで行くの?」
「このまま海まで向かう!ここじゃ周りに被害が出るだろ!」
トゥルイエモンはどんどん海の方へとレアモンを誘導していく。確かに、ここはトラックや倉庫が多くて、周りに被害が出やすいと思うけど…何でわざわざ海に誘導しているんだろ。トゥルイエモンが翻弄して、カブテリモンがトドメの一撃を入れる。それで終わりのはずなのに…
とうとう、トゥルイエモンは背水の陣…もう一歩でも下がったら海に落ちてしまう位置まで来てしまった。レアモンも勝ちを確信したのか、トゥルイエモンの逃げ場をなくすようにジワジワと迫ってきている。
と、その時。トゥルイエモンの真後ろから、巨大な影が現れた。
「あれは!?」
「あれは…ゲソモンというデジモンです!あれではトゥルイエモンが…カブテリモン!」
トゥルイエモンの狙いはこれだったんだ!ゲソモンとレアモンをまとめて倒す為に、ゲソモンをおびき出す為に海の近くまで向かっていたんだ…また無茶して!
ゲソモンが触手を、レアモンがヘドロ攻撃をほぼ同時に放った。危機に陥ったトゥルイエモンは、ゲソモンに向かって飛びかかった。
ゲソモンを足場にして、攻撃を回避。また陸地へとジャンプして戻ってくる。
「今だ!!」
「“メガブラスター”!」
カブテリモンは、レアモンに向かって電撃を放った。レアモンは大きな爆発に巻き込まれる。カブテリモンはさらにもう一撃を、ゲソモンに向かって放つ体勢をとる。
ゲソモンもカブテリモンの攻撃が脅威と感じたのか、海に潜ろうとしている。僅かに、カブテリモンのチャージが間に合わない。
そう思った時、トゥルイエモンが動いた。
「くらえっ、“巖兎烈斗”!!」
トゥルイエモンの攻撃で、ゲソモンの体が大きく凹む。その状態で、トゥルイエモンが高速で回転。ゲソモンの体を…貫いた。
データの粒子となった二体のデジモンに合掌して、その場を後にすることにした私達。ちなみに、ロップモンが捕まえたあの猫も一緒にいる。
「それにしても、この猫は一体…恐らく、この猫の飼い主が九人目の選ばれし子供だと思うんですが」
「うーん…とりあえず、私の家で預かるよ。明日、皆で集まった時に連れて行く」
「分かりました。では結衣さん、今日はありがとうございました」
「こちらこそ!また明日ね、光子郎君!」
「はい!また明日!」
光子郎君の家から、また自転車に乗って家まで向かう。行きと違うのは、籠に入っているのがロップモンだけじゃなく猫もいることかな。ロップモンが頑張って猫を抑えてくれている…可愛い。
「お前の家、猫とか急に連れて行って大丈夫か?」
「うーん…多分?大丈夫だよ」
「なんだそりゃ…それより、今日の作戦は良かっただろ?」
「作戦って、ゲソモンをおびき寄せたやつ?」
「そうそう!上手くいってただろ?」
うーん…それは流石に結果論だと思うんだけど。
「あれ、実はたまたまでしょ?」
「そんなことねぇって!ゲソモンなら、俺でも倒せると思ってたんだよ!」
自信満々にそう言うロップモン。どうやら本当に狙っていたみたいだけど…次からはちゃんと教えて欲しいな。
その後、家に着いた私達は、猫のことをお姉ちゃん達に話して、今日一日だけ預かる事になった。そして、私とロップモンはベッドに入ってすぐに、眠りについた。
如何でしたでしょうか?今回からかなり原作と変わると思いますが、上手く描写出来ているのでしょうか…かなり不安です。
また、皆様にお知らせでございます。来月の更新なんですが、まだ自分の諸事情が長引いており、更新出来るかどうか微妙でございます。なので、そんなに期待せずにお待ち頂けると嬉しいです。十二月も更新するつもりではいますが、もしできなかったらごめんなさい!更新出来なかった場合は、一月に更新することになると思います。
あと、アニメの感想が少し。ゴーストゲーム面白いと感じました!声優さんも豪華だし、これからどうなるのかとても楽しみです!
以上で終わり!皆様お付き合い頂きありがとうございました!