〜とある執務室〜
「提督これでよかったんですか?」
「これでいいんだ。これで僕が元帥の地位になれるさ。」
提督の目の前には10人の妖精達がいた。
「においきついー」
「わたしたちのめはごまかせないのです。」
「またはいりたい…。」
そんな妖精達の報告を聞いて提督は妖しく笑っていた。
〜〜〜-〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日は大本営に行かなければならない。
何で私が態々敵の本拠地に行かなければならないんだ。
行きたくないな。
でももう目に前に大本営あるんだよな。
はぁ、行くか。
大本営の建物は結構でかかった。
外から見ただけでわかる。
まずロビーに入って受付のところに向かう。
なぜかって?大淀に言われたから。
受付に行くと第1会議室へ行けとのことなので第1会議室を目指す。
第1会議室はエレベーターで登って5階にあった。
遠慮なく入って見渡すと空いている席は1つしかなかった。
もう全員集まっていたようだ。
まぁ空いている席は端っこの方だったので会議中はそんなに目立たないだろう。
途中「何であいつが…。」と聞こえたような気がしたけど構わず進む。
さてここで1つ疑問がある。
ここにいる人間は後ろの方に艦娘を連れていた。
私は艦娘を連れてきていない。
あれ?これバレてんじゃね?
席についてそんなことを考えていると爺さん(元帥)が入ってきた。
一目でわかった。
だって前に電と牛乳取りに行った時に喋った人だったもん。
当の本人は私を見るとものすごく驚いていた。
ああ、これ詰んだわ。
爺さんが連れている艦娘は前に見た大和と武蔵。
どうしようか。
ここにいる奴ら全員殺して逃げるか。
もうバレていることだし。
私は爺さんと最前線にいた提督を見てみた。
爺さんは入ってきた時と変わらずにいるが最前線にいた提督はプルプル震えていた。
……ちょっと面白いな。
というか誰も喋ってないけどこの会議大丈夫なのか?(笑)
「……何でここにレイ君がいるのじゃ?」
静寂を破ったのは爺さんだった。
しかもストレートに聞いてきた。
「何でと言われてもここに行けと言われたから来ただけ。もう帰っていい?」
周りの提督どもが驚いていた。
まぁそうなるな。
「はぁ、あやつが言っておったのはこういうことじゃったか。」
あやつっていうのは佐世保のクソ提督のことだろうな。
あいつ、嫌い。
突然私が入ってきたドアが開いて続々と艦娘が現れた。
「そやつは深海棲艦じゃ。それも問題となっていたレ級壊fragship じゃ。今ここで其奴を確実に討伐するぞ。」
周りにいた提督と艦娘が戦闘態勢を取った。
提督は艦娘の反乱が起きた場合1人で制圧するために特殊な訓練を受けているらしい。
これは横須賀の執務室にいる時に知った。
ということでここで危険なのは提督ということだ。
気をつけて戦うとしよう。
「ははっ。艤装を持ってない深海棲艦なんてカモだろ。おれがやってやらぁ!」
なんか1人飛び出してきた。
なんで周りと連携しないんだろ?
伸ばしてきた腕を掴んでそのまま引き寄せる。
そして今度は頭を掴んで握り潰す。
ぐちゃぐちゃになったものを見て何人かの艦娘が吐いている。
免疫なくて大丈夫なのか?
そもそも誰が艤装を持ってないと言ったんだ?
あっここはあれを言おう。
「いつから私が艤装を持ってないと錯覚していた?」
暇だからネタを振ってみる。
そして私はちゃんと尻尾を1つだけ出す。
『ようやく僕の出番だね!』
「聞いていた通りの化け物だな…。」
今度は艦娘達がきた。
慣れないことはするものじゃないよ?
私はレ級に指示し1人の提督に照準をつける。
そのまま撃つ。
当然弾は提督に当たり死んでいく。
この場所は私に非常に有利な戦場だ。
なぜなら私には守るべきものがないが相手は提督を守らなきゃならない。
そして何より近接戦において私の方が艦娘よりは強い。
捌いて、殴って、払って、蹴って、撃って。
あらかた片付けた。
後は提督と提督についている艦娘達だけだ。
さて更にもう一つ艤装を出すとしよう。
暗黒剣を取り出す。
「なっ!?」
「なんだあれは…。」
「ヒィィィ!」
逃げようとしたブクブク太ったやつを斬る。
「おい、今の見えなかったぞ…。」
「この化け物め!」
さて残りは13名。
というかここまでやったら日本壊滅じゃね?
逃す気は無いがな。
「……大和、武蔵行けるか?」
「やれと言われたらやるしか無いじゃ無いですか。」
「ようやく私の出番か!」
……むぅ。
めんどいのが来た。
正直この2人とは戦いたく無いな。
ほら異世界モノで勇者は魔王特攻とかあるじゃん?
この2人はまさにそんな感じなんだよね。
ものすごく嫌な感じがするんだよ。
だから私は逃げることを選択する。
私は自分の主砲を出して壁めがけて撃つ。
だけど相当頑丈なのか穴が空かなかった。
「逃げようとしても無駄じゃ。ここは艦娘と深海棲艦の艤装を研究してできた合金で作られておる。そんな簡単に壊れるわけがないのじゃ。」
ふむ。
態々説明してくれるとは。
じゃあ斬るか。
斬ったら普通に外に出れるようになった。
剣って便利だね。
「流石にその2人と戦うのは嫌。だからバイバイ。」
そう言って私は5階から飛び降りた。
もちろんその前に艦載機を出してるけどね。
こうして私はようやく脱出することができた。
はぁ、疲れた。
〜とある執務室〜
「元帥までやれよ!なんでそこで引くんだよ!」
1人の思惑が潰れていた。
ちなみに会議室の様子は隠しカメラを使ってみていました。