私は島に帰る途中重大なことに気づいた。
それは何かと言うと、艦娘が死にすぎたことだ。
どういうことかと言うと帰り際、私は自重せずに堂々と日本の上空を飛び、日本各地を見て回った。
その時に鎮守府も見たんだけどなんとほとんどの鎮守府が必要最低限の人員しかいなかったのだ。
おそらくというか確実に私が原因だろう。
1つはアイアンボトムサウンドでの戦闘。
あの場には確か200名を超える艦娘が来ていたはずだ。
そして今回の大本営での戦い。
数は数えていないが相当数の艦娘を殺した。
……そういえばあの場にいた提督もほとんど殺していたな。
まぁいいか。
そんなわけで私が日本上空を堂々と飛び回っていたわけだ。
正直今日本攻めれば終わりな気がする。
あっでも大和と武蔵がいるから無理かな。
そろそろ飽きてきたから島に帰るとしよう。
そして島を目指すこと数時間が経過した。
そろそろ最前線だろうと思われる場所で私はあることに気づいた。
なんとイーちゃんを見つけたのだ。
イーちゃんは私を見つけたらしく飛び跳ねている。
そしてイーちゃんの横には艦娘がいた。
つまりまた艦娘を拾って連れて帰ろうとしていたのだ。
私はイーちゃんの隣に飛び降りた。
バシャーン!と水しぶきが上がるがそんなのお構い無しにイーちゃんが近づいてくる。
「キュキュッ!」
イーちゃんが私の周りを飛び跳ねている。
そんなに私が好きか……。
「キュ⸜( '꒳' )⸝」
艦娘の方を見るとなんと電の姉の雷だった。
………イーちゃんは第六駆逐隊を集めるのが好きなのかな?
「キュイキュイ。」
あっ首を横に振ってる。
「キュキュイ。キュイキュキュ、キュイ!」
おそらくこう言ってるのだろう。
「違う。偶然見つけたのがあの2人なの!」
こんな感じかな?
「キュイ!」
合ってるそうです。
もうイーちゃんの言葉がわかるようになってしまった……。
まぁいいけどさ。
「キュキュイ?」
え?今帰ってる途中なのかって?
イーちゃんがコクコク頷いている。
あぁそういうことか。
帰るついでにイーちゃんと雷も連れて行って欲しいのか。
「キュイ!」
それくらいならおやすい御用さ。
これで電も喜ぶだろうな。
ん?喜ぶよな?
牛乳優先したりしないよな?
不安だ…。
さてそうと決まったら乗りな。
雷は私が背負っていく。
イーちゃんが艦載機に乗ると出発させた。
あっそうだ、島に帰る前に途中でアイアンボトムサウンドの飛行場姫に会いに行くとしよう。
おそらく心配させただろうからな。
というわけで方向転換しアイアンボトムサウンドへ。
アイアンボトムサウンドに着くと飛行場姫が駆け寄ってきた。
前回の戦闘の時の傷も回復しているようだ。
安心安心。
「レイ!無事だったのね!」
そう言いながら抱きついてくる。
よく見ると涙を流していた。
かなり心配させていたようだ。
「ちゃんと帰ってこれたよ。私が死ぬわけないでしょ?」
「それは分かっているんだけどやっぱり心配しちゃうわよ。だって貴女あの時1回沈んだでしょ?」
…あれは確かに心配するね。
沈む=死だからな。
………よく考えると私って化け物じゃない?
圧倒的魔王感が凄いんだけど。
「本当に無事でよかった。オリジナルの方にも連絡しておいたから早く行ってあげて。島のみんなもかなり心配していたわよ。」
「わかった。また時間ができたらここに来ることにするよ。」
「えぇ。それじゃあまたね。」
そう言って私は飛行場姫と別れた。
ようやく島に帰れた。
島が見えてくると浜辺の方に全員集合しているようだった。
最初に気づいたのかほっぽちゃんが手を振っていた。
相変わらず可愛いな…。
ほっぽちゃんが気づくのと同時にみんなが手を振ってくれた。
お姫様の前に降りると電が飛びついてきた。
「レイさん!無事でよかったのです!」
泣きながら喋っていた。
「おかえりなさいレイ。」
「よく戻ってきた。」
「お疲れ様。」
「わーい!お姉ちゃんが帰ってきた!」
相当心配してくれていたようだ。
「ただいま。みんな。」
ここはいいところだ。
私の大好きな場所だ。
これからもみんなで笑って過ごしていきたい。
「キュイ〜♪」
ごめん。
最後になんて言ってるかわからないです。
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