潜水棲姫と潜水新棲姫と一緒に散歩に出かけた日の夜。
私は今夢の世界で正座をしていた。
もちろん正面にはレ級がいる。
なぜこのようなことになっているかというと、昼間に敵の潜水艦を蹂躙した時のことだ。
私は艤装を出さずに戦った。
つまりレ級は戦うことができなかったということだ。
なのでレ級は今とてもご立腹なのである。
「聞いているのかい!」
「聞いてるよ。ほんとごめん。代わりにこれから1週間、夢の中で戦うからさそれで許してくれ。」
こういうと大体のことは許してくれる。
「絶対だからな!約束な!」
ほらね。
それから私はこの1週間夜の間レ級と戦い続けた。
1ヶ月が過ぎた。
この1ヶ月は本当に平和だった。
昨日までは。
私が電と一緒に談話室でくつろいでいると飛行場姫が慌てて入ってきた。
「レイはいる!?」
「どうしたんだ?」
「敵が私の陣地の攻めてきたの!」
飛行場姫の言っている陣地とはアイアンボトムサウンドのことだ。
そのアイアンボトムサウンドに敵が攻めてきた。
あの提督はやはり裏切った。
人間は嫌いだ。
「わかった。すぐに向かう。」
「電も行くのです!」
「無理しなくていいんだぞ?」
「大丈夫なのです。電も助けてもらったから恩返しをしたいのです。それにここでの生活を失いたくないのです。」
電の決意は固かった。
電も連れて行くとしよう。
「よし、電すぐに向かうぞ。」
「なのです!」
私達は急いで浜辺に向かい艦載機を発艦する。
それに乗りアイアンボトムサウンドに向かう。
道中電が相変わらず牛乳を飲んでいた。
作戦として電には飛行場姫の近くについてもらうことになった。
そして私が殲滅することになった。
『もちろん僕も戦うからね!』
レ級もやっと実践ができるので気合が入っている。
さぁ、お姫様の敵に恐怖を与えてやろう。
アイアンボトムサウンドの上空までやってきた。
私の電探の反応からして恐らく200名近くの敵がいる。
もう艦隊戦の領域を超えているな。
電も背負って飛行場姫の近くに飛び降りる。
ズッガーン!
ちょっと地面にヒビが入ってしまった。
「もうちょっといい降り方は無かったの?」
飛行場姫に怒られてしまった。
「助けに来たのです!」
「えぇ、ありがとう。正直あと少しでやられそうだったわ。」
「危ないところだったようだな。間に合ってよかった。」
本当に危ないところだったようだ。
主砲は折れ曲がっており、まだギリギリ艦載機は飛ばせるようだがそれでも大破一歩手前の状態だ。
分体とはいえお姫様に変わりはない。
許すまじ。
「電は飛行場姫を守ってあげて。私は殲滅しに行く。」
「了解したのです。」
「ありがとう、レイ、電。」
艤装を展開する。
『ヒャッハー!テンション上げて行くぞー!』
君はどこの世紀末だい?
そんなことは今はどうでもいい。
まずはこの海域全体に私の殺気を放つ。
人間がこの殺気を受ければ余裕で気絶するだろう。
そして私の予想通りイロハ級と戦っていた艦娘たちが一瞬立ち止まる。
その間に艦載機を発艦し接近して行く。
すると私のことを見つけたのか一斉にこちらに注目してきた。
そして全力で攻撃を開始してきた。
まぁ、当たりそうな弾は全てはじくが。
私も攻撃を開始する。
主砲を撃ち魚雷を発射する。
私は魚雷の後をついていき接近する。
さらに主砲を撃つと駆逐艦と思われる子に命中し轟沈。
接近し近くにいた駆逐を握りつぶす。
主砲を撃ち魚雷を発車し蹴って殴って噛み付いて。
あらゆる方法で目の前にいた敵を殺して行く。
そして近くにいた敵がいなくなったのでさらに後方にいた敵の方へ行く。
『レイ!下!』
レ級の忠告が聞こえた時には遅かった。
私の真下から魚雷が発射されていて命中しよろけてしまった。
油断していた。
私にとってこの程度でダメージを受けることはない。
だがこれにより私に隙ができてしまった。
この隙を見逃すほど敵も甘くはない。
私に主砲と魚雷、艦載機が殺到した。
体制を整えきれずに全てが命中し私は轟沈した。
2つに分けます。